ごらんアウェー:福岡2011(7)~伊藤邸&ボタ山
(ごらんアウェー:福岡2011(6)から続く)
飯塚の街には小倉から通じる長崎街道が貫通しています。街道筋がそのまま商店街になってはいますが、ご多聞にもれず、ここもすっかりシャッター通りに。
旧伊藤伝右衛門邸。伊藤伝右衛門は戦前の実業家で、筑豊の炭鉱で財を成した人物です。後に華族出身の歌人柳原白蓮と結婚&離婚で一騒動あったことでも有名らしいのですが、その辺の知識は全くなし。
明治期に建てられ、大正期・昭和初期に増築された近代和風建築物で、増築に増築を重ねたせいか、全体にかなりごちゃごちゃした印象を受けました。
伊藤邸の見どころは建物ではなく、庭園のほう。
新飯塚駅近くを流れる遠賀川に掛かる橋から旧住友忠隈炭鉱のボタ山を遠望。筑豊地区はそこら中ボタ山だらけ、大阪の古墳みたいに「不自然にこんもりした小山は全部ボタ山!」と思いきや、どうもそうでもないみたい・・・
新飯塚駅。飯塚の中心に近いのは飯塚駅ではなくこちら。もっとも市役所など市の中心部は遠賀川を渡った向こうにあり、飯塚バスセンターのほうがより便利なところにあります。
なお飯塚は麻生グループの本拠地で、病院やら学校やらそこら中麻生だらけ。
博多へと戻る列車の窓からもボタ山がはっきり見えました。
新飯塚 14:14 (4643H クモハ817-1001) 14:57 博多
博多 15:13 (福岡市交 1530) 15:18 福岡空港
福岡空港 16:40 (ANA262 B777-200) 18:15 羽田空港
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