ごらんアウェー:G大阪2011(9)~六角堂
(ごらんアウェー:G大阪2011(8)から続く)
御池通、京都市役所の真向かいにあるのが本能寺。もっとも「本能寺の変」があった当時の本能寺はここからかなり南西に離れた堀川高校の近くにあったそうで、その後豊臣秀吉の命で現在の地に移転。
もともとは京都市役所あたりまで含む広大な敷地を有していたようですが、幕末の蛤御門の変で堂宇は丸焼け。
本堂の裏手に信長御廟が祀られています。
同志社・今出川キャンパス辺りもそうですが、京都には結構レンガ造りの建造物が残っています。上写真は三条高倉の旧日銀京都支店。現在は京都府京都文化博物館の別館として利用されています。高い建物がなかった昔はこの辺りのランドマークだったとか。
六角通を西へ進んで、西国三十三箇所第十八番札所「頂法寺」に到着。本堂が平面六角形であることから「六角堂」の通称で知られています。
平安遷都以前の創建で、開基は聖徳太子だとも。また華道の家元・池坊の発祥の地としても知られ、隣に池坊会館が建っています。
京都の街のど真ん中にあるため、ご他聞にもれず何度も焼失し、現在の本堂は明治10年になって再建されたもの。
地上からでも本堂が六角形であることはなんとなく判りますが
隣接するビルのエレベーターから六角堂がよく見えるとの案内があったので、早速試してみました。もっともビルに展望室があるわけではなく、エレベーターの昇り降りの最中に六角堂を眺めるだけという、なんとも中途半端なものですが・・・
へそ石。旧本堂の礎石と伝えられ、頂法寺が平安京造営以前から存在し、位置もほぼ移動していないことから、この石が京都の中心であるといわれてます。
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