紀州紀行(2):食事はまぐろ三昧
(紀州紀行(1)から続く)
紀伊勝浦に到着して早速昼飯。紀伊勝浦は日本屈指のマグロ漁の基地で、当然ながらマグロを売り物にした店が並んでいます。もっとも回りを山に囲まれた町で、しかも大阪からも名古屋からも遠いという立地が災いしてか、美味い魚を食うために観光客がわんさか押し寄せる風ではなく、非常にこじんまりした街です。
往訪したのは駅前の「山賀」。
お勧めNo.1の「ミックス丼(1500円)」を注文。先客、後客ともゼロ。
店内は4人掛けテーブル席が4卓。店にいるのは父娘かな?
ミックス丼とは店内の能書きによればマグロ、中オチ、中トロ、ネギトロ、アオリイカの盛り合わせとのこと。鮪自体は美味いと思いましたが、沼津・小名浜・焼津で海鮮丼を食べた時と比べると明らかに量が少なく、「おお、今日はマグロ食ったぜ!」という満足感がないのが残念。この辺が純然たる漁港の街ではなく、温泉を有する観光地ゆえなのかも。
夜は「めはり寿司 二代目」にて「二代目定食(1300円)」
ミニマグロ丼にめはり寿司が2個、さらにマグロの刺身と串カツが3個、おまけに味噌汁までついて、美味しいものをちょこちょこと食べられる、いわば年寄り向け定食。
ぶっちぎりで美味かったのが皮肉にも鶏や玉ねぎの串カツ(笑) ちょうど串カツを数パックもテイクアウトで頼んでいる人がいて、そのついでに揚げてもらったため、揚げたてが食べられたのが何より幸い。カウンターに置いてあるウスターソースの缶に一回だけさっと浸けて食べる関西風。
めはり寿司は一度新宮で食べたことがありますが、俵状のご飯を青菜で包んだもの。葉の裏にちょっと醤油がついているだけの超シンプルなもので、寿司というより限りなくおにぎり。
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