【TV観戦記】12年第1節:柏 3-3 横浜M
・立ち上がりにセットプレーで1点ずつ取り、さらに柏が1点追加して試合は攻めあいになるかと思われましたが、その後は終盤にかけて柏が一方的に横浜M(以下「鞠」)を攻め立てる展開に。
・試合は柏優位でしたが、ACLでタイから帰ってきたばかりなのが響いたか、残り10分くらいになってぱったりと足が止まってしまい、ロスタイムに谷口の一発を浴びてドローに。その前にも柏左サイドを松本に抉られて大黒に際どい一発を浴びた一幕もありました。
・負け試合をドローに持ち込んだ以上、鞠にとって悪い結果ではないのですが、守備は相当お粗末。前半は終始中盤の守備がほとんど機能せず、レアンドロに好き放題やられていました。また往々にしてバイタルエリアががら空き。後半は小椋にレアンドロを徹底監視させることでなんとか修正を図ろうとしていた模様ですが、カウンターのピンチで再びレアンドロをどフリーにしてしまい、がらがらのバイタルエリアからミドルシュートを撃たれて3失点目。
・終盤こそ息切れしてしまいましたが、柏のゴールへ向かう迫力、相互の連携、パススピードはなかなかのもの。ACL遠征帰りにも関わらず選手の動きの質・量で鞠を凌駕。押されっぱなしの鞠は連携で柏に大きく見劣りし、ロングボール主体の攻撃で後は個人技でなんとかしているだけという印象が強く残りましたが、その中で飛び出した齋藤学のゴールは見事でした。また後半途中で投入された松本もスピードがあって、疲弊した柏SBを翻弄するには十分な出来。
・柏はACLブリーラム戦に続いて3失点。柏は両SBが積極的に攻撃参加するので、その裏が往々にして狙い目になります。ただ失点は組織的に崩されたというよりは、単に寄せが甘いみたいな感じばかりでしたが。
・初スタメンのロボはそれなりにボールに絡んではいましたが、決定機に顔を出すような場面はなかったような・・・
---田中--ロボ---
-ワグネル------レドミ-
---大谷--茨田---
橋本-近藤--増嶋-酒井
-----菅野-----
【得点】
3分:酒井
12分:田中
64分:レアンドロ ドミンゲス
【交代】
65分:ジョルジワグネル→水野
87分:ロボ→澤
---大黒--小野---
齋藤--------中村
---小椋--兵藤---
金井-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----
【得点】
7分:大黒
60分:齋藤
90分+1:谷口
【交代】
67分:小野→松本
82分:金井→谷口
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