【TV短感】11年第25節:G大阪 2-0 大宮
・ガンバはポゼッションに拘らず、2トップの快足を生かしての単純なカウンター狙い。その単純な攻撃に大宮は前半よく対応して五分五分の展開でしたが、前半終了間際に金澤のバックパスをラフィーニャに掻っ攫われたのを機に失点。
・後半はイ・グノに簡単に左サイドを破られ、折り返しをラフィーニャが詰めてまた失点。
・終始省エネ気味のガンバに対して大宮がボールを持っている時間が長くはなりましたが、ただボールを持たされているだけで全く攻撃の形を作れず。出場停止で上田を欠いたのが影響してか、攻撃に厚みもなければ、後方から気の利いたパスも出てきません。しかも上田に代わってボランチに入った金澤が失点に直結する凡ミスを犯してしまいましたから、大宮的には泣きっ面に蜂。
・縦に速い攻撃を仕掛けたほうがまだマシかなと思いましたが、ラファエルが良い形でボールを貰える場面はあまりありませんでしたし、ボールが入ったところでフォローが遅く、これまた決定機を作れず。守備網がズタズタにされたわけではありません(ガンバのシュートはわずか8本)が、大宮の攻撃があまりにも貧弱で試合内容的には点差以上の完敗といった感。
---ラフィ---李---
二川--------武井
---遠藤--明神---
藤春-山口--高木-加地
-----藤ヶ谷----
得点:43分 イ・グノ、77分 ラフィーニャ
71分:二川→キム・スンヨン
86分:遠藤→横谷
90分:イ・グノ→アフォンソ
・長距離遠征帰りの遠藤はさすがに疲労の色は隠せず、終始散歩。それでも要所要所で相手の急所を突くパスを出してきます。イ・グノも同じく長距離遠征帰りですが、こちらは試合に出なかったせいかキレキレ。
・左SB藤春は聞き慣れない選手ですが大体大卒の新人で、下平が故障してスタメンに抜擢。かなり前目にポジションを取り、何度もスペースに飛び込んでくるところまでは良いのですが、クロスを悉く相手にぶつけていました。もうちょっと強い相手なら藤春の裏を徹底的に突かれたような・・・・
---ラファ--石原---
渡邉---------東
---金澤--青木---
金--片岡--深谷-村上
-----北野-----
78分:金澤→橋本
80分:キム・ヨングン→杉山
83分:石原→ピンパウォン
・イ・チョンスが故障。またせっかく獲得したピンパウォンも小破しているようで、途中からわずか10分程度の出場。
・この試合を見ると補強ポイントはどう見てもFWじゃないような・・・
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