【閉店】麺家いろは@池袋
池袋東武”SPICE”12F。「小樽 あっぱれ亭」の後を受けて、「諸国ラーメン探訪区」に本年9月にオープン。平日夜に往訪。富山に本店があり、北陸を中心に京都や博多にも他店舗展開しているチェーン店です。
店内のレイアウトは以前と全く変わっておらずテーブル席主体。先客6、7人。後客3,4人といったところ。着席時に口頭注文&後払いのシステムで、売り物の「ブラックらーめん」を注文。但し、それ以外のメニューも豊富で「煮干し中華そば」「白エビだし塩らーめん」「完熟味噌らーめん」「魚介つけ麺」なども。
「富山ブラック」は以前現地の「大喜(駅前店)」で試食したことがあり、やたらしょっぱくてラーメン単体では食べられず、ご飯のおかずにしかならない代物という印象を受けましたが、この店のは全くの別物。確かにスープの色は真っ黒ですが、それは黒醤油のなせる技であって、スープ自体はさほどしょっぱくはなく、むしろ食べ進むにつれて酸味を強く感じました。出汁は魚介系中心ですが魚臭さはなく、万人受けする範囲内。
残念だったのは麺。並太やや縮れ入りでつるつるした食感は良いのですが、柔らかめを通り過ぎてのびていると形容したほうがいいような状態。
チャーシューもややタレに浸かりすぎた感あり。他に細いメンマ、刻みネギ、海苔。ネギの上にブラックペッパーがちょっとかかっていますが、蛇足の極みのような・・・
麺の件はさておき、一応無難にまとめた感はありますが、それだけにこれで780円は高いと思います。まぁ「諸国ラーメン探訪区」に入る店は常に割高感が付きまといますが。
| 固定リンク