【閉店】味噌専門 札幌 みその@梅島
東武伊勢崎線梅島駅から東へ出て日光街道沿い。足立4中の斜向かいあたり。土曜昼に往訪。先客ゼロ、後客6。
カウンターに案内され、すぐさま伝票を手渡される、ラーメン屋では珍しい注文システム。食券制でも十分なくらいのメニュー数ですが、オプションの間違いをなくしたいんでしょう。もちろん後払い制。「味噌らーめん(680円)」を麺堅めで注文。換気があまり良くないのか、厨房の炒め物の脂の臭いがうっすらと店内にこもっています。
店内はテーブル席中心で4人掛けが2卓、2人掛けが3卓。カウンターは厨房に向かって4席のみ。良く言えば全体にゆったり、悪く言えばやたらデッドスペースが目立ちます。壁一杯に札幌市街を走行する市電をイメージした絵が描かれていますが、札幌に「みその」という地名があるのかどうか不明。
心持ち小ぶりの丼で出てきました。生姜ががちょこんと添えられています。
味噌はやや甘め。脂もさほど目立たず、昨今流行の濃厚ドロドロ脂たっぷりに慣れるとちょっと拍子抜けするかもしれませんが、逆に言えば食べ手を選ばないマイルドな仕上がり。ただ、麺や具の量に比べてスープの量がやや少なめで、表面の脂が薄いことも相まって、食べ進んでも熱々のままというわけにはいかず。
カネジン食品製の麺は並太縮れ麺。スープに対してやや頼りないように見えましたが、実際は何の問題もないどころか相性良好。堅めにしてもらいましたが、それでちょうど良いくらい。
具はひき肉、もやし、玉ねぎなどの炒め物に、チャーシュー、メンマ、ネギ、きくらげ、海苔などを添えています。具沢山なのでごはん(100円)をつけるのもよさげ。海苔は蛇足だと思いますが。
良くも悪くもオーソドックスな札幌スタイルの一品ですが、味噌の割には比較的安めなので、近所の方には重宝されそう。
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