【TV観戦記】W杯3次予選:タジキスタン 0-4 日本
・長居での一戦とは打って変わって積極的に前に出てきたタジキスタン。日本は荒れたというか、河川敷か何かにしか見えない酷いピッチ状態に苦しんで序盤はパスミス連発。こぼれ玉を拾われてポスト直撃のミドルシュートを浴びる一幕もあり、吉田・内田とうっかり系というかやらかし系のDFが並んでいるだけにまさかの一発を食らう懸念が最後まで拭えませんでした。
・しかし、今野のゴールで先制した後着々と追加点を重ね、終わってみれば敵地で4-0の大勝。なかなか
・タジキスタンはゴール前にしっかりブロックを作って、ボールを奪った後は縦に速い攻め。しかもその際に人数をかけてきました。従って日本はタジキスタンが前に出てきたところを逆に速い攻めで突ければもっと楽に勝てたような気がしますが、この日は1トップのハーフナーが不振で全くボールを収められないためか、日本の攻撃は徹頭徹尾遅攻。タジキスタンの守備陣がすっかり整った状態のところを攻めに出るため、ボールコントロールに慣れてきた15分すぎになってもなかなか決定機を作れず。
・それでも長谷部の浮き玉のパスに反応してDFラインの裏に飛び出して受けた香川がこの試合最初の決定機を得た直後、同じような形で中村が飛び出し、シュートのこぼれをなぜか突如攻撃参加していた今野が詰めて日本先制。まさかの一発を食らいかねなかった日本にとって大きなゴールでした。
・時間の経過と共に荒れたピッチへの順応力の差が顕著になり、後半の香川は無双状態に突入。香川が左サイドを深く抉ってからクロス→ファーの岡崎は見事。
・全くいいところがなかったハーフナーに代えて、Jリーグで好調の前田を投入したのは至極納得。前田はピッチに慣れる間に試合が終わってしまうかもと思って見ていたところ、何人ものDFを前に「一人で出来た!」系のゴールを豪快に決めてくれました。
・激しい攻守の切り替えで前半飛ばしまくったタジキスタンは気の毒なほど終盤バテバテ。ロスタイムにはバイタルエリアでの日本のボール回しに全くついてゆけず、エリア内右でどフリーの岡崎がこれまた豪快にボールをゴールに叩き込んで4点目。
・でも3点目が入ったところで怪我持ちの遠藤を下げないのは謎でした。
・荒れたピッチへの順応力という点では内田はまるでダメ。駒野や中村もかなり怪しかったような・・・
-----マイク-----
香川---中村---岡崎
---遠藤--長谷部--
駒野-今野--吉田-内田
-----川島-----
得点:36分 今野、61分 岡崎、82分 前田、90+3分 岡崎
56分:ハーフナー→前田
87分:中村→清武
89分:内田→伊野波
【TV観戦記】W杯3次予選:タジキスタン 0-4 日本
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