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2011.09.12

【観戦記】11年第25節:浦和 0-1 山形

・いやぁ酷い試合でした。今年の浦和がやっていることはやサッカーではなく単なる玉蹴りでしかないと思っていましたが、どうやら病状はさらに悪化。もはや玉蹴りですらなく、11人がたるそうに自由演技しているだけのよう。時折思いついたように踊り手が3人交代しましたが、その芸風はなんら変わることなく90分+αの演技時間をこなして幕。こんな演劇、誰が金払って見に来るかっちゅーねん!!!

・何が驚いたって、2週間Jリーグが中断していたにも関わらず選手の動きが非常に鈍いこと。代表組がダメダメなのは目を瞑るとしても、それ以外の面子も運動量と出足の鋭さで山形に完敗。夏場こそ相手に動き負けしている様子はなかったのですが、残暑厳しい9月になってようやく他クラブとの差が出て来たのか。あるいは、そもそもチーム内の戦術意識というか意思統一が全く図られていないので、相手を信じて走ることができず、見かけ上走れないように見えるのか・・・

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・一方、選手層及び質に限りがある山形が出来ることは非常に限られていますが、この日はその山形のストロングポイントをものの見事に発揮。試合開始早々、ロングボールを大久保が永田に競り勝って落とし、山崎がすかさずフォローして先制って、山形の数少ない得点パターンをあっさり食らうかね、浦和は・・・ 大久保がボールを落とした先に後方から走りこんできた秋葉に暢久が釣られてしまい、最も警戒すべき山崎がどフリー・・・

・まんまと先制に成功した山形はその後4×2の強固なブロックを自陣に築いて前半は専守防衛。スタッツが示すように今年の山形は堅守でもなんでもないはずですが、浦和の攻撃は実に稚拙で山形の守備ブロックを全く崩せず、その周りでぐるぐるパスを回したり、横にドリブルするだけ。浦和のチャンスらしいチャンスは一度きりで、あとは原口が無理やりシュートを放ったのが3度あったくらい。五月雨的に3選手を投入するも大勢に影響は無く、絶望的な戦況のまま90分が徒過。

・観客はわずか28,000人弱にまで減少し、しかもロスタイムどころか40分過ぎにはぞろぞろ家路に着き始める始末。この惨状の責任を誰がどういう形で取るのか興味津々ですわ、と思って筆を置いたところ、予想だにしない結末が待っていようとは・・・

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-----高崎-----
原口---達也---丸塩
---柏木--啓太---
宇賀神-永田-暢久-平川
-----加藤-----

21分:達也→デスポトビッチ
58分:高崎→セル
70分:啓太→直輝

・代表で長距離移動を強いられたランコに代わってスタメンに起用された高崎の出来は酷いもので、随所でボールロストしまくり。盛んに前目に顔を出してくるものの、山形の強固なプロックの前に技術の無さを露呈してパスミスの山を築く啓太共々、「浦和の攻撃の終点」「浦和のターミネーター」として実に良く機能していました(苦笑)

・高崎や啓太同様、全く機能していなかった達也が前半半ばを待たずに故障してしまい、ペトロはやむなくランコを投入して4-2-2-2にシフト。前半のランコの出来はまずまずで、夏バテに苦しんだ中断前よりはしっかりとボールを収めることに成功。このため事態はやや改善したように見受けられましたが、浦和の問題はランコが収めたボールへのフォローが遅いこと。しかも全体的に何をしたいのか全く判らないので、そのキープが悉く無駄になってしまいます。

・前半の浦和のチャンスらしいチャンスが柏木のミドルシュートのこぼれ玉に啓太が詰めた場面だけ。如何せん啓太なんでシュート精度は期待できず、案の定キーパーに触られてシュートは枠外。しかもこれが最初で最後のチャンスになってしまうとは・・・・

・後半はランコが早々と消耗。元来一発がある選手ではなく、運動量も衰え、しかもボールも収められないランコ。こうなると前線には高崎が2人、しかも全く連携のない2人がいるようなものでどうにもなりません。

・同じく代表遠征帰りの柏木は絶不調に戻ったかのようにボールの出しどころを捜しあぐねて長考したあげく、相手に囲まれてボールを失うこと数度。原口に至っては切れも何にもないのに一人で打開を図ろうとして潰されるの繰り返し。

・高崎→セルの交代は至極当然と思いましたが、そのセルの出来も酷いもの。原口が2トップの一角に上がり、セルが左SHに入りましたが、セルはほとんど動かずに足元でボールを貰いたがるため、周囲を活性化させる触媒にならず。

・最後の一手として啓太に代えて直輝を入れてみたものの、誰も動かない戦況下では直輝が活きるはずもなく・・・

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---山崎-大久保---
宮沢--------太田
---佐藤--秋葉---
石川-前田--園田-宮本
-----清水-----

得点:2分 山崎

66分:宮沢→宮崎
86分:秋葉→下村
90+1分:太田→川島

・浦和の攻撃が全く形にならないのを見切ってか、後半の山形はやや攻めに転じだし、セットプレーで2度、さらにカウンターで宇賀神の裏を突いてチャンスを作り出しましたが、いずれもGK加藤の好守に阻まれました。とはいえ、最初から最後まで山形の思惑通りの試合展開。

 

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