【TV観戦記】ロンドン五輪アジア最終予選:マレーシア 0-4 日本
・序盤はパスミスだらけ、終盤はダレダレでそんなに内容が良いようには見えませんでしたが、結果は文句なし。その後シリアがバーレーンに敗れたため、再び日本がグループ1位に返り咲き、予選最終戦はホームでバーレーンに引き分け以上で五輪出場が決まることになりました。
・序盤やたらパスミスが多かったのはピッチコンディションのせいかな? 横パスを簡単に奪われてしまう非常に危険な場面もありましたが、相手はやたら縦に急ぎすぎる単調な攻撃パターンしかないので事なきを得ました。
・清武、直輝とレギュラー攻撃陣にけが人が相次いで不安視されましたが、代わりに入った原口と齋藤は上出来。
・原口は必要以上にドリブルで突っかけてしまう悪癖が影をひそめ、上手く周囲を使えていました。齋藤とのポジジョンチェンジも効果的。またスペースへの飛び出しも怠りなし。1得点1アシストはその努力が報われたものでしょう。
・酒井宏の出来も文句なし。A代表に呼ばれてもおかしくないくらい。っちゅーか、なんで酒井高がドイツへ行って五輪との縁が切れ、酒井宏が日本に残っているのか不思議なんですが・・・ 酒井高がいなくなって左SBのポジションが安泰の比嘉の粗がやたら目立ちます。
・大迫、扇原は負傷による交代なのでやむを得ない面もありますが、途中出場の3選手が誰一人として機能しないのにはさすがに苦笑を禁じえませんでした。4点差がついて気楽になり、相手の運動量もがくっと落ちていましたが、これといったチャンスがないまま試合終了。今日の前4人の出来、連携は良かっただけに永井の使い道はかなり限られてきたような・・・
・マレーシアはかなりラフで、しかも主審がそれにイエローカードすら出さないのには参りました。そんな中、原口も水輝も無事でなにより。
-----大迫-----
原口----東---齋藤
---扇原--山口---
比嘉-鈴木-濱田-酒井宏
-----権田-----
(得点)
35分 酒井宏:東、縦パス→原口が最前線で粘る→酒井がフォロー
44分 大迫:扇原FK→大迫ヘッド
55分 原口:酒井クロス→ファーの原口ボレー
60分 齋藤:扇原ミドルシュート→GKはじいたところを齋藤詰める
(交代)
59分:大迫→永井
70分:扇原→山村
83分:原口→杉本
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