磐越2012(5):ハトヤ食堂
(磐越2012(4)から続く)
一風呂浴びた後は、日没直後の鶴ヶ城へ。順序が逆だろう、フツーという気がしないでもありませんが。
三の丸から入城。
鶴ヶ城には過去何回も来ていますが、ライトアップされた姿を見るのは初めて。
2010年から2011年にかけて黒瓦だった天守の屋根瓦を明治時代に解体される以前の赤瓦葺に復元する工事が行われたばかりだそうですが、雪化粧で良く判らず。
日もすっかり沈んでしまった街中を歩いて日新町の「ハトヤ食堂 本店」へ。
外観は昭和の趣を残した食堂ですが、内装もやはり昭和風。先客4、後客ゼロ。
「ソースかつ丼(700円)」を注文。メニューは意外にも麺類が先頭。「かつ丼」もあり。
店構えは大きいのですが、店内のレイアウトがゆったりしすぎで、6人掛けテーブルが1卓と4人掛けが1卓、さらに小上がりに4人掛けテーブルが1卓とキャパは小さめ。
会津は町興しの一材料として「ソースかつ丼」を売り出していますが、この店でのソースカツ丼の位置づけは控えめ。
カツは堅めでコロモも薄め。スパイスの効いていない、甘めのウスターソースにさっとくぐらせただけで、ごはんにもソースがうっすら染みている程度なので、卵とじのカツ丼を比べるとかなり軽い感じ。あっさりと表現するのは変ですが、食後の胃もたれ感が全くありません。
会津のソースカツ丼はかつの下にキャベツが敷いてあるのが特徴ですが、ここのキャベツは量が寂しいのが難。ただその代わりといってはなんですが、味噌汁の具に白菜がたっぷりで、これがカツ丼の単調さを救ってくれました。
なお御新香は会津仕様で非常にしょっぱいのが困りもの。味噌汁はそんな感じはしなかったのですが・・・・
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