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2011.09.29

【TV観戦記】11年ナ杯2回戦第2戦:大宮 1-2 浦和

・小破の峻希に代えて大ベテランの暢久を右SBに投入とただでさえ苦しい布陣の上、週末のリーグ戦を睨んでセル、柏木、小島、加藤とそれなりに主力をスタメンから除外。

・それでもさっぱりやる気の見られない大宮相手に早い時間帯に2つアウェーゴールを取って事実上2回戦勝ち抜けを決したことから原口や永田まで早々にベンチに下げることができました。この試合の消化形式としてはほぼ理想的。

・ナビスコ山形戦で1ゴールを決めて以来、全くの不発どころかシュートすら撃てないランコが2ゴール。共に直輝のボール奪取からのお膳立てをしっかり決めたもの。これでフィニッシャーとしての感覚を取り戻してくれるといいのですが・・・・

・もっともこの試合は浦和は大敗しなければいいという状況なので、攻撃はカウンター主体。リーグ戦でイーブンな状況で始まった際に、ランコが1トップとして組み立てに参加しながらフィニッシュにも絡むという難しいタスクをこなせるかどうかはまた別物なわけで・・・

・浦和の勝ち抜けが早々と決して双方だらだらモードになったのも一因かもしれませんが、浦和の出来はマゾーラ投入から急失速。久しぶりに左SHに投入されたのに守備はやらない、素早いカウンターのリズムは崩す、シュートは空振りとどうしようもない出来。こんなに楽な状況で使ってもらってこれですから、もう諦めて然るべきかと・・・ っちゅーか、高崎や原はこのマゾーラより使えないというのが監督の判断なんでしょうなぁ・・・

・マゾーラ投入の前後から守備も怪しくなり、右SH藤本にやられかかること2度、3度。ボランチの一角に入ったマルシオの守備も結構危なっかしく、深い位置でボールを取られたり、バイタルをがら空きにしたり・・・ 橋本に2発、金澤に1発と際どいミドルシュートを撃たれ、金澤のが決まってしまいましたが、これは起こりうべくして起こった事態。

・中盤の守備には疑問符付きまくりでしたが、最終ラインは頑張りました。野田は守備に専念している分には問題ありませんし、暢久もさすが「昔取った杵柄」。スピラは後半マゾーラと口論してたみたいですが、もはやDFリーダーの風格十分。後半坪井が久しぶりに起用されましたが、うっかり癖のある永田よりは使いやすいと思うんですがねぇ・・・

・ランコを後半途中で下げた理由はよく判りませんが、代わって左SHに投入されたセル(マゾーラが1トップへ)の出来もさっぱり。ゴリゴリとドリブルを仕掛けて、対峙する大宮DFを置き去りにするのはいいのですが、その先が何もありません。周囲との連動性を欠く点において今日のセルはマゾーラと大差なし。

・守備は少々怪しげ、カウンターは尻すぼみ、そしてボールを持たされると何もできずという感じで、結果自体は理想的だったものの、マゾーラ投入以降の内容は非常に乏しく、テレビで見ている分にはかなり退屈な試合でした。ダービー、かつ敵地での勝利なので現地の実感はだいぶ違うかもしれませんが。

-----蘭子-----
原口---直輝---梅崎
---啓太--丸塩---
野田-永田--摩周-暢久
-----山岸-----

得点:6分 ランコ、23分 ランコ

29分:原口→マゾーラ
HT:永田→坪井
61分:ランコ→セル

---ピン--石原---
金久保-------藤本
---金澤--橋本---
鈴木-金---深谷-坪内
-----江角-----

得点:73分 金澤

HT:金澤→渡邉
61分:金久保→上田
81分:ピンパォン→清水

・大宮はラファエル、東、上田、渡邉と攻撃の軸を全部外し、さらに青木や片岡、北野など守備陣まで面子を落としてきました。さすが残留のプロ。

・ただここまで面子を落とすと士気に影響があったようで、序盤から無気力モード。柏戦で見せた勢いは影も形もなし。

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