【都内散策】羊蹄丸
(「船の科学館 & 宗谷」から続く)
「宗谷」に隣接して青函連絡船の生き残り「羊蹄丸」が展示されています。こちらはなんと無料。
もっとも青森の「八甲田丸」が青函連絡船の往時の姿を留めておこうとしているのに対し、「羊蹄丸」は内部が大規模に改装されてほとんど連絡船の面影はすっかりなくなってしまったどころか、ある意味異様な空間へと変容。
1F(といっても乗船口が2Fなので地下へ降りるイメージですが)にある「青函ワールド」がその象徴です。
「青函ワールド」は昭和30年代の青森駅及びその周辺の様子を体感できるのが売りものみたいですが、正直子供は泣くんじゃないのかなぁ・・・
この頃の青森はりんごと魚しか売るものがなかったと、妙にリアルな人形が切々と訴えかけてきます。「昭和30年代は良かった」って絶対嘘だよなぁ・・・ すげー、貧乏臭いやん・・・
この頃はまだ人買いとか、人攫いが跋扈してたのかなぁ・・・怪しいオッサンには気をつけましょう。
この辺の風景は弘南鉄道とか津軽鉄道とかだと今でもあんまり変わらないかも。
かつぎのオバハンっていつ頃消滅したんだろう?昭和一杯まで早朝の客車が魚臭くなるくらい荷物をもったオバハンが乗ってたと思うけど。
キヨスクの前身である「鉄道弘済会」。地方ではキヨスクの営業時間が極端に短くなったり、それどころかキヨスクが消滅したり。大きな駅ではキヨスクがコンビニタイプに変わったりと、この辺にも時の移ろいが。
大昔の時刻表には「赤帽」のいる駅を示すマークがあったんやで。というか、今や赤帽自体が消滅、あるいは赤帽といえば岸野監督を指すような・・・
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