【閉店】塩逸品 五代目けいすけ@新宿
新宿駅ビル「ルミネエスト」の7階。昨年まで「さっぽろ 大心」が入っていたところかな? 六代目より五代目の開店が後になった経緯は不明ですが、「けいすけ」グループの塩専門店です。平日夜に往訪。先客7、後客2。
あっさりの「琥珀」、こってりの「白湯」、そして「つけ麺」の三本立てで、今回は「塩らーめん 琥珀(780円)」を注文。券売機はなく、後払い制。
店内は二人掛けの小テーブル主体で、カウンターは5席しかありません。
接客係が何人もいて接客自体は特に問題はありませんが、さほど混んでいるわけでもないのに配膳を間違え、他の客に一旦出したものが当方のところへ運ばれてきたのにはがっかり。
器の中にスモークを閉じ込めて香りを楽しんでもらうのが売りみたいですが、どうでもいいところに凝って単価を上げるのは「けいすけ」の得意技。ちなみにスモークチップは日替わりで、この日は桜。確かにそうかなぁという気がしましたが、売り物にするほど強い香りではなく、それ以前に先にサーブした際に先客が蓋を開けてないか???という疑惑が・・・
透明感のある、文字通り琥珀色のスープは鶏ベースで、かつお節が少々混じっている感じ。塩ダレとのバランスが良くて、出汁がしっかり楽しめ、かつ薄味で物足りないという気もしません。ただ表面の脂が案外多くて「あっさり」感はさほどでもなく。スモークの香りがスープに移っているのは良し悪しあるかも。
麺は平打ちの縮れ強め。つるつるした食感も楽しく、しかもスープがぐいぐいと絡んできます。
具は穂先メンマ、ネギ、柔らかいばら肉チャーシュー。ネギが少々多いくらいで、値段の割にはちょっと寂しい内容。
とはいえ、六代目・七代目等、最近「けいすけ」が出した店は期待はずれ続きだっただけに、久しぶりに評価に耐えうる内容だったかと。「白湯」で再訪します。
| 固定リンク