« (メモ)新潟2-3浦和 | トップページ | 牛丼・カレー@吉野家 »

2011.08.15

【観戦記】11年第22節:新潟 2-3 浦和

 ここへ来て3連勝と好調が伝えられた新潟ですが、3連勝の原動力が何なのかさっぱり判らないくらいほどミスだらけで、試合内容的には浦和の完勝。なぜか新潟は浦和が極端に苦手で、その苦手意識が災いしたとしか思えませんが、浦和も浦和で楽に勝てる試合をきっちり勝ちきるプランを持ち合わせておらず、いたずらに試合をややこしくしてしまいました。

 早い時間帯に先制点を挙げ、さらに前半のうちに追加点。PKで1点を返された直後に新潟の追撃意欲を殺ぐ3点目と理想的な試合展開。しかも新潟の攻撃は稚拙で、守備陣が完全に崩された場面はほとんどないにも関わらず、試合終了までぐだぐだ感は否めず、ロスタイムにくだらないファウルでまたしてもPKを与え、スコア上は競った試合になってしまいました。

 マルシオの出場停止で、ついにトップ下で自由を得た直輝。クソ暑い中に前後左右に動きまくる直輝の存在感は絶大で、後半は攻守に効きまくり。直輝の1/3くらいで良いから、途中投入のマゾーラやセルが守備に動いてくれたら浦和は楽勝だったんですが・・・

20110814020

-----蘭子-----
原口---直輝---達也
---柏木--啓太---
平川-永田--暢久-峻希
-----加藤-----

64分:暢久→スピラノビッチ
65分:ランコ→マゾーラ
68分:達也→セル

 マルシオの出場停止で直輝がトップ下。右SHに達也が入るところまでは予想通りでしたが、ウェールズ遠征帰りのスピラはさすがにコンディションに問題があったようでベンチスタート。代わりに久しぶりに暢久がCBに。U-22代表から外された原口は今日も今日とて強行出場。

 で、その原口が右サイドからエリア内中央へ斬り込んでチャンスメーク。エリア内でのパス交換を経て最後は原口がゴール。

 前節の神戸の厳しいプレスを見た後だと、新潟の立ち上がりはぼんやりとしか言いようがなく、その隙を突いて浦和が早々と先制。ただ強行出場を続ける原口はその後全く良いところなし。無理に無理を重ねた結果なので致し方ないのでしょうが・・・ しかも達也が後半傷んでしまったためにこの日もフル出場。

 その後も浦和の出来はぱっとしませんでしたが、新潟はそれ以上に不調。2トップへのロングボールがやや目立つくらいで戦術的な意図がはっきりしないまま前半終了。ただ浦和は啓太のパスミス×2でひやっとした他、達也のバックパスが相手に渡ってピンチになる局面も。直輝が入ると柏木が生き生きする反面、パス精度に難点がある啓太が弱点を顕にするのは昨年同様でしょうか?ぼちぼち小島の出番かも・・・

 低調な新潟を尻目に浦和は柏木のFKから最後は永田が決めて追加点。滅多に決まらない浦和のセットプレーですが、なぜか新潟戦に限って炸裂。

 2点ビハインドになった新潟は後半からはっきりとした浦和DFラインの裏狙い。浦和の両CBがなんとか新潟2トップを抑え込むかと思いましたが、前半にイエローをもらった暢久の対応が甘くなったのかロペスに裏を取られ、飛び出した加藤がロペスを倒してPK与。ゴールライン上で踊る加藤はミシェウのPKに掠りもせず。

 これで一気に新潟に流れが傾くかと思いましたが、縦パスで達也が新潟左サイド裏に抜け出し、折り返しを中央でどフリーの直輝が難なく決めて新潟の反撃意欲を殺ぐ3点目。ただオフサイドポジションにいたランコがプレーに関与していると判断されても仕方がない場面でもありました。

 2点リードした浦和がイエローをもらった暢久をスピラに代えるのは至極妥当。完全にガス欠のランコ(ランコのキープ力をこの試合でも上手く使えず・・・)をマゾーラに代えてカウンターを狙うのも理解できる範囲ですが、問題は負傷した達也の代わりにセルを入れたこと。面子を見ればセルしかいないかなぁとも思いますが、そもそもサブの面子がやたら攻撃偏重で、リードしている局面で打つ手が限られているがゆえに生じた窮地ともいえ・・・ 

 マゾーラはカウンターのチャンスで独力でフィニッシュまで持ってゆく(といってもパスを選択したほうがマシな場面も多々)ので、新潟に反撃の機会を与えない意味でそれなりに働いているのでまだマシですが、攻守に何の役にも立っていないセルはなぁ・・・

 全くといって良いほど守備をしないマゾーラとセルの分を直輝と柏木が中盤を駆け回ってかろうじて穴埋め。新潟は盛んにSHの選手を入れ替えてきましたが、最初から最後までサイドに展開するところでミスが続出し、ほとんど浦和守備陣を崩せず。終盤やや不恰好ながらも浦和楽々逃げ切りかと思っていたらロスタイムに「うっかり永田」がエリア内で実に詰まらないファウルを犯してまたしてもPK献上。これまたGK加藤は掠りもせずに一点差。ロスタイムもほとんど残っていない時間でのPKだったので事なきを得ましたが、とても強いチームとは言い難いドタバタ感満点の幕切れでした。

20110814024

---ミシェウ--ロペス--
チョ--------田中
---本間--三門---
酒井-菊地--千葉-村上
-----小澤-----

67分:チョ・ヨンチョル→アンデルソン
76分:田中亜→鈴木
83分:酒井高→藤田

 この試合は新潟のサイド攻撃が全くといって良いほど見られず。チョも田中もほとんど消えたままなので、両SBも攻撃に加わりようがなく、U22代表酒井の見せ場が皆無。これじゃ単純な縦ポンによるDFライン裏狙いに頼らざるをえなくなるのも道理ですが、浦和のスピラ投入でその攻撃もフェードアウト。

 PK2本で1点差にはなりましたが、試合内容は完敗といって差し支えないかと。

|

« (メモ)新潟2-3浦和 | トップページ | 牛丼・カレー@吉野家 »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17585/52476870

この記事へのトラックバック一覧です: 【観戦記】11年第22節:新潟 2-3 浦和:

« (メモ)新潟2-3浦和 | トップページ | 牛丼・カレー@吉野家 »