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2011.11.30

二丁目つけめん GACHI@新宿三丁目

 靖国通り「新宿2丁目(北)」交差点を南へ入ってすぐ。平日夜に往訪。先客4、後客1。

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 メニューが多彩で券売機のボタンの前にしばらく立ちすくんでしまいましたが、基本と思しき「鶏骨つけめん(750円)」を見つけ出して注文。麺は200g/300gが選べるとのことで300gにしてもらいました。他に「辛鶏味噌つけめん」「鶏魚つけめん」など。水セルフ。

 3段ほど階段を上ったところにカウンターがしつらえてあり、くの字型カウンター7席。混んでいる時は階下を立ち食い席として使っているのかも。

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 つけ汁は大きめの器、麺は深めの丼に入って出てきました。つけ汁は「鶏骨」の名の通り、つけ汁には珍しい鶏ベースですが、予想以上に鶏臭くてちょっと食べ手を選びそう。わずかにざらつきがあり、またドロドロとまではいきませんが、とろみもかなり強め。塩ダレはさほど強くなく、また鶏臭くはあってもくどくはなくて最後まで飽きずに食べられます。つけ汁の中には鶏チャーシューとメンマが4、5本。

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 麺は自家製で緩い縮れ入りの太麺。程よいコシともっちりとした食感が気に入りました。

 面白い試みだとは思いますが、癖が強いので個人的には一回食べれば十分かな?

 なおどういうわけか椅子が極端に深くて、麺をすするのに難儀しました。

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津和野・萩2011(5):津和野散策

津和野・萩2011(4)から続く)

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山の麓から戻って、定番的な津和野観光を堪能。幸い雨も上がってきました。

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ただ大雨で水が濁ってしまったためか、鯉もいまいち元気なさげ。単に見た目が冴えないだけかもしれませんが。

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津和野の武家屋敷群は非常に規模が小さいためこれといった見所もなく、ぷらぷら歩いていて面白いのはむしろ商家のほう。もっとも観光地ゆえ単なる土産物屋も少なくありませんが・・・

津和野で気づいたのは小さな町の割には酒蔵が多いこと。電車の旅なので遠慮なく試飲させていただきました。

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「源氏巻」が津和野銘菓。広島の「もみじまんじゅう」同様、津和野で各社が「源氏巻」で競っているようです。

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城下町から線路を挟んた山裾にある永明寺。津和野藩の代々の菩提寺で、津和野出身の森鴎外の墓もここにあります。

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2011.11.29

【閉店】らーめん かんた@高田馬場/面影橋

 高田馬場駅から早稲田通りを東へ。馬場口交差点を越えてさらに東へ進み、早稲田通り郵便局の向かいあたり。都電「面影橋」電停が最寄か。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客1。

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 京都担々系が売り物の店で、「いつものらーめん(550円)」に「ライス(100円)」を付けてもらいました。なおライスはお代わり無料。京都のどこの店と関係があるのかは不明。

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 店内は縦長のコの字型カウンター10席ちょっと。厨房は店奥にあって様子は良く判りませんでしたが、スタッフは2名でしょうか。

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 担々「系」というのが曲者で、見た目は担々麺ですがゴマだれがなく、その分ストレートに辛いのが特徴。ただそのストレート加減は悪いほうにも出ていて、一応鶏がら出汁っぽいんですが、コクに乏しく平板かつ単調な味わい。

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 スープはまだしも残念なのが麺。かなり細めのストレート麺で、柔らかめの仕上がり。それだけでも好みから外れていますが、なんかインスタントラーメンに相通じるところがある安っぽさを感じてしまいました。しかも量は少な目。替玉も注文できるようですが、このスープで替玉は自殺行為のような・・・

 具にニラやもやし、白菜、ひき肉などの炒めもの、さらに刻みネギを添えていますが、ご飯のおかずにするにはこれまた量が少なめ。麺が少ないのでご飯を頼んだはいいが、今度はそのご飯の始末に困るというなんだかなぁの展開で、やむなくスープを頼りにご飯を消化するというチゲ定食状態に。

 まぁ値段相応の出来で、「博多風龍」みたいなワンコインラーメンが競争相手と考えれば上出来と言って差し支えないかと思いますが。

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ごらんアウェー:福岡2011(1):レベスタあれこれ

博多の森改めレベルファイブスタジアムへ行くのは2006年4月のナビスコ杯以来。

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レベスタへのアクセスは大抵徒歩。福岡空港駅からだと駒場や等々力と同程度かやや近いくらいですし、魔境等々力と違って道に迷う心配はまずありません。帰りはシャトルバスの乗車待ちをするくらいなら歩いたほうがマシかと。特に飛行機の時間が迫っている場合は歩くのが確実。

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もっとも滑走路沿いに南へ南へと進むだけなので、歩く楽しみは全くありませんが・・・

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セブンイレブンのある角を左折。そのまま直進すると東平尾公園の入口に突き当たります。

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セブンイレブンの隣に日帰り温泉施設も。前からあったっけ?

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福岡空港の地下鉄出口から20分強でスタジアム到着。今回は外で早めの夕飯を済ませ、試合開始30分くらい前の到着になったため、スタジアム内売店は全く観察せず。

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強面のオヤジが長々と口上を述べたかと思ったら・・・

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高校生の「よさこいソーラン」風のダンスでした。これが長いのなんの・・・・

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となると、赤者が黙って聞いているわけがないのであって・・・

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そしてハーフタイムには裸族だらけに・・・ 仙台戦で風邪を引いた人は治ったのかなぁ・・・

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MOMはマルシオ。個人的には柏木なんですが・・・ それはともかくマルシオはこの出汁どうするんやろう?

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2011.11.28

津和野・萩2011(4):太皷谷稲成神社

津和野・萩2011(3)から続く)

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津和野城を巡った後、その北隣にある太皷谷稲成神社へ。

太皷谷稲成神社は1773年(安永2年)に津和野藩主7代亀井矩貞が京都の伏見稲荷大社から斎き祀ったのが始めとのことで、そんなに古い神社ではないようですが、日本五大稲荷神社の一つなんだとか。

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境内は大型バスでやってきた団体さんで大賑わい。また白人のファミリーがやたら目立ちましたが、岩国基地から大挙してやってきたのかなぁ?

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なお「稲荷」ではなく「稲成」と書くのは「願望成就」の「成」をとったもの。

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津和野城からの流れで境内に入りましたが、どうもそれは搦め手だったよう。帰りは表参道の鳥居を潜りながら山を下りました。

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山を降り切ったところにはお約束のように「いなりずし」の店が。

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もっとも小さな町なので豊川稲荷の門前と違ってひっそりとした佇まいですが。

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2011.11.27

【観戦記】11年第33節:福岡 1-2 浦和

 最前線の攻撃拠点として良く機能していたセルを負傷で失ってから試合は完全に福岡ペース。案の定福岡に先制点を許してから、前半ロスタイムに柏木のゴールが決まるまでの約20分間。今シーズン浦和が最もJ2に近づいた時間帯でした。

 試合が終わってみれば、福岡の猛プレスは当然のごとく終盤息切れしてしまいましたから浦和がどこかで勝機を見出すのはさほど難しくなかったのかもしれません。但し、それは浦和がノーマルな状態であればこそであって、この試合を落とすと降格の危険性が高まってしまうというとてつもないプレッシャーを受けた浦和が1点ビハインドのまま終盤に入って、相手の足が止まったところを冷静に突けたかどうか甚だ疑問。

 勝敗を決したのは梅崎のPK獲得であり、かつマルシオのPK成功でしたが、この試合でも最も価値があったのは前半終了間際の柏木の同点ゴールでしょう。柏木は窮地に立った浦和を救うべくこの試合もチームの先頭に立って奮戦してくれました。

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 福岡の試合を見るのはホーム福岡戦以来初めてでしたが、監督交代後も芸風は全く変わっていないようで、試合開始と共に全軍が前から前から猛チェース。

 これに対して浦和は中盤でパスを細かく繋ぐことに拘らず、最前線のセルなり、高い位置に張っている梅崎なりにロングボールを入れ、最前線に出来た基点を2列目がフォローする形で対応。セルのボールキープ力に福岡CB陣は苦しめられ、浦和は序盤それなりに攻撃の形を作れていました。

 また守ってはマルシオがやや福岡のボールの奪いどころとして狙われていた感はありましたが、サイドチェンジをカットされてシュートまで持っていかれたのが危なかったくらいで、それ以降は福岡の猛チェースをいなすことに成功。

 従って試合の入り方は悪くないどころか良いくらいだと思いましたが、ロングボールに反応して福岡DFラインの裏に飛び出したセルがGK神山と交錯して負傷し、そのまま退場。選手構成が非常にいびつで、使えない選手がゴロゴロいる反面、代えの効かない選手が何人もいる浦和ですが、よりによってこの重大な試合で代えの効かない1トップを失ってしまいました。降格するチームには往々にして不運が付きまとうもの。正直そんなフレーズが脳裏を過ぎってしまいました。

 突然の出場を命ぜられた達也は全く機能せず、浦和は攻撃の術を失ってボールの支配権は一転して福岡へ。セルを失ってからわずか4分、浦和右サイドで福岡にボールを繋がれたあげく、岡本に先制ゴールを許してしまいました。守備の人数は足りているし、守備網を崩されているわけでもありませんが、岡本にプレッシャーをかけている人は誰もいないというかなり情けない失点・・・

 その後も福岡の攻勢は続き、啓太の右横のスペースに後方から飛び出してきた選手への対応が後手後手になってしまう一幕も。一方浦和の攻撃は依然として体をなしていませんでしたから、福岡1点リードのまま前半終了、あるいは福岡に追加点が入って前半を終えてもなんら不思議はない試合展開。それゆえ、予期せぬところから飛び出した柏木の同点ゴールは極めて貴重でした。

 奇跡的に同点に追いついた浦和は後半再びロングボール主体に攻撃体勢を取り戻し、SH梅崎はもちろん、SB平川も盛んに福岡最終ラインの裏に飛び出させてチャンスメーク。敵陣深くでボールキープに成功すると達也はもちろん、2列目も積極的に飛び出してぶ厚い攻撃を仕掛けました。

 ただ当然ながら攻守のバランスは崩れがちで福岡のカウンターを食らうことも。特に浦和右サイドでどフリーになった松浦にシュートを撃たれた場面は失点を覚悟しましたが、シュートはわずかに枠の外。

 後半立ち上がりはどちらに追加点が入ってもおかしくない試合展開になりましたが、先に追加点を得たのは浦和。ロングボールに反応して福岡最終ライン裏に抜け出た梅崎を愚かにも末吉がエリア内で露骨に倒してしまい、一発退場&PK。PKをマルシオがきっちり決めて浦和逆転。PKは一度マルシオが決めたものの、なぜかやり直しになりましたが、浦和の誰かがエリア内に早く飛び出したのでしょうか?

 もともと前半飛ばしすぎで後半失速する傾向がある福岡は、ボランチの一人を失って中盤が完全に崩壊。パスミスも増えて浦和はカウンターでチャンスの山を築きましたが、シュート精度を欠いたり、クロスが誰にも合わなかったりして追加点ならず。

 とはいえ、相手は一人少ない上に足が止まり気味。じっくりボールを回して1点差を守りきることはさほど難しくないはずですが、柏木が終盤軽率なボールロストでピンチを招くなどどうも最後までピリっとせず。

 監督も監督で、選手交代で守りきるのか追加点を取りに行くのか、方針を明示せず。攻守にわたって何もしていない原口ではなく途中投入の達也に代えて原を入れたのには驚きましたが、暢久投入を最後まで躊躇ったのは何故なんだろう?

 勝っているチームの逃げ切り方があまりにも不細工で、試合内容は所詮15位と17位のチームの試合でしかないのかもしれません。それでも浦和は逆転してからGK加藤がヒヤッとする場面は一度もないまま無事逃げ切り。16位甲府との得失点差を考えれば事実上J1残留確定に漕ぎ着けることに成功。

 良いことは何一つとしてない、辛くて苦しいだけの一年でしたが、「降格」という最大級の罰だけはなんとか受けずに済みそうです。

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-----セル-----
原口-柏木--丸塩-梅崎
-----啓太-----
野田-永田--坪井-平川
-----加藤-----

得点:45+2分 柏木、63分 マルシオ(PK)

28分:セル→達也
86分:達也→原
90+3分:柏木→暢久

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---岡本--高橋---
松浦--------成岡
---鈴木--末吉---
金--小原-マコ-田中佑
-----神山-----

得点:32分 岡本

HT:高橋→中町
74分:鈴木→城後
81分:田中佑→山形

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2011.11.26

【閉店】ゴリラーメン@目黒

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 目黒駅西口から通りを渡って、権之助坂を下る手前の居酒屋が集まったような古い飲食街ビルの一角。駅から非常に近いものの、一見さんには非常に判りにくいところに立地。土曜夕方に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 売り物の「味噌らぁ麺(750円)」を注文。その他に味噌つけ麺や醤油らぁ麺も。

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 店内は横長のL字型カウンター10席。厨房内には店主のみ。水セルフ。テーブルの上には魚粉、黒胡椒、それにビリカラという謎の粉。

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 やや浅めの丼で出てきました。上に豚ばら肉のしょうが焼きみたいなのが載っているのが一大特徴。

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 スープの表面には背脂が浮いているので見た目は脂っこそうですが、食べてみるとそれほどでもなく、むしろ赤味噌っぽいのに甘ったるいのが気になります。また豚骨の出汁をベースとしつつも、魚介系出汁を多用しているのも好き嫌いが分かれるかも。食べ進むにつれて甘さにも慣れ、逆にピリ辛感が増してきました。

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 麺は平ための緩い縮れ太麺でかなり堅め。ざらざら、ごわごわした食感で、スープとの相性は微妙かなぁ・・・ ただ件のしょうが焼きみたいなのに加え、もやし、ひき肉、ネギなど具がそれなりに豊富なので、具を絡めながら最後まで飽きずに楽しめました。量が欲しい際には大盛よりご飯をつけたほうがよさげ。

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2011.11.25

【閉店】おとんば製麺所@北千住

 北千住駅西口から駅前通を西へ進み、みずほ銀行の先で宿場町通りに入って北へ。ホテル「ココグラン」の先。祝日昼に往訪。先客3。

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 店内に客がいるのに店先には「支度中」の札が掛かっているので不審に思って店主に聞いたところ、アクシデントがあって店を閉めようとしていたのこと。ただせっかく来ていただいたばかりなので、との店主のご好意で無事入店。「コク旨醤油ラーメン(600円)」を注文。大盛サービス(200g)もあるそうですが、普通でも150gあるので辞退。

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 店内はL字型カウンター10席と2人掛けテーブル席1卓。夜はもつ焼き屋で、むしろそちらが本業ですが、昼は綺麗に片付けられていて飲み屋っぽくありません。

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 店の能書きによると「豚のげん骨をベースに鶏がら、モツ、瀬戸内産の煮干し、枕崎産のかつお節などから取ったスープ」とありますが、表面にわずかに背脂が浮いているものの全体にあっさり味でかえしはやや甘め。出汁もどれか一つが強く自己主張することなくバランスが取れています。ただワカメがどっさり浮いていて生臭いのが難で、その分は大幅減点。

 自家製麺が自慢の麺は手もみっぽい平打ち縮れ麺。つるつるした食感でコシがかなり強いのが特徴。スープもさっと絡む程度なので、スープに対しては麺が強すぎる印象を持ちました。

 脂が適度にのったチャーシューはとろけ加減も良好。他にメンマ、ネギ。

 たぶん麺の出来を考えればつけ麺のほうが圧倒的に人気があるのだろうと思って店主に聞いたところ、店で出ているのは半々くらいとのこと。モツつけ麺は750円と価格差が大きいからかも。

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【展望】11年第33節福岡戦

・負けないことを最優先にしたとしか思えないような仙台戦で掴んだ勝ち点1に意味を持たせるためには必勝を期したいアウェー福岡戦。

・福岡は既に降格が決まってしまいましたが、ここ6試合だけ取り出してみると3勝2敗1分と成績は浦和より上。降格が決まった30節以降の2試合は1勝1分で、前節は同じ降格組の山形相手にアウェーで大勝しています。

・8月に浅野監督が就任してからの福岡のサッカーに大きな変化があったのかどうか、その辺は皆目判らず。前回対戦時からGKが変わったくらいで出場選手にも大きな変化はなさそう。もっとも前節山形戦では重松や城後がスタメン落ちしています。

・U-22代表で濱田と直輝を欠く浦和のスタメンは仙台戦と全く同じでしょう。原口の状態がどうにもならないのが気がかりですが。

・また仙台戦と違って福岡戦はなんとしても勝ち点3をもぎ取らなければなりません。最終節で首位に立つ柏には勝てないとハナから諦めてしまうのもどうかと思いますが、甲府、山形に続き降格圏に沈んでいるチームにアウェーでリーグ戦1勝もできないとなると、そりゃ降格の臭いがプンプンと・・・・

・仙台戦は無理攻めを避けた結果、チャンスもなければピンチもないという試合になりましたが、勝ちに行くにはどこかでリスクを取らなければなりません。どこでリスクテイクするのかが見どころ。

・ここまでの堀監督の仕事ぶりを見ていると試合途中で戦術を変えるようなことは期待できなさそう。スタメンから原口を外すとか、早めに選手を代えるとか選手起用面で色をつけてくると面白いのですが・・・

・今回は甲府の試合が翌日なので、甲府の様子を見て試合運びを変えるような芸当もできませんし、なんとしても勝ち点3を積み上げて事実上J1残留を決めたいもの。しかし、相手は既に降格が決まった相手とはいえ、リーグ戦では横浜M戦を除いて足下ほとんど点が取れていない浦和が勝ち点3を掴むのは容易なタスクではありません。

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<前節:山形 0-5 福岡>

---岡本--高橋---
松浦--------成岡
---鈴木--末吉---
金--山口--小原-山形
-----神山-----

得点:2分 鈴木、11分 松浦、36分 高橋、88分 牛之濱、90+2分 牛之濱

64分:高橋→中町
76分:成岡→牛之濱
83分:松浦→重松

<前回:浦和 3-0 福岡>

---城後--重松---
松浦-------田中佑
---末吉--鈴木---
和田-小原--丹羽-山形
-----六反-----

64分:重松→成岡
74分:城後→高橋泰
77分:田中佑→吉原

・後半の内容はこれまで海底深くに眠っていた「フィンケの土台」が直輝スタメン抜擢効果で突然ムクムクと隆起して、波をちゃぷちゃぷ被るくらいになったような感じで、終わってみれば3得点。

・後半の内容は概ね満足できましたが、前半はいたってお粗末。フォーメーションをまた4-2-2-2に戻してマゾーラ&達也の2トップを据えましたが、攻撃は2トップへ向けてダイレクトに放り込んで2トップにDFライン裏を狙わせるという単純極まりないもの。もっとも福岡の猛プレスを徒労に終わらせることができたので全く無意味だったわけではありませんが。

・セットプレーからの大ピンチで福岡に先制点を許した可能性も少なからずあり、点差ほど楽な勝ちではありませんでした。

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2011.11.24

【閉店】ひかり製麺堂@新橋

 JR新橋駅から「ゆりかもめ」へ向かう歩道橋を渡り、汐留シティセンター2F。平日夜に往訪。先客5、後客1。

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 自家製麺のつけ麺が売り物のようですが、らぁ麺も用意されていたので「ひかり流とんこつ・鶏ガラらぁ麺(780円)」を注文。後払い制。

 店はラーメン屋にはもったいないくらいやたら広く、かつ天井がやたら高いのが特徴。入口に近いところにテーブル席(4人掛け×2、2人掛け×1)を配し、店奥にくの字型カウンター13席とキャパも広めですが、昼は混むのかなあ・・・・まぁ場所代がラーメンの値段を押し上げているのは間違いありませんが。

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 急激に底が窄まった円錐状の丼で出てきました。

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 「厳選した豚骨と無農薬野菜、炭焼きにした親鶏をじっくり煮込んで丁寧にこしたスープ」と能書きは立派ですが、やたらかえし、特にその酸味が強くて、出汁の味わいはすっかりかき消された感じ。

 スープはまだしも残念なのが麺。ストレート細麺ですが、柔らかいを通り越してぐにゃぐにゃ、ふにゃふにゃ・・・・つけ麺に力を入れすぎてラーメンの作り方を忘れてしまったのでしょうか?

 具にチャーシュー、メンマ、ネギ、茹でキャベツ、海苔。

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2011.11.23

【移転】横浜家系らーめん 家丸@神田

 神田駅東口から目の前の通りを渡って、ガード沿いに北へ。平日夜に往訪。先客4、後客1。閉店した「旭龍」の跡地かと思いましたが、入り口近くに2Fへの階段があったので微妙に違う場所なんでしょう。

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 横浜家系が売り物の店で、入り口脇の券売機で「らーめん(700円)」を注文。麺の固さ・味の濃さ・脂の量が調整可能で、「麺堅め」で注文。なおライスも無料(おかわりOK)とのことですが、それは辞退。

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 店内は縦長I字型カウンター11席。

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 味の濃い家系なんで極端な当たり外れはないと思いましたが、ここはかなりライト。かえしは控えめで、しかもデフォルトだと脂控えめなのは良いとしても、出汁も控えめのような・・・ まぁやたらしょっぱいよりは良いかと思いますが。卓上にニンニク、豆板醤、しょうが、白ゴマ、酢、さらにご飯用にきゅうりの漬物などが置いてあって、食べ手側で好き勝手に味付けすることを前提にベースを控えめにしてあるのかもしれませんが、デフォルトだとあまりにも物足りないので、途中でニンニクと豆板醤を投入。

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 麺は、外に酒井製麺の箱が積んでありましたが、一般的な家系の麺より若干細い気がしました。気のせいかな?

 具に海苔が3枚とほうれん草、ネギ、チャーシューが一枚。

 全般に可もなく不可もなくという感じで、駅から非常に近いのが利点。

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【TV観戦記】ロンドン五輪アジア最終予選:バーレーン 0-2 日本

・良い試合でもなく、面白い試合でもありませんでしたが、結果は敵地で少ないチャンスを確実に決めて完封勝利と文句なし。マレーシア戦に続くアウェーゲーム勝利でグループC勝ち抜けに前進しました。

・日本は序盤積極的に前からプレッシャーをかけ、かつ玉際に鋭く詰め寄ってくるバーレーンに対して落ち着いてボールを回すことができず苦戦。前半も半ばを過ぎてからようやく落ち着くを取り戻し、敵陣でボールを回せるようになったものの、チャンスらしいチャンスはないまま前半終了かと思いきや、CKからファーに流れた大津が決めて日本先制。バーレーンのGKが怪しいのは丸判りでしたが、GKのパンチし損ねに大津が良く詰めていました。

・これで日本楽勝かと思っていたら、日本はどういうわけかまたドタバタしてしまいました。関塚監督もボランチを代えてテコ入れを試みましたが大した効果はないように見えましたが、左サイドに流れた扇原のクロス→東が競ったこぼれ玉に反応した直輝のシュート→GK弾いたところを東が詰めて日本追加点。

・バーレーンの攻撃は非常に単調。攻守を素早く切り替えて縦パス一本でスピードのあるFWを走らせるだけだったので、日本は最終ラインでの応対に間違いがなければまず失点はなさげ。実際日本のピンチは前半ミドルシュートがポストを直撃した場面と、ロスタイムにセットプレーからの流れでシュートを撃たれた場面だけだったかと。

・従って2点リードしてしまえばバーレーンに同点に追いつかれる可能性は著しく低く、元々ラフプレーの多い相手に負傷させられたり、報復でつまらないカードをもらったりすることだけが心配という展開に。前半から何度も背後から厳しいファウルを食らっていた直輝がこともあろうに顔を踏まれ(相手は当然一発退場)、包帯で頭をぐるぐる巻きにされて退場してしまいました。

・永井投入でカウンターから追加点を狙いにいったものの永井は不発。ロスタイムの大迫のシュートはバーを直撃。

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大津---直輝----東
---扇原--山本---
比嘉-鈴木-濱田-酒井宏
-----権田-----

得点:44分 大津、67分 東

52分:山本→山口
71分:大津→永井
85分:直輝→酒井高

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2011.11.22

赤坂麺道いってつ@赤坂見附

 地下鉄赤坂見附駅からみすじ通りへ出て左折すぐ。平日昼に往訪。先客3、後客2。

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 どちらかというとつけ麺がウリのようですが、「らーめん・並(700円)」を注文。並・大同値段。

 店内は厨房に沿ってZ状に屈曲したカウンター10席ほど。水セルフ。玉ねぎのみじん切りが取り放題。

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 スープは魚介系と動物系のバランスこそとれていますが、表面の脂がかなり多いのが難。またかえしが少々きついのと旨み過多があいまって、後味がよろしくありません。

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 麺は並太ストレート麺でやや柔らかめ。チャーシューも柔らかめでボロボロと崩れやすいタイプですが、どういうわけか大ぶりのメンマまでかなり柔らかくて歯ごたえ皆無。ネギがたっぷり。他に海苔・ナルト。

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津和野・萩2011(3):津和野城

津和野・萩2011(2)から続く)

津和野城を目指して出発。いったん雨が止んだと思ったのですが、城に近づくにつれて再び本降りに。

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津和野城は標高367メートルの山上にある山城で、江戸時代には津和野藩亀井氏の居城になっていました。もっとも平和な時代には山城は不便極まりないため、藩庁は山麓に置かれていました。麓には馬場先櫓が残っていて、隣の津和野高校が藩邸跡。

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津和野城は途中まで観光リフトを利用できるので、山城攻略としてはかなりラクチン。スキーのリフトと違って高度はあまりありません。リフトの座席には一応雨除けがついているものの、リュックやズボンはずぶ濡れに(´・ω・`)

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なおリフト乗り場では熊除けの鈴をつけてくれます。

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関ヶ原の戦いで東軍に属した坂崎直盛が3万石で津和野城に入って、城を大改修。大手の位置をかつての搦手側に改め、出丸や織部丸を築き、さらに二の丸に天守を築いています。現在残っている津和野城はこれがもと。

リフト降り場から少し登ったところに出丸。

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出丸。この日はここで地元有志による茶会が予定されていたようですが、あいにくの雨で中止。天気が良くても茶会を催すには紅葉が遅れ気味で残念。

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出丸からいったん降って登るような格好で本丸へ。

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本丸の石垣が崩れ、シートや網が被せられている箇所がありました。いつごろ崩れたのか、特に案内はありませんでしたが・・・

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津和野城の最大の見所は太鼓丸の高石垣。上写真は三の丸からみたもの。

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1686年(貞享3年)津和野城は落雷にあい火災が発生。この際に天守も焼失し、以後再建されず。

なお、津和野城の天守は二の丸にあり、さらに一段高いところに三十間台があるという変わった構造です。

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三十間台から三の丸方面を見下ろしたもの。

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津和野城下も一望。

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本丸では紅葉が見頃に入ったモミジもちらほら。

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2011.11.21

【駅弁】山形特選 牛めし

品名:山形特選 牛めし
製造:森弁当部(山形米沢)
価格:980円
入手:東京駅旨囲門

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 駅弁の宝庫米沢と同じ山形県の県庁所在地で、人口も駅利用者数も遥かに多い山形ですが、どういうわけか駅弁のレベルは昔から米沢に遠く及ばず、今もってその傾向は全く変わっていません。

 肉の味付けがかなり濃いのは半ば駅弁の宿命ですし、ご飯が冷えて固まっているのも早朝ゆえいたし方ないかとも思いますが、肝心の牛肉まで固くて、しかも肉の旨みが伝わってこないというのにはさすがに閉口。

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 これならコストパフォーマンスを考えればコンビニ弁当のほうがはるかに満足感が高いでしょうし、吉野家で弁当を買えばなおよろしという感じ。もっとも東京駅はちょっと歩かないと吉野家がないんですが。

 おまけに付いているしそ巻も強烈に味が濃くて難儀。これ要らんから漬物増やして欲しかったわ・・・・

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【観戦記】11年第18節:日テレ 0-1 浦和L

・立ち上がりこそ出足良く攻め込めたものの、前半30分くらいからずっと自陣に押し込められっぱなしになってしまいましたが、カウンターで浦和が先制してそのまま逃げ切り。

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・押し込められっぱなしになったとはいえ、90分を通じて日テレに与えた決定機は後半DFライン裏に抜け出されてGKと1対1になった場面(シュートは枠外)しかありませんでしたから、粘り強く守り切ったと見ることもできるかと。前半勝ち点が伸びず、そのまま中位に沈んでしまうかと思われた浦和でしたが、後半8試合はなんと7勝1分。前半の不振が祟ってリーグ戦は3位に留まりましたが、全女に向けて良い感じにチームが仕上がってきました。

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・今年レディースを観戦するのはこれで5試合目。後半戦はこれが最初の観戦なので、いろいろと新発見がありました。もっとも驚いたのはFW後藤のプレースタイルが一変していたこと。もともとはドリブル勝負の典型的WGタイプで、悪く言えば「ドリブル馬鹿」でしたが、久しぶりに見たら最前線で体を張りまくるポストプレーヤーに変身。しかも、単にボールをキープするだけではなく、DFを引きずりながらゴール前に突進するCFらしいCFに変わっていました。今年の浦和は中盤でためを作らずに、縦に速い攻撃が目立っていましたが、後藤が最前線で体を張ることで攻めに厚みが出てきました。

・スピードはあるがやや線が細い吉良との組み合わせはかなり良さそう。得点場面はカウンターで後藤→吉良と繋がって、吉良のシュートがポストに当たった跳ね返りを安田が詰めたもの。

・ただ後藤の消耗は相当激しく、後半早い時間帯に長期離脱からようやく復帰した荒川へ交代。

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・守備で驚いたのは土橋がCBに回り、右SBに斉藤が起用されていたこと。土橋がCBに回ったのは本職の西田が故障しているためのやむを得ない選択なのか、あるいは土橋のスピードを買っての転用なのかは判りませんが、CBとしては軽いプレーが散見され、まだまだ精進が必要。前半はあわやオウンゴールという軽率なパスミスも。

・右SB斉藤を見るのは初めて。戦術的にSBの攻撃参加はほとんど要求されず、守備を無難にこなしていました。たまにドリブルで持ち上がる時の破壊力が目を惹いただけに、SBで使うのはもったいない気も。

・あとはお馴染みの面々ですが、庭田&藤田の軽量ボランチの組み合わせは中盤が強い相手には無謀だといつも思いますがね・・・ 特に藤田は相手と競り負けてしょっちゅうボールロストしており、後半苦戦の主因になってしまいました。また守り一辺倒になって苦しい局面で、ボールを奪い返したところで一旦ゲームを落ち着かせることができれば良かったのですが、攻撃を急いでボールを簡単に失って逆襲を食らうの繰り返しになってしまったのは反省材料。

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---吉良--後藤---
安田--------柳田
---庭田--藤田---
堂園-矢野--土橋-斉藤
-----池田-----

得点:35分 安田

68分:後藤→荒川
73分:柳田→柴田
89分:安田→岩倉

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2011.11.20

今日の荒川土手

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新荒川大橋辺りの桜が見事に真っ赤に。

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空の色も怪しげだと思って急遽帰宅しましたが、案の定その後どしゃぶりに・・・(´・ω・`)

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【観戦記】11年第32節:浦和 0-0 仙台

・前半を中心にある程度意図を持ったパス回しは出来たけれども点が入る感じはしなかった一方、不用意にボールを失って守備が大崩れする場面も少なかったので、スコアレスドローは非常に妥当。

・守備が非常に堅い仙台から勝ち点3を奪えるほど浦和の攻撃は熟成していないし、そして完成形に程遠いまま今シーズンを終えてしまうのでしょう。しかし、仙台は攻め手が非常に限られるチームなので、無理に攻めに出てカウンターを食らって勝ち点ゼロに留まるよりは、無理攻めを避けて辛抱強く勝機を探りながら勝ち点1に甘んじるのは悪くない選択です。

・甲府が磐田にリードされているとの情報がベンチに伝わっていたでしょうから、なおさらそういう消極的な道を選んだのだろうと思います。ただ今の状態で福岡相手に勝てるかとなると疑問符つきまくりですが。

・仙台はあまり前からボールを取りに来ず、自陣深い位置に守備ブロックを作って相手の攻撃を待ち構えているため、浦和のビルドアップは比較的楽。攻撃時は両SBが高い位置を取る反面啓太が下がって半ば3バック状態。柏木はやや下がってボールを散らしながらチャンスメーク。前半は右サイドで梅崎、マルシオ、平川が仙台SBの裏に飛び出す形が何度か生まれました。

・ただ相手守備陣を深く抉るところまではできるけれども、中央を固める仙台守備陣を崩すのは至難の業。なんだかんだといっても、相手を深く抉ってフィニッシュにたどり着いたのは前半の平川→セルのヘッドだけかも?

・また後方からの丁寧なビルドアップに拘るあまり、攻守の切り替えが緩慢で、せっかくカウンターの機会を得ながらもミスミス仙台の帰陣を許す場面もしばしば。この辺はカウンター一本槍の仙台とは好対照。仙台はカウンター時に結構人数をかけて来るので、カウンターを凌いで逆に速攻に転じることができれば勝機もあったのでしょうが。

・この日非常に不満が残ったのは原口の出来。長距離移動を伴う代表遠征帰りでコンディションは万全に程遠いのでしょうが、左サイドに張ってボールを持ってからやおら動き出すだけって、もうペッカーが骨の髄まで染み渡ってどうにもならないのでしょうか? 前がこの状態だと野田も攻め上がるタイミングを見出しがたく、左サイドの攻撃はたまに柏木が流れてきた時にかろうじて機能する程度。

・後半は立ち上がりこそ前半の流れを継続した攻めの形ができていましたが、前半やや飛ばしすぎた上に氷雨も手伝って浦和は急激に消耗。足が止まっている選手の間でボールを動かし、仙台の守備ブロックの回りでボールを動かしているだけになってしまいました。梅崎、柏木と相手最終ラインの前からミドルシュートを放って打開を図ろうとはしていましたが・・・

・最前線の橋頭堡としてはそれなりに奮戦してたセルは消耗も激しく、途中で達也に交代。達也の1トップはランコや高崎よりははるかにマシなんですが、膠着した局面を打開するには至らず。

・後半イージーなミスが目立つ梅崎と、そもそも何もやっていない原口。どちらを先に代えるかと思いながら見ていましたが、堀監督が代えたのは梅崎。しかし原に与えられた時間は非常に短くて何もできないまま試合終了。勝ちに行くなら選手交代が遅いようにも見受けられましたが、変に動いて守備のバランスが崩れるのを嫌ったのでしょう。

・現段階では浦和のアクションでゴールを奪うのが無理っぽいので、浦和の勝機は9割がた相手のミス頼み。20分過ぎに林のミスキックで立て続けにチャンスを得たものの、セルのシュートはゴールの角を直撃。また前半40分のカウンターのチャンスではセル→マルシオのシュートはキーパー正面。こういうチャンスを決められないようでは勝ち点3はまず無理。

・攻撃は日暮れて道遠しという状態でしたが、守備はそもそも仙台に攻め手が少ないこともあって大過なし。仙台の攻撃はカウンター一本槍で、ボールを持ってしまうとロングボールで相手の最終ラインに太田なり、関口なりを走らせるしか手立てがありません。スピード頼みの単純な攻撃には坪井が完璧に対応。今季出番の少ない坪井ですが、久しぶりの出場にも関わらず良い仕事を果たしてくれました。

・また後半は中盤で不用意にボールを失う場面も増え、カウンターからリャンにフリーでシュートを撃たれる一幕もありましたが、危なかったのはそれくらい。

・後半途中からピッチに水が溜まってセンターサークル付近や自陣深い位置でボールが止まるのにも難儀させられ、事故のような失点を喫する懸念が最後まで拭い切れませんでしたが、何事もなく試合終了。

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-----セル-----
原口-柏木--丸塩-梅崎
-----啓太-----
野田-永田--坪井-平川
-----加藤-----

73分:セル→達也
86分:梅崎→原

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---赤嶺--太田---
梁---------関口
---松下--田村---
朴--鎌田--渡辺-菅井
-----林------

59分:パク→高橋
80分:関口→武藤
84分:太田→中原

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2011.11.19

中華蕎麦 金魚@北浦和(2)

 北浦和東口から線路沿いの「平和通り」を北へ。日曜昼に2年ぶり2度目の往訪。。先客3、後客8。老若男女、実に客層が多種多様で地元でしっかり人気を掴んでいるのが良く判ります。

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 つけ麺と中華蕎麦、それにワンタンやチャーシュー等がトッピングで加わる程度のシンプルなメニュー。前回は「中華蕎麦」だったので、今回は「ワンタンつけ蕎麦(800円)」を注文。並(200g)・中盛(300g)・大盛(400g)が同一料金なので中盛で。

 店内はL字型カウンターで10席程度。厨房内には3人スタッフがいましたが、一人は店主の息子さんでしょうか?ただいま絶賛修行中という感じでしたが。

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 つけ汁は魚介ベースの動物系交じりといった風ですが、魚粉がやたら目立つのは残念。粘度は全くありませんが、それなりに脂も目立っているのであっさりとは言いがたいかな。かえしは良くも悪くも自己主張がなくて食べやすい感じ。

 ワンタンは飴が小さくてイマイチ。しかもつけ麺の具としてはちょっと頼りなくて正直失敗。細切れのチャーシューがそれなりに入っているので、それをちびちびと齧りながら麺をずるずる。他にメンマ、ネギ、炙りネギ、ナルト、海苔。

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 麺は断面が丸いほぼストレートの太麺。もっちりとした食感が特徴。つけ汁はさっと絡む程度なので、麺の味わいを楽しむには好都合とも言えますが、やや物足りなさを感じたのも事実。

 券売機のボタンは「つけ蕎麦」が上でしたが、好みとしては「中華蕎麦」のほうが圧倒的に上でした。

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2011.11.18

麺屋武蔵 虎嘯@六本木

 地下鉄六本木駅から東京ミッドタウン前交差点・南手前の路地を右へ入る。都営・大江戸線のミッドタウン側出口から出たところ、方向感が全く掴めずに迷子になりかけたというのはナイショ。近隣に「一蘭」や「大勝軒」あり。屋号は「こしょう」と読みます。土曜昼に往訪。開店直後の往訪でしたが、先客ゼロ、後客2。昼の六本木の客層ってイマイチ想像がつかないんですが・・・

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 メニューは「らー麺」と「つけ麺」の二本立てで「らー麺(800円)」を注文。麺の量は並/大が選べ、あじもあっさり/こってりが選べるとのことだったので「並・こってり」で。もっとも並と大、あっさりとこってりはどう違うのか、店内に特段案内なし。

 店内はL字型カウンターのみ16席。黒でまとめた落ち着いた内装なのに、店員の馬鹿声がやたら響くのは「武蔵」のお約束。

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 やや底が浅めながらもそれなりに容量はありそうな丼で出てきました。

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 スープは動物系ベースの魚介まじりといった感じですが、食べ始めは節系を強く感じました。「こってり」というほどこってり感はなく、単に表面の脂がやや多いだけのような・・・ また柚子を効かせ過ぎて出汁の味わいをぶち壊しているような感も。また終盤戦になるとかえしの酸味がちょっと気になってしまいました。

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 麺は平打ちながらもそこそこ厚みがあってもっちりした食感が特徴。スープはさっと絡む程度ですが相性は良く、麺はなかなか気に入りました。

 2枚のせのチャーシューも脂身が少なく、かつ噛み応えは良好なんですが、非常に妙なことに変な酸味があって参りました。見た目はよさげなんですが・・・

 他に海苔、ネギ、メンマ。

 少々値が張るもののコンスタントにそれなりのものを出してくる「武蔵」の系列にしてはイマイチのような・・・

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【展望】11年第32節仙台戦

・主力を温存して天皇杯勝ち抜けに成功しましたが、仙台戦はU-22代表で直輝・濱田と攻守の要を欠き、かつ原口・スピラノビッチが長距離移動を伴う代表戦から帰ったばかりなので、スタメン編成は楽ではありません。

・現時点での予想は以下の通り。どんな面子でも堀監督は4-1-4-1を採用することだけは天皇杯3回戦で明らか。

-----セル-----
原口-柏木--丸塩-梅崎
-----啓太-----
野田-永田--坪井-平川
-----加藤-----

・濱田の代わりは坪井と予想。スピラは代表戦でアウェーゲーム2試合ともフル出場している上に、そもそもこれまで堀監督の下では全く出番がありませんからベンチスタートかと。仙台の鋭いカウンターで浦和DFラインの裏が脅かされる場面も少なくないでしょうし、その際坪井のスピード(といってもやや衰えた感は否めませんが)が活きるかと。

・直輝の代わりはおそらく怪我明けのマルシオ。磐田戦で梅崎をIHに入れてみましたが機能したとは言いがたいのでやむを得ない選択ですが、マルシオがいきなり新布陣で機能するかどうか・・・

・代表で出番のなかった原口は無理使いせざるを得ないでしょう。ただペトロに使い潰されて調子はずっと低調で、大きな期待はできず、天皇杯で突如爆発した原がスーパーサブになってくれればいいのですが。

・一方仙台は前節に続いてCBチョが出場停止。MF富田とFW柳沢が故障離脱中と万全ではありません。チョの代わりは前節同様渡辺が入るのでしょうが、ボランチは富田&角田のコンビが長かったようなので代わりがちょっと難儀かも。リャンが代表帰りですが日本戦では出番なし。

・なにせ第22節以降負けなし(6勝3分)。失点が非常に少ないのが最大の特徴で今季ここまでわずか5敗。一方勝ちきれない試合も多くてなんと13引き分けを記録していますが、浦和が勝ち点3を奪うにはかなり難度の高い相手です。震災の直撃を受け、中断期間中練習もままならなかった仙台がここまでの好成績を残すとは全くの予想外。仙台に一時的に練習場を貸していた浦和は何をやっていたのでしょうか?

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<前節:仙台 0-0 広島>

---柳沢--赤嶺---
梁---------関口
---富田--角田---
朴--鎌田--渡辺-菅井
-----林------

41分:富田→松下
52分:柳沢→太田
89分:赤嶺→中原

<前回:仙台 1-0 浦和>

-----赤嶺-----
関口---梁----太田
---角田--高橋---
朴--鎌田--曺--菅井
-----林------

得点:40分 太田

66分:高橋→富田
75分:太田→松下
89分:梁→マックス

・ユアスタの雰囲気に呑まれたとか、相手の気魄に押されたとか、空気を読んだとか、そんなメンタルの問題ではなく、どこからどう見ても完敗。1失点を喫した直後のポスト直撃弾を筆頭に仙台には何度も際どい場面を作られた一方、浦和のチャンスらしいチャンスは終盤のマゾーラ→マルシオしかありませんでしたら、0-1という点差以上の完敗という印象を受けました

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2011.11.17

【観戦記】11年天皇杯3回戦:浦和 2-1 東京V

・J1残留を目指してリーグ戦残り3試合。中2日で迎える仙台戦を前に、天皇杯3回戦ではレギュラークラスを大量に外すとの報道が出されてはいましたが、蓋を開けてみるとレギュラークラスはそもそもU-22代表召集で仙台戦に出られない直輝や濱田が出ているだけ。その他仙台戦では途中交代で出てくる可能性がある峻希、小島、暢久が出ているくらいで、その他は揃いも揃ってサブメンバー。2種登録の矢島も学徒出陣を命ぜられ、ベンチにはユース組がぞろぞろ。

・こんな面子で普段練習することなんてないでしょうから、連携プレーなんてほとんど期待できず。前半はボールを支配している時間こそ長いものの、決定機どころかチャンスらしいチャンスすら作れず。東京V(以下「緑」)が積極的に前に出てきた後半はボールを繋いで攻めるどころか防戦一方。両サイドを破られがちになった上に、若手だらけの浦和は中盤といい、最終ラインといい、フィジカル負けしてしまう場面が目立ちました。

・従ってチャンスの数は緑のほうが多いくらいでしたが、浦和は原が数少ないチャンスを2回決めて勝利。清水在籍時に見せた勝負強さをようやく浦和でも発揮した格好に。

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・原は器用でないというか、端的に言えば足元が下手なため、細かいパス回しに加わりようがなく、浦和ユース組主体の「繋ぐサッカー」には本質的に合わない選手。でもその「繋ぐサッカー」がほとんど機能していない中で、強引にゴールを決めたのはまことに立派。そういう役回りはこれまで原口が担っていましたが、原口がペトロに使い潰されてしまった今こそ、遅まきながら原の出番なのかもしれません。

・1点目はカウンターのチャンスで右サイドでボールを受けた原がぽっかり空いたバイタルエリアに進出して遠目から強引に放ったシュートが決まったもの。2点目はエリアぎりぎり外のところからの直接FK。原がFKを蹴ること自体驚きでしたが、それが決まるとは!!!

・原も「繋ぐサッカー」に不向きですが、そもそも連携の概念がないマゾーラはもちろん、トラップが流れがちなランコも「繋ぐサッカー」には不向き。そんな面子が前線にごろごろいる中で、あくまでも4-1-4-1のフォーメーションで「繋ぐサッカー」に拘る堀監督は短期決戦に不向きというか、目先の勝ちを拾いに行くのには不向きな監督なんでしょうなぁ・・・ もっとも他に監督のなり手がいない状況下だったでしょうから、堀監督を責めるつもりは毛頭ありませんが。

・全く機能しないランコに代えて高崎を入れてみたものの、ランコ以上に機能せず。というか、マゾーラ共々あまりにも動かないためか、途中から矢島が1トップに入っているってどういうこっちゃ???

・後半を見ると守備も相当きつかったかと。逆に言えば前半緑が妙に慎重に構えてカウンター狙いに徹し、45分を無駄に過ごしたのが結果的に敗因になったように思います。浦和は急遽CBに転用された青山が危なっかしい上に、再三攻撃参加を仕掛ける峻希の裏はどうしても狙われがち。おまけにもともと守備意識の薄いマゾーラが、再三接触プレーで傷んでやる気を喪失したのか、後半は攻守共に何の働きも見せなくなったため暢久が孤立無援の状態に陥ってしまいました。

・おまけに青山が後半故障退場してユースの西袋(「にしふくろ」ではなく「さいたい」と読む)を投入。青山は2回戦でも3人交代した後に故障しており、こうなると不運では済まされないような・・・ さらに3人目の交代は峻希→岡本と同ポジションの入れ替え。仙台戦を睨んで峻希を休ませたとしか思えない交代で、ただでさえ急ごしらえのDFラインが試合途中に二人も選手が入れ替わるという惨状。この浦和守備陣相手に一点しか取れない緑もなんだかなぁ・・・ 前半終了間際の巻といい、後半ロスタイムのマラニョンといい、決めないといけないチャンスがあったのですが。

・試合内容は褒められたものではありませんが、カップ戦は勝てば全てが許される世界。主力を全員休ませた上でのカップ戦勝利ですから結果にケチのつけようがありません。強引に2ゴールを決めた原がリーグ戦残り3試合でもうひと働き、ふた働きしてくれるとなお結構ですが・・・

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-----蘭子-----
マゾ-矢島--直輝--原
-----小島-----
暢久-濱田--青山-峻希
-----山岸-----

得点:56分 原、86分 原

ランコ→高崎
青山→西袋
峻希→岡本

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2011.11.16

【TV観戦記】W杯3次予選:北朝鮮 1-0 日本

・既に日本は3次予選勝ち抜け、北朝鮮は敗退が決まっており、純然たる消化試合となったアウェーゲーム。

・こうなるとやる気の差が勝敗に直結しがち。北朝鮮は対日戦必勝の至上命令をお偉い方から出されているかのような凄まじい気魄で、テストゲーム的な意味合いで試合に臨んだ日本を攻守に圧倒。

・もっとも北朝鮮が優勢な時間帯が長かった割には決定機はさほどなく、日本はそれ以上にチャンスがないといった感じの試合でしたが、終盤退場者を出した北朝鮮がセットプレーで得た1点を守り切って勝ったのは内容に見合ったものだと思います。

・北朝鮮は序盤から力攻につぐ力攻。パワーとスピードを全面に押し出して手数をかけずに直線的に相手ゴールに迫るという、Jリーグではまず見られない、まさに「力攻」としか言いようがないスタイル。もっともそんな単純な攻めで日本守備陣が崩れるはずがなく、なぜか左SBに配された伊野波が機能せずに左サイドがやられ気味だったのは気になりましたが、最後の最後のところで相手に決定的なシュートを許さずに前半終了。

・「日本は北朝鮮の力攻を適宜いなして北朝鮮が力尽きるのを待ってからごゆるりと反撃に転じればいいだろう」と思いながら観てましたが、先に力尽きたのは日本。セットプレーで栗原がハイボールに完璧に競り負け、さらに駒野も競り負け、なぜかGK西川の反応も鈍く、日本が北朝鮮のパワーの前に根負けしたような格好。

・前半からテンポ良いパス回しがほとんど見られず、当然ながらチャンスらしいチャンスを全く作れなかった日本。タジキスタンの河川敷みたいなピッチよりは北朝鮮の人工芝のほうがはるかにマシなはずですが、スタメンを大幅に入れ替え、遠藤なし香川なしだとこんなもんなんでしょうか?

・また北朝鮮が繰り出すラフプレーにリズムを狂わされた側面も否めなかったかと。勝敗にさしたる意味がない試合で怪我をしたくない思いからどうしても選手たちは腰が引けるでしょうし。もっともバーレーンの主審がマトモだったのには助けられましたが。

・先制された後も依然攻撃の糸口が掴めないためか、ザックは中村→内田で布陣を3-4-3へ変更。ベトナムとの親善試合もそうでしたが、ザックはなぜか控え組主体の試合になるとやおら3-4-3を取り出してきますが、選手も見極めもできなければシステムの熟成も進まないという「虻蜂取らず」というか「二兎を追って一兎も得ず」に陥っているような・・・ というか、レギュラーと控え組の差を埋めるのが急務に見えるのに、さらに3-4-3に拘ることに何の意味があるのかさっぱり判りませんが。

・消化試合にも関わらず金日成スタジアムは満員。試合展開とは何の関係もない応援というか声援を延々と送り続けるだけではなく、試合中にバックスタンドでマスゲームを披露。フットボールの観戦、応援とはあまりにもかけ離れた光景に唖然。

・原口はタジキスタン戦、北朝鮮戦とも出番なし。今の原口の出来ではA代表に選ばれること自体不思議なくらいですからやむを得ないでしょう。長距離移動の連続でお疲れでしょうが、リーグ戦残り3試合で死力を尽くして欲しいものです。

-----前田-----
岡崎---中村---清武
---長谷部-細貝---
伊野波-今野-栗原-駒野
-----西川-----

62分:中村→内田
76分:前田→ハーフナー
85分:清武→李

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2011.11.15

肉煮干し中華そば さいころ@中野

 中野駅南口から真南に歩いて、中野五差路を左折。中野郵便局の前。祝日昼に往訪。開店直後の往訪で先客ゼロ、後客7。店の前に露店が出ていますが、店とは直接関係なく、近隣で開催中のイベントのために軒先を貸しているだけとのこと。「地雷源」がリニューアルオープンしたものですが、「地雷源」時代は未訪。

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 屋号に敬意を表して、券売機で「肉煮干し中華そば(730円)」を注文。他に単なる「中華そば」や「背脂煮干しラーメン」「つけめん」なども。

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 店内はI字型カウンター11席。外壁がガラスなので店内はかなり明るく感じます。

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 黒でまとめた外観や内装からすれば非常に意外なことに、何の変哲もないラーメン丼で出てきました。スープは煮干しがしっかり効いていて好みのストライクゾーンど真ん中でしたが、ちょっとかえしがきつくて食べ進むうちに飽きが来てしまいました。量を求めるなら大盛にせずに、ご飯ものをつけたほうがよさげ。

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 自家製の麺は細めのうどんといった形容が相応しいタイプで、表面は柔らかめながら噛むともっちりとしたコシが感じられるもの。スープの持ち上げも良くて気に入りました。

 一方ばら肉チャーシューのほうはこれといった工夫はなく、これなら単なる「中華そば」でも良かったかも。他にメンマ、ナルト。刻みネギ。

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津和野・萩2011(2):津和野駅

(津和野・萩2011(1)から続く)

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山口 9:07 (スーパーおき2号 キハ187-1006) 9:58 津和野

途中駅でもなんだかんだとあって、結局列車の定刻から1時間半遅れで津和野駅到着。といっても当初予定より1本前の列車に乗れたので、当方予定からは30分くらいの遅れ。

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津和野駅は小さな城下町の北はずれに位置。観光スポットはここから南へ川沿いに点在しているので、天気が良ければレンタサイクルが便利。

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驚いたことに、平日は閑散としているであろう津和野駅に駅そば屋がありました。ローカル線はもちろん、幹線ですら駅そば屋はどんどんなくなりつつある御時世だけに。

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さっきうどんを食ったばかりのような気もしますが(苦笑)、駅そば屋が健在であることに敬意を表して「肉そば」を注文。

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駅そば屋では駅弁も販売。というか、駅そば屋自体が駅弁業者の経営の模様。小駅とはいえ観光地で、かつSLの出発駅なの駅弁商売も成り立つのでしょうが。

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津和野城に登り、城下町を一通り巡って駅に帰って来たところ、ちょうどSL「つわの号」の出発準備中。

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といってもSLは落葉による空転を懸念してか、今日はディーゼル機関車が牽引。SLはおまけについているような格好。

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従ってSLはどの程度牽引の役にたっているのか定かではありませんが、もうもうと黒煙を上げて出発!

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2011.11.14

麺処 花田@上野

 上野マルイの西側の通りを南へ。上野駅と御徒町駅のほぼ中間。平日夜に往訪。先客1、後客8。

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 店は通りからわずかに引っ込んだところにあって目立たないためか、通りに巨大な白い看板を出しています。

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 池袋の人気店が上野に出した支店で、「味噌」「辛味噌」「味噌つけ麺」「辛味噌つけ麺」とメニューも全く同じ。今回は「辛味噌(790円)」を注文。野菜大盛、ニンニク増しを聞かれましたが、ニンニク増しに。

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 店内はL字型カウンター10席くらいと店奥に2席。スタッフは3人。

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 多角錐状の深い丼で出てきました。ニンニクは別皿で提供。

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 スープはドロドロの超濃厚タイプ。池袋で食べたときは辛味噌といっても少々辛いといった程度でしたがこちらは思ったより辛く、ピリ辛の域を少し超えた感じ。脂のこってり感が強めに出ているのは相変わらず。濃すぎてスープを飲む気にはなりませんが、麺を絡める分には濃さ、しょっぱさが気にならない程度にまとまっています。

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 極太麺は断面が丸いタイプで緩い縮れ入り。このスープにはこれしかないという相性のよさ。もちもちとした食感も嬉しいもの。

 チャーシューが一枚隠れていますが、池袋のはぐずぐずと崩れやすかったのにたいし、ここのは柔らかめながらも形状はしっかり保っていました。また炒め野菜が意外に少ないのは同じで、大盛にすべきだったとまたしても後悔。逆にニンニク増しは当然といっては当然ですが、やたらニンニク臭くなってしまって全体のバランスが崩れ、これまた後悔(自嘲)

 濃すぎて体に悪い感は否めませんが、たまに食べたくなるタイプなのは確か。

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津和野・萩2011(1):山口駅

羽田空港 6:40 (ANA691 767-300)  8:25 山口宇部空港

前日は弱い雨との予報でしたが、空港に着いてみると残念ながらそれなりの本降り。

山口宇部空港 8:45 (中国JRバス)  9:44 山口駅

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空港から山口駅行きのバスが試験的に運行されていましたが、乗客はわずか4名。

空港でも申し訳程度に小さく記されているだけでPR不足は明らかですが、これでは廃止されてしまうような・・・

また山口は今年国体を開催していますが、それに応じて交通網を整備しているようでもなく・・・もう土木工事の切っ掛けとしての国体の歴史的役割も終わってしまったのかも。

山口 9:07 (スーパーおき2号)  9:58 津和野

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街の中心部から遠く外れ、相変わらずうら寂しい山口駅。駅裏は山と川のみ。

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駅前に飾られた「フシノのお殿様&お姫様」。中央の能書きはお召し物のことをだらだら書き連ねていますが、肝心の「この人形は何者なのか?」ということには触れていないような・・・

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悪いことは続くもので、落葉で列車が空転して立ち往生した模様。今年は11月になってもやたら暖かくて紅葉が遅れているはずですが、山の方は違うのかなぁ・・・

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待てど暮らせど動かない列車の中でぼーっとしていても仕方ないので、山口駅に併設されたうどん屋で早めの昼飯。全国的に駅そば屋はどんどんなくなる方向ですが、山口駅で商売が成り立つのかどうか、かなり心配・・・

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うどんよりもごほう天が目立つ、かなり変わった一品でした。

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ベタ遅れのダイヤのため、本来なら絶対に間に合わないはずの特急「スーパーおき2号」に乗車。首都圏に住んでいると山陰を走るキハ187系なんて滅多に乗る機会がないでしょうから、これはこれで嬉しい誤算ですが。

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2011.11.13

つけ麺 津気屋@川口

 川口駅東口の駅高架下。もともと「武蔵野うどん いなかっぺ」→「麺仙彩花」があったところに出店。平日夜に往訪。レッズランドの近くに本店がある「津気屋の系列店ですが、本店とは違って川口店は残念ながらつけ麺専門店。とりあえず基本の「津気屋つけ麺(680円)」を注文。

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 店内は「いなかっぺ」時代そのまんまで縦に細長い店内に2人掛けテーブルが5卓と壁沿いにカウンター席。但しカウンター席は丸椅子を間隔を狭めて置いてちょっと増席したかも。店は絶えず客がやって来て常に10人前後の客足をキープ。接客はかなり手馴れた感じですが、少々うるさいのが難。

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 つけ汁は豚骨ベースに魚介系を合わせたよくある風で粘度高め。器に魚粉がうっすら着いていますが、食べる分には魚粉は目立たず。やや甘めですが、見た目ほどくどさは感じません。つけ汁の中には大ぶりのメンマと小さめの角切りチャーシュー。

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 自家製が売り物の麺はつるつる、もちもちっとした食感が楽しい極太麺で、麺自体は結構気に入りましたが、どうも食べている最中に妙な臭みが沸いてきました。それが麺のせいなのか、つけ汁のせいなのかは良く判りませんでしたが、急速に食欲減退・・・・

 ポット入りの割りスープはかなり薄くて、これまたがっかり。

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2011.11.12

ラーメン 魁力屋 草加店@松原団地

 国道4号線草加警察署の向かい。最寄り駅は松原団地ですが、団地群や独協大を挟んでいるのでちょっと距離があります。日曜昼に往訪。開店してそれほど時間が経っていない時間帯に到着したはずですが、先客が10人強。その後も続々と車で客がやってきて総勢20人超にはなったでしょうか。

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 京都北白川に本店がありますが、京都よりも大阪のほうが店舗数が多く、さらに首都圏にもパラパラと出店。

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 背脂醤油が売り物で、基本の「特製醤油ラーメン・並(650円)」を注文しましたが、味噌・塩・コク旨ダレなどメニューは豊富。麺の固さ・背脂の量・ネギの量・一味唐辛子の有無が調整可能なので「麺固め」で。

 店内は横長のカウンターが20席近く。小上がりにテーブルが4卓とかなりのキャパ。キャパ相応に店員も多めで、少々せわしないものの、接客もソツなし。

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 スープは鶏がらベースですが、かえしの醤油がちょっときつくて出汁の旨みを味わうには至らず。見た目は背脂たっぷりですが、いざ食べてみると良くも悪くも背脂の存在はさほど気にならず。一味はわずかにピリ辛感を出している程度。

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 麺は並太ストレート麺で少々ざらざら、ぽきぽきした食感。京都のラーメンは概して麺が柔らかいのが嫌で「固め」にしたのですが、ここのはデフォルトでも差し支えない感じ。固めだとちょっと固すぎました。もっともすぐにスープに馴染んでいったので実害はありませんでしたが。麺の量は多いとは言いがたいんですが、大盛にすると飽きてしまいそうで、何か一品をつけたほうがいいかな。

 他に薄いばら肉チャーシューが少々。ネギ好きの人は「多め」にしてもらって、チャーシューやネギを麺に絡めながら食べるのも吉。

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【TV観戦記】W杯3次予選:タジキスタン 0-4 日本

・長居での一戦とは打って変わって積極的に前に出てきたタジキスタン。日本は荒れたというか、河川敷か何かにしか見えない酷いピッチ状態に苦しんで序盤はパスミス連発。こぼれ玉を拾われてポスト直撃のミドルシュートを浴びる一幕もあり、吉田・内田とうっかり系というかやらかし系のDFが並んでいるだけにまさかの一発を食らう懸念が最後まで拭えませんでした。

・しかし、今野のゴールで先制した後着々と追加点を重ね、終わってみれば敵地で4-0の大勝。なかなか

・タジキスタンはゴール前にしっかりブロックを作って、ボールを奪った後は縦に速い攻め。しかもその際に人数をかけてきました。従って日本はタジキスタンが前に出てきたところを逆に速い攻めで突ければもっと楽に勝てたような気がしますが、この日は1トップのハーフナーが不振で全くボールを収められないためか、日本の攻撃は徹頭徹尾遅攻。タジキスタンの守備陣がすっかり整った状態のところを攻めに出るため、ボールコントロールに慣れてきた15分すぎになってもなかなか決定機を作れず。

・それでも長谷部の浮き玉のパスに反応してDFラインの裏に飛び出して受けた香川がこの試合最初の決定機を得た直後、同じような形で中村が飛び出し、シュートのこぼれをなぜか突如攻撃参加していた今野が詰めて日本先制。まさかの一発を食らいかねなかった日本にとって大きなゴールでした。

・時間の経過と共に荒れたピッチへの順応力の差が顕著になり、後半の香川は無双状態に突入。香川が左サイドを深く抉ってからクロス→ファーの岡崎は見事。

・全くいいところがなかったハーフナーに代えて、Jリーグで好調の前田を投入したのは至極納得。前田はピッチに慣れる間に試合が終わってしまうかもと思って見ていたところ、何人ものDFを前に「一人で出来た!」系のゴールを豪快に決めてくれました。

・激しい攻守の切り替えで前半飛ばしまくったタジキスタンは気の毒なほど終盤バテバテ。ロスタイムにはバイタルエリアでの日本のボール回しに全くついてゆけず、エリア内右でどフリーの岡崎がこれまた豪快にボールをゴールに叩き込んで4点目。

・でも3点目が入ったところで怪我持ちの遠藤を下げないのは謎でした。

・荒れたピッチへの順応力という点では内田はまるでダメ。駒野や中村もかなり怪しかったような・・・

-----マイク-----
香川---中村---岡崎
---遠藤--長谷部--
駒野-今野--吉田-内田
-----川島-----

得点:36分 今野、61分 岡崎、82分 前田、90+3分 岡崎

56分:ハーフナー→前田
87分:中村→清武
89分:内田→伊野波

【TV観戦記】W杯3次予選:タジキスタン 0-4 日本

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2011.11.11

吉備路2010(4・了)

吉備路2010(3)から続く)

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吉備路の象徴ともいえる備中国分寺五重塔。上層と下層の大きさがあまり違わない、すらっとした塔が寒空に凛と建っています。

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備中国分寺五重塔は、南北朝時代に1度焼失し、1821年(文政4)ごろから位置を変えて再建。

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国分寺自体も、古代の国分寺がそのまま残っているわけではなく、一度廃寺になったものを江戸時代になってから復興。

吉備路サイクリングロードは極力車の来ない道を選んで設定しているので走りやすいことは走りやすいのですが、見所を最短距離で結んでいるわけではなさそう。

そこで帰りは県道を走ってみましたが、当然ながら車の通行量が多い上に、集落を避けて小さな山をショートカットしているところもあるのでアップダウンがあるのが難。変速機のない自転車ではチト辛かったかと。

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高松城址へ向かう途中に建っている最上稲荷の大鳥居。吉備線の車窓からも良く見えます。1972年建立。

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豊臣秀吉が毛利氏と対峙し、水攻めをもって落城させたことで有名な備中高松城。ぱっと見はただの低湿地で、それゆえ水攻めが効いたのでしょうが、そもそもこんなところに城があったこと自体に驚かされます。

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高松城址から北へ進んで、最上稲荷神社へ。

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表参道はお土産屋さんや食堂などのアーケード街。金比羅さんも似たような感じですが、表参道がシャッター通りと化しているのはなぁ・・・

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石造りの仁王門。旧仁王門が山火事で焼失したため、中興350年記念事業として1958年に再建。見た目どおり、インドの殿堂様式で境内で異彩を放っています。

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儲かって儲かってたまりまへんなあ感が満点の本殿。

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少し登ったところに旧本殿。やっぱ神社はこうでないと霊験がないような・・・

備前一宮 14:21 (754D キハ40-3004) 14:36 岡山
岡山 15:45 (岡電バス)  16:15 岡山空港
岡山空港 17:10 (ANA658 B767-300) 18:30 羽田空港

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2011.11.10

【閉店】ラーメンゼロ PLUS@表参道

 表参道ヒルズ3F。土曜夕方に往訪。目黒にあった「ラーメンゼロ」が移転したものですが、そんなことでもなければ表参道ヒルズなんて一生行くことはなかったでしょうなぁ・・・・(´・ω・`)ショボーン

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 夕方の非常に中途半端な時間帯に出かけたのですが、なんと店はほぼ満席で外に待ち客2。後払い制で、売り物の「ベーシックゼロ(900円)」を注文。目黒の時も割高でしたが、一段と値段が上がっとるやないか!!! 場所柄か、半ば観光地価格ですな、これ・・・  屋号に「PLUS」が付いたのは、かえしなしの「ベーシック」は万人受けしないためか、かえし有りの「ラーメンプラス」や「ツケメン」も置いてあるためでしょうか。

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 店内は上下2段に分かれていて、高いほうがくの字型カウンター10席、低いほうに2人掛け&4人掛けテーブルが2卓ずつ。

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 化学調味料どころかかえしを一切使わず、出汁だけで食べさせる意欲作。一口目はかなり薄く感じますが、三口、四口とスープを飲んでいるうちにその旨みが判るようになります。もっとも目黒で初めて食べたときの驚きがない分、物足りなさを感じたのも事実ですが・・・ スープが超薄味なのでチャーシューなり、底に溜まりまくったひき肉なりの味わいが引き立ちます。でも値上がりしたのにメンマが減ってないかねぇ?

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 麺は並太ストレートで柔らか目。スープに合わせようとすればやむを得ないかとは思いますが、従前より一段とへたった感じでちょっと残念。

 もう「かえしなし」の驚きもなんにもないし、この値段だとさすがに次の往訪はないでしょうなぁ・・・

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2011.11.09

【閉店】づゅる麺 豚あじ 恵比寿神社前@恵比寿

 恵比寿駅西口から駅前の駒沢通りを渡り、通りから少し北側へひっこんだ恵比寿神社のすぐ前。「白だし すず」の跡地に出店。目黒の人気店「づゅる麺」が出した支店で、開店直前に店に到着したところ既に行列2名。人気が定着したのかと思いきや、その後が全く続かず、後客わずかに1。

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 目黒の本店と違ってこちらはラーメンも置いてあると思い込んでやってきたのですが、券売機のボタンをつらつらと見たところこちらもつけ麺専門店でがっかり。やむなく「つけ麺・中盛(850円)」を注文。なお200gの並盛ですら800円と強気の価格設定で、しかも100g増える毎に50円アップ。細麺の替玉を「〆ラー」と称して売り出しているようですが、全く興味なし。っちゅーか、「〆ラー」を「ラーメンも置いてある」と勘違いしたのか・・・

 店内は前店から全くと言っていいほど変わった様子はなく、L字型カウンター10席ちょっと。厨房内にはスタッフが2名で作業工程が丸見え。

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 つけ汁は豚骨をベースに魚介系を合わせたものですが、かなり豚骨が強め。従って食べ始めはちょっと重いかなと感じましたが、無化調が奏功してか意外にもくどさは全く感じず。つけ汁の中には角切りのチャーシューがごろごろ。メンマや刻みねぎはほんのちょっとだけ。

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 麺は平打ちで堅さは並。つるつる、もちもちっとしたタイプ。つけ汁はとろみが少々付いている程度なので麺への絡みはちょっと弱いかもしれませんが、飽きずに食べきるには却って好都合かも。

 スープ割を頼んだところ、つけ汁からはそれほど感じなかった魚介系の味わいがぐっと引き立って、「一粒で二度美味しい」感も。季節的にはつけ麺はもうええかな、という気分ですが、期待せずに入った割には大当たりでした。ただ椅子が高いというか、カウンターが低いというか、ちょっと食べづらいのが難といえば難かな?

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2011.11.08

【閉店】麺家いろは@池袋

 池袋東武”SPICE”12F。「小樽 あっぱれ亭」の後を受けて、「諸国ラーメン探訪区」に本年9月にオープン。平日夜に往訪。富山に本店があり、北陸を中心に京都や博多にも他店舗展開しているチェーン店です。

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 店内のレイアウトは以前と全く変わっておらずテーブル席主体。先客6、7人。後客3,4人といったところ。着席時に口頭注文&後払いのシステムで、売り物の「ブラックらーめん」を注文。但し、それ以外のメニューも豊富で「煮干し中華そば」「白エビだし塩らーめん」「完熟味噌らーめん」「魚介つけ麺」なども。

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 「富山ブラック」は以前現地の「大喜(駅前店)」で試食したことがあり、やたらしょっぱくてラーメン単体では食べられず、ご飯のおかずにしかならない代物という印象を受けましたが、この店のは全くの別物。確かにスープの色は真っ黒ですが、それは黒醤油のなせる技であって、スープ自体はさほどしょっぱくはなく、むしろ食べ進むにつれて酸味を強く感じました。出汁は魚介系中心ですが魚臭さはなく、万人受けする範囲内。

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 残念だったのは麺。並太やや縮れ入りでつるつるした食感は良いのですが、柔らかめを通り過ぎてのびていると形容したほうがいいような状態。

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 チャーシューもややタレに浸かりすぎた感あり。他に細いメンマ、刻みネギ、海苔。ネギの上にブラックペッパーがちょっとかかっていますが、蛇足の極みのような・・・

 麺の件はさておき、一応無難にまとめた感はありますが、それだけにこれで780円は高いと思います。まぁ「諸国ラーメン探訪区」に入る店は常に割高感が付きまといますが。

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吉備路2010(3)

吉備路2010(2)から続く)

岡山 8:09 (731D キハ47-170) 8:20 備前一宮

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翌日は備前一宮で借りたレンタサイクルを駆使して吉備路の社寺巡り。

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最初に訪れたのは備前一宮駅からほど近いところにある吉備津彦神社。備前国の一宮として信仰を集める神社で、大吉備津彦命が主祭神。

もともと古代より背後にある中山全体が神の山として崇敬されていて、大吉備津彦命が永住された吉備中山の麓の屋敷跡に社殿が建てられたのが当神社のはじまりだとか。

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随神門。1697年(元禄10年)池田綱政が造営したもので二柱の門番の神様がお祀りされています。

右に見えるのは高さ11.5m.、笠石8畳の日本一大きな燈籠で、1830年(文政13年)から27年に渡って寄付がよせられ、1859年(安政6年)建立。

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拝殿。非常に古い歴史を持つ神社ですが、1930年に失火により本殿と随神門以外の社殿・回廊が焼失。現在見られる社殿は1936年に完成したものとのこと。

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茶褐色の狛犬は備前焼でしょうか?

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吉備中山の山裾をぐるっと回って吉備津神社に到着。吉備津彦神社が中山の北東にあるのに対し、吉備津神社は北西にある格好で、こちらは備中国の一宮。

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急な石段を登りきるといきなり本殿拝殿の前に出てきます。

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国宝本殿拝殿。入母屋の千鳥破風を前後に二つ並べてひとつの大きな屋根にまとめた極めてユニークな構造を有しており、足利義満が造営。

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境内の末社などへ長々と回廊が伸びています。

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吉備津彦命に祈願したことが叶えられるかどうかを釜の鳴る音で占う「鳴釜神事」が催される御釜殿。

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しばらくのどかな吉備路を西へ西へ。

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なんでもないはげ山のように見えますが、これは造山古墳。

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墳丘の長さでは日本で4番目。しかし天皇陵とされていないせいか、古墳の間近まで住宅が迫るなど開発が進んでいます。

古代吉備王国の首長の墓といわれ、その大きさが畿内政権と肩を並べる古代吉備の勢力を物語っていますが、謎の多い古墳だとのこと。

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2011.11.07

【閉店】山岸一雄製麺所@池袋

 池袋西口地下街「エチカ」内。平日夜に往訪。

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 つけ麺の発明者とされる山岸一雄氏の名前を冠した店ですがつけ麺専門店ではなく、「角ふじ麺」という二郎パクリ系っぽいメニューとの二本立て。さらに普通のラーメンやみそラーメンも用意。今回は「角ふじ麺(750円)」を注文。中盛(250g)まで同値段とのことでしたが普通(200g)で。さらに野菜増しもサービスできるとのことでしたが、こちらも普通で。

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 店のキャパはかなり大きく、中央に島式カウンター10数席を配し、壁際に2人ないし4人掛けのテーブルをずらずらっと。先客10人くらい、後客2,3人といったところでしょうか。

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 普通でももやしの量はかなり多く、これならわざわざ野菜増しにする必要は全くありません。それは結構なんですが、問題はスープ。この手のスープには非常に珍しいことに脂が少なくてびっくり!まぁ必要以上に脂っぽいよりは食べやすくて良いんですが、物足りないのも確か。また豚骨出汁もそれほど強く出ているとは言いがたく、かなり甘めで、それなりにしょっぱいかえしでなんとか持たせているような・・・

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 別皿で出てきたにんにくをちびちびと投入しながら食べ進みましたが、一緒に付いてきたかえしは野菜増しじゃなければ特に要らんのでは?

 麺は極太縮れ麺。かなり固めの仕上がりで、ちょっとスープの量が少ないのと相まって最初は食べづらく感じましたが、食べ進みに従ってスープが馴染んで良い塩梅に。しゃきしゃき感たっぷりのもやしとの相性もまずまず。

 ばら肉チャーシューはちょっと冷えていてイマイチ。

 池袋駅内といってもJR改札口あたりからはちょっと距離があり、雨に濡れなくても済むのがメリットとはいえ、途中の「頑者」で妥協してしまいそうな・・・ またつけ麺といい角ふじ麺といい、ボリューム指向のメニュー構成がそもそもエチカの客層とはかけ離れているのではないかという懸念が・・・

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2011.11.06

【移転】ラーメンさんぱち お茶の水店@御茶ノ水

 御茶ノ水駅聖橋口から聖橋を渡ってそのまま直進。清水坂下交差点角。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。札幌に本店があるチェーン店です。

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 券売機で一押しの「味噌ラーメン(750円)」を注文しましたが、塩・醤油・とんこつ・つけ麺となんでもござれみたいなメニュー構成。

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 店内はL字型カウンター10席強。スタッフは女将さんらしき方とアシスタントの若い娘さん。女将がせっせと中華鍋で炒め物。

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 味噌ラーメンとしてはびっくりするほど早く出てきましたが、味噌ラーメンには珍しく細めの麺なんですな。かなり強めの縮れ入りで、やや堅めの仕上がり。若干ごわごわっとした食感でスープとの相性はそんなに悪くありませんでした。

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 スープは炒め物の脂も混じって少々オイリーですが、濃厚タイプに慣れてしまうと随分あっさり、さらっとしているように感じます。出汁がどうにも平板で、辛目の味噌で持たせているような・・・

 麺の上にはもやし、玉ねぎ、ひき肉などの炒め物と薄いチャーシューが一枚。小口ネギとピンクのナルトが彩りを添えています。

 まぁチェーン店なりの無難な出来で、それ以上でもそれ以下でもない感じ。もっとも目の前に有名店「大至」があり、その「大至」ですらそんなに繁盛しているようには見えないこの場所で大丈夫なんかいな?というのも正直なところ。

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吉備路2010(2)

吉備路2010(1)から続く)

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1時間ちょっとでようやく服部駅到着。近くに岡山県立大学があり、鬼ノ城から服部駅まで歩いて戻る際には、これが良い目安になります。もっとも当の大学生自体は服部駅なんて使わないんでしょうけど。

服部 15:02 (756D キハ40-3002) 15:36 岡山

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吉備線はタラコ色あり

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岡山色ありといった感じでしたが、JR西が経費節約で単色化を進めている今はどうなっているのかな?

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路面電車へ乗って岡山城へ。岡山城は「城下」電停が最寄。

岡山城は3年前に往訪したばかりですが、その際は日没にかかってしまったので再訪した次第。もっとも今回も夕暮れ時になってしまいましたが(苦笑)。

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戦災を免れた月見櫓。城外から見るのと城内から見るのとでは印象がかなり違います。

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廊下門をくぐって城内へ。表書院と本段御殿を結ぶ渡り廊下の役割を果たしていたことからその名があるとか。

岡山城は三の丸どころか二の丸まですっかり市街地化してしまい、観光客はいきなり本丸に突入する格好になって城郭の広さを実感できないのが残念。

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不明(あかずの)門。1966年鉄筋コンクリート造で再建。

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同じく1966年に鉄筋コンクリート造で再建された天守。岡山城は1945年の米空軍による岡山大空襲により天守等を焼失してしまいましたが、外観はほぼ旧状どおりに復元されています。

外壁に黒塗りの下見板を張っているため全体的に黒っぽいのが岡山城の外観上の特徴。左に付属しているのは塩蔵と呼ばれる別の櫓。

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天守礎石。天守をもとの位置に鉄筋コンクリート造で再建することになったため、礎石だけを移して保存。

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2011.11.05

吉備路2010(1)

かなり間が開いてしまいましたが、昨冬に岡山の城址&社寺を巡ってきた時の記録です。

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羽田空港 7:40 (ANA651 A320) 9:00 岡山空港
岡山空港 9:05 (岡電バス)  9:35 岡山
岡山 10:14 (847M クモハ213-9) 10:45 総社

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最初に訪れたのは鬼ノ城(きのじょう)。

663年(天智天皇2年)の白村江の戦いに倭国が敗れた後、唐・新羅の侵攻に備えて築城された古代山城の一つと考えられていますが、史書に記録がないため非常に謎が多いことで知られています。

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鬼ノ城は総社駅からタクシーで。2700円也。

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タクシーは鬼城山ビジターセンターの傍まで連れて行ってくれるので、あとは緩やかな上り下りを繰り返すだけ。すり鉢形の鬼城山の山頂周囲を石垣・土塁による城壁が周囲2.8キロメートルに渡って取り巻いています。

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城壁の要所に4箇所の門が配されています。最初に目に付くのが西門。

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木造三階建ての城門が復元されています。

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北門

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屏風折れの石垣。急な崖の上をさらに高石垣で固めるとは!!!

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東門。

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南門。

鬼ノ城を一周巡って1時間半ちょっと。

帰りは服部駅まで徒歩。思いの他坂がきつく、行きはタクシーにして正解でした。砂川公園まで一本道なので迷いようがありませんが、要所に道標が立っています。

もっとも服部駅から歩いてくる人のことなんて全く想定していないのか、駅の所在を示す案内板は全く見かけず。途中道路工事のオッサンに駅を尋ねてみたところ、「駅があるのを聞いたことがある」といった風でした(苦笑)。

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2011.11.04

【観戦記】11年第31節:浦和 0-3 磐田

 何一ついいところがなく惨敗。幸い甲府も敗れたため勝ち点2差のまま15位に留まりはしましたが、J1残留には非常に不安の募る酷い試合内容でした。

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 立ち上がりは可もなく不可もなしといった印象でしたが、早い時間帯にCKで、しかもよりによって前田のマークを離してしまって失点。これで残留争いの重圧を受けた若い選手だらけの浦和はパニック状態になってしまったように伺えました。中盤から前目の選手はなんとか局面を打開しようと盛んに走り回ってはいましたが、やたらボールに集まって動きが被りまくり。まさに「空回りの集合体」と化してしまいました。この有様を見ると直輝がいようがいまいが、試合結果に大差はなかったかもしれません。

 磐田は強烈なプレスで浦和のパスワークに対抗。浦和のCBへは前田と山崎、SBには対面のSHが猛追。浦和の最終ラインはこの猛プレスをいなすことが出来ず、最終ライン間での横パスどころか、GKへのバックパスを余儀なくされるばかりで、当然ながらビルドアップなんて夢のまた夢。なんとかSHに繋いだところで、そこでも磐田の強烈なプレス網が待ち構えていてどうにもならず。

 従って浦和の攻撃はセルへいきなり放り込むか、柏木なり、梅崎なりが無理やりドリブルで持ち上がるしか手立てがないように見受けられましたが、そんな単純な組み立てで破れるような相手ではありませんでした。得点に最も近かったのは前半原口が単騎ドリブルで左サイド奥深くまで侵入した「ペッカー臭漂いまくりの攻撃」だったのは皮肉というかなんというか・・・

 後半も早い時間帯にカウンターで失点。その後は120分戦った後の中4日での試合という悪条件も重なってか、浦和の運動量は目に見えて落ちてしまいました。磐田の猛プレスが90分持つわけがないので1失点で耐えていればまだ勝機はあったのでしょうが、追加点を許した上に、浦和が先にバテてしまっては話になりません。セルもバテバテでしたが、セルを1トップでは機能しないことが判り切っているランコに代えたのも不可解で、案の定何の働きもできませんでした。

 攻撃は全く得点の匂いがしなかった一方、守備はズタボロ。啓太の出場停止で代わりに小島を据えてみましたが、結果は大失敗。パスセンスに秀でた選手ですが、守備範囲にせよ、危機察知能力にせよ、優勢な磐田の中盤に対峙するには荷が重かったような・・・ 磐田が攻勢に転じた際に往々にして浦和のバイタルエリアはがら空きになってしまい、前半1失点で済んだのは奇跡と思ったくらい。

 また前田はもちろん、相方の山崎のスピードが脅威で、浦和の両CBは山崎に振りまわされっぱなしでした。磐田の2点目は後方から走ってきた山崎が最前線で前田が粘ったこぼれ玉を拾ったものですし、3点目は永田に競り勝って裏を取ったところから。

 主力を欠いた状態で戦うにはあまりにも組織が未成熟で、しかも早い時間帯の失点で心理的に追い込まれてしまったあげくの惨敗。次のリーグ戦まで2週間開くのは幸いで、なんとか立て直して欲しいものですが・・・

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-----セル-----
原口-柏木--梅崎-峻希
-----小島-----
平川-永田--濱田-暢久
-----加藤-----

57分:暢久→野田
66分:セル→デスポトビッチ
77分:峻希→マゾーラ

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---山崎--前田---
山田---------西
---ロドリゴ--小林---
那須-藤田--加賀-駒野
-----川口-----

得点:12分 前田、54分 山崎、67分 前田

61分:西→山本康
86分:山崎→荒田
90分:ロドリゴ ソウト→山本脩

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2011.11.03

【閉店】ジャンクガレッジ@東京駅

東京駅一番街「ラーメンストリート」の一角。てっきり「まぜそば」専門店と思い込んでいたのですが、ラーメンも置いてあることに気づいて、平日夜に往訪。先客、後客とも5人前後。

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ボタンが随分と賑やかな券売機で「ラーメン・並(720円)」を注文。

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接客係の姉ちゃんがオプションを聞いてきたので「野菜増し」に。おまけに番号札を渡されました。店内はテーブル席中心で、2人掛け4卓、4人掛けが2卓。さらに店奥にカウンター席。紙エプロンのサービス付き。

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見た目通りの二郎パクリ系ですが、野菜増しにしたのは失敗。野菜といってもキャペツの破片がわずかに認められるだけで、事実上もやしのみ。

スープも一応背脂が浮いているものの、こってりにはほど遠い状態。とんこつ出汁はそれなりにしっかりしているものの、かえしはかなり甘めで、しかも増量されたもやしによってスープがどんどん薄くなってしまいました。テーブルに醤油が置いてあるのでやむなく追加。

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麺は極太でねじれの入ったタイプ。しっかりした噛み応えが気に入りましたが、スープにこってり感がないので麺が強すぎる印象。

程よく脂がのった柔らかめのチャーシューをちびちび齧りながら一応完食。スープの出来がイマイチなところを見ると、やっぱりこの店はまぜそばを食べてナンボなんでしょうな、多分。

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2011.11.02

【展望】11年第31節磐田戦

・久しぶりのタイトル奪回はならなかったどころか、内容においても鹿島に遠く及ばなかったナビスコ杯決勝からわずか中4日。J1残留へ向けてナビスコ杯決勝よりも遥かに重要なリーグ戦やってきました。

・浦和は何も失うものはないつもりで鹿島に挑んだつもりでしたが、直輝がまさかの退場。もともと啓太がイエロー累積で出場停止なのに加え、直輝をも欠いた状態で磐田戦を迎えることになるとは夢想だにしませんでした。

・アンカー啓太の代わりは小島を入れるか、あるいは濱田を一列上げてCBにスピラを入れるといった案がすぐに浮かびますが、マルシオが故障中とあって直輝の代わりにIHが務まりそうな選手は見当たらず・・・というか、直輝に代わってピッチを動き回って全体の繋ぎ役になる選手なんてそうそういるものではないんでですが・・・

・とはいえ、今後U-22で直輝が抜ける試合もあるわけで、直輝抜きの布陣をそれなりに用意しておかないとどうしようもありません。

・柏木をボランチに下げ、ランコ&セルの2トップで4-2-2-2にする案が机上論としては成り立ちますが、堀監督がこれまでの4-1-4-1に拘った場合の布陣が楽しみ。もっとももうあれこれ試行錯誤している時間はなく、結果だけが大事という時期なんで、試行錯誤している様を眺めて楽しむ余裕なんて全くないんでしょうけど。

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<前節:磐田 0-4 C大阪>

---金園--前田---
山崎---------西
---那須--小林---
山本脩-藤田-古賀-駒野
-----川口-----

58分:山本脩→山本康
65分:西→ジウシーニョ
78分:金園→荒田

・CB加賀が出場停止で古賀が代役。さらに山田が体調不良で欠場し、左SHに山崎を起用。

・前回対戦時にはいなかった西が最近はスタメン起用されているようですが、90分持たないのか後半の早い時間帯に代えられる様子。それ以外はほぼスタメン固定。

<前回:磐田 1-1 浦和>

---金園--前田---
山田-------山本康
---那須--小林---
山本脩-藤田-加賀-駒野
-----川口-----

得点:90+3分 前田遼一

59分:金園→ジウシーニョ
62分:山本康→船谷
82分:山本脩→菅沼

 浦和が柏木のミドルシュート一発で先制し、後半磐田の攻勢を凌ぎ切ってなんとか勝ち点3を手にするかと思ったのですが、最後の最後でスピラが前田を引っ掛けたような格好でPKを与えて同点に追いつかれ、そのまま試合終了。

 眠気を誘うような、両者とも見所に乏しい試合で、「前田ってこんなに汚かったっけ?」と感じたのがこの試合の唯一の収穫(?)かも。

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2011.11.01

ごらんアウェー:G大阪2011(11・完)~高台寺&知恩院

(ごらんアウェー:G大阪2011(10)から続く)

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建仁寺から八坂通りを登って東山へ。

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まぁ教科書どおりみたいな観光ルートなんで、超円高にも関わらず外国人観光客が多いですなぁ・・・

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ぷらぷらと歩を重ねて高台寺を散策。

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東山路傍の触れ仏。高台寺が最近仕掛けたものかな?こういうのをコンプリートするのが好きな人が結構おるからなぁ・・・ 上写真は「秀吉・ねねの像」。注釈がなかったらなんだか判らんで。

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こちらは「天満宮の牛」で判りやすい。こんなのが高台寺の境内やその周辺の圓徳院、岡林院、月真院などに設置。

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ねねの道から大雲院の脇、円山公園を抜けて知恩院へ。これまた典型的な観光ルート。

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ところが知恩院の境内には観光バスで続々と団体がやって来て、初詣でもないのに異様な賑わい。大方は山口県や出雲から来た知恩院グループ(?)の檀家さんの団体みたいでしたが・・・

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「法然上人八百年大遠忌」って知恩院の一大イベントの初日だったんですな。もともと3月スタートの予定だったのが震災で10月に延期になったんだとか。

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