鹿児島2011(5)~はやとの風
(鹿児島2011(4)から続く)
鹿児島中央 9:25 (はやとの風2号 キハ47-8092) 11:08 吉松
「いぶたま」に続いて乗車したのは「はやとの風」。
こちらはつやつやの黒一色。「はやとの風」は2004年3月九州新幹線が部分開業した際、九州新幹線に接続する霧島方面への観光列車として運行を開始したもので、もうかなり年季が入っています。
もともと普通列車用の車両を大改造して作った特急ですが、黒一色だと車体のボコボコ感がいやでも目に付きます(´・ω・`)ショボーン
全車指定席の「いぶたま」と違って自由席が付いていることもあり、車内は「いぶたま」ほど観光一色というわけではなく、途中の隼人駅で降りる乗客も結構いました。
鹿児島を発車するとすぐに桜島。といっても車窓が面白いのは海沿いに走る最初だけで、隼人駅を出発して肥薩線に入ってしまうと眺望が効かない山の中を淡々と走るだけです。
開業当初からの木造建築がそのまま残っている嘉例川駅。
「嘉例川弁当」は事前予約のみの販売で、「はやとの風」車内のみで受け渡しと聞いていましたが、当日予約も受け付けていましたし、売れ残りが出たのか車内でも買えることが判明。さらには嘉例川駅でも販売と何が何やら・・・
随分と人気があるようで、「嘉例川弁当」を買って隼人で降りる乗客が何人もいましたが。
霧島温泉駅。
ホームで地元の方が簡単な売店を出しています。というか、「はやとの風」の停車駅はことごとく地元の方々の即席売店。
地元の小学生が無理やり駅長役に任命されてましたが、寒くてめっちゃ辛そう・・・・
嘉例川駅同様、古い木造建築の駅舎が残る大隅横川駅。
米軍の機銃掃射を受けた柱。
終点吉松駅に到着。
一日に何本も列車が来ない駅のホームに売店があること自体驚きですが、駅弁の立ち売りも健在。
駅周辺には店らしい店がないので、駅売店は観光客にはニーズがあるのかも。
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