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2012.03.31

【屋号変更】よるきゅう@池袋

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 池袋駅東口、池袋東急ハンズの裏辺りの目立たないところにあるので、通りに看板が出ています。平日夜に往訪。先客3、後客3。

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 「まるきゅうらあめん」が夜営業で看板を変えたもの。昼とはメニューを変えているようで、「よるの塩玉そば(800円)」を注文。

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 入口に仕切り戸がなく、店舗というよりは限りなく屋台で、冬は少々難儀。店内はL字型カウンター8席。厨房内にスタッフが2人。

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 やや広口で大きめの丼で登場。魚介と大山地鶏のWスープとの能書がありますが、鶏のほうが強めで魚介は言われないと判らないかも。ただ鶏臭さもなく、バランスが取れています。わずかに白濁したスープの表面に少々脂が浮いています。しょっぱいというほどではありませんがやや塩加減が強めで、好みから外れていました。

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 麺は極細ストレート麺。しなやかな麺にスープがよく絡んでまずまず。

 チャーシューは薄いロース肉でしょうか。薄味で肉の味がしっかり味わえるタイプで好みの範疇。味玉は半熟とろりでこれまた好みの薄味。他にメンマ、ネギ、カイワレ、海苔。

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2012.03.30

京の紅葉2011(24・完):清水寺

京の紅葉2011(23)から続く)

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東山を一日南北に歩き回って、最後は清水寺へ。

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いつ来ても賑やかな清水寺

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往訪時は観光のトップシーズンながら、ところどころ工事中で立ち入りが制限されていました(´・ω・`)

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ここも紅葉の見頃には程遠い出来・・・

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【展望】12年第4節川崎戦

・川崎は長年の大黒柱ながら劣化が目立ってきたジュニーニョをついに放出(記念の銅像を建てようとしたら、鹿島に行ってしまうとうオチがつきましたが・・・)。ただもともとCBが不足気味なのに菊地が大宮へ流出。また昨年スタメンに定着できなかった横山、久木野、養父、相澤といった控えクラスをばっさり(相澤は途中まで正GKですが)。

・また久しぶりにブラジルから補強を敢行。外国人を見る目では定評のある川崎らしく、レナト、ジェシとも当たりだった様子。

・京都から森下、清水から西部、C大阪から小松を獲得し、それぞれがっちりスタメンを確保。外国人共々選手の入れ替えはとりあえず成功したといっていいでしょう。

・Jリーグタイムで前節C大阪戦のダイジェストを見た限りでは、シュート数15本の割には決定機は一つもなかった感じ。リーグ戦3試合で1-0、1-0、0-1と川崎らしからぬスコアが並んでいますが、今年の川崎に何があったのでしょうか?

・昨年の川崎は前目からの猛プレス&ショートカウンターが売り物。ただ概して試合中は終盤の息切れが目立ち、夏場は勝てないどころか8連敗を喫してしまいました。ここをどう修正したのかが見物。

・浦和は怪我人多発中の2列目の選手たちの回復具合が気になるところ。原口の状態が捗々しくなければ前節同様矢島がスタメン起用され、スタメンは札幌戦と全く同じになる可能性大。

・既に先週からマルシオが練習に戻っており、札幌戦で負傷したポポも大事には至らなかったようなので、矢島にとっては目先ラストチャンス。

・なおミシャ広島は川崎に全く勝ったことがないとのこと。対関塚といい、対相馬といい、カウンターを食らいまくった姿が目に浮かびます。浦和が川崎相手に互角以上にやれるようであれば、ミシャ的には大きな前進です。

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<前節:川崎 0-1 C大阪>

---小松--レナト---
山瀬--------田坂
---中村--柴崎---
小宮山-森下-ジェシ-実藤
-----西部-----

【交代】
76分:田坂→矢島
81分:山瀬→楠神
81分:実藤→田中裕

<前回:川崎 0-1 浦和>

---小林--ジュニ--
登里--------山瀬
---田坂--大島---
小宮山-菊地-井川-田中
-----相澤-----

HT:大島→中村
68分:山瀬→楠神
87分:登里→福森

前半早々にオウンゴールで得た1点を守りに守って昨年リーグ戦初の連勝。そして対川崎で連勝。今季アウェー初勝利。

もっとも試合内容というかチャンスの数自体は川崎のほうが上。浦和は 「攻撃的」とか「常に主導権を握る」といった当初掲げていた看板なんてどこへやら。どこからどう見ても超守備的な戦いぶりで、数少ないチャンスをものにして、あとは個々人、特にCB陣とGKが奮戦して守りきるって、まるで懐かしの浦和の臭い。半年間迷走に迷走を重ねて結局ここへ戻ってきたのか、と感慨に耽ってしまいました。攻守ともコレクティブなサッカーを展開し、圧倒的に試合の主導権を握りながらとうとう一点も取れずに敗れる川崎とは内容が対照的。

もっとも川崎は怪我人多発もあってこのクソ暑い時期の連戦なのにスタメン固定で、しかも立ち上がりから走りまくって、そりゃ面白いかもしれんけど、これでコンスタントに勝つのはしんどいでしょうと、その場では思ったのですが、川崎はその後泥沼の連敗地獄に陥り、次に勝ったのはなんと9/17(第26節)。

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2012.03.29

麺処 博 Hiro@人形町

 人形町A5出口から東へ。ホテル日本橋サイボーの角を北へ入ってすぐ。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 暖簾に染め抜かれている通り、担々麺の専門店で、麺メニューは担々麺(750円)しかありません。券売機のボタンには辛さの別はありませんでしたが、注文で辛さの調節が効くのかどうかは不明。辛さは自家製の辣油で調節云々と記されています。大盛はやっていないとのこと。ライスも別料金。

 店内はL字型カウンター8席のみ。照明はかなり落し気味。

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 スープはややドロっとしたタイプ。上に肉味噌と青菜。

 デフォルトだとゴマだれが支配的でかなり甘め。辛味好き、刺激好きの方には物足りないと思います。無化調とのことですが、濃厚な担々麺だとその良さが全然判りません。

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 麺は細めの緩い縮れ麺。やや頼りない感じですが、スープに負けている感じはせず。ただ量は少なめ。

 悪くはないがこれといった特徴もないといったところ。

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2012.03.28

【閉店】手仕込み麺屋 すずなみ@錦糸町

 錦糸町駅南口から駅前の大通りを東へ。商店街のアーケードも尽きて人通りも少なくなり、江東橋2丁目交差点を渡ってすぐ。平日夜に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 正面にガラスを多用した外観もラーメン屋っぽくありませんが、店内もテーブル席がほとんど(4人掛けテーブル席が9席とカウンター4席)で、これまた都心のラーメン屋っぽくありません。夜は居酒屋兼用という狙いなのかもしれませんが。厨房内にはスタッフ2名。

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 メニュー先頭の「すずなみらーめん(690円)」を注文。他に「とんこつらーめん」や「まぜそば」など。後払い制。

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 スープは鶏がら中心で若干魚介交じりといった感。表面の脂がかなり多いのはともかく、かえしもきつくて少々しょっぱいのが難。若干甘めでもありますが。

 麺は並太縮れ麺で、やや堅めの茹で上がり。こってりしたスープとの相性も良く、個人的には好みですが、スープに対して強すぎると感じる人もいるかも。

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 紅く色づけされたメンマは不自然で不気味。他にチャーシュー、白髪ネギ、三つ葉。

 駅からこの店にたどり着く前に何軒もラーメン屋があり、どこもそこそこ人がいるのに、駅からちょっと離れたこの店はガラガラ。またラーメン屋としては明らかに過剰投資と思われるので、居酒屋としての固定客を掴んで軌道に乗るまでが大変でしょうなぁ・・・ クォリティー的にはまずまずですが。

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2012.03.27

らーめん 雲@小台

 都電小台駅から北へ。セブンイレブン手前の小路を左へ入る。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。地元民向けの小さな飲み屋がぽつぽつと並んではいますが、活気に乏しい一帯です。

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 メニューは「さっぱり中華そば」「こってりらーめん」「こってりつけ麺」の3本立てで「こってりらーめん(600円)」を注文。並盛(150g)、中盛(225g)同値段とのことですが、並で。

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 店内は横長カウンター7席。店左奥の階段の先に小上がりがあるように見えましたが、営業用に使っているのかどうか不明。厨房には店主のみ。

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 豚骨魚介との注書きがありましたが、見た目通りスープは豚骨が支配的で魚介は弱め。熱々で、かなりとろみが強く、また塩気が控えめなのは良いのですが、出汁の旨みがしっかり出ているとは言いがたく、全般に物足りない印象。

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 麺は太麺ストレート。湯きりがイマイチ甘いせいかもしれませんが、スープの絡みが今一つで、これがスープの物足りなさを助長しているのかもしれません。もっちりした食感は良いのですが。

 チャーシューは柔らかくて崩れやすいタイプ。他にメンマ、刻みネギ、海苔。

 場所も良いとは言いがたいですし、らーめん専門だとちょっと辛いような・・・

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2012.03.26

京の紅葉2011(23):高台寺

京の紅葉2011(22)から続く)

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永観堂からぐっと南へ下って高台寺へ。

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ここは残念ながら紅葉の見頃にはほど遠く・・・

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龍を模した石庭のほうが面白かったりします。

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2012.03.25

京の紅葉2011(22):永観堂

京の紅葉2011(21)から続く)

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秋の京都観光の定番中の定番「もみじの永観堂」。夜間ライトアップ時に一度来たことがありますが、昼間は初めて。

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最盛期とまでは行きませんが、超人気スポットでこの出来ならまあまあ満足。

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遠くに多宝塔がちょこっと見えます。

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放生池を囲んだ木々の色づきが見事。

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アホと煙の通例に従って高いとこに登るのも一興。

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【観戦記】12年第3節:札幌 1-2 浦和 ~ 柏木!柏木!

 浦和が明らかに良かった時間帯はさほど長くはなく、むしろ押し込まれて最終ラインで耐え忍んでいる時間のほうが長いような気さえしましたが、柏木の活躍で逆転勝ち。またしても怪我人が発生して選手のやり繰りは一向に楽になりませんが、チーム作りの序盤で勝ち点を早くも6に延ばして監督も少しは気楽になったかも。

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 この日見ていて面白かったのは最終ラインからいきなり高い位置にいるWBへロングボールを入れる攻撃が目立ったこと。

 札幌は特段前目からボールを奪いに来るわけではなく(坪井への詰めだけは強烈でしたが)、むしろ中盤にコンパクトなブロックを作って浦和のパス回しを封じるような構え。そして浦和にボールを持たれたら徐々にDFラインを下げて守っていました。

 この札幌の守備はある程度有効で浦和は前三人に良い形で縦パスを入れられず。IHないし1トップに縦パスを入れて外へ展開してからの「内→外→内」攻撃ではあまりチャンスになりませんでした。

 しかしここで高い位置にいるWBにロングボールを入れて「外→内」攻撃に転じたのが今日の見所。浦和はビルドアップの過程で阿部が下がって4-3-3、さらに両WBが上がって4-1-5みたいな格好になるケースが良くありますが、札幌のは浦和のWBを誰が見るのか最後まで判然とせず、しょっちゅう1対1を仕掛けられていました。前半ロスタイムの平川→柏木はその浦和の攻撃が嵌ったもの。

 後半も梅崎が1対1から中に斬り込んで2本シュートを放ちましたが、精度を欠いてこちらは得点ならず。

 いったん高い位置にボールが入ると前三人の距離関係がよくてテンポ良くボールが回ります。もっとも、なかなかシュートに至らないのが残念で、なんだかんだ言っても前半の枠内シュートは柏木のゴールが決まるまで槙野の一本だけだったかも。

 後半10分過ぎに早くも足が攣った矢島に代えてポポ投入。そしてそのポポが得たFKのチャンスを柏木が決めて逆転に成功。その後は引いて守る浦和を札幌が攻め倦む展開になり、札幌が攻めきれずにボールを失ってから浦和のカウンターチャンスが何度かありましたが、柏戦、仙台戦同様、そのチャンスを生かせず。

 守備は前半は怪しげだったものの、後半尻上がりに良くなった感。前半は攻撃が上手く行かずに中盤でボールを失う危険なパターンが目に付き、また啓太のボールロストでやむなく自らファウルで止めて早い時間にイエローをもらってしまったせいかどうにも中盤の守備が甘く、簡単に最終ラインが札幌の攻撃に晒されてしまいました。

 もっとも札幌のシュートをブロックしまくっていたので、守っている側はそんなに危機感がなかったかもしれません。結局のところ前半流れの中で一番危なかったのは縦パス一本でDFラインの裏に飛び出され、しかも飛び出したGK加藤も交わされた一幕だけだったかも。

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 失点はCKからエリア前中央でどフリーの山本真希にミドルシュートを叩き込まれたもの。サインプレーなんでしょうが、これは敵ながらお見事でした。

 逆転に成功してからの守備はほぼ磐石。札幌は浦和右サイドを中心に攻撃を仕掛けてきましたが、啓太なり柏木なりが加勢して札幌の攻撃を封じていました。一回抉られてひやっとしたくらいでしょうか。またクロスを上げられたところで3バック、特に永田の壁がでかくて札幌はチャンスを掴めず。

 札幌は矢継ぎ早に選手を代え、大島投入後は4-2-2-2に布陣を変えたようにも見えましたが、局面打開には繋がらず。今日は「北の尊師」前田を下げざるを得なかった時点で事実上勝負あり。

 終盤に与えたFK→大島ヘッドという大ピンチがありましたが、加藤がセーブして事なきを得、泥臭いながらも逃げ切り成功。

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-----蘭子-----
--矢島----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】
45+1分 柏木
63分 柏木

【交代】
61分:矢島→ポポ
81分:ポポ→濱田
89分:柏木→マルシオ リシャルデス

 原口の故障で代わりにポポが起用されると予想しましたが、ミシャはなんと新人の矢島を抜擢。ナビスコ仙台戦はJデビューとしては上出来でしたが、その結果を受けていきなりリーグ戦で起用するあたりは、選手層の薄い広島で若手を積極的に起用した経験の賜物なんでしょう。

 矢島はさすがにフィジカルが弱くて縦パスの受け手としてはしんどいようですが、他の選手が前目でボールを持ったとき、あるいはさらにその前のボールが入りそうな時の、出し手→受け手→「三人目の選手」としての動きが秀逸。枠内シュートはなかったと思いますが、足が攣って退場するまで何度かフィニッシュに絡んでいました。

 代わって入ったポポは一発の魅力こそあれ、周囲との連動性では矢島が上。ポポが負傷してしまい、マルシオもようやくゲームに復帰したばかりなので、原口復帰までは矢島がスタメンに定着しても不思議はありません。隣の柏木と比べると守備意識が薄いのが難で、前半浦和苦戦の一因になっていた面も否めませんが、新人に守備まで要求するのはちょっと酷でしょう。

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-----前田-----
岡本---内村---近藤
---河合--山本---
岩沼-奈良-ノース-高木純
-----李------

【得点】
32分 山本真

【交代】
69分:内村→キリノ
71分:近藤→榊
75分:前田→大島

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2012.03.24

麺屋 しみる@目黒

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 目黒駅西口から権之助坂を下り、三叉路を超えてすぐ。隣にセブンイレブンがある飲食店ビルの地下1階。平日昼に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 入口脇の券売機で店お勧めの「特中華そば・並(830円)」を注文。他に「つけそば」「和えそば」「味噌らーめん」など。つまみも豊富で、夜は半ば居酒屋を兼ねている様子。

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 店内は厨房に沿ってL字型カウンター7席と4人掛けテーブル席が2卓。テーブル席は14時から喫煙になるそうですが、こんな狭い店で分煙にしても効果はないに等しいような・・・

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 広口で浅い丼がお盆にのって出てきました。

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 スープからはっきりと漂うカツオの香り。豚骨、鶏がらなどをベースとしながらも鰹節を多用することで個性を出しています。かえしは控えにして、出汁の旨みをこれでもかこれでもかと全面に出したような格好。ちょっと脂が多そうな外見ですが、味わいに影響するほどではなし。

 麺は細めのストレート麺。心持ちごわごわ、ぷつんぷつんとした食感が特徴で、スープの絡みも申し分なし。

 「特」にしたため具も豊富。チャーシューはサイコロ状と薄いものとの2種類。他に半熟玉子、メンマ、白髪ネギ、糸唐辛子、さらに細もやしやキャベツなどが隠れていました。

 文句なしの一杯。暑くなったらつけそばで再訪です。

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2012.03.23

【展望】12年第3節札幌戦

・ナビスコ杯仙台戦から中3日で迎えるアウェー札幌戦。ナビスコでは大胆にも9人もの選手を入れ替えましたから、スタメンは柏戦と同じ面子になる可能性大。

・但し、原口が小破して今週は別メニューとの話も。仙台戦で負傷した直輝は残念ながら長期離脱が確定。達也・セル・マルシオの状態は判りませんが、仙台戦でベンチ入りすらしなかったところを見ると札幌戦での出場はないでしょうから、原口が無理なようだとポポがトップ下に入るのでしょう。

・2列目は戦力過剰のはずでしたが、一気に手薄になってしまいました。新人の矢島にもチャンスが巡ってくるかもしれません。

・札幌もナビスコではスタメン全員入れ替え。従ってこちらも第2節神戸戦と同じ面子かと。

・テレビで神戸戦をちょこっと見ましたが、逆転負けを喫したものの内容では神戸に勝っていた感も。ただ好機にシュート精度を欠いたのが敗因に。

・流浪の天才、北の尊師、前田俊介の一瞬の輝きはやはり別格。ただ一瞬でしかないところが前田の限界であり、その一瞬をチーム力に還元できないのが札幌の限界かも。

・札幌戦といえば未だに浦和J2時代=2000年、、札幌に一度も勝てなかったトラウマが癒えず。両チームでその時期を知っている選手は河合と暢久だけになってしまいました(啓太は試合に出てないのでカウントせず)。

・今回も執拗に「おまえはもう死んでいる」のダンマクを掲げるのかな? 相手はポカーーンかもしれませんが・・・

・札幌ユース出身のCB奈良は弱冠18歳で、ただいま絶賛売り出し中。

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<前節:神戸 2-1 札幌>

-----前田-----
岡本---内村---近藤
---河合--山本---
岩沼-奈良-ノース-高木純
-----李------

【得点】7分:山本

【交代】
69分:内村→キリノ
84分:近藤→上原
87分:岡本→大島

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2012.03.22

味噌一 大原店@本蓮沼

 首都高速池袋線高架下、志村一中そば。平日夕方に往訪。先客2、後客1。

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 店右奥に券売機があり、基本の「味噌一(720円)」を注文。最初に「細麺」「太麺」のボタンを押してからメニューボタンを押す点が風変わりで、「太麺」を選択。「ピリ辛」「火吹」「爆発」と辛いメニューが売り物の様子。券売機の横に冷水機があり、麦茶セルフ。

 店内はL字型カウンター9席のみ。厨房内にはスタッフ一人。

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 うーん、味噌一って大昔はそれなりに人気のある店だったと思いますが、超久しぶりに食べてみるとスープはやたら味噌が全面に出てしょっぱいだけでコクや旨みに乏しいような・・・

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 麺は太麺というほどのこともなく、おまけに心なしかくたっとしていてこれまた残念。

 そこそこの値段なのにチャーシューどころかひき肉の姿もなく、麺を茹でている間に炒め物を作っているわけでもなさそうなので、出来合いの具をちょんちょんと乗せて一丁あがりみたいな。

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【TV観戦記】セントラルコースト 1-1 名古屋

・名古屋得意のセットプレーで先制したものの、すぐさま同点に追いつかれ、その後名古屋は手も足も出ず。セントラルコーストがやや優勢のまま試合が進みましたが、相手も決め手がなく、試合は引き分け。

・藤本、小川、中村と怪我人が多い名古屋はいつもの4-1-2-3ではなく、4-2-3-1の布陣でしたが、ケネディが絶不調で全く機能せず。前半はケネディが引いたスペースに金崎が飛び込んだり、永井が前のスペースに走りこんだりとある程度見せ場ができていましたが、後半はさっぱり。石櫃が何度が攻め上がってはいましたが、CKを取るのが精一杯。

・名古屋の失点はクロスに対して阿部が競り負けるという、城南戦と同じような展開。両サイドともややセントラルコーストが優勢だったので、サイドからファーへクロスを放り込む攻撃をしつこくやっていれば勝てたのではないかと思いますが・・・ 

・名古屋はダニルソン・闘莉王・ダニエルが守る中央は非常に堅いのですが、中盤でダニルソンを交わすことに成功すれば往々にしてバイタルエリアがぽっかり。そこでセントラルコーストがミドルシュートを選択するのは間違ってはいないのですが、それで楢崎をぶち破るのは至難の業のような・・・

・セントラルコーストは中盤で細かくパスを繋ぐ、豪州っぽくないチーム。ただその割には細かい技術に難がありそうなので、中盤で潰しにかかれば楽なような気がしましたが、名古屋は基本的に引いて守るのでセントラルコーストはやりやすかったかも。

・劣勢の名古屋は選手交代で局面打開を図ろうにもまともな手駒がなくてどうにもならず。セントラルコーストも切り札として投入したはずの黒人選手が却って足を引っ張っていたような・・・・

・スタジアムが変わっていてビジター側のサイドスタンドには客席がなく(そのため名古屋サポはバックスタンドの片隅で応援)、ヤシの木(人工?)が植わっていました。またホーム側サイドスタンドは広さこそあれ高さがなくて、非常に見づらそう。

-----ケネディ----
永井---玉田---金崎
-----ダニルソン----
阿部-釣男-ダニエル-石櫃
-----楢崎-----

【得点】21分 闘莉王(玉田FK→低いところで闘莉王が蹴り込む)

【交代】
68分:吉村→田口
74分:金崎→田中輝
88分:玉田→田鍋

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2012.03.21

【閉店】麺造 鉄神@西台

 都営三田線西台駅の高架下南側。平日昼に往訪。先客1、後客4。

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 戸外の看板に書かれたメニューを見るとつけ麺主体でラーメンは片手間臭かったので、あまり気は進みませんでしたが券売機ボタン左上の「醤油つけ麺(700円)」を注文。並(220g)/大盛(330g)が同一料金なので大にしてもらいました。またあつもりにするかどうか尋ねられましたが、冷たいままで。

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 店内はゆったりした造りで、厨房沿いにカウンター13席。4人掛けテーブル2卓。厨房内にスタッフが2人、接客係が一人いますが、がらがらなのに水セルフ。

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 つけ汁は豚骨、鶏がら、魚介がベースですが、粘度は全くなく、脂っぽさもなく、さらっとしています。さらっとは全然かまわないのですが、なんかあんまり出汁が効いてなくて、酸味ばかりが目立つ格好。あとでスープ割りにしてみましたが、出汁が薄いとの印象は変わらず。

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 またつけ汁の具が極端に少ないのは不満。ゆで卵が半個としょぼいメンマが少々。チャーシューなんて破片が散見されるだけで、写真と違いすぎ。濃厚系だと具が少なくてもそんなに気にならないのですが、あっさり系だと物足りなさが残ります。

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 「大邦製麺」の麺箱が見える麺は断面が丸い太麺。わずかに表面にざらつきがあり、噛み応えもコシもそこそこしっかりしており、麺自体は悪くなのですが、あっさりつけ汁の絡み・相性は良いとは言いがたいような・・・

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【観戦記】12年ナ杯予選第1節:浦和 1-0 仙台 ~故障者続出もセットプレー一発で辛勝

・ミシャは大胆にも前節柏戦から9人を入れ替え。当然テスト的意味合いの強い試合となり、しかも前半早い時間帯に負傷で2人交代を余儀なくされたこともあって、ビルドアップが上手く行かずに逆に押し込まれた時間帯が長くなってしまいました。チャンスも仙台のほうが多かったのは事実ですが、浦和がセットプレーで得たこの唯一の決定機をものにして1-0の勝ち。

・柏戦もそうですが、しんどい時間帯を最終ラインとGKの奮闘でしのぎまくって勝ち点3をもぎとるのは強かったときの浦和の芸風そのもの。フィンケ時代は内容で勝っていても競り合いには極めて弱かったことを思えば、内容はイマイチでも勝てたこと自体は、浦和が2軍で仙台が1.3軍くらいだったことを考えれば積極的に評価してもいいのかもしれません。

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・柏戦から中2日、続く札幌戦まで中3日と日程が厳しいため、ここでこれまで出番がなかった選手をテスト起用するのは一理ありますが、ここまで大幅に入れ替えるとはびっくり。入れ替えなかったのは柏木と永田だけでしたが、ミシャが柏木を残した理由がはっきりと判るくらい柏木の出来は別格でした。たぶん柏木まで代えてしまったらゲームが成り立たなかったと思えるくらいの圧倒的なパフォーマンス、驚異的な運動量。中盤に守備が得意な選手が一人もおらず、特に暢久の出来があんまりなので柏木の守備負担が甚大だったと思いますが、その負担に良く堪えました。ここまで頑張るとさすがに札幌戦への影響が心配ですが・・・

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-----ポポ-----
--柏木----直輝--
宇賀神-暢久-小島-岡本
-濱田--永田--摩周-
-----山岸-----

【得点】49分 永田(柏木CK→永田ヘッド!)

【交代】

16分:岡本→峻希
27分:直輝→矢島
83分:ポポ→槙野

・控え組にとっては一大チャンスでしたが、残念ながら柏戦のスタメン組を脅かすような選手は見当たらず。

・ポポは運動量が豊富なのはいいのですが、IHなりWBなり、他の選手を生かそうとする動きが乏しくて空回り臭い感じ。

・小島は長短のパスセンスは非凡ですが、相手にがっつり詰められると簡単にボールを失いがちなのが難。相方がしっかりフォローしてくれるとまだいいのですが、今日は相方がお話にならない状態で気の毒でした。

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・3バックでは永田が最もマシなのを再確認。ただいつ「びっくりどっきりメカ」が作動するか判らないのが永田の最大の難点ですが・・・ 濱田は肝心の守備で永田に劣る感じ。スピラはただ対面の相手を潰すだけの古典的なストッパー然としていて、これだとミシャの下ではしんどいしょうなぁ・・・ しかもイエロー2枚で退場。2枚目は不用意としかいいようがないもので、本人もサバサバとした表情でピッチを後に。これだとしばらくはベンチ入りも無理かと。

・宇賀神は前半積極的に攻撃に絡んだもののやや鉄砲玉気味。ペース配分に失敗したのか、後半は全く音なしで4バックの一角状態。一方岡本の負傷で急遽出場の峻希はいきなり関口に振り切られて際どい一発を許してしまい、後半こそ攻撃に絡んだものの、終始裏を突かれがち。ミシャの戦術はWBの消耗が酷いので梅崎&平川のバックアップを充実させたいところですが・・・

・山岸はビルドアップに上手く絡めないという問題点を抱えてはいますが、ロスタイムに太田のFKをビッグセーブ。得意な仕事はきっちりこなしてくれました。

・前半で岡本と直輝が負傷退場。共にキャンプ期間はリハビリに費やした時期が長く、ようやく実戦に復帰したばかりだけに残念無念。

・逆に突然チャンスを得た矢島は上々の出来。ボールコントロールが上手いのはミシャ向き。但し相手のマークが厳しくなると当たり負けしそうですし、それ以前に運動量を上げる必要があるかも。

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-----ウィルソン----
関口---太田---武藤
---角田--松下---
朴--上本--渡辺-菅井
-----林------

【交代】

61分:ウイルソン→中原
67分:パク チュソン→原田
78分:関口→奥埜

・仙台は赤嶺、富田、鎌田、田村と4人を入れ替え。しかもいつもの4-2-2-2から4-2-3-1にフォーメーションを変更。

・浦和が直輝を欠いて前にボールを運べなくなったためか、仙台がボールを保持して浦和守備陣を攻める時間帯が長く続きましたが、ボールを持たされた仙台の攻撃力は実に貧弱。2年目の武藤を含め2列目は運動量豊富で面倒な面子が揃っていますが、FWウィルソンはほとんど何もできず。代わって入った中原も似たり寄ったり。浦和の両ボランチの守備があんまりなせいか、ぽっかり空いたバイタルエリアから関口と太田がバー&ポスト直撃のシュートを放ちましたが、1トップがイマイチなせいもあって浦和の最終ラインを崩した場面は案外少なかったような・・・

・今年の仙台は前目から積極的にボールを取りに来ると話には聞いていましたが、前に出てくるというより単にプレーが汚くなっただけのような・・・

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2012.03.20

さんじ@上野

 上野駅浅草口から浅草通りを東へ。東上野3丁目交差点を南に下がって2ブロックほど。平日夜に往訪。先客1、後客1。「うま辛麺」の跡地。

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 券売機の前で品定めをしていたところ、店員が尋ねもしないのに”「とんこつ醤油」と「スペ」がお勧めです”と口を挟んでくるのはちょっとどうかと・・・ 「とんこつ醤油(750円)」を注文。他に「ふつーのとんこつ」や「醤油」「あっさり塩」など。

 店内は「うま辛麺」の時そのままのようで、厨房側にカウンター4席、壁側に6席。サスペンション付きの椅子で妙にふわふわ。スタッフが2名。

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 白ゴマが振られたスープは相当高粘度。とんこつの旨みはしっかり出ていますし、しょっぱいというわけでもありませんが、旨み過多というか味が濃すぎるというか、最初は美味く感じても食べ進むにつれて急速にくどくなってきます。池袋の「まるど」と似た感じかな?

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 浅草開花楼製の麺は並太で緩く縮れた感じ。ややぼそぼそした食感で、スープに対してはかなり弱い印象。

 チャーシューはスープに埋没して印象に残らず。なぜかメンマがどっさり。海苔がやたらでかいのも特徴。他に刻みネギ、ゆで卵半個。

 量が多いわけでもないのに、スープがスープなので、帰り道は胃もたれが・・・・

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2012.03.19

京の紅葉2011(21):真如堂&黒谷

京の紅葉2011(20)から続く)

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銀閣寺から少し坂を登って真如堂へ。吉田山から続く、京都の街中では珍しくアップダウンのある界隈です。

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三重塔周辺の紅葉はまずまず。

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哲学の道とは白川通りを挟んで反対側にあるせいか、この辺まで足を伸ばす観光客は少ないようで、交通の便が良い場所の割には紅葉狩り的にはちょっとした穴場かも。

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南へ歩いて通称「くろ谷さん」の金戒光明寺へ。

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文殊塔へ登ってみました。

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【展望】12年ナビスコ杯予選第1節仙台戦

・リーグ戦に続いてホームで開催されるナビスコ初戦。

・ナビスコ杯では珍しく代表組が全員出場可能。浦和は五輪予選を挟んでお疲れの原口がベンチスタートになる可能性はありますが、それ以外はチーム熟成を優先してリーグ戦からスタメンを代えてくる可能性は低いと思います。

・仙台はリーグ戦2戦とも同じ面子で2試合連続完封勝利。

・オフにCB上本&内山とFWウィルソン、MFサッコーニを補強。上本とウィルソンはスタメン入りしていますが、サッコーニはベンチにすら入れず。

・大黒柱のリャンが故障離脱中。また横浜M戦ではCB2人が負傷交代というアクシデントも。

・仙台の布陣は柏と同じ4-2-2-2ですが、柏とは逆に「前に出てこない」相手。これをどう崩すかが見ものです。

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<前節:横浜M 0-2 仙台>

---赤嶺--ウィルソン--
関口--------太田
---角田--富田---
田村-上本--鎌田-菅井
-----林------

【得点】
43分:赤嶺  太田CKから仙台がヘッドで競り勝ちまくって、最後は赤嶺
90分+8:太田 (PK) エリア内に突入した武藤をGK飯倉が倒す

【交代】

HT:鎌田→渡辺
72分:上本→松下
78分:ウィルソン→武藤

<前回:浦和 0-0 仙台>

---赤嶺--太田---
梁---------関口
---松下--田村---
朴--鎌田--渡辺-菅井
-----林------

【交代】

59分:パク→高橋
80分:関口→武藤
84分:太田→中原

・守備が非常に堅く、かつ鋭いカウンターを有する仙台相手に無理に勝ち点3を狙いに行かず、終始リスクコントロールしながら手堅く勝ち点1を得た試合。

・見ている分には非常に詰まらない試合でしたが、この勝ち点1が浦和残留に大きく貢献しました。

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2012.03.18

湯島天神2012

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Jリーグが全くない日曜日。今にも雨が降り出しそうなあいにくの空模様でしたが、湯島天神(湯島天満宮)まで出かけてきました。

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合格祈願のシーズンは終わってしまい、神社はスピーカーで再三「合格のお礼参り」を呼びかけていましたが、個人的には「お礼参り」というと福西方面しか思い浮かばないもんで・・・・

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今年は厳寒で梅の開花も遅れに遅れ、例年なら梅祭りも終わろうかという時期になってようやく見頃に。

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都心の神社ですから梅園といってもささやかなものですし、周辺の低層マンションが景観を損なってもいますが、手軽に梅の香を楽しむにはいいところです。

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【観戦記】12年第2節:浦和 1-0 柏 ~ 布陣変更で柏木躍動

・やや優勢だった前半のうちに浦和が先制。後半は柏の猛攻を耐え忍ぶ展開になってしまいましたが、なんとか1点を守りきって浦和今季初勝利。広島戦をみるとチームは完成にほど遠い状態で勝ち点3を積み上げるのは容易ではないと感じただけに、リーグ2戦目にして勝ち点3が得られたのは存外の喜び。内容が悪くなくても勝ち点が付いてこないと、何だかんだ言っても外野がうるさいクラブなので、この勝ち点3でミシャも一安心でしょう。

・帰り道、「なんか最近埼スタから気分良く帰った記憶がないよなぁ」と思ったのですが、それもそのはず、リーグ戦を埼スタで勝ったのは昨年7月23日の甲府戦(加藤が前半12分で退場した一戦)が最後。オフシーズンを挟んでいるとはいえ半年以上も埼スタで勝っていなかったわけで、そりゃ「勝利のメンタリティー(笑)」も失われるわなぁ・・・ 長い長いロスタイム、なりふり構わず勝ちに行った浦和。一つ勝つってこれほど大変だったかと、改めて感慨に耽ってしまいました。

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・この日ミシャは広島戦からスタメンを相当いじってきました。ワントップを達也→ランコ、IHを直輝→柏木、ボランチを柏木→阿部、リベロを阿部→永田、そして右CBを濱田→坪井となんと選手数で3人、ポジションで5箇所も変更。濱田スタメン落ちは五輪予選から中2日だった影響があるでしょうが、あとはボランチとリベロの人選にミシャが呻吟している様子がありあり。リーグ戦は始まったばかりで、疲労を考慮する時期でもないのに、スタメンを変えまくるのはあまり好ましいことははありませんが、この布陣変更が見事に奏功しました。

・阿部がボランチに上がったことで最終ラインからのビルドアップが上手く行かない懸念がありました(実際立ち上がりは芳しくありませんでしたが・・・)が、前半は阿部が下がり気味に位置して4バックに近い形をとっり、啓太が中盤にリンク役としてぽつんと残り、変則的な4-1-4-1みたいな格好(攻撃時は往々にして4-1-5に(笑))。当然柏は啓太にしっかりプレスをかけてきますが、この啓太が前半リンク役として意外にもそこそこ機能したことで、浦和の攻撃は15分くらいから徐々にスムーズに。

・布陣変更で俄然輝いたのが柏木。柏は早くもACL疲れなのか、柏木なり原口なりに簡単にバイタルエリアへの侵入を許していました。浦和は彼らへの縦パスを入れて、そこから両WBなり、槙野なりの加勢を得て厚みのある攻撃を展開。原口→柏木がエリア内にどフリーで突入とか、原口&槙野で柏右サイドを深く抉るビッグチャンスも。

・浦和は前半原口・梅崎・槙野のコンビネーションで左サイドで優勢。柏のストロングポイントである酒井の攻撃参加を散発に終わらせたのもこの日の勝因の一つ。

・優勢な時間帯に点が入らないと往々にして流れが変わってしまうものですが、ランコがワグネルの油断を突き、後方からボールを掻っ攫ってそのままゴール!!! ランコは攻撃面では広島戦より若干マシといった程度でしたが、セットプレーを含めて守備面での貢献大で、そのさぼらない姿勢に得点チャンスが巡ってきました。ランコは浦和加入後リーグ戦初ゴール。

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・しかし後半は一転して柏の猛攻を浴びる展開に。中盤の守備が効かなくなって5バックの最終ラインでなんとか柏の攻撃を跳ね返すだけ。疲労のためか、やっとこさ攻撃に転じても判断ミスでボールを奪い返される場面もままあって、非常にしんどい時間が長く続きました。

・とはいえ、どんなに不恰好であってもそこを凌ぎきれるのが強かった時の浦和の最大の持ち味。最も怖いレアンドロは阿部がマンマーク気味について封殺。田中順也に2回決定機を与えてしまいましたが、加藤が好セーブ連発。危険なクロスも3バックが寸前でなんとかクリアしまくり。また柏木や平川の運動量は驚異的で、彼らの奔走も完封勝ちに大きく貢献。

・浦和にもカウンターのチャンスがなくはなかったのですが、ほとんどフィニッシュに至れず。柏木CK→原口のシュートが菅野に防がれたのが惜しかったくらい。

・五輪予選明けで疲労著しい原口を代えたのは良いとしても、代わって入った直輝はゲームを落ち着かせることができず。原口以上に疲労困憊で後半ミスが目だった梅崎は信頼できる代えがいないためか長時間引っ張らざるを得ませんでしたが、最後の最後でなんと濱田を投入。宇賀神は心中穏やかではないと思いますが、なんとしても勝ちたいミシャの心境がはっきりと表れた選手交代でした。

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-----蘭子-----
--原口----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】36分:デスポトビッチ

【交代】

76分:原口→直輝
89分:梅崎→濱田

・この試合で感心したのはバックパスへの野次が聞こえなかったどころか、局面によっては拍手すら起こったこと。サイドで詰まったとか、プレスを受けて縦パスを入れるに入れられないとか、そんな時は無理せず後方から組み立て直す。単なる逃げでしかないバックパスと、意図の感じられるバックパスの違い。チーム同様、スタジアムの雰囲気もちょっとずつ良くなってきたようです。

・主審東城。特段荒れた試合ではないにも関わらず浦和に5枚、柏に3枚ものイエローを献上。最初に酒井に安易にイエローを出したのがケチのつけ始めで、その後も一貫してはいるんだがなんだかなぁ。

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---田中--ロボ---
-ワグネル------レドミ-
---大谷--茨田---
橋本-那須--増嶋-酒井
-----菅野-----

【交代】

73分:ワグネル→工藤
78分:ロボ→北嶋

・故障の近藤に代わって起用された那須は大過ない出来でしたが、ロボは相変わらず周囲と噛み合わず。このままだと攻撃陣は昨年から上積みがないので、ACLを絡めた連戦を勝ち抜くのはしんどそう。

・ネルシーニョは劣勢の試合を早めの選手交代や布陣変更でひっくり返すのが得意ですが、この試合は不発。選手交代が2枚とも大して役に立たないというのはネルシーニョにしては珍しいような。

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2012.03.17

蔦@巣鴨

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 巣鴨駅南口から山手線沿いにあるスーパー「サミット」のある角を南へ入る。周辺はちょっとした風俗街で、目の前がラブホ。平日夜に往訪。先客2、後客5。正式な屋号は「Japanese Soba Noodles 蔦」と長大。

 「醤油らぁ麺」と「煮干しらぁ麺」が二代看板メニューのようで、券売機のボタンは「醤油」が先でしたが、「煮干しらぁ麺(750円)」を注文。

 店内はL字型カウンターたー10席のみ。すし屋みたいなこざっぱりした外観・内装が特徴的。厨房内にはスタッフが2名。店奥に製麺機あり。

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 やや小ぶりの丼で出てきました。

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 「九十九里の煮干を中心に厳選した魚介類だけで仕上げた動物系不使用」との能書きが着いたスープは確かに煮干の味わいがしっかり出ていますが、魚の臭み、えぐみも混じっていてちょっと微妙な出来。無化調らしくすっきりしてはいますけど。かえしは若干甘めですが、食べ進むとちょっとしょっぱさも。

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 麺はやや細めのストレート麺でこれといった特徴はありませんが、スープの絡み、相性は申し分なし。わざわざ屋号に"Japanese Soba "を謳っているので蕎麦っぽいのかと思ったのですが、全然そんなことはありません。

 小ぶりのチャーシューが2枚。他にメンマ、刻みネギ。

 方向性は好みの範囲内なので「醤油」で出直します。

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2012.03.16

京の紅葉2011(20):哲学の道~銀閣寺

京の紅葉2011(19)から続く)

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南禅寺から哲学の道を北上してはみましたが、こちらは色づき皆無(´・ω・`) ショボーン

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そのまま勢いで銀閣寺へ。

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銀閣寺は特に紅葉の名所というわけではありませんが、朝から人出が多いですな・・・ 次から次へと団体さんや修学旅行生の小グループがぞろぞろ。

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【展望】12年第2節柏戦

・新スタイルで臨むホーム開幕戦。今年はPSMが全くなく、かつリーグ開幕戦は遠方アウェーだったため、ミシャのサッカーを初めて生で見る方も多いかと思います。

・残念ながら初戦広島戦は完敗に終わり、チームの完成度も私個人が妄想したレベルよりは下に留まりました。やろうとしていることは判るのですが、経験値ではるか上をゆく広島に手口を読まれまくって、やりたいことがやれず。ポポが投入されてからのわずかな時間帯に光明を見出すに留まりました。

・現時点で難儀なのはミシャがスタメン固定、特にボランチの人選に難儀していること。阿部を充てればリベロに適任がおらず、柏木を充てれば2列目に適任がいない様子。広島戦では柏木をボランチに下げて2列目に直輝を入れましたが、直輝が怪我で戦列を離れている時間が長くて練習時間がなかったことも相まって、前の3人にいい形で縦パスが入らないまま時間が徒過してしまいました。

・よって柏戦ではスタメンを再考するのか、目先苦労することを承知であえて広島戦と同じ面子で臨むのかが焦点になります。

・原口と濱田は五輪予選明けの中2日。シーズンが始まったばかりでもあり、コンディションが極端に悪くなっていなければ前節同様スタメン入りでしょう。むしろ木曜日の練習で梅崎が小破したのが気がかり。

・柏はちばぎんカップから数えて既に実戦を4試合こなしていますが、前節横浜M戦ゼロックス杯の戦いぶりを見たところ、本調子にはほど遠い様子。ACLではタイのクラブチームにアウェーゲームとはいえ3点も取られてまさかの敗戦を喫し、続く横浜M戦でも3失点でロスタイムに同点に追いつかれてしまいました。

・本調子ではなさげとはいえ、浦和よりは格段に成熟が進んだチーム。中盤の守備が効かずにレアンドロなりワグネルなりに好き放題やられると目も当てられなくなりますので、まずはそこがポイント。

・逆に柏の両ボランチを交わして、やたら高い位置にいがちな柏両CBの裏を突ければチャンスが多く生まれるかと。栗沢に代わって茨田がボランチに入っているのが柏の守備崩壊の一因でしょうし。

・初のACL挑戦ですが、柏の補強は比較的控え目。栃木で抜群の実績があるロボの補強が目玉ですが、試合を見る限りでは連携不足は否めず、またコンディションも万全でないのか、今のところさほど脅威とは思えず。磐田から補強した那須はベンチ入り止まりで、今のところほとんど昨年の面子のまんま。レアンドロとワグネルは代えが効かないので、月日が経つに従ってACL疲れで失速する可能性大。

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<前回:浦和 1-3 柏>

・前節福岡戦でセルが故障し、その後達也も故障した状況下で、堀監督が選択したのはなんとFW登録不在の正真正銘のゼロトップでしたが、残念ながら全く機能せず、前半はシュートゼロ。

・ただ柏も多少硬さがあるのか、フィニッシュの精度を欠いてチャンスの数の割にはなかなか点が入りませんでしたが、ジョルジ ワグネルがCKのこぼれ玉に詰めて角度のないところから放ったシュートがGK加藤をぶち抜いて柏先制。さらに再びセットプレーからの流れで橋本が加点。

・堀監督は絶望的な戦局を見て早々とゼロトップを放棄し、直輝に代えて原を投入。柏木のヘッドが決まってなんとか浦和が反撃の糸口を掴んだかと思われましたが、茨田がだめ元で撃ったようなシュートを加藤がまさかの後逸してしまい、浦和の緊張の糸はぷっつり。

---田中--工藤---
---ワグ--レア---
---大谷--茨田---
橋本-近藤--増嶋-酒井
-----菅野-----

得点:29分 ジョルジ ワグネル、38分 橋本、76分 茨田

65分:工藤→澤
81分:田中→林

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2012.03.15

【閉店】友真屋@駒込

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 駒込駅南口はす向かいにある松屋やマクドの先。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 半地下の店ですが、階段を下りた先にはなんだか趣旨不明の絵が・・・・

 「京都醤油らーめん」「こだわり味噌らーめん」「魚介塩らーめん」「牛スジカレーつけ麺」等々、よく言えば多彩、悪く言えば狙いがはっきりしないメニュー構成。「京都醤油らーめん(700円)」を注文。

 店内は厨房に沿ってL字型カウンター9席。さらに4人掛けテーブルが2卓、2人掛けが1卓。家族経営なのか、高校生くらいの娘さんが接客にあたっています。

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 スープは一応鶏がらベースなのでしょうが、出汁がしっかり出ているとはいい難く、かえしでなんとか成り立たせているような・・・ スープの表面には細かい背脂が浮いていますが、味わいにはさしたる影響なし。また化調からくると思しき食後の渇水感はハンパないような・・・

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 麺は太い縮れ麺。コシも強めで麺自体は好みのタイプですが、スープとの相性は疑問。量は180gとやや多め。

 チャーシューは小ぶりながらも厚みがそこそこあり。他に海苔、刻みネギ、もやしが少々。

 どこが京都醤油なのかは皆目判らず。後客のうち一人はカレーを食べていましたが、それが正解のような。

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2012.03.14

らーめん愉悦処 鏡花@立川

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立川駅南口から見える多摩モノレール「立川南」駅の南端、柴崎町3丁目交差点を西へ入る。いなげやを越えてすぐ。日曜夕に往訪。先客7、後客3。

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外壁にはやたらウンチクをべたべた。

メニューは多彩で券売機の前でまごまごしてしまいそうですが、ボタン左上の「醤油ラーメン(780円)」を注文。

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非常に暗い店内。内装は古民家をイメージしているのでしょうか? 手元だけスポットライトを当てる嗜好。店内はJ字型カウンターのみ20席弱。人気店であり、かつそこそこのキャパの割にはスタッフは2人しかいませんが、割と暇な時間帯ゆえなのかも。

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やや腰高の丼がお盆にのってでてきました。スープの表面の脂がかなり多く、またかえしも若干甘い感じがしますが、くどさ・しつこさは感じません。ベースは動物系だと思いますがわずかに魚介系の渋みも。どれが突出するという感じはせず、バランスがよく取れていました。

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麺は薄くて平たい緩い縮れ麺。スープもよく絡み、つるつるとした食感もまた良し。薄いのでモチモチ感はありませんが。

具に大ぶりのメンマが2本と小ぶりのチャーシュー、そしてミツバ。

量的には割高感は否めませんが、クォリティーからすれば納得の一杯。

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ごらんアウェー:広島2012(下)~清盛しゃもじ弁当

ごらんアウェー:広島2012(中)から続く)

大晦日に西条に立ち寄ったばかりだし、下旬に札幌遠征も控えているし、ということで今回の広島遠征は日帰り。

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 まだ「しゃもじかきめし」を売っているシーズンなのでちょっと迷いましたが、NHK大河ドラマ「平清盛」放映に因んで発売中の「清盛しゃもじ弁当」を購入。

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 開運宮島しゃもじ付きが売り物のようですが、買ったのが試合終了後のため、開運しゃもじに何の意味もなし(´・ω・`)

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 カキ尽くしの感がある「しゃもじかきめし」と比べるとややグレードダウン感は否めません(しゃもじが付いている分、内容を落としているのかなぁ・・・)が、甘辛く煮込まれたちりめんじゃこはそれはそれでご飯に合いますし、身がしっかりしたタコや広島菜は酒のアテに最適。逆に餅は酒飲みには無用の長物。

 正体不明の揚げ物は「がんす」という広島名物の揚げ蒲鉾とのこと。ちょっと一味が効いていて面白い一品でした。

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 厳島神社ゆかりの清盛が大河ドラマの主人公とあって、広島は清盛を担いで観光振興に躍起ですが、ドラマの視聴率は低迷。内容は前作の「江」より遥かにマシで個人的には「天地人」よりもマシと思っています。しかし、如何せんこれまでドラマに取り上げられなかった時代が舞台なので、それなりに史実を勉強しないと楽しめない上に、肝心の清盛が平家の御曹司にも関わらずやたらむさ苦しい上にはなはだガサツなのが難で、視聴率が伸びないのも当然といえば当然かも。

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品名:清盛しゃもじ弁当
製造:広島駅弁当
価格:1100円
入手:広島駅新幹線改札内コンコース内売店

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2012.03.13

麺処 夏海@赤羽

 赤羽駅東口から北へ2分ほど。「ゆうひ屋」の先。かつての「大ふく屋」の跡。平日夜に往訪。先客7。その後も続々と客がやってきてすぐに満席となり、退店時には外待ち2。

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 戸外に設置してある券売機で「豊穣清湯醤油らーめん(650円)」を注文。他に「豊穣清湯塩」「煮干豚骨」「つけ麺」など。

 店内は「大ふく屋」時代と全く変わっていないようでL字型カウンターのみ10席。キャパの大きさの割には店員が4、5人もいますが、多店舗展開を睨んでの店員教育を兼ねているのかも。

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 スープは生姜が効いており、また「あっさり」を謳っている割には表面の脂も多め。ただ生姜効果で味わいはすっきりしており、それでいて出汁のコクもしっかりしています。もっともかえしもややきついのでスープはかなり残しましたが。

 カネジン食品製の麺は若干細めのストレート麺。食べ始めはやや堅い感じがしましたが、スープの絡みは至って良好。

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 ピンク色のチャーシューは食感、味わいともまるでハムみたい。厚さもそれなりですが、スープが少々ぬるく感じたのはこれを後乗せしたせいかな?

 他にかいわれ、海苔、白髪ネギ、ほうれん草。メンマにあら挽き胡椒は蛇足。

 東京駅の「ほん田」が全然ダメなのでこちらもあまり期待せずに足を運びましたが、この出来なら赤羽で頭一つ抜けているように思います。他のメニューで再訪必至。

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ごらんアウェー:広島2012(中)

ごらんアウェー:広島2012(上)から続く)

広島到着後は、いつものことながら「駅前ひろば」へ突入。個人的には観光客相手のイマイチな店だらけという評価になってしまいましたが、駅から近くて、しかも早い時間から開いているというのは便利で、ついつい足を向けてしまいます。

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今回往訪したのは「そぞ」。割と人気がある店のようで先客、後客とも赤者だらけ。観光客向けの店ではやたら単価の高いメニューを勧めがちですが、お好み焼きにそもそも千円以上も払う気がしない上に、ごてごてと具を増やしてもたいして美味くならないのは何度も経験済みなので、プレーンな「肉玉そば(790円)」を注文。

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この店は大根おろしをちょこんと載せてくれるのが面白いのですが、ビールも頼まない単価の安い一人客相手は面倒なのか、こちらから声をかけないと大根おろしを載せてくれませんでした(´・ω・`)ショボーン

つまらんことで少々気分を害してしまいましたが、出てきた一品はこれまたイマイチ。明らかに麺が焼きすぎで半ば干からびていました。麺以外はふっくらしていてまずまずでしたが、麺だけはどうしようもありません。

先客が相前後してどどっとやってきたためか、出来上がりに時間がかかったのはやむを得ないにしても、途中で大量生産体制に入って、終わりのほうのロットは面倒を見切れなくなって焼きすぎたんでしょうな、たぶん。

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末期色の電車がやたら目立つようになった広島駅。

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NHK大河ドラマ「平清盛」の超不人気ぶりが哀れ。

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可部線はまだまだオリジナル色が活躍中。

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ゴジラ像。前からこんなんあったっけ?

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たこ焼き君かと思ったのですが、しゃもじがモチーフの「しゃもべぇ」。

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練習場のある安芸高田から毛利軍団が登場。

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槙野を揶揄するダンマク等がいくつか出ていましたが、これといって面白いものはなし。

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ハーフタイムにはコナンも場内を一周。

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濱田も頑張れよー

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2012.03.12

【TV観戦記】12年第1節:柏 3-3 横浜M

・立ち上がりにセットプレーで1点ずつ取り、さらに柏が1点追加して試合は攻めあいになるかと思われましたが、その後は終盤にかけて柏が一方的に横浜M(以下「鞠」)を攻め立てる展開に。

・試合は柏優位でしたが、ACLでタイから帰ってきたばかりなのが響いたか、残り10分くらいになってぱったりと足が止まってしまい、ロスタイムに谷口の一発を浴びてドローに。その前にも柏左サイドを松本に抉られて大黒に際どい一発を浴びた一幕もありました。

・負け試合をドローに持ち込んだ以上、鞠にとって悪い結果ではないのですが、守備は相当お粗末。前半は終始中盤の守備がほとんど機能せず、レアンドロに好き放題やられていました。また往々にしてバイタルエリアががら空き。後半は小椋にレアンドロを徹底監視させることでなんとか修正を図ろうとしていた模様ですが、カウンターのピンチで再びレアンドロをどフリーにしてしまい、がらがらのバイタルエリアからミドルシュートを撃たれて3失点目。

・終盤こそ息切れしてしまいましたが、柏のゴールへ向かう迫力、相互の連携、パススピードはなかなかのもの。ACL遠征帰りにも関わらず選手の動きの質・量で鞠を凌駕。押されっぱなしの鞠は連携で柏に大きく見劣りし、ロングボール主体の攻撃で後は個人技でなんとかしているだけという印象が強く残りましたが、その中で飛び出した齋藤学のゴールは見事でした。また後半途中で投入された松本もスピードがあって、疲弊した柏SBを翻弄するには十分な出来。

・柏はACLブリーラム戦に続いて3失点。柏は両SBが積極的に攻撃参加するので、その裏が往々にして狙い目になります。ただ失点は組織的に崩されたというよりは、単に寄せが甘いみたいな感じばかりでしたが。

・初スタメンのロボはそれなりにボールに絡んではいましたが、決定機に顔を出すような場面はなかったような・・・

---田中--ロボ---
-ワグネル------レドミ-
---大谷--茨田---
橋本-近藤--増嶋-酒井
-----菅野-----

【得点】
3分:酒井
12分:田中
64分:レアンドロ ドミンゲス

【交代】
65分:ジョルジワグネル→水野
87分:ロボ→澤

---大黒--小野---
齋藤--------中村
---小椋--兵藤---
金井-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

【得点】
7分:大黒
60分:齋藤
90分+1:谷口

【交代】
67分:小野→松本
82分:金井→谷口

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ごらんアウェー:広島2012(上)~ありがとう300系引退記念弁当

 JR東海パッセンジャーズでは今年の2月6日から3月11日にかけて「駅弁-EKIDEN」というイベントで東海道・山陽新幹線沿線の駅弁を順次販売。広島遠征当日の3月10日は岡山の駅弁が売り出されているとのことで楽しみにしていたのですが、朝早すぎて入荷しておらず残念無念。

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 やむなく一応期間限定である「ありがとう300系引退記念弁当」を購入。まぁ見ての通りの単なる幕の内弁当で、駅弁趣味的には面白くともなんともないんですが、いろんなものがちょこちょこっというのは飽きが来ないしビールのアテにもなる点で悪くはないんですな。幕の内の良さが判ってくるっちゅーのも少々寂しくはありますが(´・ω・`) 

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 卵焼きに300系の焼印。300系は国鉄時代全く進まなかった新幹線のスピードアップを劇的に推し進めた点では歴史的意義のある車両ですが、やたら揺れるとか、窓際に座ると夏は暑いとか、いろいろ無理をしたところもあって、個人的にはとっとと引退してくれて嬉しい限り。

 でも300系が登場した1992年って、遠距離恋愛を詠った「シンデレラエクスプレス」に象徴されるように、バブルの余韻があって日本にまだまだ余裕があった時期で、車両そのものよりもそれが登場した時代背景のほうが懐かしく思えたりします。

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品名:ありがとう300系引退記念弁当
製造:JR東海パッセンジャーズ
価格:1100円
入手:東京駅新幹線ホーム内売店

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2012.03.11

京の紅葉2011(19):南禅寺

京の紅葉2011(18)から続く)

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嵯峨野で遊んだ翌日は一転して東山へ。まずは蹴上駅から南禅寺へ。

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南禅寺三門は正面からだと逆光になってしまうのが残念至極。

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南禅寺境内で異彩を放つ琵琶湖疏水水道橋。

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ところどころといった感じではありますが、見事に色づいた木々も。

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【観戦記】12年第1節:広島 1-0 浦和 ~ 成熟度が違いすぎた完敗

・結果的にはCKからの流れから寿人にやられた1点だけで済みましたが、90分を通じて浦和にチャンスらしいチャンスはロスタイムの槙野の一発だけ。それ以外は決定機どころかシュートすら満足に撃たせてもらえませんでした。従ってどこからどうみても1-0の点差以上の完敗。攻撃偏重が謳い文句(?)だった今季の浦和が満足に攻撃させてもらえなかったという意味ではややショックな試合内容でした。

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・ただ相手があまりにも悪すぎた側面は否めません。監督が森保に代わったとはいえ、ミシャのやり方は重々承知の広島が相手。広島はこれまでの戦術にさほど手を加えず、強いて言えば勝負により世知辛くなる方向でやってきました。

・戦力に大差がなく、かつ全く同じ戦術&フォーメーションのチーム同士が戦うとなると、成熟度の差が勝敗を分けるのは明々白々。浦和は1トップや2シャドーになかなか縦パスが入らず、しかも前3人の距離も遠い上に連携もイマイチなのに対し、広島は寿人に縦パスがズバズバ入る上に、寿人にボールが渡ってからの周囲の動きが浦和と違って迷いを感じませんでした。新加入の石原は早々と広島のスタイルに馴染んだようで、前半早々に寿人とのコンビネーションで決定機を演出。

・また広島がサイドにミキッチという決定的なストロングポイントを有していたのも勝敗に大きく影響しました。千葉からの長いパスを受けて浦和左サイドにぽっかり空いたスペースに走りこんでのチャンスメークを皮切りにミキッチは何度も浦和左サイドを蹂躙。梅崎は前半半ばから後半ミキッチがなぜか交代を命ぜられるまで守備に追われっぱなしで、攻撃面では梅崎は文字通り何もできず。後半はミキッチを気にするあまり、今度は浦和右サイドがぽっかり空きがちに。

・この日唯一の得点はCKからの流れでしたが、ここもミキッチがポイント。ミキッチからの低いクロス→石原のシュートはなんとか加藤が弾いたものの、こぼれたところを寿人。

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・これまでの練習試合では平川が攻撃のキーマンになっていたようですが、ミキッチとは対照的にこの日は全くの泣かず飛ばず。もっともいい形で前3人にボールが入らないので平川も上がるに上がれないでしょうし。

・浦和の攻撃がなんとか形になりだしたのは試合終盤。この日突如2列目にスタメン起用された直輝に代わってポポが投入されてからのわずかな時間でしたが、遅まきながら浦和の両CBの攻撃参加で両サイドを抉る形が出来始めました。もっとも広島も心得たもので、どん引きでエリア内中央をがっちり固めていましたから、浦和の波状攻撃は決定機に至るどころかシュートチャンスもなかなか作れず。ロスタイムにポポが広島左サイドを深く抉ってのクロス→ファーで槙野がヘッドがこの日唯一の決定機でしたが、シュートは西川がかろうじてセーブ。

・練習ではランコと甲乙付けがたい出来と伝えられた達也はともかく(結果はどっちもどっちでしたが・・・)、怪我で長く離脱していた直輝を突如スタメンに抜擢したのは不可解。案の定ほとんど機能しないままポポに代えられてしまいましたが、そのポポのほうが遥かに可能性を感じたのは皮肉なもの。

・先制された後、ミシャは遮二無二同点を狙いに行くのかと思いましたが、それなりに攻守のバランスを取っていた模様。浦和は何かと雑音が多くて、初戦大敗でもすればいきなり監督の地位が危うくなりかねないことを知っての諸行なのかどうか。もっとも広島に追加点を与えなかったのは、広島がミキッチを下げてくれたのに大いに助けられた感もありますが・・・

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-----達也-----
--原口----直輝--
梅崎-柏木--啓太-平川
-槙野--阿部――濱田-
-----加藤-----

【交代】

55分:達也→デスポトビッチ
77分:直輝→ポポ

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-----寿人-----
--高萩----石原--
山岸-和幸--青山-ミキッチ
-水本--千葉--森脇-
-----西川-----

【得点】
49分:佐藤

【交代】

74分:ミキッチ→石川
90分:石原→大崎

   

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2012.03.10

麺屋Hulu-lu @池袋

 池袋西口五差路を北へ。池袋郵便局を越えて「池袋2丁目」交差点から一本西側の路地へ入る。平日夜に往訪。先客2、後客1。ラーメン屋らしくない外観で暖簾もなければ営業中の看板も見当たりません。

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 客の動線とはやや無関係なところに券売機が置かれていて面食らいましたが、「塩SOBA(750円)」を注文。他に「醤油SOBA」「つけめん」。さらに「スパムむすび」が売り物の様子。

 店内はカウンターに向かってI字型カウンター6席と壁際に4人掛けと2人掛けのテーブルが1卓ずつ。全般に割りとゆったりしたレイアウト。

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 スープは鶏ベースのようですが超あっさり、かつ塩ダレも控えめにしてじんわりじっくりと出汁を味わうタイプ。

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 麺はやや細めのストレート麺で心持ちごわごわ、ぷつんぷつんとした食感。スープに対しては最初はちょっと強すぎるかなと思いましたが、すぐに馴染んでゆきました。

 チャーシューは柔らかく崩れやすいタイプですが脂っぽくはなくてまずまず。その上に鶏そぼろ、こりこりしたメンマ。そして糸唐辛子、かいわれ。

 クォリティーは何の問題もありませんが、個人的にはやや上品過ぎたかな・・・ また池袋の外れにあって駅からやや遠いのと、量が少ない割には値段が高めなのが難で商売的にはしんどいかも。

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2012.03.09

【展望】12年第1節広島戦

・いよいよ待ちに待ったJリーグ開幕。今年の開幕はアウェー広島戦。

・浦和の新監督が昨年まで広島の監督だったミハイロ・ペトロビッチ氏になり、さらにかつて広島を代表するプレーヤーだった柏木と槙野が相次いで浦和へ移籍したことから因縁試合的な位置づけされているようですが、浦和から広島への因縁なんて全然なくて一方的に絡まれているだけのような・・・

・それはともかく、新装開店したばかりの浦和にとって、ミシャのやり方を熟知している広島が初戦の相手というのはかなり面倒。

・浦和は昨年とは一変してPSMが一試合も組まれず、GGRなり浦研なりで断片的な情報しか入ってこないので、生で見たことがないものをあれこれ論じたところで所詮他人の受け売りや単なる妄想の羅列になりかねないので割愛します。

・またしても監督を代え、さらに基本方針を大きく転換して再出発。「偏差値30からの大学受験」ならぬ「リーグ15位からの再挑戦」ですから、一朝一夕にはチーム状態は好転しないでしょうけど、昨年と違って開幕前から暗雲が漂っているわけではないだけマシ。気長に見守ることにします。

・これまでの練習試合のメンバーを踏まえるとスタメンは以下のような感じ?

-----蘭子-----
--原口----柏木--
梅崎-暢久--啓太-平川
-槙野--阿部――濱田-
-----加藤-----

・マルシオと直輝が故障で出遅れ。ランコも途中怪我で離脱。さらに当初スタメン入り濃厚と目された小島が蔚山とのTMあたりから監督の評価を下げてしまったようで、啓太の相方は流動的。

・啓太の相方が阿部なり柏木なりになった場合、その空きポジションの穴埋め候補も複数選択肢があります。今週の練習では柏木ボランチ、ポポ2列目が濃厚のようですが。

・1トップもランコ、ポポ、達也と一応駒はいますが、ファーストチョイスは皆目分からず。

・広島はミシャの給与が払えなくなって契約更新見送りのやむなきに至り、OBである森保一を新監督に招聘。森保は広島や新潟でコーチを務めていましたが、監督はこれが初めて。

・財政難のため選手の大量流出も噂されましたが、年棒ダウンを飲ませた上で主力選手の引き留めに成功したようで、流出した主力は李のみ。さらに盛田や服部などベテランのベンチ要員を整理。

・李の代わりに大宮から石原、盛田の代わりに新潟から千葉を連れてきて一応頭数は揃えていますが、昨年15得点を挙げた李の穴はさすがに埋めきれないかと。チャンスはつくるもののフィニッシュに至らないパターンの連続に陥るのでは?

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<前回:浦和 1-1 広島>

原口のゴールで先制しながらも、直後に追いつかれ、終盤は双方足が止まっていかにも夏場のサッカーらしいぐだぐだ模様。

およそ金を払って見るに値しないつまらない試合でしたが、浦和の決定機は煎後半1回ずつしかなかった一方、広島はその3倍くらいの決定機を作っていましたから、試合内容的にはどう見ても広島優勢。

後半同点に追いつかれたペトロはお決まりのアタッカー祭りを披露。そして前節甲府戦と大差がない閉塞感たっぷりの攻撃に終始。

-----寿人-----
---高萩--浩司---
山岸-中島--青山-ミキ
-水本--和幸--森脇-
-----西川-----

得点:58分 李

HT:青山敏→李忠成
63分:佐藤寿→ムジリ

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2012.03.08

【閉店】らーめん食堂@入谷

 日比谷線入谷駅から言問通りを東へ。金竜小学校前交差点角。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 表の看板先頭の「入谷タンタン麺(650円)」を注文。看板には書かれていませんが「つけめん」も用意。後払い制。

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 辛さは5段階あり、中辛で。

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 店内は4人掛けテーブルが2卓と、厨房に向かってI字型カウンター5席。外観からも想像がつきますが、夫婦で経営している昭和の街中の大衆食堂といった趣き。

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 タンタン麺といってもゴマだれが効いた一般的なそれとは全く違って、上野の「うま辛麺」で出していた「横浜風タンタンメン」や名古屋の「台湾ラーメン」に近い感じ。スープは鶏がらベースのあっさり味でかえしは控えめ。スープ自体は全然辛くないので、辛さは唐辛子の量で調整しているだけかな? さらに 大量の溶き卵にニラとひき肉が入っていますが、ひき肉が団子状になっていて、ちょっと仕事ぶりが素人臭いような・・・ 上にちょこんと辛味もやしが添えられていますが、これはイマイチ。

 浅草開花楼製の麺は太目の緩い縮れ入りで、つるつるとした口当たりながらコシはかなりしっかりしていて気に入りました。あっさりスープとのバランスも悪くありません。

 悪くはないのですが、何かのついでに通りかかるようなところではないんだよなぁ・・・

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【TV観戦記】ACL:名古屋 2-2 城南

・ばっとしない試合内容ながら結果だけはしっかり残すという名古屋らしい結末になるかと思いきや、試合終了間際にオーバヘッドクロス→オーバヘッドシュートという漫画みたいな荒業の連続で同点に追いつかれてしまいました。

・まぁ試合内容は名古屋が劣勢な時間が長かったので引き分けという結果は妥当だと思います。もっとも名古屋が逆転に成功した後、カウンターのチャンスで加点していれば楽々逃げ切れたでしょうから、勝てる試合を追いつかれたという見方もできるでしょうが。

・前半の名古屋は全くいいところなし。城南に、特に中盤で動きの質・量で負け、球際で競り負け、連携の良さでも負けているという惨状。中盤ではダニルソン一人がなんとか踏ん張っている状態。

・しかも城南の攻勢に対して名古屋のDFラインはズルズルと下がってゆき、バイタルエリアは往々にしてガラ空き。あとは頑張れ楢崎、頑張れダニルソン、クロスは任せた闘莉王、みたいな守備はなんだかなぁ・・・といつも思いますが、この最終ラインをぶち破るアイデアが城南にないのが名古屋には幸い。序盤名古屋右サイドからのクロスで危ない場面が2度ありましたが、その後は相手にペースを握られながらも決定機を与えず。城南は良い形で中盤でボールを奪ってもひと手間多くてシュートチャンスを失っている印象。

・試合内容からすれば、後半早々に阿部が相手ゴールキックへの対処を誤ったのを契機に先制を許した時点で名古屋敗戦で終わってもなんら不思議はなかったのですが、城南は縦パスでDFライン裏に抜け出たケネディがPKをもらって同点。さらにカウンターのチャンスで途中投入の永井→金崎と流れるようにボールが繋がって逆転。劣勢ながらも少ないチャンスをきっちり決めてくるあたりはさすがと思いますが、その後のチャンスを決めて相手の息の根を止められなかったのが最後の最後で響いてしまいました。

・終盤ダニエルを投入して3バックに変え、明確な逃げ切り狙い。城南はパワープレーしか手立てがなく、名古屋は一方的に攻められていたもののハイボールは悉く跳ね返していたので悠々逃げ切れるかと思いましたが、最後の最後で力尽きてしまいました。もっともその直前にもポスト直撃のシュートを浴びているので、事故みたいな一発を食らったわけではなく。3バックへの変更はそれなりに問題含みだったのでしょう。具体的な問題点は良く判りませんが。

・昨年の序盤と比べるとダニルソンが元気なのは好材料。ケネディは腰痛持ちのままだそうですが、こちらも昨年序盤の不調時と比べれば随分マシで、なんだかなぁな試合内容ながらも名古屋は面倒なチームには違いありません。

玉田---ケネディ--金崎
---藤本--中村---
-----ダニルソン----
阿部-増川--釣男-隼磨
-----楢崎-----

【得点】
58分:ケネディ(PK)
74分:金崎

【交代】
67分:中村→永井
75分:金崎→ダニエル
86分:ケネディ→吉村

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2012.03.07

ラーメン 梅@梅島

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 東武伊勢崎線梅島駅から旧日光街道を北へ。梅島二丁目バス停そば。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客5。一見して判るように二郎系の店。

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 店内の券売機で「ラーメン(600円)」を注文したところ、赤い札が出てきました。店先に貼られたポスターを見るとにんにく、野菜、背脂、味濃い目の調整はできるようですが、にんにくの有無以外は店のほうからは積極的に聞いてきませんし、店内に調整可能な旨の表示もありません。ちなみに極細麺を用意しているのがこの店の特徴。他につけめんも。

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 店内は厨房に沿ってL字型カウンター10席でかなりゆったりした作り。厨房内には店主だけ。水セルフ。

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 にんにくを入れてもらった他は特に何も注文しませんでしたが、野菜はデフォルトでも十分な量。ただそのほとんどがもやしでキャベツは少々混ざっている程度。さらにやや小さめで堅いチャーシューが2枚。

 とんこつ出汁はそこそこしっかりしていますし、かえしもきつくはありませんが、背脂は相当控えめで、総じて二郎系としてはかなりライトな仕上がり。

 麺は菅野製麺所特注の極太ストレート麺で、やや堅めの仕上がり。生麺200gとのことですが、個人的にはこれで十分な量。

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【TV観戦記】ACL:ブリスベン 0-2 FC東京

・ACL初挑戦のFC東京(以下「瓦斯」)。XEROX杯は敗れたとはいえ出来は悪くなかっただけに、ACLでの戦いぶりに興味津々でしたが、結果は文句なしの快勝。

・XEROX杯から中2日でのアウェーゲームと厳しい日程を考慮してか、塩田→権田、椋原→加賀、梶山→羽生、ルーカス→渡辺と4選手を大胆に入れ替え。しかもセンターラインを全部入れ替えているにも関わらずチーム力がさほど落ちているようには見えない(もっとも相手がアレだったせいもありますが・・・)あたりは、オフの積極的な補強が奏功した結果なんでしょう。

・どちらも後方から丁寧にボールを繋ぐポゼッション志向のチームという点では似た者同士でしたが、実力は瓦斯のほうが上なのは序盤から明らか。ブリスベンのほうがパスの距離が少々長くてピッチを広く使うとか玉際に強いとかの差異は垣間見えましたが、瓦斯と比べると技術面で相当見劣りしました。っちゅーか、パス精度といい、トラップ技術といい、あれでパスサッカーを志向するなんて自殺行為のような・・・

・このような相手に対して瓦斯の守備の狙いは非常に明確で、高い位置でプレス網を張っておけば相手はいとも簡単に網に引っかかってくれます。また縦パスでプレス網を突破されても慌てずにディレイさせて後方で守備ブロックを立て直せば、ブリスベンの攻撃には守備ブロックを突き崩すだけのアイデアもなければ、まかり間違っての一発を食らうような怖さもありません。

・ただ瓦斯もせっかく高い位置でボールを奪っても、そこから決定機にまでもってゆけないという悩みがあるのはXEROX杯同様。従って、前半はスコアレスで折り返しと思われましたが、前半終了間際に谷澤が先制。いったんブリスベンDFが瓦斯のパスをカットしたと思われたそのこぼれ玉が高い位置にいた徳永にわたるという幸運に恵まれたものですが、一点は一点。

・後半になってブリスベンがやや前に人数をかけてきましたが、左サイドからのクロスを受けて羽生がDFライン裏に飛び出し、シュートはGKがいったん弾いたものの、こぼれ玉を長谷川が詰めて追加点。

・前半から瓦斯の2列目が再三DFライン裏に飛び出すものの悉くオフサイドに引っかかっていましたが、ブリスベンが瓦斯の2列目の飛び出しに全く対処できてないのは明らかで、後方からの飛び出しがようやく実を結んだ格好。

・2点を失ったブリスベンは最後までチャンスらしいチャンスを作れない(これでは権田や森重が何かやらかそうとしてもやらかしようがありません・・・)どころか、随所でラフプレー連発という糞チームになり下がってしまいました。

・オージーらしい体格差を生かしてのごり押しサッカーではないあたりがAリーグでぶっちぎりの強さの源泉なんでしょうけど、そのスタイルのまんまで日本勢とやるのは無謀だったような。

-----渡辺-----
谷澤---羽生---石川
---長谷川-高橋---
太田-加賀--森重-徳永
-----権田-----

【得点】
45+1分:谷澤
55分:長谷川

【交代】
76分:羽生→田辺
86分:加賀→チャンヒョンス
90+2分:石川→河野

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2012.03.06

THANK@浜松町/大門

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 浜松町駅から第一京浜を渡って「芝大門」交差点の1つ手前の路地を左へ。土曜昼に往訪。開店直前に到着したところ、既に待ち客5。その後続々と客がやって来てすぐに店はほぼ満席になりましたが、その後が続かず、退転時には1/3くらいの客入り。

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 メニュー構成はシンプルですが、スープの濃さが「さらり」「とろり」「ぽてり」の三段階あって券売機のボタンを分けています。「ラーメン とろり(680円)」を注文。値段から見て量が少なそうだったので「ライス 小(100円)」も。食券を渡すと麺の堅さを聞かれたので「堅め」で。なお、もともとは「あっさり」「中濃」「特濃」の三段階だったようですが、1/23から呼称を変更したとのこと。

 店内は2人掛けテーブルが3卓と、壁に向かってカウンターが7席+2席。厨房は店奥にあってスタッフが4人。接客態度は申し分ありません。

 テーブルに胡椒、白ゴマの他、カレースパイスが置かれているのが目を惹きます。

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 やや深めの丼で出てきました。

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 スープは鶏白湯にポタージュスープを合わせたものですが、そのバランスが秀逸。鶏臭さが抑えられ、わずかに野菜の青臭さが勝っているかな?といった程度。とろみやざらつきもほどほど。塩ダレも控えめ。無化調らしく後味も悪くないため、珍しくスープ完飲。

 麺は極細ストレート麺。心持ちざらざら、ぷつんぷつんとした食感で博多ラーメンの麺に似通っています。ただスープの絡みはあまり良くないようで、麺を食べていてもスープの良さはあまり伝わってこず。この出来だと替玉は自殺行為かも。

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 チャーシュー代わりに鶏の手羽先(骨抜き)を投入。スチームオーブンで焼き上げたとのことで、香ばしくて、しかも柔らかく、ラーメンの具よりも酒のつまみによさげ。

 他にやたら長い穂先メンマが2本、海苔、刻みネギ。

 麺の量が少ないのは予想通りでしたが、ご飯のおかずになるようなものはなくて残念。でも替玉はあまり向いてそうにないので痛し痒し。

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2012.03.05

【観戦記】12年J2第1節:東京V 2-0 松本

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J2昇格初年の開幕戦。松本からは比較的行きやすい味スタでの開催ということもあって、松本山雅サポがわんさかやってきました。その甲斐あって、味スタ2階の開放に成功。

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もっとも全面開放とまではいかず、メイン側半分を開けてもらった格好。

観客数ではホーム東京V(以下「緑」)を圧倒した松本でしたが、試合はさすがにそう簡単にはいかず、前半こそ善戦したものの、後半は地力の差が出て完敗。

松本の布陣は最近Jリーグではあまり見かけなくなった3-4-2-1。しかも守備時は1トップにエイジソンを置いて、あとは全員が自陣深くに引き篭もって守っているような格好。前半緑は松本の堅固な守備ブロックに手を焼いてセットプレーくらいしか攻め手を見出せず。もっとも松本のGK野澤が不安定で、そのセットプレーが往々にして緑の好機になっていましたが。

松本がボールを奪う位置は必然的に深くなりがち。しかもエイジソンをフォローすべく、かなり人数を裂いて思い切りの良いカウンターを仕掛けてきます。前半は出足で緑を圧倒し、緑DFのミスを突いてゴールに迫る場面もありましたが得点ならず。強敵相手に焦りがあるのが、緑守備陣を崩しきれずにDFの前から無理やりシュートを放ってしまう場面が少なくなく、シュート数の割には相手GKがびびるようなことはなかったかも。

多くの選手が長い距離を走らざるを得ない戦術を取っているためか、松本は早々に息切れ。後半は立ち上がりから両サイドを簡単に突き崩されて自陣ゴール前に釘付けになってしまい、クリアボールを小林に拾われて遠めからのシュートが決まってとうとう失点。シュートが誰かに当たって野澤の逆を突かれるという不運なものしたが、あそこまでベタ引きになってしまうと起こりがちな失点ともいえ。

前に出ざるを得なくなった松本に対し、緑は簡単にパスが回るようになって試合は完全に緑ペース。2点目は阿部に簡単にバイタルエリアに進入された時点で半ば勝負ありでしたが、パスを受けたジョジマールの落ち着きいたシュートも見事。

後半は松本は反撃らしい反撃もできず、緑に適宜流されてしまったような格好でそのまま試合終了。相手がJ1昇格が狙えるクラスで分が悪すぎたのかもしれませんが、現状では前半のうちに点が入らないとちょっと辛いように見受けました。

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---ジョジ--阿部--
西---------小池
---和田--小林---
中谷-高橋--土屋--森
-----柴崎-----

【得点】
51分:小林
58分:ジョジマール

【交代】
85分:阿部→中後
88分:中谷→飯尾
90分:西→アレックス

元浦和の小池が右SHで出場。後半は頻繁に逆サイドの西とポジションを代えていましたが、全般に可もなく不可もないという印象。

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-----エイジ-----
--弦巻----木島--
楠瀬-渡辺-小松-久木田
-多々良-飯尾-飯田--
-----柴崎-----

【交代】
64分:渡辺→北村
71分:弦巻→船山
82分:楠瀬→玉林

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2012.03.04

【観戦記】12年XEROX杯:柏 2-1 FC東京

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・序盤FC東京(以下「瓦斯」)が圧倒的に優勢。しかし、柏は瓦斯の攻勢を何とか凌ぎきるどころか、存外の2得点を奪取。後半柏はカウンターで何度もチャンスを得ながら追加点はならず、逆に瓦斯のサイド攻撃で1点を失い、さらに同点に追いつかれてしまいかねない場面もありました。

・後半は攻めあいになったこともあって第三者的にも十分楽しめた好ゲーム。ただ柏は良くも悪くも昨年とチーム状態に変わりはなく、これから調子を上げてゆく途上といった感じだったのに対し、瓦斯は監督交代初年にも関わらず思ったより仕上がりが早い印象を受けました。勝負強さではさすがにJ1王者に軍配が上がりましたが、単なるPSMと見れば瓦斯のほうが収穫が多い試合だったかもしれません。

・序盤は瓦斯が両サイド、特に瓦斯の右サイドで柏を圧倒。柏はワグネルの守備が緩慢なせいもあってか、橋本が石川との1対1で歯が立たない上に、石川をフォローする椋原とのコンビネーションで柏左サイドが大炎上。最終ラインでなんとかボールを跳ね返してもこぼれ玉を悉く瓦斯に奪われて波状攻撃を浴びるの繰り返し。

・ところが瓦斯は攻撃の形を作りまくっているものの決定機を掴めず。ルーカスはもとより点取り屋ではありませんし、トップ下に起用された長谷川もシャドーストライカータイプではありませんから、「誰が点を取るのか?」という問題を抱えたままシーズンに突入するかも。逆に言えば柏はその辺を見越して劣勢の時間帯をなんとか凌いでいたのかもしれません。

・柏は前半0-0で凌いで瓦斯の攻め疲れを待っても良かったのですが、前半終了を待たずに存外の2得点を得て一気に有利に。先制点はクリアボールがたまたまワグネルに渡って、ワグネルが豪快なミドルシュートを決めたもの。瓦斯守備陣の寄せが甘かったといえばそれまでですが、J2ではありえない位置からシュートを決められたのはまさにJ1の洗礼。

・柏2点目はPK。柏FKのクリアボールを巡っての競り合いで森重が不用意に相手を押してPK与。不用意といえば森重、森重といえば不用意という芸風は相変わらず。試合終盤にも一人芝居で大ピンチを招いており、今年も森重から目を離せません。

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・後半はカウンター狙いに徹した柏のペース。前半と違ってボランチの位置でボールが奪えるようになり、前がかりの瓦斯SBの裏を突いてカウンターのチャンスの山。前半半ば寝ているようなパフォーマンスだったレアンドロが遅まきながら本領を発揮し始め、柏の追加点は時間の問題と思われましたが追加点ならず。途中から新加入のリカルド・ロボを投入しましたが、周囲との連携がイマイチなのはやむを得ないにしてもコンディションも良くないようで、いささかブレーキ役になってしまった格好。また盛んに攻撃参加してくる酒井もいいところなし。結局のところ90分を通じて相手守備陣を崩しきってのチャンスは少なく、この試合についていえば両外国人の個人技でなんとかしているだけという印象は拭えず。

・一方の瓦斯は石川→渡邉で長谷川を右SHに回し、ルーカスをトップ下、ないし2トップ気味に配したのが奏功。渡邉のポストプレーを受けて瓦斯左サイドからのクロスを長谷川が押し込んで1点奪取。さらに右サイド椋原のクロスを受けて、途中投入の羽生がどフリーでシュートを放つ場面が2度あり、前半とは打って変わって攻撃がフィニッシュに結実。ただカップ戦の気楽さゆえか、一歩間違えればカウンターを食らって大敗に追い込まれかねないくらい思い切って攻めに出ている以上、これでチャンスを作れなければ目も当てられないかと。

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---田中--北嶋---
-ワグネル------レドミ-
---大谷--茨田---
橋本-近藤--増嶋-酒井
-----菅野-----

【得点】
26分:ジョルジ ワグネル   
43分:レアンドロ      

【交代】
70分:北嶋→ロボ
70分:田中→澤
82分:大谷→安

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-----ルーカス-----
谷澤---長谷川--石川
---梶山--高橋---
太田-徳永--森重-椋原
-----塩田-----

【得点】
65分:長谷川

【交代】
58分:石川→渡邉
73分:谷澤→羽生
85分:高橋→河野

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2012.03.03

ののすけ@大宮

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 大宮駅東口から旧中仙道を南へ。駅からはかなり距離があり、吉敷町交差点そばのマンション1Fに入居。土曜夕方に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 券売機はなく、メニュー先頭の「塩ラーメン(650円)」を注文。大盛無料とのことでしたが普通で。他に「正油」「味噌」「正油つけめん」「味噌つけめん」など。

 店内は厨房に沿ってI字型カウンター6席のみ。4人掛けテーブルが2卓、2人掛けが2卓。夜はおつまみにも力を入れているようですが、店には店主一人だけ。

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 大量に添えられた岩海苔が少々ビジュアルを損ねています。透明度の高いスープですが、出汁の旨みはあんまり伝わって来ず、塩ダレが前に出すぎています(しょっぱいわけではありませんが・・・)。鶏がらベースという感じはしますが、全体としてはなんだかぼんやり。

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 麺はメニューには細麺とありますが、実態は並太の縮れ麺。自家製とのことですが、つるつるした食感といい、スープの絡みといい、まずまずの出来。

 具は岩海苔の他に、チャーシュー、水菜、メンマ、ネギ、ナルト。

 麺はまずまずなので、つけめんのほうがいいのかも。

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2012.03.02

前野原温泉 さやの湯処@志村坂上

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【温 泉 名】板橋前野温泉
【施 設 名】前野原温泉 さやの湯処
【入浴料金】800円
【交通手段】都営三田線志村坂上駅 A2出口より徒歩10分。
【泉  質】ナトリウム-塩化物強塩温泉
【源 泉 名】板橋前野温泉
【泉  温】41.0度

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【コメント】

 首都高池袋線高架下「見次公園前」交差点を西へ入ってすぐ。目の前にスーパー「イズミヤ」あり。

 靴ロッカーの鍵で館内の清算を済ませる方式を採っていますが、自動清算機&自動改札をも導入。爺さん婆さん相手にどうなんだろう?

 温泉を引いているのは露天風呂のみで、内湯はすべてただのお湯。従って限りなくスーパー銭湯に近い日帰り温泉施設ですが、湯質は上々。湯は黄褐色というか、うぐいす色に近いというか、都内ではまずお目にかかれないタイプで、おまけにかなりしょっぱくて少々鉄臭いのが特徴。

 ただ湯量が少ないため、この湯をかけ流しにしている浴槽は「源泉風呂」一つのみ。しかも6人くらいしか入れないのが難。露天風呂、寝転び湯、つぼ湯なども付設していますが、あんまりキャパが大きくないので混雑する週末の夕方なんかはちょっと辛いかも。

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 また館内奥に「うたたね処」がありますが、その横が自販機コーナーで絶えずゴロゴロ、ガッタンとうるさいのは困り者。

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京の紅葉2011(18):大覚寺

京の紅葉2011(17)から続く)

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清涼寺からぷらぷら歩いて大覚寺へ。

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たまたまといってしまうのは気がひけますが、嵯峨菊の展示会が開催されていました。嵯峨菊は花びらが糸のように細いのが特徴で、普段見慣れた菊と比べると派手には欠けますが、繊細な味わいがあって、これはこれで一興。

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境内の紅葉は見ごろに程遠い状態。

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大沢池も寒々しい限り・・・

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境内の売店の割には案外美味かったたこ焼き。

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たこ焼きでそれなりに暖をとった後、嵐山へ戻ってみましたが、どこへ行っても人、人、人でうんざり・・・

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2012.03.01

【移転】らーめん由宇松本@鉄道博物館

 ニューシャトル「鉄道博物館」駅から東へ。大宮郵便局(北)交差点で旧中仙道を渡ってすぐ。東武野田線北大宮駅からも徒歩圏内。実際は大宮駅から歩いてゆきましたが、20分強かかりました。土曜昼に往訪。先客、後客ともゼロ。屋号の由来は店主の名前が「松本由宇」であるところからと至って直截的(名刺で判明)。

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 看板に「博多長浜」の文字が躍っていますが、その名は伊達ではなく、店内にはとんこつ臭が充満。小さめの券売機で「らーめん(650円)」を注文。麺の固さを聞かれたので「堅め」にしてもらいました。

 店内は厨房に沿ってほぼI字型のカウンター8席。厨房内には店主のみで水セルフ。

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 店内の臭いで大方察しが付きますが、スープは濃厚なとんこつ出汁をストレートに味わえる優れもの。長浜というには濃厚すぎる気がしますし、かえしもややきつい感じがしますが、好みのタイプど真ん中。

 麺は極細ストレートで、堅めでちょうどいいくらい。若干ごわごわぶつぶつした食感。替玉(100円)はデポから丼へ直接ドボン。

 具はチャーシュー、きくらげ、海苔、刻みねぎ。意外なことにチャーシューは小さいながらそれなりに食べ応えあり。

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 卓上には紅しょうが、白ゴマ、ニンニクなど。高菜は別料金(10円)。

 麺・スープともやや量が少ない気がしましたが、クォリティー的には大満足。

 どの駅からも近くはなく、しかも何かのついでに立ち寄るような場所ではないのも困り者ですが、この店の最大の難点は

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 非常に栗鼠臭いことですわ・・・

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【TV観戦記】W杯3次予選:日本 0-1 ウズベキスタン

・3次予選最終戦は主力をごっそり欠いたウズベキスタンにホームで完敗。日本は前半20分過ぎくらいから何度か良い形をつくり、香川→岡崎のビッグチャンスもありましたが、良かったのは前半終了まで。後半9分にカウンターで先制された後はほとんど見せ場なく、そのまま試合終了。終盤はカウンターを食らいまくって大ピンチの連続でしたから、どう見ても点差以上の完敗です。

・日本は既に3次予選突破決定済み。ウズベキスタンに敗れると最終予選第一シードから外れる可能性大と言われていましたが、最終予選もグループ2位抜けで構わない以上、第一シードに固執する意味なんてほとんどありません。だいたい、TBSはおろか、NHK-BSすら代表初召集の宮市出場を熱望しているような試合で、いったいどれだけの人が勝ちに拘っていたのかどうか。

・従って、結果が出なかったこと自体は特に問題視すべきはないと思いますが、いただけないのは試合内容。

・直前の親善試合アイスランド戦では国内組だけで臨み、一応本番のウズベキスタン戦では欧州組中心で臨みましたが、これが明らかに失敗。やはり長距離移動がきついのか、試合直前になってパパっとかき集めた欧州組のコンディションには相当ばらつきがあり、後半運動量でアウェーのウズベキスタンに後れを取る結果に。もっともコンディション面で一番悲惨だったのは間違いなく国内組&開幕前の遠藤だと思いますが・・・

・またかねてからの課題だった選手層の底上げも成果なし。本田の代役として一応結果を残している中村憲を外して香川をトップ下に、アイスランド戦でまずまずだった藤本を右SHに起用しましたが、香川はともかく藤本がイマイチで前半右サイドはほとんど機能せず。

・ハーフナーの1トップはこれまで何度か試みてはいますが、体格差で圧倒できない相手には全く通用しない上に、微妙に誰とも噛み合わなかったような・・・ もっとも代わって入った李はハーフナー以上に何をやっているのか判らず、これならハーフナーのほうがマシと思え・・・ っちゅーか、なんで前田を呼んでいないのかが非常に不思議でした。この辺の人選にザックがこの試合の勝敗に拘っていないことが見え隠れ。

・藤本に代わって投入された乾。香川と即座に細かいパス交換ができる辺りは相性の良さが窺われますが、ゴールに向かわない、シュートを撃たないコネコネ君は相手にとって何の怖さもないような・・・

・またこの2戦でザックはとうとう全く3-4-3を試しませんでした。あれだけ機能しないとなると放棄せざるを得なかったんでしょうなぁ・・・

・本田が戻ってくると目される最終予選では様相が一変するのかもしれませんが、随分と寂しい3次予選の幕切れ。こんな試合なら観客にとってはハンドスプリングスローを堪能できたアイスランド戦のほうがナンボかマシだったでしょうな(´・ω・`) ショボーン

-----マイク-----
岡崎---香川---藤本
---遠藤--長谷部--
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----

59分:藤本→乾
65分:ハーフナー→李
83分:長友→駒野(負傷交代?)

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