ごらんアウェー:G大阪2011(2)~穴太寺
(ごらんアウェー:G大阪2011(1)から続く)
東京 6:43 (のぞみ201号 785-649) 9:01 京都
京都 9:17 (1229M クハ221-52) 9:48 亀岡
いつの間にか小奇麗になった亀岡駅。駅舎は「保津川下り」の船をモチーフにしたのかな?
亀岡駅前 9:53 (京阪京都交通) 10:01 穴太口
バスに乗って西国三十三箇所第21番札所穴太寺(あなおじ)へ。穴太寺への直通バスは本数が少ないので、「穴太口」で下車。ただあとで気づいたことですが、往訪した日はたまたま臨時バスが多発していました。
「穴太口」から穴太寺へは徒歩10分ほどかかりますが、遠目にお寺らしいものは見えませんし、また道中案内板らしいものもあまりありません。もっとも一度曲がるだけで難しい道のりではありませんが。
お彼岸の時期は過ぎてしまいましたが、沿道の彼岸花は満開。
門前市らしいものはなきに等しく、バス停脇にちょこっと土産物屋さんがあるくらい・・・
「穴太寺観音縁起」によれば、穴太寺は705年(慶雲2年)文武天皇の勅願により大伴古麻呂が開創。
仁王門の前はいきなり道路で、ちょっと危険というか、せわしないというか・・・
境内はかなり狭く、本堂と多宝塔が目立つくらい。いずれも江戸時代の作。また気の毒なことに、本尊「聖観音立像」が1968年11月に盗難に遭い、未だに発見されていないとのこと。
穴太寺の聖観音像は「身代わり観音」の伝説で有名。
昔、丹波国桑田郡の郡司をしていた男は、都の仏師に依頼して聖観音像を造り、仏師には褒美として自分の大切にしていた名馬を与えた。しかし、与えた名馬が惜しくなった男は、家来に命じて仏師を弓矢で射て殺してしまった。ところが、後で確認すると仏師は健在で、観音像の胸に矢が刺さっているのを男は、自分の行いを悔い、仏門に入りその観音像を本尊として祀ったとか。
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