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2011.08.24

【展望】11年第23節広島戦

・全く見所のない試合内容で降格圏にいる甲府に破れ、残留争いから抜け出すのに失敗。まぁこの試合内容で残留争いから脱出できると考えるほうがどうかしているような・・・ 浦和の残留は最終節近くまで決着しないでしょうな。

・足下3試合で8失点。夏場は怪我人や出場停止を除けばほぼスタメン固定だったため、出ずっぱりの峻希や啓太は目に見えて調子を落としています。強行出場を繰り返している原口も同様。といっても、この辺りの面子を調子に応じて入れ替える術をペトロが持っているとも思えず。特に原口なんかはその存在自体がペトロの「心の支え」と化してますし・・・

・体調不良で前節スタメン落ちしたマルシオの復調度合いも気になりますが、復調したら復調したで直輝との兼ね合いが気になります。前節何の落ち度もないように見えた直輝をハーフタイムで下げてしまったところを見ると、ペトロはまたしても直輝をスタメンから外す暴挙に出るような・・・

・今年の浦和を見ていてある意味非常に残念なのは「負けて悔しい」とは全く思わなくなったこと。負けるべくして負けている、こりゃ勝てないなと思いながら見ていたら案の定その通りになってしまう。だから帰り道も意外とさばさば。監督・フロントとも敗因を改善しようとする能力も意欲もありませんし、こちらは諦念の境地でピッチを見つめるだけ。

・前日の監督コメントでは急に選手のコンディションについて言及しだしました。啓太がベンチ外になることを明言。他にランコや達也、それに前節スタメン落ちしたマルシオも万全ではないとポロリ。100%でない面子に、強行出場を続けているうちに完全にパフォーマンスが劣化してしまった原口が入らないあたりは失笑を禁じえませんが、甲府戦の惨敗はペトロなりにショックで、スタメン見直しを考え出したのでしょう。

・対する広島は目下2連敗。ただダイジェストを見る限り、決定機はそれなりにあってそれを決められずに負けているだけ(それが広島らしいといえばそれまでですが)で、同じ負けでも浦和とは内容がだいぶ違うような・・・

・ビッグアーチでの対戦では専守防衛が奏功してスコアレスドローに持ち込みましたが、寿人なり李なりの飛び出しをどう封じるのかが鍵ですが、甲府戦と同じようなやられ方をするようであれば、今後怒涛の連敗もありうるでしょうなぁ・・・

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<前節:鹿島 2-0 広島>

-----寿人-----
---高萩--浩司---
山岸-中島--青山-ミキ
-水本--和幸--森脇-
-----西川-----

HT:森崎和→盛田
71分:山岸→ムジリ

・5月に頭蓋骨骨折の重傷を負った水本が、約3カ月半ぶりに公式戦復帰。ヘッドギアを着けてフル出場。

・李は体調不良で欠場。

・それ以外は前回対戦時と大きな変化なし。左WBに服部と山岸を適宜入れ替えているのが目立つくらい。

・前回対戦時に途中から出てきたトミッチは使い物にならないのか、その後1試合使っただけ。また李の成長で出番を失った山崎が山形へ移籍。

<前回:広島 0-0 浦和>

-----寿人-----
---李---ムジリ--
服部-中島--浩司-ミキ
-横竹--和幸--森脇-
-----西川-----

60分:ムジリ→高萩
66分:森崎浩→トミッチ
70分:服部→山岸

 スタメン、選手の配置、及び戦いぶりを見れば負けないことを最優先としたのは明らか。降格圏にいるチームが2位にいるチームと遠方のアウェーで闘うのですからまずは勝ち点1を狙いに行くのは当然です。

 そしてその狙い通りに勝ち点1を確保し、かつ試合内容も共に低調ながら相手を上回っていたのは確かなので、まずまずの試合だったと評価して然るべきでしょう。

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