ごらんアウェー:G大阪2011(4)~丹波亀山城
(ごらんアウェー:G大阪2011(3)から続く)
亀岡駅の南、市街地のど真ん中に亀山城があります。明智光秀が盆地内の小高い丘に築いたもので、短い期間ですが丹波経営の拠点となっていました。
江戸初期に「天下普請」により幕府が西国大名に命じ近世城郭として亀山城を大修築。本丸には5重の層塔型天守が上がりましたが、その縄張りを勤めたのが藤堂高虎。
なお、三重県亀山市(一頃シャープの「亀山モデル」で有名でした)と混同するので、明治になって町の名前が亀山から亀岡へと改称されて今日に至っています。
駅から南へ直進するとすぐに川というか限りなく池みたいなのにぶち当たりますが、どこからどうみても城のお堀代わり。
亀山城址は現在は大本教の所有となっていますが、天守台など神域であるために立ち入りができない箇所があるくらいで、見学自体には特段支障はありませんでした。
もっとも観光施設ではないので城郭としての案内板の類は全くなくて少々難儀。高石垣が最大かつ唯一の見所かな? その奥に天守台へと続く石段が見えていますが、立ち入り禁止。
駅に戻ると小さなバスが停まっていました。ボディに描かれているのは明智光秀・春日局・藤堂高虎の3人。春日局は明智光秀の重臣・斎藤利三の娘として亀岡で生まれ育ったとか。
なんか手抜きっぽくて人気が出なさそうなマスコット・・・・
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