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2011.10.10

【観戦記】11年ナ杯準決勝:浦和 2-1 G大阪

・準々決勝C大阪戦に続いて、良い試合内容、サッカーらしいサッカーを繰り広げてG大阪相手に快勝。遠藤、イ・グノ、加地、明神と主力をごっそり欠いたG大阪、特に中盤の出来が相当悪かったのに助けられたのは確かですし、またロスタイムに加藤のキックミスを契機に失点して画竜点睛を欠く格好にもなってしまいましたが、それでもわずか一週間前に事実上タコ殴りの憂き目にあった相手にホーム埼玉スタジアムで見事リベンジ。浦和は2004年以来7年ぶりにナビスコ杯決勝へと駒を進めました。

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・浦和の前半の出来は圧巻。C大阪戦と違って、前半に2点取れたのが試合を進める上でかなり有利に働きました。

・この試合の立役者はなんといってもセル。万博での一戦ではG大阪のプレス網の前に浦和の攻撃はあちこちで寸断されてまともに前線にボールを運べませんでしたが、この日のG大阪のプレスはどういうわけかユルユル。それに助けられて浦和の縦パスが前線、特にセルに入りまくり。そしてボールを受けたセルは2人、3人に囲まれても平然とボールキープ。前半はこれが効いて浦和が圧倒的に優勢。

・序盤はG大阪DFラインの前から強引にミドルシュートを狙う、ある意味淡白な攻撃が目立ちましたが、先制点は見事な崩しによるもの。深い位置にいたマルシオから右サイドへ流れたランコへ→ランコがキープしてエリア内中央のセルへ→セルのシュートのこぼれ玉に梅崎が反応して浦和先制。G大阪がなんでセルにスペースを与えているのかが謎でしたが(笑)

・その後もG大阪に反撃らしい反撃は見られず、そうこうしているうちに浦和が追加点。梅崎のミドルシュートがセルに当たって軌道が変わり、GK藤ヶ谷の逆を突く格好になってそのままゴールマウスに転がり込むというラッキーなものでしたが1点は1点。セルの利き足は腹。この試合を通じて梅崎は遠目から無理やりシュートを撃つ場面がやたら目立ち、その一つが得点に繋がりましたが枠内シュートは少なく、その辺は改善の余地大。

・G大阪は先週同様、ラフィーニャを宇賀神の裏、あるいは宇賀神と濱田の間に走らせるような狙いが見て取れましたが、先週と打って変わって浦和が中盤で優勢に立っているためにまともなボールがラフィーニャに通らず、全く攻撃の形を作れず。遠藤不在で配球役がいないのが痛いのでしょうが、先週あれだけ効きまくった二川も完全に沈黙。

・浦和は前線でボールがキープできる→DFラインを思い切って押し上げられる→コンパクトな陣形で中盤のプレスがかかるの好循環。中盤でのプレスが全然かかっていないのにDFラインを無理やり押し上げて裏を取られまくった先週とは好対照。G大阪はチャンスらしいチャンスがないどころか、前半のG大阪のシュート数はなんとゼロ。

・ところが後半は一転してG大阪が大攻勢。ポゼッションを高めてじりじりと浦和ゴールに迫るG大阪に対し、浦和は中盤でほとんどボールを奪えなくなり、DFラインも下がってエリア近辺で釘付けになる時間帯が続きました。ただどういうわけかG大阪は結局のところサイド、特に浦和右サイドからの放り込みに頼りがち。G大阪は盛んに攻撃陣を入れ替えてきましたが高さのある選手は一人もいないので、浦和は意図の良く判らないG大阪のクロスを跳ね返して防戦。たまに撃たれる枠内シュートも加藤が楽々処理できる範囲内。

・従って後半押し込まれた時間が長かったとはいえ、ロスタイムに詰まらない失点を喫するまでは、何だかんだといいながらCKを加藤が被ってしまって、ファーの中澤にフリーでヘッドを撃たれたのがやばかっただけかも。

・後半の浦和もやられっぱなしというわけではなく、カウンターで反撃。右サイドに飛び出したマルシオからセルに2回、梅崎に1回チャンスがあり、特にセルのチャンスはぜひとも決めて欲しかったところ。宇賀神の縦パス、ランコの潰れ、マルシオの飛び出し、エリア内でボールを呼び込むセルと何人もの選手が連動しながらボールを前に運んでシュートで終わるって、今年ほとんど見られなかった「サッカーらしいサッカー」が秋も深まったこの時期に復活するとは・・・

・攻められている時間は長いもののG大阪に得点の気配はなし。小破した柏木を小島に代えたのは当然で、ランコを高崎に代えたのも判らなくはない(高崎は役に立ったとは言いがたい出来でしたが)のですが、最後に啓太を代えた(=ボランチを試合中に双方とも代えてしまう)のは非常に不可解。代えるべきは疲労著しいSHのどちらかで、暢久なら無難にこなせると思いますがね・・・・

・試合終了後はなぜか「ワニナレウラワ」を披露。場内マイクの故障のため、テレビ向けのインタビューを終えた後、再度場内向けにインタビューをやる羽目になった梅崎。2年、いや事実上3年にわたる沈黙に耐えた梅崎の言葉に感涙。

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---蘭子--セル---
梅崎--------丸塩
---柏木--啓太---
野田-永田-濱田-宇賀神
-----加藤-----

得点:21分 梅崎、38分 セル

72分:柏木→小島
82分:デスポトビッチ→高崎
89分:啓太→暢久

・準々決勝に続いてスタメン出場の濱田。前半ロスタイムに一度ラフィーニャにあっさり交わされる場面がありましたが、それ以外は完璧な出来。ボランチが本職のためかフィードが正確なのも強み。これまで濱田に全く出番が与えられず、暢久をCBで起用して失敗しまくりだったのは何だったのかと・・・ 濱田との組み合わせだと永田の「うっかり癖」が出ないのも不思議といえば不思議。両SBもほぼ守備専業で、この急造DFラインが思いのほか安定しているのはナビスコ杯の収穫。スピラが代表から戻り、平川の復帰も近そうですが、それなりに安定しているものをわざわざいじるのは怖いような・・・

・前半は先制点に絡んだだけで、致命傷になりかねないミスが目立ったマルシオでしたが、後半はチャンスメーカーとして復活。敵陣にスペースがあるとそこへ飛び出して決定的な仕事をやる。新潟では輝いた一方、浦和ではさっぱりのマルシオですが、スペースの有無がマルシオの明暗を分けているのがはっきりと判る試合でした。

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---ラフィ--アフォ---
二川-------佐々木
---橋本--武井---
下平-山口--中澤-高木
-----藤ヶ谷----

得点:90+3分 大塚
 
HT:高木→大塚
70分:二川→平井
80分:アフォンソ→川西

・2点先制された西野は次々とFW陣を投入。武井が右SBに下がり、橋本の1ボランチでペトロ顔負けの「アタッカー祭り」。でも得点の気配はさっぱりなし。

・アフォンソは途中から出てくると面倒だけれど、基本的にラフィーニャとの相性はよくなさそう。ラフィーニャはこれまた何もできず、中東売却計画に暗雲が・・・・

・そういえばFC東京から戻ってきたはずのペドロ・ジュニオールはどうしたんや???

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