麺屋 優創@新大久保(2)
新大久保駅から百人町を北へ。社会保険中央病院の斜向かい。屋号は「ゆさく」と読みます。土曜昼にほぼ2年ぶり2回目の往訪。
相変わらず店に券売機はなく、後払い。前回は「魚介醤油ラーメン」だったので、今回は「魚介味噌ラーメン(880円)」を注文。
店内はL字型カウンターが10席弱と小上がりに6人掛けテーブルが2卓。都心店で小上がりがある店は珍しいと思いますが、割りとゆったりしたレイアウト。先客は4、5人くらいだったと思いますが、その後続々と客がやって来て小上がりも相席になってほぼ満席に。但し、食べ終わる頃にはパラパラと空席も。厨房内にはスタッフが3人、さらに接客係が一人。
甲殻類や魚介をふんだんに使用した「南仏スープ」が売り物ですが、如何せん値段が高めなためか、安い「豚骨醤油(680円)」を頼んでいる人も少なからず。
味噌仕立てのスープに海老やアサリが浮かぶ外観はちょっと珍しい気がしますが、良くも悪くも海老・カニを中心とする魚介系の味が強く出ていて、しかもやや甘ったるいのは「魚介醤油」と同じ。但し味噌が魚臭さ、海老臭さを上手く緩和していて、「魚介醤油」よりは食べやすいかも。というか、魚介出汁が強すぎて味噌が自己主張しないという、味噌ラーメンには珍しいバランス感に面白みを感じました。ただワカメや海苔はこのスープには違和感ありあり・・・ 底にひき肉が少々溜まっているので、量的に物足りない際は小ライスをつけるのも吉。
麺は平打ち縮れ麺で、パスタときしめんの中間のような食感。つるつるっとしていますがそれなりに小麦のつぶつぶ感もあってまずまずの食べ応え。ややとろみのあるスープがべっとりと絡んできます。
この出来なら少々高いのも納得。
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