【閉店】Soup@神保町
神保町駅A5出口から靖国通りを東へ。マクドのある角を鋭角に曲がって錦華通りへ。近隣に「北かま」「美空」「天雷軒」などがある激戦地ですが、錦華通りには面しておらず、お茶の水小学校などがあるやや東に引込んだ一角に立っています。メニューどころか営業時間を示すような看板、張り紙類が一切ない非常にすっきりした外観が特徴。平日昼に往訪。先客ゼロ、後客3。
メニューは「地鶏だし淡麗 塩」と「地鶏だし熟成 味噌」の二本立て。券売機で「地鶏だし淡麗 塩(650円)」を注文。ちなみに後客もすべて塩を注文していました。
店内はL字型カウンター9席。都心店の割には随分ゆったりとした造りで、カウンターの背後に不自然なスペースが広がっています。壁沿いに待ち客用のベンチを設えてあります。カウンターも余計なものをごてごてと置かず、外観同様非常にすっきり。
丼はすそが急激に窄まった白亜の円錐形。やや小ぶりな印象。
透明度の高い黄金色のスープ。地鶏出汁は鶏臭さが出ない程度のしっかり加減。塩ダレはその出汁をかき消さない程度に抑えられ、個人的にはツボに嵌りました。表面の脂がちょっと多すぎなのが気になったくらい。
麺は細めのストレート麺でスープの絡みは至って良好。わずかにぽきぽきした食感が特徴。底のほうまで麺がちゃんと入っていて、丼の大きさの割には量があるように感じました。
チャーシューは小ぶりながら肉の味わいが楽しめる優れもの。味付玉子はちょっと醤油ダレが強めに出すぎか? 他に穂先メンマ、海苔、水菜、ネギ。
がっつり、こってり系が幅を利かせがちな学生街の売れ筋から外れているのが気になりますが、クォリティーの割には値段は抑え目ですし、なんとか頑張って欲しいところ。味噌で再訪します。
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