【展望】11年第26節清水戦
・危うい均衡の上に成り立っていたとはいえ、山形戦からは見違えるような内容だったナビスコ大宮戦。結果はともかく、良い試合内容が続けば非常に遅まきながら先々明るい見通しが開けそうなものですが、運が悪いことにU-22代表合宿で原口・直輝・濱田の3名が清水戦を欠場。
・今年のチームで欠くべからざる存在となった原口と、ポジションに流動性をもたらす上で必要不可欠な直輝を欠くこの一戦で、浦和のスタメンを予想するのはたやすくありません。
・もっともありうる事態は、ペトロが先の大宮戦をあたかもなかったかのように山形戦と同じような面子を並べてくること。
-----蘭子-----
梅崎---丸塩---セル
---柏木--啓太---
平川-永田--摩周-峻希
-----加藤-----
なんてのがもっともありうるパターン。左SHは自爆措置をセットするやもしれません。達也が故障したため、セルを1トップに据えたくても2列目の人材が足りない嫌いはありますが・・・
・前節スタメンで十分やってゆけることを実証した小島が清水戦でも起用されるかどうかも重要なポイント。ここで何事もなかったかのように啓太が復帰するようなら、GM更迭はペトロに対して何の影響もなかったことを意味するんでしょうなぁ、たぶん。そして山形戦同様、停滞感満点の試合になるんでしょうなぁ・・・
・清水の状態も決して良いわけではなく、リーグ戦は足元3分1敗。もっとも浦和と違って、少々負けが混んでも監督の求心力は全くと言っていいくらい失われておらず、しかもフロントも夏の移籍期間に積極的に補強に動いて監督をバックアップ。
・今年はいくらなんでも選手が入れ替わりすぎで、清水、いやゴトビ監督の真価が問われるのは来年なんでしょうなぁ・・・
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<前節(ナ杯):清水 2-1 新潟>
高木---鍋田---大前
--アレ---山本真--
-----ヨン-----
太田-岩下--平岡-村松
-----海人-----
得点:16分 大前、74分 アレックス
HT:村松→辻尾
62分:山本真→ユングべり
82分:鍋田→杉山
・小野、ボスナーを温存。
・故障の高原に代えて今季ほとんど試合に出ていない鍋田(ユース出身2年目)を起用したところまずまずだった模様。
・夏の移籍期間に懸案だったアンカーにヨン・ア・ピンを補強。さらにJリーグでは今時珍しくなったビッグネーム、ユングベリを獲得。
・枝村、小林大、伊藤といったところは故障中。
<前回:浦和 1-3 清水>
高木---高原---大前
--アレ----小野--
-----平岡-----
太田-ボスナ--岩下-辻尾
-----碓井-----
得点:24分 ボスナー、64分 高原、86分 ボスナー
HT:小野→枝村
58分:高木→小林
77分:高原→永井
負傷したわけでもなく、致命的なミスを犯しまくったわけでもなく、守備網が破綻しているわけでもないのに、34分でCBを交代。前回清水戦惨敗の主因はこの自爆に尽きます。しかもこの自爆テロでも飽き足らないペトロは60分に早々と自爆装置をセット。完全に攻守のバランスが崩れた浦和は案の定清水のカウンターを食らって致命的な2点目を献上。
カウンターから梅崎が1点返し、スタジアムは俄然盛り上がりましたが、さほど時間をおかずにボスナーに再びFKをぶちこまれて文字通りジ・エンド。
この時点でペトロに監督の才能がないのは明々白々だったかと思いますが、その後延々と命をながられることになるとは世の中判りませんなぁ(苦笑)
ちなみにボスナーはこの試合以降リーグ戦では全く点を取っていないんですが・・・・
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