ごらんアウェー:C大阪2011(2)~當麻寺
(ごらんアウェー:C大阪2011(1)から続く)
八木西口 12:51 (近鉄 8587) 12:56 橿原神宮前
橿原神宮前 13:08 (近鉄 6076) 13:27 当麻寺
二上山東麓に広がり、当麻曼荼羅を安置する寺として有名な當麻寺。
近鉄南大阪線「当麻寺」駅から西へ徒歩15分くらい。本堂が国宝に指定されている古刹ですが、「門前市をなす」と呼ぶにはちょっと淋しい門前。おまけに仁王門は工事中で、なんとも気勢が上がらず。
当麻曼荼羅は、中将姫という女性が蓮の糸を用いて一夜で織り上げたという伝説があります。
もっとも中将姫を現代風にデフォルメするとこんな感じになってしまうわけで・・・なおツムラのロングセラー「中将湯」の名は中将姫に由来。
金堂(重要文化財)。国宝「弥勒仏坐像」を本尊とする本来の當麻寺の中心ですが、中世以降、當麻寺の信仰の中心は当麻曼荼羅を安置する本堂(曼荼羅堂)に移っています。現在の建物は鎌倉時代の再建。
講堂(重要文化財)。こちらも鎌倉時代の再建。
本堂(曼荼羅堂)(国宝)。平安時代の建築ながら、奈良時代の建物の部材も一部転用。内部には当麻曼荼羅を懸けるための巨大な厨子を安置。
中乃坊越しに東塔。
本堂の西南には西塔。
東塔・西塔(国宝)とも三重塔で、東塔は奈良時代末期、西塔は奈良時代末~平安時代初の創建。近世以前の東西両塔が現存する日本唯一の例としてきわめて貴重。
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