麺食堂 一真亭@上野
上野駅浅草口から浅草通りを東へ。東上野3丁目交差点を南に下がって2ブロック進み、「うま辛麺」のある角を東へ。平日夕に往訪。先客、後客ともゼロ。全く飾り気のない外観。
「拌麺(ばんめん)」が看板メニューのようなので「拌麺・並(600円)」を注文。他につけ麺、醤油らーめん、担々麺、味噌らーめんなどがあり、メニューによって太麺・細麺を使い分けています。
店内はテーブル席主体で、カウンターは厨房に向かって4席のみ。他に2人掛け、4人掛け、5人掛けのテーブルが1卓ずつ。厨房内にはオヤジが一人だけ。
平たい丼で出てきました。
見た目どおり、拌麺の実態はいわゆる油そば。底にタレが溜まっているので、天地を何度もひっくり返してまぜまぜしているうちに丼からもうもうと湯気が。タレは意外にもそれほど脂臭くはなく、ほんのり醤油味といった味わいですが、甘くも辛くもなく、良くも悪くも記憶に残りそうにないぼんやりした味わいという言い方もできるような・・・
店外に「大栄食品」の麺箱が置いてありましたが、麺は縮れ入りの平打ちっぽい太麺でもっちりした歯ごたえが嬉しい逸品。これならつけ麺のほうがよかったかも。角煮風のチャーシューも気に入りましたが、これをちびちび齧りながら麺を味わうより、ひき肉なり細切れ肉なり、麺と混じりやすい肉を使ったほうが味わいが複雑になって面白いような・・・
メンマや刻みネギが一応入ってはいますが、麺のボリュームの割には具が少ないので単調な味わいにすぐに飽きてしまいます。終盤はちょっとラー油をたらしてピリ辛にしてみましたが、入れすぎると脂臭くてますます食べにくくなるので注意。
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