【閉店】乙麺造場@大山
東武東上線大山駅西口から川越街道へ出て南へ。中丸町交差点そば。日曜昼に往訪。先客ゼロ。後客1。
細かく笑いを取ろうと懸命。
池袋の居酒屋「酒亭 楽旬堂 坐唯杏(ザイアン)」の支店で、らーめんだけではなくうどんや蕎麦も打つ製麺所を兼ねて出店(店入口左側に製麺所が見えます)。もっともこの店で出しているのはらーめんのみ。鴨が売り物のようで、「鴨出汁らーめん・醤油(680円)」を注文。
店内はやたら広く、4人掛けテーブルが5卓とカウンターが10数席。「お酒も飲めるラーメン屋」を志向しているようで、確かに店内の造作はそんな感じですが、お酒が売り物の店なのに駅から遠く、しかも川越街道を渡らないといけないというのは大きなハンデ。
非常にすっきりしたビジュアル通り、スープはあっさりすっきり、かえしも控えめ。でも鴨なんて滅多に食べる機会がありませんから、鴨出汁のほうは良く判らず。脂っ気の全くない鶏がらベースのスープみたいな感じでしたが、ほんのり甘みがあるのが鴨ゆえんかな?
麺は平打ちの緩い縮れ入り。スープの絡み自体はまずまずですが、どういうわけかかなり堅めで参りました。しかも口当たりが若干ざらざらごわごわしていて、味わいはうどん、口当たりは蕎麦に近い面白い麺だとは思いますが、スープとの相性は最悪に近いかと。
小さいながらも柔らかいチャーシューがふた切れ入っていましたが、これは間違いなく鴨。味玉もしょっぱくない程度にしっかり味がついています。他に海苔、小松菜、メンマ、きざみネギ。値段の割には具沢山。
オリジナリティーは抜群で、一度食べてみる価値はありますが、そもそもこれはらーめんなのかという根本的な疑問が・・・・
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