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2012.04.30

仙台2012冬(中)~遠刈田温泉・寿の湯

仙台2012冬(上)から続く)

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 仙台から高速バスで1時間強で遠刈田温泉へ。遠刈田温泉の最寄り駅は白石蔵王ですが、そこからの路線バスでも50分弱かかります。

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 遠刈田温泉は宮城蔵王の山麓に広がる温泉地ですが、渓谷どころか傾斜地でもなく、平地に旅館が散在してこじんまりとも言いがたい、なんとも特徴が掴みにくいところ。遠刈田系のこけしの産地として知られているくらいかな?

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 遠刈田温泉には外湯が二つあります。最初に訪れたのは小さめの「寿の湯」。

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 近隣の「神の湯」共々、遠刈田温泉株式会社が運営していて、番台で入浴料を払うと領収書をくれます。

 脱衣所はゆったりしていますが、コインロッカーはありません。

 浴室には縦長の湯船が一つだけ。わずかに茶褐色ににごっていますが、湯にはさしたる特徴はありません。やや熱めに感じました。

 カラン8つ。どういうわけか風呂桶の数が少なく、混んできてカランで風呂桶を使う人が増えてくると、かけ湯にも難儀します。

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【温 泉 名】遠刈田温泉
【施 設 名】寿の湯
【入浴料金】300円
【交通手段】ミヤコーバス・遠刈田温泉湯の町から徒歩1分
【泉  質】ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
【源 泉 名】遠刈田7号泉
【泉  温】源泉68.7度 →使用温度44.7度

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田中そば店 秋葉原店@末広町

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 銀座線末広町駅から蔵前橋通りを西へ3ブロックほど進んで、「がんこ」手前を南へ。平日夜に往訪。先客11。その後4、5人客がやってきて一時満席になりましたが、その後が続かず。また出来上がりが極端に遅いわけでもないのに先客は誰も食べていませんでしたから、たまたま一時期にどっと客がやってきたのかも。

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 店外の券売機で「中華そば(700円)」を注文。他に「肉そば」「山形辛味噌」「冷やし」など。

 店内はコの字型16席。最初は接客係が水を出してくれますが、卓上に水ボトルがなく、お代わりは冷水機まで汲みに行かないといけないのはチト面倒。厨房内にはスタッフが2名。

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 やや小さめの丼にスープがたっぷり。受け皿付きで出てきました。

 端的に言えば喜多方風。スープは表面に油膜が張っているせいか、かなり熱々。塩気はほどほどに抑えられ、出汁とのバランス感もまずまず。表面の脂のため、塩ベースの割にはあっさり感はなく、むしろこってりに近いかも。

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 食べ進んでいるうちにちょっと単調に感じたので、卓上の「特製唐華」を投入してピリ辛風に。

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 麺は並太平打ち麺で、つるつるした食感でコシもまずまず。スープの絡みも申し分ありません。

 ばら肉チャーシューが数枚入っていますが、値段の割には肉質がしっかりしていました。他にメンマ、刻みネギ。

 山形辛味噌で再訪してみます。

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2012.04.29

辛抱たまらん!!!

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腰痛が悪化しているミシャ。瑞穂ではとうとう安モンのパイプ椅子に腰掛けて指揮。

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しかし劣勢に陥った終盤は痺れを切らしたのか、とうとう立ち上がって絶叫!

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今のミシャに必要なのはこれやろ、これ! 西京極の片隅に置いてある奴!

ミシャ用にこれを常備しておけば、西京極のバルーンよりは宣伝効果大でしょうから、スポンサー獲得を兼ねてなんとかならんもんでしょうかねぇ・・・

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【観戦記】12年第8節:名古屋 1-2 浦和

 終盤一人少ない名古屋にパワープレーで圧倒されてしまい、依然として逃げ切り方、勝ちきり方に課題があることを露呈してしまいましたが、それでも勝ちは勝ち。優勢だった前半、あるいは終盤のカウンターのチャンスをしっかり決めていればもうちょっと楽に勝てたのでしょうが、昨年15位かつ再建途上のチームにそこまで望むのは酷というもの。手強い相手に敵地、しかも長らく勝っていなかった瑞穂で勝てたことをもって良しとすべきでしょう。

 この試合で面白かったのは名古屋が広島戦同様3-4-2-1のフォーメーションで臨んできたこと。広島戦ではあまり機能しなかったことを反省してか、これまで一度たりともやらなかった非公開練習まで仕組んで浦和戦に臨んできましたが、残念ながらこの日もほとんど機能せず。機能したといえるのは後半開始から15分程度、具体的には浦和右サイドから鋭いクロスを2本上げた場面くらい(うち一本=藤本ヘッドは極めて危険でした)。

 ストイコビッチ監督は名古屋で実績を残してはいますが、相手に合わせて戦術を立てる能力、そしてそれを選手達に実行させる能力に秀でているような印象はなく、自然体でも押し切れそうな広島や浦和相手になんでわざわざ特別な対策を立てたのか不思議でなりません。悪く言えば「無策士、策に溺れる」みたいな。

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 名古屋は前半は序盤こそ浦和を自陣に釘付けにしていましたが、田中隼が盛んに梅崎に一対一を仕掛けるくらいで、これといった攻め手なし。時間の経過と共に浦和にダニエルの背後をカウンターで梅崎や槙野、さらに左に流れてきた柏木に徹底的に突かれてしまいました。浦和は左サイドの攻防で優位に立ったのがこの日の勝因。

 浦和の先制点はダニエルの背後に梅崎が飛び出したところから。中央でボールを受けたマルシオが落ち着いて空いているコースを狙い済ましてゴール!

 浦和の2点目も左サイドから。後半立ち上がりの劣勢を凌いだ浦和はイエローカードをもらった啓太に代えて小島を投入して反撃の構え。そしてまたしても左サイドに飛び出した梅崎のクロスが田中隼のエリア内ハンドを誘ってPK奪取に成功。そのPKをマルシオが難なく決めて浦和が突き放しに成功。

 立ち上がりにも槙野が左サイド深く侵入して、逆サイドでフリーの平川シュート!というチャンスがあり、また柏木のパスでDFライン裏に抜け出たマルシオがヘッドなど、何度かチャンスがありましたが、いずれも決められず。

 名古屋はダニルソンが中盤で強烈な存在感を放っていますが、極端に言えば中盤で守っているのはダニルソンだけ。しかも闘莉王擁する名古屋は最終ラインを積極的に押し上げてくるわけでもありません。従って名古屋の前3人が浦和最終ラインに激しくプレッシャーを掛けてくるものの、それを交わしてしまえばあとはスカスカの名古屋の中盤を簡単にパスで崩してバイタルエリアまでボールを運べるので浦和は楽といえば楽。ただそこから先が難儀で、点が取れそうで取れない。それが名古屋の真骨頂といってしまえばそれまでですが。

 流れの中からはさっぱりだった名古屋の前半の攻撃もセットプレーだけは強烈。立ち上がりのCK、あろうことか槙野が被ってしまってどフリーの闘莉王にボールが渡ってしまう大失態があり(闘莉王のシュートミスで事なきを得ましたが)、最後まで名古屋の力攻めに浦和は悩まされ続けました。

 前半名古屋が同点に追いついたのも闘莉王大作戦の賜物。浦和のクリアが小さく、増川→闘莉王とヘッドで繋がれて、闘莉王の落したところに飛び込んできた金崎がゴール。

 田中隼が2枚目のイエローで退場し、3-3-3みたいな格好になってからの名古屋の攻撃は迫力満点。サイドからの放り込み一辺倒といってしまえばそれまでですが、これが怖いの何の。これでケネディが健在だったら浦和は防ぎきれなかったかも。

 浦和は数的優位なのでゆっくりボールを繋いで時間を使えばいいのに、妙に慌ててボールを失っては名古屋の放り込みを許すテイタラク。後半投入された選手がいずれも若いのも終盤のバタバタ感の一因かもしれませんが・・・ 

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】

23分 マルシオ
68分 マルシオ

【交代】

63分 啓太→小島
69分 ポポ→原口
83分 マルシオ→濱田

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 選手交代は着想としてはいずれも妥当ですが、残念ながら原口が期待に応えられず。マルシオや柏木に比べると絶望的に走らない。終始最前線でぷらぷら。ボールが来てやおら動き出すばかり。

 浦和は一人少ない相手に押し込まれっぱなし。パワープレーが得意な相手に最終ラインが下がりすぎると往々にして事故のような失点が生じがち。それゆえ前線の選手がボールを引き出し、前でタメを作って最終ラインを上げる余裕を作りたかったところですが・・・ 

-----永井-----
--玉田----金崎--
小川-ダニルソン-藤本-田中
-増川-闘莉王-ダニエル--
-----楢崎-----

【得点】
27分 金崎 夢生

【交代】

64分 金崎→阿部
72分 玉田→磯村
77分 ダニルソン→中村

 一人少なくなってからの力攻めの連続に名古屋の底力を感じましたが、アジアではそう簡単には通用しないんですよね・・・ また闘莉王大作戦は脅威には違いないんですが、その周囲で動き回って、しかも一発がある玉田や金崎を下げてしまったのは疑問。最後まで「無策士、策に溺れる」といった感じ。

 あと、ボランチに藤本を起用していましたが、セットプレー以外どこにいるのはほとんど判らず。横浜の茸みたいな「固定式砲台」と化していました。

 監督はPKの判定に納得がいかないようですが、あのPKのどこに議論の余地があるのでしょうか・・・前半はむしろ名古屋に有利な判定が多く、イライラしたマルシオが異議でイエローをもらう一幕があったんですけどね。

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2012.04.28

【閉店】天空の城@三越前

 三越本館の前、「山本屋海苔店」の角を東入ル。「室壱羅麺」の先。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客5。

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 券売機のボタンはつけめんが先頭でしたが、「らーめん(700円)」を注文。

 店内はL字型カウンター8席とさほど大きくありませんが、スタッフはなんと5人もいました。どうも2人は修業中で、3人が先輩といった風ですが、暇な人がやたらいるのに水セルフ。そしてワシの一杯は修業活動に充てられ、食べている最中に続々とやってきた後客は先輩が対応(´・ω・`)ショボーン。 広い店でもないのに、武蔵みたいに店員がやたら掛け声を出すのも難。

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 カウンター越しに修業君が配膳。海苔が内側に倒れてしまいましたが、あとで先輩の鉄拳パンチが飛んでいるかもしれません。

 スープは端的に言ってかなりできの悪い「またおまえか」風。濃厚動物魚介といっても動物系がかなり強めに出た魚粉交じりで、ただでさえどろっとしているのに表面の脂が多く、また全体に甘ったるいこともあって、3口もスープを飲むと「おえっ、もうええわ」っちゅー感じ。

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 カネジン食品の麺はやや太目のストレート麺。つるつるとした食感で、つけめんならやや頼りなげですが、らーめんとしてはまずまず。

 メンマはやたら甘くてかつ大ぶり。チャーシューはなんかフレークっぽい変わったタイプでした。他に刻みネギ。

 この界隈にしては安いというのが唯一の取り柄でしょう。

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2012.04.27

【展望】12年第8節名古屋戦

・名古屋はただいま4勝2分1敗の勝ち点14で2位。FC東京戦こそ大逆転負けを食らいましたが、その後はリーグ戦3勝2分けで5戦負けなし。

。ただACLで1勝3分ともたついているせいか、非常に強い印象は全くありません。もっとも試合内容はアレだが、終わってみれば勝っているというのがここ数年の名古屋らしさですが。

・リーグ戦の名古屋のスタメンはほぼ固定。但しケネディが故障離脱中ということもあって、永井がコンスタントにスタメン出場しているのが昨年との大きな違い。

・昨オフの補強も非常におとなしく、甲府からダニエル、神戸から石櫃を獲得し、湘南から巻弟を戻したくらい。しかもいずれもベンチ入り&途中出場に留まっており、補強の成果としては微妙な評価。もっとも、出した選手も千代反田が目立つくらいで、後は戦力とは言い難いクラスがずらり。従って、名古屋の戦力は昨年とほとんど変わっていないとみていいでしょう。

・浦和はナビスコC大阪戦で控え選手の層の薄さが明らかになり、さらに続く大宮戦でどん引きの相手を崩すだけの力がないこと & WB裏が脆いことを露呈してしまいました。

・初戦広島戦で完敗を喫したものの、予想以上のピッチで勝ち点を積み上げてきたミシャ浦和がとうとうぶち当たった壁。この状態で名古屋と当たるのは少々厳しい感も。浦和の攻撃はもともとハイクロスを多用しないため、名古屋守備陣の高さにあまり意味がありませんが、楢崎をぶち破るのが大変なんだよなぁ、これ。

・だからといってスタメンをいじってどうなるというものでもないので、浦和のスタメンは大宮戦と同じと予想します。

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<前節:広島 1-1 名古屋>

-----永井-----
--玉田----金崎--
小川-ダニルソン-中村-田中
-増川-闘莉王-ダニエル--
-----楢崎-----

【得点】62分 田中隼

【交代】
71分:金崎→中村
87分:玉田→巻
90+2分:小川→石櫃

・名古屋は面白いことにいつもの4-1-2-3、ないし4-2-3-1を放棄して、広島と同じ3-4-2-1を採用し、3バックの一角にダニエルを起用。

・左SB阿部のコンディションが良くなったためらしく、広島と同型にして広島の良さを消す意図はなさげですが、果たしてそうかどうか。

・浦和戦を迎えて急遽非公開練習を始めたそうですが、今の浦和程度の相手に変に小細工を仕掛ける意味があるのかどうか、傍目にはよく判りませんが。

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2012.04.26

【閉店】流星らーめん@池袋

 池袋駅北口斜向かいにある「吉野家」脇の通りを北へ。「たいぞう」の先。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。池袋の老舗店です。

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 「辛味噌らーめん」がイチオシのようですが、「味噌らーめん(700円)」を注文。他に「醤油」「塩」など。後払い制。

 店内は横長のコの字型カウンター10席ちょっと。オヤジがせっせと炒め物を拵えていました。

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 スープは出汁控えめで脂っ気もあまりなく、味噌臭さが全面に出た古典的な味噌ラーメンそのもの。

 麺は平ため、太めの縮れ麺でつるつる、もちもちとした食感は気に入りました。

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 具にモヤシとひき肉の炒め物。他にゆで卵半個とやや崩れやすいチャーシュー。メンマが非常に安っぽいのは残念。

 場所柄、酔っ払った後に食べる味噌ラーメンなんでしょうな、たぶん。

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2012.04.25

【閉店】ラーメン 凪@駒込

 駒込駅から本郷通りを北へ。霜降商店街入ってすぐ。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。「西尾中華そば」の跡に、リニューアルオープン。

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 「西尾」は前金制でしたが、ここは店先に小さめの券売機を設置。 「中華そば(700円)」を注文。他に「塩中華そば」「ガリガリそば」「特級銀河」など。夏季は「つけそば」も用意。

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 店はL字型カウンターのみ7席程度で狭小。店主が一人で切り盛りしています。

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 煮干しはほどほどの効かせ具合。がっつり効かせ過ぎて好き嫌いがはっきり分かれるよりは、広い層に支持される方向にしているのでしょう。

 また「西尾」はかえしがかなり甘めでしたが、ここはこれといった特色がなく、良い意味で中庸。

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 麺は細いストレート麺で、食感にこれまたこれといった特色はありません(「西尾」のごわごわした麺よりは一般向けでしょう・・・)が、スープの絡みは文句なし。「凪」でお馴染みの「一反も麺」も健在(個人的にはあまり好きじゃありませんが)。

 具はかいわれ、穂先メンマ、刻みネギとやや堅めのチャーシューが2枚。

 突出した面白さはありませんが、割りと近くで安心してハイレベルのものが食べられるのは嬉しい限り。

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仙台2012冬(上)~牛タン定食

 今年はなんやかんやでサッカー観戦についでに仙台に行けるかどうか微妙な情勢なので、オフシーズンにちょっと仙台へ行ってきました。昨年の仙台戦はパスしたので、震災後の仙台入りはこれが初めて。

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 E5系も初乗り。もっとも「はやぶさ」ではなく「はやて」としての運用でしたが、E4系みたいな輸送力しか取り柄のない車両と比べるとはるかに快適。

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 仙台での楽しみといえば牛タン。

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 仙台駅3Fの牛タン通り。ランチタイムにはまだ早い時間帯ですが「利久」には早々と行列が出来ています。

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 牛タンなんて年に1、2回食べる程度ですから「利久」がぶっちぎりに美味いのかどうかは全く判りませんし、並ぶのが面倒なので、近くの「善治郎」に入店。先客4。後客5。

 早速「牛たん1.5人前定食(2100円)」を注文。とろろとサラダとが選べるとのことでサラダを選択。またご飯大盛無料なので大盛にしてもらいました。

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 先に出されたせいか、麦飯がちょっと冷え気味だし、テールスープもややぬるくなってしまったのは残念ですが、牛タン自体は満足。もっとも牛タンは噛み応えがあるので、1.5人定食だとしまいにはあごがくたびれてしまいましたが(苦笑)。

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2012.04.24

丸源ラーメン 川口芝店@蕨

 産業道路「芝宮根」交差点を東へ入る。近くに牛角やサイゼリアあり。祝日昼に往訪。ファミレスのようにキャパが大きく、テーブル席主体の店で、入店時はパラパラと客がいた程度でしたら、その後続々と客がやって来てテーブルは半分くらい埋まっていました。

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 なんでもありのメニューですが、左上にあって売り物っぽい「肉そば(650円・税別)」を注文。ついでに「白飯・小(80円・税別)」をつけてもらいました。

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 スープは豚骨&鶏がらベース。かなりニンニクを効かせている上に、表面に背脂がびっしり。コクがイマイチなのはともかく、かなり甘ったるいのが難。

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 麺は緩く縮れた細麺で、スープに対してはかなり頼りないような・・・ 量も多くはありませんが、この麺で大盛にするのは自殺行為ですし、替玉を頼むにはスープがイマイチ。餃子なり、チャーハンなりをつけるのが最もよさげ。

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 値段から見て量は少ないだろうと思い、白飯をつけたのは正解でしたが、「肉そば」と称する割には肉の量ががっかりするほど少ないのは困り者。こんなにちょっとしか肉がないなら中央にでんと添えられたもみじおろしの意味はないわなぁ・・・ 麺を食べているうちに肉も粗方なくなってしまい、ご飯は脂っぽいスープで片付ける羽目に。他に青ネギ、玉ねぎ、海苔。

 似たようなラーメンチェーン店だと京都の「横綱」のほうが上で、「来来亭」とはいい勝負かなぁ。まぁ「とりあえず飯でも食うか!」程度のニーズを満たすには十分な出来ですが、サイドメニューをあれこれつけると割高になってしまうので、それなら最初から日高屋に行ったほうがいいかも。麺がしょーもない点は日高屋と同じですし。

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2012.04.23

ごらんアウェー:鹿島2012

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今年も鉄道を乗り継いでの海外遠征。ちびちび電車を乗り継いで行ったつもりですが、乗継が良すぎて大幅早着。鹿島に早くついてもやることがないんですが・・・(´・ω・`)

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特に意図はないとはいえ、よりによって“GAMBA”の文字が(苦笑)

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晴天とはいえ風が冷たい鹿島。都内の桜は満開になりましたが、こちらはようやくちらほら咲く出した程度。

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やることがないので、スタジアムを挟んで駅の反対側、道路沿いの屋台を冷やかしてみましたが、往時に比べて屋台の数も半減しているような・・・・

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寒くて寒くてたまらず「もつ煮(300円)」を購入。スタジアム内のもつ煮と比べて小ぶりなのは値段相応。

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あんまり外をウロウロしても仕方がないので、そそくさとスタジアムに入って、昨年もつ煮売り切れだった「鹿島食肉事業協同組合」の行列に。

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焼き物も売っていますが、売れ筋は圧倒的にもつ煮。

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なんとなくもつの量が他店より多い気がしましたが、並ぶ時間の差ほど内容に差があるかどうかは判然とせず。

鹿島の屋台グルメって確かに美味いことは美味いのですが、他のスタジアムと違い「スタジアム外の飲食店で食べる」という選択肢がなきに等しいので、過大評価されているような・・・

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メインスタンドでは名物「五浦ハム」の屋台は見かけず。もっともこの日は美味しくビールを飲めるような日和ではなく、従ってハム焼きも特段ニーズなし。っちゅーか、スタジアムのハム焼きってハム自体は美味いのに塩コショウのかけすぎですべてをパーにしていて、個人的には微妙・・・

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ビジター席との間にソシオ会員用の休憩スペースが設置されたため、もつ煮などを買っても近くで座って食える場所が随分少なくなってしまいました。

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2012.04.22

【観戦記】12年第2節:千葉L 0-0 浦和L

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・いつもながら強めの風が吹く市原臨海。もはやこの地でトップチームの試合が開催されることはなく、パルテノン神殿が昔をしのぶ縁になっているだけですが、天候同様お寒い試合内容でスコアレスドロー。

・序盤に左サイドから二度チャンスを作れたこともあって、今日も楽勝かと気楽に構えていたのですが、その後の浦和の攻撃は完全に尻すぼみ。前半ゴールキックから荒川がライン裏に抜け出した場面と、後半スルーパスで安田がDFライン裏に抜け出した場面、さらにロスタイムに左サイドからのクロス→吉良ヘッドが惜しかったくらいで、それ以外は堅く守る千葉を崩しきれず。スルーパスでDFライン裏を取ったかのように見えた場面が何度かありましたが、悉くオフサイドの判定。

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・この試合を見ていて歯がゆかったのは、荒川が卓越したキープ力で千葉守備陣を2、3人惹きつけているのに、浦和がそれを全く生かせていないこと。怪我で荒川がいないことが多いため、荒川がいることを前提にした戦術練習なんてしていないのかもしれませんが、荒川へのフォローが遅くて荒川は常に孤立状態。吉良は荒川とほぼ横並びの2トップを形成していますが、概して荒川との距離が遠いのが狭山戦から気になります。

・かといって他の選手は千葉の守備ブロック内で相手に囲まれて何ができるというわけでもなし。従って攻めてはいるものの、相手守備ブロックの前で横パスを繋いでいるだけで、千葉は怖くもなんともなかったかと。

・90分できるコンディションではないせいか、荒川は72分でベンチに下がってしまいました。流れの中からのチャンスメークには大きな影響はないものの、荒川が下がったことでCKでの得点力は大きく減退。

・カウンターしかない千葉に対して浦和は両CBが難なく対応して、山郷がヒヤリとする場面は全くありませんでした。でも出来の悪い試合でも勝ちきれるほどの力もないことが露に。相手の攻め手が少ないにも関わらず両SBの攻撃参加が限定的でしたが、カウンターを警戒しすぎだったような・・・

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---荒川--吉良---
安田--------柴田
---猶本--庭田---
竹山-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

72分:荒川→加藤(左SHへ。安田がFWへ)
77分:竹山→和田(竹山小破?)
84分:安田→後藤

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【TV観戦記】12年第7節:大宮 2-0 浦和 ~ 躓いた石がよりによって大宮だったとは・・・

・序盤に2点取られ、その後はずーーーっと自陣に引き篭もる大宮守備陣を攻略できずに試合終了。ポポや阿部が決まってもおかしくないシュートを放つ場面もありましたが、浦和のパフォーマンスから察すれば1点返すのが精一杯で、逆転どころか同点に追いつく可能性は皆無。大宮はナビスコがなかったのに対し、浦和はナビスコから中2日でしたが、コンディションの差が勝敗を分けたような試合内容・展開ではなく、どこからどう見ても言い訳無用の完敗。

・リーグ戦で先制されたのは札幌戦、鹿島戦に続いて3度目。しかし前2戦はどちらも早い時間帯に同点に追いつけたのに対し、この試合は同点に追いつくどころか追加点を許してしまい、浦和にとって非常に難しいゲームになってしまいました。

・失点は共に平川と坪井の間を突かれたもの。1失点目は浦和DFライン裏に飛び出したチョ・ヨンチョルが角度のないところからズドン。守備の人数は揃っているのでいつもならピンチに陥っても守備陣が体を張りまくってなんとか凌ぎそうな場面ですが、飛び込んだ阿部があっさり交わされて万事休す。この辺のやられっぷりが敗戦後に「気持ちがー」「気合がー」「気魄がー」「ダービーの重みがー」と選手たちが詰られる所以なんでしょうなぁ。

・2失点目は模範的な浦和攻略パターン。平川の裏にチョ・ヨンチョルが飛び出して縦パスを受け、ハイクロスをファーでラファエルがどんぴしゃり。総得点はたいしたことはないのに、浦和戦に限って大爆発するラファエルにまたしてもやられてしまいました。

・チョ・ヨンチョルがカウンターのビッグチャンスを逸した後は、積極的に3点目を取りに来る気配なんぞ微塵も見せずに自陣に引き篭もる大宮。ここまで徹底して引き篭もられたのは今年初めての経験で、浦和の今の成熟度ではそれを打破するのは難しかったようです。

・大宮は両サイドを捨てて中央を徹底的に固めてきました。前目に高さのない浦和はサイドからハイクロスを上げても意味がないので、深く抉ってマイナスのパスを入れるような工夫が欲しかったところですが、そのような場面は見られず。

・ほんのちょっとしかないDFライン裏のスペースへの飛び出しも、ポポに一度あったくらいなぁ・・・(北野の好セーブで得点ならず) 飛び出しに秀でた柏木を後半ボランチに下げたのはどうかと思いましたが。

・強引なミドルシュートもロスタイムに阿部が見せ場をつくったくらい(菊地がカバーして得点ならず)

・2点ビハインドでミシャは後半頭から原口を投入する積極策に打って出ましたが、原口は持ち味を全く出せず、しかもイライラが高じてイエローをもらう始末。ドリブル馬鹿になってしまうのも困り者ですが、ドリブルで仕掛ける場面が一切ないというのもこれまた困り者で・・・ 原口がどういう指示を受けて投入されたのでしょうか? 原口がドリブルで突っかけてファウルゲット&FKで得点を狙うというシナリオは誰もが考えそうなものですが、鹿島戦やC大阪戦終盤の原口の惨状を見るとそれも痛し痒し。

・お疲れ気味のポポに代えてランコを投入。でもハイボールに強いわけでもなく、密集の中で確実にボールをキープしてくれるわけでもないランコは何の役にも立たず。でも手駒を見るとミシャが打てる手は非常に限られていて、啓太に代えて原口ではなく小島を入れるオプションがあったくらいでしょう。

・ダービーで敗戦すれば監督の首が飛ぶ可能性さえ取り沙汰された大宮が対浦和攻略法をしっかり準備してきたのに対し、ここまで結果がついてきている浦和は自然体で試合に臨んだところ、これまでとは勝手の違う相手にやり方に戸惑っているうちに試合終了といった感。チーム熟成の過程で遅かれ早かれ通らないといけない道で、受け入れざるを得ない敗戦だと思いますが、よりによって大宮が躓きの石になってしまったのは甚だ残念です。

-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【交代】

HT 啓太→原口
73分 ポポ→デスポトビッチ

-----ラファ-----
チョ----東----渡邉
---カルリー--青木---
下平--金--菊地-坪内
-----北野-----

【得点】
8分 チョ ヨンチョル
27分 ラファエル

【交代】

82分 東→深谷
87分 渡邉→金久保
90+1分 ラファエル→長谷川

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2012.04.21

山王家@赤坂

 山王下交差点そば。外堀通りから一本西側(赤坂駅寄り)の筋に入る。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。もともと「天佑」のあったところで、入口の階段や手すりに見覚えが。

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 屋号で察しがつくように家系の店で、基本の「らーめん(680円)」を注文。店内には麺の堅さ、脂の多寡などのオプション表示はありませんが、食券に「固」とかの符牒があったので麺固めにしてもらいました。

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 店内は縦長L字型カウンター11席。厨房内には店主一人だけで水セルフ。卓上にニンニクやショウガはあっても、豆板醤が見当たらないのは少々不思議。

 全体として可もなく不可もなしとしか言いようがない出来。500円で出てくる家系よりは格段にマシだけど、わざわざ遠方から足を運ぶほどの出来ではなく、赤坂では比較的安めなので近所の人は重宝するかもといった感じ。

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 表面の脂がデフォルトでもちょっと多いかなと思いましたがくどい感じはせず。かえしがきつくてしょっぱいわけでもなく、豚骨出汁もそれなり。ややざらつきのある麺は一応太麺に属するとはいえ、一般的な家系のそれと比べて心持ち細い感じがしました。

 チャーシューはやや厚めのものと薄めのものが一枚ずつ。他にほうれん草、海苔3枚、そして刻みネギがやや多めに。

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2012.04.20

【閉店】らあめん HAJIME@十条

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 埼京線十条駅西口を出て線路沿いに北へ歩き、アーケード商店街に入ってすぐ。平日夜に往訪。先客3、後客1。蓮根の人気店「元」の2号店です。すぐ近くに中華料理屋が2軒、つけ麺屋が1軒と商売上は結構シビアな立地。

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 メニューは牛清湯と鶏白湯の二本立てで、券売機のボタンが上だった「牛塩らあめん(700円)」を注文。

 店内はわりとゆったりした造りで、店奥へ向かってカウンター席が10席と4人掛けテーブル2卓。スタッフは3人。

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 2段に窄まった面白い丼で出てきました。

 表面の脂が目立つせいかすっきり感はありませんし、牛の旨味も期待ほどには強くありません。ただ表面の脂が良いコクを醸し出している上、塩ダレもしょっぱくなる寸前でまとめてあり、総じてバランスが良いとは思います。ぷかぷか浮いているのは玉ねぎの揚げ物。

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 麺はやや薄目の平打ち縮れ麺。つるつる、ピロピロとした食感ながら、意外にもコシがありました。スープの絡みは言うことなし。

 具は薄いばら肉チャーシュー、穂先メンマ、ネギ。

 近場なので鶏白湯で再訪してみます。

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【展望】12年第7節大宮戦

・昨オフは俗称「みかかマネー」が猛威を奮い、新潟の主軸だったチョ・ヨンチョルのぶっこ抜きに成功した他、G大阪から下平、川崎から菊地、山形から長谷川と各チームの主力クラスを獲得。さらにサンパウロからカルリーニョスをレンタルで補強。

・一方、ピンパォンやイチョンス、藤本を放出し、石原も広島へ移籍したため、頭数的にはやや前目が薄くなったかも。

・「みかかマネー」が効きすぎてか面子が年を経るごとにがらっと変わってしまうのが良くないのか、あるいはなぜか監督だけは安く済ませようとする性向が良くないのか、補強すれどもすれども成績が上向かず、かといって降格することもない。カップ戦には目もくれず、ひらすら残留争いの盛り上げ役に徹するのが大宮の伝統的なスタンス。

・今年もその例に漏れないようで足元1勝3敗2分。勝ち点5で14位と「残留ラインのラインコントローラー」の名に恥じない成績。

・大宮がなぜかホームでほとんど勝てない傾向は昨年と変わらず。「さいたまダービー」もホームでは大宮は一度も勝利なし。

・浦和の懸念材料は、浦和がナビスコ杯を挟んで中2日であるのに対し、大宮はナビスコ杯が休みだったため、コンディションに差があること。今年こそダービーで快勝し、順位でも大宮を上回って「弱いほうのさいたま」の名を返上したいところですが・・・

・ナビスコ杯でレギュラー陣は加藤以外45分しか使わなかったので、浦和のスタメンは神戸戦と全く同じでしょう。

・チケ取りの意欲が著しく減退したこともあって、残念ながら明日はテレビ観戦です(´・ω・`)

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<前節:横浜M 1-1 大宮>

-----ラファ-----
チョ---金久保---渡邉
---カルリー--青木---
下平--金--菊地-坪内
-----北野-----

【得点】82分 長谷川

【交代】
77分:坪内→長谷川
84分:金久保→渡部

・大宮のスタメンは負傷欠場中の東に代わって金久保、右SBを村上→坪内に代えたくらいで開幕からほぼ固定。浦和戦では東が復帰する可能性あり。

・最終ラインのメンツが昨年から大きく変わり、かつカルリーニョスの守備に難があるためか、大宮はリーグ戦で一度も完封がありません。

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2012.04.19

土佐の男が作ったとんこつらーめん 俺式@三越前

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 「コレド室町」の3F。「バシのせたが屋」が12年2月末にリニューアルオープンしたもの。平日夜に往訪。先客1、後客6。

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 メインメニューの「豚骨らーめん」は目黒の「俺式」で試食済みなので、夜限定の「野菜スタミナらーめん(750円)」を注文。他に「つけ麺」も用意。後払い制。「バシのせたが屋」は居酒屋兼業みたいな感じでしたが、「俺式」はほぼラーメン専業といったメニュー構成。

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 レイアウトも大変更。「バシのせたが屋」の時は2人掛けテーブルがずらっと並んでいましたが、「俺式」はカウンター主体に変更され、壁際に8席、厨房側に4+3席。さらに店奥に4人掛けテーブル3卓。たぶんランチタイムのサラリーマン向けに変更したのでしょう。

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 ライトな二郎系とかライトな家系みたいなものを想像していましたが、出てきたものは全くの別物。この手のラーメンはスープがやたら脂っぽかったり、やたらしょっぱかったりしておよそ飲む気がしないケースが少なくありませんが、脂っ気はほとんどなし。またかえしも抑え目でしょっぱいどころかむしろ甘いくらい。食べ進むにしたがって豚骨出汁の旨みがそれなりに楽しめます。

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 ただがっつり感は全くないので、堅めでわずかにごわごわした太麺はスープに対して強すぎるような気がしました。並太麺で十分のような・・・

 具は炒めたもやし、キャベツ、ニラ、そして脂ののったチャーシューが一枚。マー油は良くも悪くも気にならず。「スタミナ」を冠する割にはボリュームはやや寂しげですが、フツーの夕食にはこれで十分。

 麺の選択に疑問符がつくものの全体にバランスが良くて食べやすいので個人的には気に入りましたが、「クレド室町」に入っている他のテナントとのギャップが凄まじすぎて夜は商売になるのかどうかかなり不安。家賃が高そうなだけに、客単価の安いラーメン店は昼に相当稼がないとしんどいでしょうなぁ・・・

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【観戦記】12年ナ杯第3戦:浦和 1-4 C大阪 ~ 不甲斐ないサブ組にがっかり

・ベストメンバー規定に抵触しない範囲でリーグ戦から大幅にメンバーを入れ替え、かつテストの色彩が強い選手交代を敢行しながらほぼ主力を揃えてきたC大阪に挑んだものの、内容・結果とも完敗。

・大差がつきながらも試合を投げず、最後までミシャのやろうとしているサッカーを忠実に守ろうとしている姿には好感が持てました。

・しかし、残念ながら個人能力においても、戦術理解・戦術適合性においてもレギュラー組とサブ組の差は大きく、レギュラー組を脅かしそうなメンバーは一人もいないことが露見したのは甚だ残念。ミシャのサッカーは選手の消耗が激しいだけに、夏場を迎える前に極力選手層の厚みを増しておきたいところでしたが、それにはまだまだ時間がかかりそう。

・この日唯一の得点は濱田からの縦パス→原口右サイドを抉る→折り返しを矢島がシュート!と見事なものでしたが、それ以外決定機を呼べるものはほとんどなし。

・しかもこの面子で序盤に清武のミドルシュート(永田が触っていなければおそらく枠外・・・)で失点したのが不運といえば不運で、その後は浦和の攻撃が沈滞気味で推移する中、C大阪にカウンターを狙われ続けました。素早いFKリスタートからブランキーニョが小島を振り切って決めた3点目はC大阪の狙い通りでしょう。

・C大阪に決定を山のように与えたわけではなく、優秀なC大阪攻撃陣に崩されまくったわけでもありませんが、大苦戦に陥っても体を張りまくって板子一枚で防戦しまくるレギュラー組とは対照的に、肝心なところでなんとも淡白な守りっぷりで、あれよあれよという間に4失点。

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-----蘭子-----
--原口----矢島--
宇賀神-小島-暢久-峻希
-槙野--永田--濱田-
-----加藤-----

【得点】42分 矢島

【交代】

HT:槙野→野田
HT:永田→柏木(暢久がリベロに下がって、柏木はボランチへ)
60分:デスポトビッチ→阿部(原口が1トップ、柏木が2列目に上がり、阿部がボランチへ)

・C大阪は浦和の最終ラインに厳しくプレスをかけてきました。C大阪のプレスで浦和守備陣が凡ミスを犯して失点するような場面こそありませんでした(前半暢久に3度怪しげな場面があったくらい・・・)が、C大阪のプレスを逆用して攻撃に繋げるところまで行かず。これがレギュラー組との大きな違い。

・永田なり小島なり後ろにフィードが高い選手はいるし、実際前半何度も両WBへロングフィードが通ってチャンスになりかかっていましたから、それでも決定機に至らないのは前3人の問題がでかいのかも。特に1トップに起用されたランコは何の役にも立っていませんでした。なんとか前にボールを運んでも、その頃にはC大阪の守備ブロックが出来上がっていて浦和は手も足も出ず。

・後半柏木が投入され、さらに2列目に上がってから受け手の問題はかなり解消されましたが、今度は柏木をサポートする選手がおらず。矢島は後半疲労困憊。原口はペッカーに逆戻り。

・この日ロングフィードなりサイドチェンジなりで、宇賀神が左サイドでフリーでボールを受ける場面が頻出しましたが、残念ながら宇賀神は周囲との連携皆無。単騎でC大阪DFラインと対峙して何の可能性もないミドルシュートを撃つばかり。出来の悪い時の梅崎もそんな感じですが。

・後半頭から投入された野田。磐田戦での失態を取り返そうと張り切りすぎたのか、2点ビハインドになって気が焦ったのか、フィードミスだらけで全くいいところなし。野田は若手ではないどころか、同ポジションの槙野よりも1歳上。この出来だと厳しいでしょうなぁ・・・ よって後半の左サイドは壊滅状態。

・故障明けの峻希はとりあえず90分出ただけという出来。濱田が全く上がってこないので厳しい状況ですが、矢島との連携が垣間見られる分、宇賀神よりマシかなといった程度。でも最後はガス欠。

・この日は守備専門だったのに、エリア内で簡単に播戸に振り向かれた濱田。いくらなんでもあれはないわ。これで五輪を棒に振っても致し方ないと思うくらいの大失態。甚だ残念。

・広い視野、高いフィード能力、そしてスルスルっと最前線に飛び出すステルス性能と攻撃面では卓越した能力を持つ小島ですが、フィジカルに難があり、守備の計算が立たないためスタメンでは使いづらいか。阿部との組み合わせならともかく、何でもできるが全てにおいて物足りなくなってしまった暢久との組み合わせはしんどいかと。不甲斐ないサブ組の中では最もレギュラーに近いとは思いますが。

20120418015

-----播戸-----
清武---柿谷---ブラン
---黒木--山口---
高橋-藤本--茂庭-酒本
-----ジンヒョン----

【得点】 11分 清武 、45分 藤本、49分 ブランキーニョ、81分 播戸

【交代】 

79分 ブランキーニョ→永井
87分 清武→村田

・ケンペス、キム・ボギョン、扇原がお休みなくらい。

・ニュルンベルクへの移籍が伝えられている清武。次のC大阪との対戦は6月末で、その時に清武がいるのかどうか。

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2012.04.18

【展望】12年ナ杯予選第3戦:C大阪戦

・ナビスコ予選リーグも三試合目。前2試合と決定的に違うのは、3試合目から悪名高い「ベストメンバー規定」が適用されること。

・両チームとも中2日でリーグ戦第7節を控えていますから、ベストメンバー規定に抵触しない範囲で面子を落としてくることが予想されます。特に選手に運動量を要求するミシャのサッカーはただでさえ終盤バテバテになりがちなので、ナビスコ杯では主力は極力出してこないかと。

・ベストメンバー規定を踏まえながら浦和のスタメンを妄想すると、以下のような感じでしょうか?スピラの怪我、ランコやセルのコンディションなど足元の状況が良く判らないところもありますが、

-----ランコ----
--原口----矢島--
宇賀神-小島-暢久-平川
-野田--永田--濱田-
-----山岸-----

・直近5試合に出場=原口、永田、ランコ、矢島、平川
・当年にオリンピックアジア予選出場選手=濱田

でベストメンバー規定クリア可能。

・ミシャのサッカーで非常に負担がでかいWB。平川はもっとも休ませたい選手のうちの一人ですが、岡本が長期離脱中。峻希も腰痛再発が伝えられ、替えがいなくなってしまいました。

・峻希の出場に問題がないなら当然スタメンで、ベストメンバー規定クリアのためにGKは加藤が起用されると予想します。

・C大阪もどんな面子が出てくるのか皆目見当がつかないので、前節新潟戦のスタメンを確認しておくに留めておきます。

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<前節:C大阪 0-1 新潟>

-----ケンペス-----
清武---ブラン---ボギョン
---扇原--山口---
高橋-藤本--茂庭-酒本
-----ジンヒョン----

【交代】
62分:ブランキーニョ→柿谷
78分:扇原→播戸

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2012.04.17

麺処 古武士@志村坂上

 中仙道「志村警察署」交差点から福寿通を西へ。首都高池袋線の高架をくぐり、イズミヤを過ぎてブックオフのある角を右折。駅からはかなり距離があります。日曜夕方に往訪。先客ゼロ、後客1。新宿にある「古武士」の支店ですが、どういう経緯で住宅地のど真ん中に支店を出すことになったのでしょうか?

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 券売機はなく、店内に貼ってあるメニューを睨んで「古武士らーめん(730円)」を注文。店の看板を見る限りはらーめんとつけ麺の二本立てのようですが、店内のメニューは明らかにつけ麺推し。らーめんも大盛無料とのことですが、並で。

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 店内はL字型カウンターのみ10席弱。卓上に魚粉。

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 スープはとんこつなど動物系ベースの魚介交じりといった風ですが、表面の脂がギトギトしすぎてちょっと不快。またかえしも強くてしょっぱめ。

 麺は並太の緩い縮れ入りですが、どう見ても茹で過ぎ。つるつるとした食感はいいのですが、シコシコがありません。

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 チャーシューも脂身が多くて残念。他にゆで卵半個、ほうれん草、海苔、刻みネギ、メンマ。

 つけめんに力を入れている店が片手間にらーめんを作って、ものの見事に失敗しているみたいな。

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奈良の紅葉2011(下):長谷寺

奈良の紅葉2011(中)から続く)

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室生寺とセットで回るのが定番の長谷寺。あいにく雨が降り始めました。

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ボタンの時期と比べると随分と落ち着いた境内。

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まぁ見頃にはほど遠い状態ですから、がらがらなのも当然でしょうなぁ・・・・

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雨の境内に長居してもつまらないので、門前で名物のくさ餅を賞味。

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でも「はせでらいおん」は安直すぎだろ(苦笑)

※チラシの裏の絵日記風落書きシリーズはこれで終わり。

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2012.04.16

麺や つねじ@駒込

 駒込駅北口から本郷通りを北へ。近くにファミマあり。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 券売機の前半分はつけ麺。らーめん類も塩・味噌・正油・担々麺となんでもござれで、店内の張り紙を見ても何が売り物なのか皆目見当がつかず。迷った挙句「和風にぼしらーめん(700円)」を注文。

 店内はコの字型カウンター12席。厨房は店奥にあってスタッフの姿は見えず。テレビもなければBGMもなく、出来上がりを待つ間はちょっと落ち着きません。

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 意外なことにかなり広口の丼で出てきました。

 一応にぼしを効かせているようですが「にぼし」を冠するほど強いわけではなく、表面に背脂が浮かんでいるせいもあって、どちらかとえばベースの動物系のほうが強く出ているような・・・ かえしもやや強め。また具に茹でもやしを添えていますが、これがただでさえぼんやりしたスープを一層ぼんやりとさせているような・・・

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 麺は並太の緩い縮れ麺で可もなく不可もなし。スープとの相性はまずまず。具に必要以上にでかい海苔と柔らかめのチャーシュー。メンマは安っぽい臭みがあってダメ。

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【観戦記】12年第1節:狭山 0-5 浦和L

・開幕戦ということもあって堅さもあったのか、お互い超コンパクトな陣形の中で中盤の潰し合いを演じていましたが、20分くらいからようやく浦和のパスが繋がり始め、狭山を一方的に押し込む格好に。ただ狭山のGKが当たりに当たって3点ほど防がれ、前半の得点は庭田のFKによる1点のみ。

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・しかし、後半は柴田右サイドからクロス→荒川ヘッドでの2点目を皮切りに浦和が着々と加点して、終わってみれば実力差通りの大勝。

・狭山はCBのスピード不足が顕著で前半からDFライン裏を縦パスで突かれて苦戦していましたが、後半は中盤の守備が全く効かなくなってしまいました。このため簡単に前を向けるようになった柴田や猶本、庭田らがDFライン裏への飛び出すタイミングを窺っている吉良へ狙い済ましたかのようにスルーパスを通しまくり。前半好機を決められなかった吉良は後半2発決めて面目を施しました。

・5点目は後藤のシュートのこぼれに安田がきっちり詰めたもの。終盤ヘロヘロの安田でしたが、それでも良く詰めていました。

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・浦和の大ピンチは後半柴田が自陣深い位置で相手にパスを出してしまった場面くらい。それもシュートを山郷が見事にセーブ。

・かなり力の差がある相手との対戦とはいえ、実力差通りの得点差をつけての快勝。第3節までは昨年下位のチームとの対戦が続きますが、ここで弾みをつけて中上位との対戦に臨みたいものです。

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---荒川--吉良---
安田--------柴田
---猶本--庭田---
竹山-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

【得点】32分 庭田、51分 荒川、57分 吉良、75分 吉良、76分 安田

【交代】
60分:荒川→後藤
66分:庭田→柳田
76分:吉良→加藤(左SHに投入。安田がFWへ)

・フォーメーションは昨年同様の4-2-2-2。退団した西田の代わりに大卒新人の高畑、ボランチに福岡から移籍の猶本を起用。堂園がベンチにも入らず、左SBには竹山。荒川が開幕からスタメンに名を連ねているのがある意味驚き。

・昨年までの主力、準主力では堂園の他に藤田や岸川、斉藤といったあたりがベンチにも入らず。

P.S.

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ワシにこれをどうしろと・・・・(´・ω・`)ショボーン

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2012.04.15

MDP(No.404)、三上卓哉氏の記事に思う

神戸戦のMDP(No.404)に掲載されていた三上卓哉氏の記事が妙に心に残りました。

「個々の選手の力がそれほど高くないチームは、しっかり組織でプレーするということが大事なんですが、レッズの試合を見ると、そういうルールがないのかなと思いました。」

「でも、あのレッズがアジア王者になったときには、何が正しいのかわからなくなりましたね。」

昨シーズンをもって引退した元浦和の三上氏。

汚いファウルが多いのは論外としても、正解がないのがフットボール。

組織性は皆無に等しかったが圧倒的な個人能力、特に超人的なFWの力でリーグ制覇、アジア制覇を果たしたかつての浦和。これも一つのあり方で、そんな浦和を未だに懐かしむ人も少なくありません。

でも、浦和は2008年の挫折を経て別の道を歩み始めました。結果が出ずに一度は投げ出してしまったんだけど、残留争いという屈辱に塗れた後、立ち上がってまた元の道を歩き出しました。

先々つまづくかもしれない。こけるかもしれない。

でももう道を踏み外して欲しくありません。

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【観戦記】12年第6節:浦和 2-0 神戸 ~ 浦和の10番マルシオ リシャルデス、ついに復活!

・結果的にはセットプレーによる2得点に留まりましたが、神戸のチャンスらしいチャンスは序盤の大久保のバー直撃くらいしかなかった一方、浦和は後半カウンターからビッグチャンスを何度も作っており、浦和が大差で勝ってもなんらおかしくないくらいの一方的な試合内容でした。

・もっとも前半は浦和優勢とはいえ、神戸も浦和に決定機を与えてはおらず、前節から守備重視に切り替えてきた神戸の出来は滅茶苦茶悪いとは思わなかったのですが、阿部の一発で一気に神戸は瓦解。

・長らく浦和はセットプレーで点が取れず、特にCKは点が取れないどころかミスミス相手にカウンターのチャンスを与える始末でしたが、今年の浦和はひと味もふた味も違います。柏木のCKに反応した槙野が3人くらい惹きつけて、背後の阿部が足元に転がったボールを落ち着いてゴール!その前にも柏木CK→槙野ヘッドを徳重ナイスセーブというチャンスがあり、それがいわば「撒き餌」となって阿部のゴールを生んだのかもしれません。

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・2点目は原口が得たFKをマルシオが直接叩き込んだもの。柏木とマルシオ、そして槙野の3人が並び立つFKのチャンス。槙野はまあなかろうと思いましたが、柏木かマルシオかは皆目判らず。そしてマルシオが蹴ったボールは綺麗に弧を描いてゴールマウス左隅へ。

・昨年セットプレーの得点源として期待されながら極端な不振に陥り、終盤はとうとうFKを蹴ろうとすらしなくなったマルシオでしたが、浦和のNo.10が今年ついに復活!! マルシオのFKで何点か取れるようであれば、運動量が落ちて苦戦が予想される夏場もなんとか勝ち点をもぎ取れるでしょう。

・惜しむらくは後半何度もあったカウンターのチャンスで1点も取れなかったこと。かつての浦和のカウンター - 縦にぽーんと蹴って、その後は超人的なFWが一人でなんとかしてしまう - と違って何人もの選手が相互に連動しながら敵陣に突っ込む今年の浦和のカウンター攻撃は迫力満点ですが、マルシオのシュートはポスト直撃。柏木のチャンスは往々にして苦手の右足。梅崎のシュート精度がアレなのは半ばお約束ということで。

・終盤最終ラインが下がりすぎてしまう悪癖は幾分改善。もっとも神戸の攻撃に何の怖さもなかったため、浦和守備陣が心理的に楽だったのも一因でしょうが。イエローカードが一枚も出なかったのは守備陣が楽だった何よりの証拠。

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】53分 阿部、77分 マルシオ

【交代】

69分 ポポ→原口
85分 マルシオ→濱田
90分 啓太→小島

・前半の浦和のチャンスは全部右サイドから。平川&柏木のコンビネーションで相馬の裏を突きまくっていましたが、左サイドは梅崎のミスが目だって不発。ただハーフタイムに修正策を練ったようで、左右のバランスが良くなり、槙野の攻撃参加も散見。

・お疲れのポポ(といってもポポは交代に不満そうでしたが)に代えて投入された原口。独りよがりなプレーが目立った鹿島戦よりはだいぶマシと思いましたが、柏木&マルシオはいわずもがな、ポポもマルシオとの相乗効果で劇的に良くなった今となっては、原口はボールのないときの動き、特にボールを引き出す動きを改善しないとスタメンは無理でしょうなぁ、残念ながら。

・ホームゲームはまたしても雨。相手がビジター客をほとんど見込めない神戸とはいえ、観客数は暴風雨だった川崎戦とほぼ同じ26000弱。試合内容は昨年から劇的に改善し、勝ち点も付いてきているのですが、昨年のフロントの愚行に継ぐ愚行で失われたものは一朝一夕には取り返せません。今年は辛抱の一年。ちょっとずつ、ちょっとずつ浦和への信頼、浦和への愛を取り戻すために。

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---吉田--都倉---
大久保-------野沢
--伊野波--田中英--
相馬-高木--李--奥井
-----徳重-----

【交代】

60分 吉田→小川
71分 都倉→茂木
86分 奥井→三原

・神戸は昨年同様前目から積極的にプレッシング。ただ浦和の守備陣は何ら動じることなくパスを回して神戸のハイプレスは悉く徒労に終わってしまったせいか、前半20分くらいからは高い位置に4×2のブロックを作って浦和のパス回しを寸断するような格好にシフト。浦和へのハイプレスはあまり意味がないどころか、プレスを交わされたあげくスカスカになったエリアを使われて一気に攻め込まれるリスクばかりが高い模様。

・神戸の前半の攻撃はカウンターのみ。浦和が攻撃を仕掛けながらシュートで終われなかったり、さらにはビルドアップのミスを突いて神戸はカウンターを仕掛けていましたが、チャンスは大久保のバー直撃だけ。
野沢を獲得したもののセットプレーからのチャンスは全くなし。っちゅーか、CK以外野沢の存在感は皆無でした。

・もともとカウンターしかない神戸は先制されて完全に沈黙。引き気味に守る浦和相手に手も足も出ず、パスミスを繰り返してカウンター浴びまくり。

・選手交代も趣旨不明で、長身の都倉を下げてから相馬の放り込みに頼りまくり。しかも相馬のクロス精度がアレなのは浦和で実証済みですし・・・

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2012.04.14

麺屋 時茂@草加

 草加駅東口から高架沿いに南へ歩いてすぐ。日曜昼に往訪。先客1、後客1。

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 店外の券売機で「鶏白湯らーめん(680円)」を注文。他に「鶏白湯塩らーめん」「鶏白湯味噌らーめん」、及びそれらのつけ麺も。

 高架下ではありませんが、店は高架に沿って横に長く伸びており、横長のL字型カウンター15席ほど。厨房内にはスタッフが2人。

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 容量の多そうな丼で出てきました。

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 かなりとろみが強いスープですが、鶏臭さが出ているので好き嫌いが分かれそう。また旨み過多で少々くどい上に、かえしもきつくてしょっぱいのが難。スープの上に刻み玉ねぎが浮かんでいます。くどさ全開のスープに対して箸休めになればいいのですが、刻みが細かすぎてスープに埋没してしまい、単にスープをぬるくしてしまうほうにしか作用していないような・・・

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 麺は心持ち細めの緩い縮れ麺。やや柔らかめなこともあって濃厚スープに対しては弱すぎる印象。

 チャ-シューは薄いばら肉が2枚。他にかいわれ、青菜。

 ポテンシャルはありそうですが、現状では改善点多々。スープの出来からすればつけ麺のほうがマシかも。

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2012.04.13

十兵衛@巣鴨

 巣鴨駅南口から白山通りを南へ。モスバーガーを超えた先に立地。表通りに面してはいますが目立たない外観なので注意。平日夜に往訪。先客2、後客ゼロ。

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 店内の券売機で基本の「らーめん(600円)」を注文。つけめんや油そばもあるようですが、あくまでもらーめんが主力。

 店内はL字型カウンター10数席。厨房内にいらっしゃるのはご夫婦でしょうか?

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 スープはとんこつ臭こそほとんどしませんが、とんこつ出汁は意外にもかなり濃厚で十分満足できる出来。かえしの醤油のためか、博多とんこつではなく、東京のとんこつ醤油に近い感じ。

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 麺は細麺ストレート。堅さなどの注文を受け付けているのかどうか判りませんが、デフォルトだと堅くもなく、柔らかくもなく、まさに中庸。特段ぼそぼそ感もなく、スープとの相性もまずまず。夜は半替玉がサービス。

 具に丸くて小さめのばら肉チャーシュー、半熟玉子半個、メンマ、そして刻みネギ。卓上にはおろしにんにくと替玉用のタレくらいしかなく、紅しょうがとかごまとかいった博多ラーメンにありがちなアイテムはありません。

 外観はごくごく平凡なラーメン屋ですが、出されたらーめんは平凡を遥かに突き抜けていました。しかも安いですし、近所の人には重宝がられる店かと。

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【展望】12年第6節神戸戦

・次節の相手はすっかり超苦手になってしまった神戸。リーグ戦では2009年6月第15節@駒場に勝った(大久保が外しまくって2-0の勝ち)のを最後にただいま5連敗中。しかも神戸戦は長らく駒場開催だったためか、埼スタでは神戸に一度も勝ったことがなく、引き分けすらありません。

・そしてその神戸がこのオフに空前絶後の大補強を敢行。一昨年前までの神戸と言えばあちこちにオファーを出しまくって全部断られ、Jサポに乾いた笑いを提供しつづけていましたが、その神戸がどういう風の吹きまわしか、断られるどころかビッグネームを続々獲得。

・鹿島から野沢&田代、G大阪から橋本&高木和と主力級の獲得に成功。さらにクロアチアのクラブが給料を払えなくなって、あやうく路頭に迷いそうになった伊野波をも獲得。

・一方ポポら3人のブラジル人選手やツネ様など中途半端に金がかかりそうな選手をばっさり斬ってクラブ財政へも一定の配慮。

・選手の平均年齢がかなり高めなのが気がかりなくらいで、ハナ丸を差し上げてもいいくらいの昨オフの補強劇でしたが、世の中面白いものでその神戸が序盤苦しんでいます。リーグ戦2勝3敗でただいま3連続完封負け。第3節の前のナビスコ杯でも鹿島相手に完封負けを喫しています。

・野沢獲得でセットプレーの得点が飛躍的に向上するかと思ったのですが、相方の田代は怪我でもしているのか、ここまで全く出番なし。ただ浦和戦で途中出場の可能性があるくらいには回復している様子。

・神戸の布陣はミシャが得意とする4-2-2-2。しかもリーグ戦5試合で完封ゼロで、堅守の面影もないようですが・・・

・浦和は鹿島戦のスタメンのままでしょう。代える理由は全くありません。ただ槙野は精彩を欠いており、啓太も鹿島戦では今一つのように伺えました。鹿島戦では啓太がかなり早い時間帯に交代を命ぜられましたが・・・

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<前節:神戸 0-1 清水>

---吉田--都倉---
大久保-------野沢
---三原-伊野波---
相馬-高木--李--奥井
-----徳重-----

【交代】
67分:吉田→小川
83分:伊野波→大屋
90分:三原→田中

・神戸の選手の入れ替えは凄まじく、昨年第20節で対戦した時のスタメンと重なっているのは吉田と徳重のみ。但し、北本は現在負傷欠場中。

・連敗を喫したためか、第4節ではベンチにも入っていなかった奥井や三原をスタメン起用した一方、橋本、田中英、近藤がアウト。故障中の北本に代わって大卒新人のイ・グアンソンがスタメン入りしたのが目を惹きます。

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2012.04.12

奈良の紅葉2011(中):室生寺

奈良の紅葉2011(上)から続く)

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山へ入って室生寺へ。一度しゃくなげの季節に来たことがあり、それ以来の往訪。

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仁王門周辺が見事に色づいていました。

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金堂へと向かう石段を登ると・・・

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ちょっと寂しい。

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【閉店】徳福仁@神保町

 神保町駅A3出口から靖国通りを西へ。平日夜に往訪。先客2、後客ゼロ。店の能書きにはどこにも徳島とは書かれていませんが、「徳島中華そば徳福」の姉妹店で徳島風のラーメンを出しています。

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 徳島といえ生玉子が付き物ですが、ここは玉子は別料金。基本の「中華そば(680円)」と迷いましたが、「玉子そば(760円)」を注文。なお、並盛(140g)、大盛(200g)、特盛(260g)が同一料金で、玉子も生玉子・温玉・味玉が選べるとのことですが、並盛&生玉子で。メニューは豊富で塩中華や味噌中華・豚骨タンタン麺なども。後払い制。接客係の日本語が相当怪しいのは困り者。

 店内は間口が狭くて奥行きが深く、左側の壁に沿ってカウンター10席、右側に3席。

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 案外大きめの丼で出てきました。徳島ラーメンはご飯のおかずという位置づけだとの認識でしたが、この量ならあえてご飯をつける必要はなさげ。

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 スープは豚骨&鶏がらベースだそうですが、出汁は店が謳う「濃厚」にはほど遠く、やたらかえしがきつくてしょっぱいだけのような・・・

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 麺は並太ストレート麺でやや柔らかめ。可もなく不可もなし。

 チャーシュー代わりの豚ばら肉は徳島独特の甘じょっぱい、ご飯のおかずにしかならない濃厚な味付けには程遠い感じ。食べやすいとも言えますが、これなら生玉子を絡めてすき焼き風にする必要もなく、生玉子でスープが冷めるてしまう分損だったような・・・

 他にメンマ、茹でもやし、刻みネギ。

 早稲田の「うだつ食堂」が残るくらいで、東京にほとんど定着しない徳島風ラーメン。靖国通り沿いで家賃が高そうだし、この内容で激戦区で生き残るのはしんどいんじゃないかなぁ?

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2012.04.11

ごらんアウェー:札幌2012(5・完)~場外市場

ごらんアウェー:札幌2012(4)から続く)

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東西線「二十四軒」駅から歩いて5分ほどのところにある「場外市場」。

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いかにも団体さん向けといった感じですが、他の店はほとんど客がいなくて入りづらいので、やむなくここへ。

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観光的にはシーズンオフなのに朝っぱらから1Fはほぼ満員で、2Fへ通されました。

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くらくらするくらいメニューが豊富。「いくら丼(1780円)」を注文。

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昨日空港で食べたものとは全く出来が違いました!!!

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売店内はカニだらけ。

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大阪と違って手足は動きそうにありません。

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店は「北のグルメ」の一人勝ち状態で他に客の姿はなく・・・

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超強力な石油ストーブが轟々とうなりをあげるばかり。

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飲み食いしかやることがない冬の札幌。

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最後はジンギスカンで〆。4年前はサッポロビール園だったので、今回はキリンビール園本店へ。

ジンギスカンは本来2Fのはずですが、シーズンオフで客が少ないせいかこの日はたまたま2Fがキリン系会社のイベントで貸切になり、珍しく1Fへ。

4年前と比べると店々で見かける赤者の姿は随分少ない気がしましたが、楽しい2日間でした。

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2012.04.10

花見2012@飛鳥山

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江戸時代から続く花見の名所「飛鳥山」。

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復興支援イベントなのかな?

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飛鳥山交差点の陸橋には撮り鉄が鈴なり。

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こんなん、いつの間にできたん?身障者や高齢者向けに作ったんやろうけど、東京都は金持ってんなぁ・・・・

法的には鉄道ではないみたいなので、個人的にひと安心(謎)

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ごらんアウェー:札幌2012(4)~札幌ドーム

ごらんアウェー:札幌2012(3)から続く)

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4年ぶりの札幌ドーム。

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この日はバックスタンドS席で観戦。南側から入るビジター席はドームをぐるぐる周回させられて大変だったようですが、北側から入る分には動線が短くて至極便利。

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野球場兼用のためか、札幌ドームは売店が充実。でもラーメン2杯食べた後だけに、全く食指が動かず。

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観光が一大産業の割には札幌の運営はビジターには冷たい印象。以前は通路を青いシートで塞いで赤者の姿すら見えないようにしていましたが、そのことから比べるとこれでもだいぶマシになったんでしょう。

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こんなん配ってました。

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体型の割には動きが軽快なドーレ君。ホームゲームに顔を出すようになっただけで得意げになってはいるが、特段何をするわけでもないレディアとは雲泥の差。

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練習中にはバックにも来たで! もっとも席の高さがなさ過ぎて試合観戦には不向きなのには参りましたが。

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試合後はお約束のススキノナイツ。

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巨大なホッケ。

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刺身盛り合わせ

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誰や、ラーメン頼んだんわ(苦笑)

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2012.04.09

花見2012@川口リリアパーク

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川口駅西口に広がる「リリアパーク」。

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今年は冬の寒さが厳しくて桜の開花も例年よりやや遅れ気味でしたが、満開の日に好天に恵まれ、絶好の花見日和。

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ごらんアウェー:札幌2012(3)~らーめん信玄@東本願寺

ごらんアウェー:札幌2012(2)から続く)

 札幌市電「東本願寺前」から「南6西7」交差点を西へ。土曜日昼に往訪。

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 昼食のピークを外して行ったつもりでしたが満席で、店内に待ち客6。ただその後段々客足が引いて、退店時には店内の待ち客はなくなっていました。ゴム長靴を履いている人が多いところを見ると、客の大半は地元民なんでしょう。店構えもそんな感じですが。

 店内はL字型カウンター15席くらい。4人いるスタッフは若者ばかりでしたが、接客はこなれていて好印象。

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 基本メニューは6種類。それぞれに「越後」「土佐」など旧国名を付けている理由がよく判りません(しかも「水戸」だけ整合を欠いてますし・・・)がコク味噌の「信州(735円)」。赤味噌がメニューのトップなので味噌が店の一押しだと思いますが、醤油を頼んでいる人もかなりいました。

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 必要以上にでかくて広口の丼で出てきました。

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 「すみれ」と比べると出来はいたってノーマルで飽きが来ない仕上がり。味噌はわずかにつぶつぶが残る白味噌主体でやや甘め。脂分はすくなく、全体にさらっとした感じで、味噌がやたら正面に出るわけでもなく、出汁とのバランスが取れています。

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 小林製麺の麺箱が見える麺はやや太目の縮れ麺。スープとの相性は文句なし。

 具は薄いチャーシューが一枚ともやしやタマネギの炒め物が少々。やや量的に物足りませんが、値段相応でしょう。

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2012.04.08

つけめん102 川口店@川口(3)

 川口駅東口から産業道路沿いを北へ。土曜昼にほぼ半年振りの往訪。先客2、後客7。強風のため遠出を断念して、近場で昼食です。

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 戸外のタッチパネル式券売機で「中華そば(700円)」を注文。つけめんがウリの店ですが、季節柄か、つけめんを注文する客は半分くらい。油そばの注文も。

 非常に奥行きが深い店で、コ字型カウンター20席弱ほど。床の仕上げがよろしくないのか、背後を人が通るとやたらガタガタします。

 厨房内にはスタッフが3人。うち一人は専ら案内&接客役。

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 純白で口が狭い、小さめの丼で出てきました。

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 スープは煮干を中心とする魚介系と動物系のバランスが取れていて、その点は気に入りましたが、表面の脂がやや多め。またしょっぱいというまでには至りませんが味が濃すぎ。こう味が濃いと底に柚子を忍ばせてもあまり意味がないような・・・ そのまま飲むのはしんどいので最後はスープ割りを投入。

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 麺は細麺ストレート。堅めなのは好みですが、スープの量が少なめなこともあってスープの絡みはイマイチ。

 角煮風のチャーシューは美味いことは美味いのですが、スープとの相性からすれば目立ちすぎかも。他にメンマ、ナルト、かいわれ大根、刻みネギ。

 内容の割りに安い感じもしますし、川口では無難に食べられるレベルとして評価できます。

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【観戦記】12年第5節:鹿島 1-3 浦和

・開始5分で点の取り合い。双方守備が不安定で今日も馬鹿試合になるのだろうと思いながら観戦しましたが、あにはからんや浦和がPKで追加点を得た後は双方1点も入らず。

・ジョルニーニョ監督が試合後執拗に抗議しているように、浦和は判定に助けられた側面があったことは否めませんが、鹿島は攻撃の形をつくっても点が入らないのは昨年と変わらず。しかも守備がズタボロになり、かつ選手交代が機能しないどころか、事態を悪化させているだけ。厳しい判定に敗因を求めるのは的外れでしょう。まぁ監督が保身のために審判を槍玉に挙げるのは古今東西よくあることですが。

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・開始早々の失点をものともせずに逆転勝ちとはいえ、浦和の試合運びには安定感がなく、一歩間違えれば馬鹿試合になる要素満点。しかし、それは発展途上のチームである以上やむを得ない側面であり、開幕時は得点力に乏しいように伺えた浦和が、選手間の連動が日に日に高まってこの上ない形で複数点を取れるようになったことを積極的に評価すべきでしょう。

・序盤の2得点はいずれも文句のつけようがないもの。柏木のパスで鹿島DFライン裏に飛び出したマルシオが決めた1点目、阿部のボール奪取を機に柏木→阿部(!)→ポポと繋がった2点目。前半鹿島は浦和の2列目、3列目の飛び出しを全く掴まえられず、最終ラインの裏、あるいたDFの間へいとも簡単に侵入されていました。バイタルエリアも往々にしてスカスカ。強靭だった鹿島の中盤は見る影もなし。

・鹿島は立ち上がりこそ積極的に前からプレスを掛けてきましたが、逆転されてからは一転して高めの位置にブロックを作って待ち構えるような格好に。浦和のビルドアップはやや不安定で啓太にボールが入るとおっとっとという場面も無きにしも非ずでしたが、鹿島の守備も機能したとは言えず。総じて攻守の切り替えの早さ、玉際の勝負で浦和に負けまくりで、守備陣形以前の問題ともいえ。

・浦和の3点目は梅崎のロングフィードを受けてエリア内に侵入したマルシオが後方から新井場に倒されてPKを得たもの。

・浦和の前半の守備は実にお粗末。落ち着かない立ち上がりでミスを連発したあげく、浦和左サイドから梅坪に簡単にクロスを上げられ、どフリーの興梠がヘッド。この日獅子奮迅の働きを見せた坪井がこの一瞬だけマークを離してしまいました。しかしサイドのやられっぷりはその後も改善せず、大迫に決定機を許す場面も。

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・馬鹿試合突入濃厚だった前半とは一変して、後半の浦和は遁走モード全開。啓太→小島は「守りきれそうにないので追加点を取りに行った」としか解釈できない交代ですが、ベタ引きに陥って板子一枚でなんとか鹿島の攻勢を防いでいるに過ぎないのに、その板を外すか、フツー・・・(苦笑)

・そもそも後半の浦和は落ち着いてボールをコントロールできていないので、小島の視野の広さや展開能力を生かせる場面が作れるはずもなく、ミシャも悪手だったことに気づいたのか、マルシオに代えて濱田を投入し3-5-1-1、ないし5-3-1-1みたいな専守防衛体制を構築。ゼリコは劣勢に陥った時に前に選手をベタベタ貼っていましたが、ミシャは勝っている時に後ろに選手をベタベタ貼る傾向があり、かなり誇張して言えば選手交代に関しては二人のペトロビッチは似た者同士なのかも。

・お世辞にも冴え渡ったとは言いがたい浦和の選手交代でしたが、鹿島は浦和以上に悪手連発。どんなヘボ将棋やねん(笑)と謗られても仕方がありません。ジュニーニョの劣化は目を覆わんばかりで坪井の前に手も足も出ず。最初左SHみたいは低い位置にいたのも謎でしたが。新井場→アレックスはそもそも代える必要なんてまるでないような・・・

・極め付きは小笠原→ドゥドラ。連動してナンボの鹿島が誰とも噛み合わないドゥドラを入れてどうすんねん(笑) ドゥドラ投入後、ジュニーニョが前に出て、梅坪をアンカーに配した4-1-2-3みたいな格好になりましたが、スペースがなくて攻撃は渋滞しまくり。後半鹿島はシュートを撃ちまくりましたが、浦和最終ラインにぶち当てたり、シュートコースを制限されてGKに防がれたり、さらには何の可能性もない枠外シュートだったり。前半のほうが決定機が多かった感じで、後半惜しかったのはファウルと見なされた大迫の幻のゴールだけだったかと。

・浦和はロスタイム入りを待たずに早々と敵地で、しかも本家相手に「鹿島る」。主役柏木の共演者がマルシオではなく濱田だったので鹿島りっぷりは捗々しくありませんでしたが、鹿島も岩政大先生の攻撃参加も空しくなんらチャンスを作り出せず、そのまま試合終了。

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-----ポポ-----
--柏木----丸塩--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】 3分 マルシオ、5分 ポポ、25分 マルシオ

【交代】

57分 啓太→小島
68分 マルシオ リシャルデス→濱田
74分 ポポ→原口

・矢島に代えてマルシオがついにスタメン出場。そしてマルシオの出来はまさに出色!昨年孤立無援の2列目で不振を極めていたのが嘘のよう。ポポと仲が良いことで有名でしたが、そのポポとの相性はピッチ上でも非常に良いことが判ったのも収穫。柏木を含め前3人のコンビネーションはいたって良好で、この分だと原口は怪我が癒えてもスタメン奪取はかなり難しいかと。

・逆に心配なのは槙野。点を取るどころか、肝心の守備が不安定すぎないかなぁ? ファウルの判定に助けられたとはいえ大迫にあっさり振り切られたり、ジュニーニョの肩に手を掛けてイエローをもらったり。加藤との連携不足であわやという場面もありましたし。

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---大迫--興梠---
土居--------遠藤
--小笠原--梅鉢---
新井場-山村--岩政-西
-----曽ヶ端----

【得点】2分 興梠

【交代】

53分 土居→ジュニーニョ
68分 新井場→アレックス
70分 小笠原→ドゥトラ

・鹿島のスタメンは全員日本人。積極的に世代交代を進めているゆえなんでしょうが、前半浦和に当たり負けしてピッチに転がる選手がちらほら。浦和が主力のほとんどをナビスコ杯で温存したのに対し、鹿島はナビスコ杯にフルメンバーで臨んで中2日。そのコンディションの差が出たのか、あるいは単にJ1レベルではない選手を使っていただけなのか。そして青木はどこへ行ったのか。

・そして交代出場はなぜか全員ブラジル人。増田や本山ではないのはなぜなのか。経験の差といってしまえばそれまでですが、ジョルジーニョの選手交代で局面を変える能力は前監督に遠く及ばないようですなぁ・・・

・大迫&興梠ではいくらチャンスを作っても点が入らないのは昨年から判りきっていたこと。それゆえジュニーニョを補強したのでしょうが、そのジュニーニョは劣化してどうにもならず。浦和戦でも観客数は23000余に留まって(昨年は25000)クラブ財政も苦しくなる一方でしょうから、これからどうするんでしょうかねぇ・・・

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2012.04.07

麺の坊 砦@神泉

 井の頭線神泉駅南口から緩い坂を登って山手通りへ出てすぐ。日曜夕方に往訪。先客3、後客4。

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 店は限定70食の醤油らぁめんを売り出しているみたいですが、基本の「砦らぁめん(750円)」を麺固めで注文。サイドメニューはいろいろあるようですが、ラーメンは先の2種類のみ。麺は細麺と太麺が選べるとのことですが、細麺で。

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 かなりキャパシティのある店で、厨房沿いにカウンター11席、店奥に大テーブル10席、さらに入口近くにテーブル5席。 卓上には高菜、紅しょうが、生にんにく、ゴマなど。

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 意外にも深めの丼で出てきました。

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 店外にとんこつ臭が漏れ出ている割には、やや茶濁したスープからはとんこつ臭はなく、出汁も割りとあっさり目でやや甘めの味わい。それはそれで首都圏向けのとんこつスープと割り切れるのですが、いただけないのは中に茹でもやしが入っていること。ただでさえあっさり目で、濃厚とんこつ好きには物足りないのに、もやしで一層水っぽくなってしまうような・・・

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 麺はぼそぼそした細麺ストレートで、堅めで頼んだ割には並堅といった印象。スープがあっさり目なので、どう見ても太麺は自殺行為。なお替玉(150円)は別皿で登場。

 この手のラーメンにしてはチャーシューはやや厚めで肉質しっかり。他にきくらげ、ねぎ。

 営業時間が長いのは利点ですが、渋谷の繁華街からは遠く、安くもないのが難点。

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2012.04.06

【閉店】元祖柳屋@渋谷

 渋谷駅南口から玉川通りを越える歩道橋を渡って山手線西側の線路沿いに10分ほど歩き、山手線を跨ぐ猿楽橋の手前。すぐ近くに「526」あり。

 埼京線ホーム南端の新南口からのほうが歩く距離は短くなりますが、新南口は線路の東側にしか出口が無いので、猿楽橋で線路を越えなければなりません。土曜夕に往訪。先客1、後客ゼロ。福岡の「柳屋食堂」が東京に進出したものだそうです。

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 入口正面の券売機で「柳屋ラーメン(600円)」を注文。

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 店内は都心店にしてはやたら広く、しかも全部テーブル席で店中央に14人掛けのテーブルがどーん。さらに4人掛けが4卓。

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 テーブルには高菜、紅しょうが、白ゴマなど一通りのものが揃っています。

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 見た目は特に変わったところはありません。スープはとんこつ臭皆無。出汁は濃厚とは言いがたいものの薄いわけでもなく、良くも悪くもないといった感じですが、少々しょっぱいような・・・

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 麺は細麺ストレートで、デフォルトでもややごわっとした感じ。具はキクラゲがやや多めに入り、他にペラペラのチャーシュー、ネギ、海苔。替玉(100円)を頼んで高菜などを適宜放り込んで完食。

 夜は居酒屋主体というわけでもなさそうなのにやたら店が広くて、その分店員も多く、いかにもコストがかかりそうで先々心配。そんなに人通りがある場所でもありませんし。

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【展望】12年第5節鹿島戦

・鹿島が苦しんでいます。開幕3連敗の後、同じく絶不調の横浜Mとしょっぱい試合内容でスコアレスドロー。ようやく勝ち点1を得ましたが、リーグ戦4試合で未だ無得点。

・ただでさえ難しい世代交代期。おまけに苦しい試合でもセットプレー一発で勝ち点を拾えるのが鹿島の強みだったにも関わらず、セットプレーの得点源だった野沢と田代が共に神戸へ去り、それが鹿島の苦境に輪をかけている様子。

・最近は外国人でもスカを掴むことが多く、観客減も手伝って資金的に苦しくなってきたのか、既に下り坂に入ったのが明らかなジュニーニョに手を出してみたり、さらにフェリペガブリエルが抜けたためか、J2京都でも微妙だったドゥドラを慌てて補強したり。

・さらに鳴り物入りで獲得したはずの大卒新人山村は五輪代表ですっかり株を下げてしまいました。中田が故障してもともと層が薄いCBにその山村を起用せざるを得なくなったあたりも鹿島の苦境を象徴しています。

・福岡から獲得した岡本はベンチ止まりなので、主力が抜けた割には新戦力に大した上積みはなく、やむなくジョルジーニョ新監督は若手を積極的に起用しだしました。でも、若手育成に定評のある鹿島とは言え、これでコンスタントに勝ち点が得られるほどJ1は甘くないような・・・・

・浦和はナビスコ磐田戦で永田以外のレギュラー組を温存。マルシオの復調ぶりが著しく、川崎戦でいいところがなかった矢島に代わってスタメン入りは間違いないところ。達也もまずまずだったので、矢島はベンチ入りすら難しくなるかも。また宇賀神に代わって峻希がベンチ入りしてもなんら不思議はないくらい。一方怪我が癒えた原口はスタメン入りにはほど遠い状態でベンチ入りが精一杯でしょう。

(予想)

-----ポポ-----
--柏木----丸塩--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

サブ:山岸、濱田、暢久、峻希、小島、達也、原口

・一方鹿島は、伝統的にナビスコ杯には全く無関心な大宮相手に、驚いたことにほぼフルメンバーで挑んで1-0で勝利。ただ柴崎が前半終了間際に負傷退場って、これじゃどう見ても割に合わんわなぁ・・・・ ホームでの連戦とはいえ中2日、ナビスコ杯で主力を温存した浦和とはコンディションの差は否めないはずですが・・・ 急遽獲得したドゥドラが使い物になるんかどうかが見どころ。

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<前節:横浜M 0-0 鹿島>

---大迫--興梠---
柴崎--------遠藤
--小笠原--梅鉢---
アレ-山村--岩政--西
-----曽ヶ端----

【交代】
68分:遠藤→本山
76分:梅鉢→昌子
81分:興梠→ジュニーニョ

・テレビでだらだら観戦しましたが、全くと言っていいほどチャンスが作れない横浜Mよりはマシとはいえ、鹿島のチャンスもほとんどがセットプレー絡み。ボールは支配していても流れの中から得点が生まれる気配はほとんどありませんでした。後半本山、ジュニーニョと投入しては見たものの、局面は動かず。

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2012.04.05

たけちゃんにぼしらーめん 調布店@調布

 調布駅東口から北側へ出て、ミニストップのある角を北へ入ってすぐ。日曜昼に往訪。開店直前に到着したところ先客ゼロ、後客9。なお調布駅は地下化工事も終盤に入っており、近々駅周辺の様相が激変するかも。

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 店中央に設置してある券売機で「らーめん(790円)」を注文。他に塩らーめんやつけ麺も。

 店は縦に奥行きがあるタイプでカウンターが9席+6席。さらに2人掛けテーブルが2卓。厨房内には若いスタッフが4人ほど。

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 やや小さめの丼で出てきました。

 店内に漂う煮干し臭で高まった期待を裏切らない、しっかり煮干しを効かせたスープが売り物。えぐみ、苦味もなく、かえしもほど良く効いていて非常にバランスが取れているように感じました。後味も極めて良好。

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 麺は並太ストレート麺。ちょっと柔らかめなのが好みから外れていますが、スープとの相性はまずまず。

 チャーシューは小さめながら肉の味がしっかり楽しめる優れもの。他にメンマ、海苔、ナルト、ネギ。

 クオリティーには何の問題もありませんが、煮干しが売りものの他店と比べるとちょっと高いのが難。

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【TV観戦記】12年ナ杯予選第2戦:磐田 4-3 浦和

 ベストメンバー規定が適用されない試合とあってか、ミシャは永田を唯一の例外として、その他10名を前節川崎戦から入れ替え。前3人はいずれも故障明けの試運転。後ろはスピラや坪井が小破していることもあって、野田を左CBに起用する苦心の布陣。

 で、その結果は前半半ばから後半半ばにかけては上々の出来。但し、磐田が後半2列目にレギュラー組を続々投入してからはほぼ一方的な磐田ペースになってしまいました。一度は峻希のゴールで同点に追いついたものの、最後は野田のミスを機に逆転負け。

 リーグ戦でも終盤はベタ引きの最終ラインと加藤の奮戦で何とか跳ね返しているだけという展開になりがちですが、この面子で磐田の後半の猛攻を凌ぎきるのは期待薄。磐田が面子を強化してきたのに対し、浦和は比較的好調だった暢久の消耗が著しく、終盤2失点を喫してしまいました。3失点目はどう見ても松浦への暢久の対応が淡白すぎたような・・・ 暢久は電池切れになるまでは絶妙なポジション取りで何度も磐田の攻撃を寸断していたのですが。

 決勝点になった磐田4点目は野田が持ち上がろうとしてボールロストがきっかけ。ミシャのサッカーにはありがちなケースとはいえ、勝負どころで致命的なミスを犯したことでリーグ戦出場は大きく遠のいてしまいました。もっとも野田のミスがなくても遅かれ早かれ失点していたであろう試合内容でしたが。

 序盤に喫した前田のゴールは、簡単に駒野にクロスを上げさせてしまった宇賀神の対応も変でしたが、よりによって前田がフリーとは・・・濱田・・・

 反省点山積の守備とは対照的に攻撃は面子を考えれば上出来。序盤こそビルドアップに苦心しましたが、徐々に前3人に縦パスが入るようになり、ポゼッションも向上。この日目だったのは左から右への大きな展開。磐田は昨年同様前から激しくプレスを掛けてきますが、浦和は難なくボールを回してそのプレスを凌ぎ、ぽっかり空いた磐田左SB裏のスペースへ一気に展開。そのスペースを峻希が長駆する場面が何度も見受けられました。峻希の激走は3点目(柏木、左サイドからのクロス→ファーの峻希がヘッド!)として結実。

 1点目は浦和右サイドでの細かい繋ぎから。濱田からの右サイドのクロスを達也胸トラップ→小島で同点! この日は濱田の攻撃参加が何度か見られました。序盤絶好機でミスを連発していた達也も徐々に調子を上げて、磐田DFライン裏への飛び出しで1点目をアシスト。そして小島が3列目からエリア内深くに飛び込んで角度のないところからゴール。小島は大きな展開の基点としても持ち味を出していました。

 リハビリ組ではマルシオが急激に良くなってきた模様。交代出場のポポが何をしとるのかさっぱり判らんかったこともあり、鹿島戦ではポポに代わって1トップに入るかもしれません。一方原口は攻守ともさっぱりで、まだコンディションが整っていない様子。

 宇賀神は峻希と比べると可能性のあるクロスは全く上げられず、カットインしてあさっての方向へシュートを撃つに留まっていたので、ちょっとしんどいか。

 サブ組でもミシャ流のサッカーは(攻撃偏重とはいえ)それなりに浸透しており、かつ現時点でレギュラーに割って入れる選手とそこまで行かない選手を実戦で見極められた以上、馬鹿試合かつ逆転負けとはいえ、まずまず収穫のあった試合だと思います。

-----達也-----
--原口----丸塩--
宇賀神-小島-暢久-峻希
-野田--永田--濱田-
-----山岸-----

【得点】34分 小島、45+1分 O.G.(ロドリゴ)、79分 峻希

【交代】

60分 原口→柏木
63分 達也→ポポ
76分 マルシオ→矢島

-----前田-----
押谷---阿部----黄
--山本康--ロドリゴ---
金沢-千代-菅沼駿-駒野
-----八田-----

【得点】7分 前田、57分 千代反田、77分 松浦、82分 山田

【交代】

52分 ファン ソンス→山田
52分 押谷→松浦
68分 阿部→菅沼実

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2012.04.04

【展望】12年ナ杯予選第2戦:磐田戦

・ナビスコ磐田戦は、川崎戦で退場になった阿部と槙野が出場停止。

・もっともまだリーグ戦を5試合消化していないので、ナビスコ磐田戦にはベストメンバー規定の適用外。またたとえ適用があっても阿部や槙野はお休み予定でしょうから、ここでレッドカードを消化できるのはラッキー。

・怪我人がだいぶ戻ってきたとはいえ無理づかいもできず、またランコやスピラが小破しているため、メンバー構成は相変わらず楽ではありませんが、ナビスコ仙台戦をベースに

-----ポポ-----
--矢島----丸塩--
宇賀神-暢久-小島-峻希
-濱田--永田--坪井-
-----山岸-----

といったところでしょうか? 永田や坪井を休ませる機会がないのが残念ですが、野田の左CBを実戦でやるかなぁ?野崎がスタメン起用される話も出ていますが、その際は右CBに暢久なのかな?

・怪我明けの原口や達也は途中交代出場どまりでしょう。

・磐田のスタメンは皆目見当がつかないので、前節柏戦のメンバーを確認しておくに留めます。

<前節:磐田 1-0 柏>

-----前田-----
菅沼---松浦---山田
---山本康-小林---
宮崎-藤田--チョ--駒野
-----八田-----

【得点】26分 前田

【交代】
85分:山本康→ロドリゴ
85分:松浦→阿部

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2012.04.03

【休業】大漁まこと@渋谷

 渋谷東急ブラザ裏の飲み屋街の一角。坂を登る手前、渋谷中央街郵便局そば。土曜昼に往訪。開店5分前に着いたところ、既に行列6人。どうも往訪直前にテレビで紹介された様子。その後もちょろちょろと客がやってきて、退店時には店外に行列2名。

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 蛤、イカ、ウニ、カニと魚介類をふんだんに使った麺類が売り物。店外に設置された券売機で食券を買ってから入店する仕組みで、「蛤ざんまいそば(900円)」を注文。他に「まるごと蟹つけ麺」「烏賊ゴロつけ麺」「雲丹まみれつけ麺」など。

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 店内はコの字型というよりUの字型カウンター13席。出入り口付近が狭小ですが、椅子の間隔は割りとゆったりしています。

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 表面にムース状のものが浮いていますが、正体は不明。スープはラーメンのスープというよりは限りなく濃厚な蛤スープ。アクセントに柚子や三つ葉を少し浮かべ、塩気も控えめで蛤を思う存分味わえるのはいいのですが、どういうわけか酷くぬるくて参りました。

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 麺はやや太目のストレート麺。コシはしっかり、つるつるとした食感で麺自体はまずまずですが、超あっさりのスープに対しては強すぎるように思います。

 身が締まった大きな蛤が2個も入ってそれはそれで面白いのですが、スープがぬるすぎてラーメンとしての出来は論外。物珍しいので一度来る価値はありますが、高いので一度経験すれば十分かと。

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ごらんアウェー:札幌2012(2)~すみれ 南3条店@バスセンター前

ごらんアウェー:札幌2012(1)から続く)

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 東西線「バスセンター前」ほぼ東端の9番出口から南へ下がって「南3東5」角。中の島に本店がある有名店の支店です。

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 千歳鶴ミュージアムアネックスの中に、他の飲食店2軒と共に入居。観光客が来るような立地ではなく、地元客向けの店にしては家賃が高すぎそうで、なんか中途半端なコンセプトが少々心配。

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 店は先客3、後客3とがらがらでしたがカウンター席に案内されました。もちろん「味噌らーめん(850円)」を注文。醤油や塩もあります。

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 店内はボックス席主体で4人掛けボックス席が6セットと横長のカウンターが10席(2人掛けのベンチシートというのがちょっと・・・)。

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 店内に立ち込めるにんにく臭で察しが付きますが、スープはにんにく効かせまくり。表面に脂たっぷりで生姜も強め。味噌も濃厚で、ここまで味を濃くしてしまうとせっかくの出汁もパーになってしまうような・・・ なお、脂っぽいけれどもドロドロではなく、それが救いといえば救いですが、味を濃くする方向に走ったラーメンの末路を見た思いも。

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 麺は黄色い縮れ麺で、やや太めといった程度。スープとの相性を考えればもうちょっと太くてもいいような気がしますが、現状でも悪くはありません。

 具にひき肉とタマネギなどの炒め物が炒め物が乗っていますが、850円という値段を考えれば野菜ががっかりするほど少なくて、後のせの刻みねぎばかりが目立つのは困りもの。観光客向けの、観光地価格のラーメンなんでしょうなぁ・・・

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 すみれの向かいにある「千歳鶴ミュージアム」にも往訪。

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 ミュージアムとは名ばかりで、ほとんど工場付属の売店みたいなものですが、ありがたく試飲させていただきました。

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 歩いて狸小路へ向かいましたが、途中の二条市場は観光客皆無。店の人々がずらっと表へ出てストーブで暖を取りながら客引きをしている有様でした。

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2012.04.02

【閉店】秋葉らーめん 松風(3)@秋葉原

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 秋葉原のドンキホーテと中央通りを挟んで向いあう辺りに位置していますが、中央通りに面していないどころか、妙な路地というか袋小路のどんづまりにあってかなり見つけづらいのが難。しかも人目につき難い袋小路で若者が屯していたり、タバコを吸ってたりすることが多く、正直店周辺の雰囲気は良くありません。平日夜にほぼ2年ぶり3度目の往訪。先客ゼロ、後客2。

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 知らん間にメニューが様変わり。風で戸外のメニューが傾いていますが・・・

 二郎風の「松風パンチ」が券売機のボタン先頭になり、「油そば」も推している風。券売機の前でしばし悩んでいると、後ろから店員(一人しかいないので店長?)に突然呼び止められ、一方的かつ声高にサイドメニューの説明を始める始末。この店、接客を一からやりなおしたほうがいいんじゃ? これで気勢をそがれて、最も無難な「松風らーめん(780円)」を注文。

 店内はI字型カウンター10席。誰もいないのに、店員は一番奥に座るように強要。そして出来たラーメンを店員は片手でサーブ。

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 スープはとろみがあるのと通り越して、なんか煮詰まってしまったみたいに、水気がなくなっています。確かに野菜ベースのベジポタなんですが、以前はもっとスープらしかったような・・・ これではペジポタに魚粉を大量混入して煮詰めたスープのような何かでしかないような・・・ 麺は太麺ながらどろどろした何かに埋没して印象に残らず。

 相変わらずやたらでかいチャーシュー、ざく切りのキャベツ、メンマ、薬味ネギ。何もかも泥濘に埋没。うずら卵はなくなったのかな?

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 ラーメンの出来が従前より著しく劣化したのはともかく、店員の態度は論外。

 ベジポタスープの正統路線が秋葉原の客層に支持されず、品揃えが迷走して今日に至っているのでしょうが、「きび」グループがこの惨状を放置しているのが不思議です。

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ごらんアウェー:札幌2012(1)~朝市食堂@新千歳空港

羽田空港 7:00 (ANA051 B747-400) 8:30 新千歳空港

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 早朝の便だったこともあり、千歳に着いて早速朝食。訪れたのは到着ロビー(1F)にある朝市食堂。

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 店頭には丼ものがずらり。定食類もずらり。「鮭いくら丼(1300円)」を注文。

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 店内は4人掛けテーブルが主体で、焼き魚の臭いが店内に充満してるせいか、食堂というより居酒屋に近い雰囲気。

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 まぁ駅弁の「鮭いくらめし」よりははるかに美味く、また空港の飯を考えればかなり美味いほうですが、ここは漁港でも市場でもありませんからあんまり期待するとがっかりします。特に小さくてぷりぷり感に乏しいいくらに。

新千歳空港 9:04 (エアポート93号 モハ721-4202) 9:40 札幌

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首都圏では見かけない「キュンちゃん」。なんか被り物が長野の「アルクマ」のパクリっぽいんですが。

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 この日の札幌は雪。厳冬期だと札幌の雪はさらさらで傘がいらないはずですが、春が近づいているせいか、札幌にしてはちょっと湿りがちな雪でした。

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 こんな日に表を歩いているのは馬鹿者か赤者くらい。

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 時計台には外国人と赤者しかいません。

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 札幌は2008年以来。いつの間にか札幌駅と大通の間に地下通路が完成していてびっくり!

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2012.04.01

奈良の紅葉2011(上):奈良公園周辺

京都観光のついでといってはなんですが、奈良にも足を伸ばしてみました。

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興福寺三重塔。内陣を特別公開。

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同じく特別公開だった「北円堂」。奈良へ行ったのはこれが目的のようなもの。

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東大寺

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奈良公園

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飛火野

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浮見堂

どこへ行っても紅葉皆無(´・ω・`)ショボーン

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【短感】堤祭り、不発(´・ω・`) ~ 京都 3-2 福岡

堤、FKのチャンスで相手に競り勝ってプロ人生初のゴール!!!と思われたのですが、のちに記録がオウンゴールに訂正されてしまいました。しかも、終盤故障退場。

試合も3-2と数字の上では点の取り合いになっていますが、内容はシュート数の差に表れているように京都が一方的に攻めていました。積極的な前目からプレッシング、思い切りの良い攻守の切り替え、そして前線での細かいパス回しと、京都のスタイルは大木監督が甲府でやっていたものそのもの。ほんのちょっとしかない福岡のチャンスで2点取られてしまうあたりのケツの軽さも甲府譲り。確実にJ1に上がるには少々リスキーなやり方ですが、見ている分には非常に面白いサッカーです。

この日は京都のホームゲームでしたが、京セラ絡みの鹿児島(鴨池)開催。相手がよりによって福岡で、ビジターのほうがはるかに開催地に近いという皮肉。煙モクモクの桜島が良く見えていました。

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【観戦記】12年第4節:浦和 1-1 川崎 ~2名退場後も粘り強く勝ち点1を掴み取る!

・前半はやや浦和優勢、後半はズタボロ。ただでさえ苦しい戦局なのに阿部、槙野と退場者を立て続けに出してしまい、浦和は土俵際まで追い詰められました。しかし、選手・サポーターがまさに一丸となって川崎の猛攻を凌ぎに凌ぎ、時間を使いに使いまくって勝ち点1奪取に成功。敗色濃厚な試合でも諦めずに勝ち点1をもぎ取ることの大切さは昨年の残留争いで誰もが骨身に染みています。埼玉スタジアムに絶えて久しかった一体感が戻ってきたのがこの試合の最大の収穫なのかもしれません。

・ポゼッション自体は90分を通じて川崎優位。暴風雨の影響か浦和はいつになくパスミスが多く、特に同点に追いつかれてからのドタバタぶりは目を覆わんばかりでしたが、それでも前半はまずまずの出来だったと思います。

・ランコが前日練習で腰痛を発症してしまい、1トップはポポ。1トップとしてはミシャに評価されていない嫌いのあるポポですが、梅崎からのクロスをヘッドで叩き込んで早い時間帯に先制。30分にはポポが下がったスペースに柏木が飛び込むビッグチャンスに絡んでおり、総じて予想よりは良かったかと。ただ守備貢献はランコよりかなり低く、これが浦和が押し込まれがちだった一因でしょうか。

・ただ30分前後に得た2回のビッグチャンスをどちらもモノに出来なかったのは残念。どちらのチャンスにも最後は矢島が絡んでいます(もっとも2回目はてっきり平川がズドンだと思いました)が、今日は全く良いところがなく後半の早い時間帯にマルシオに代えられてしまいました。2列目は続々怪我人が戻ってきたので、リーグ戦はしばらく出番がないでしょうなぁ・・・

・後半は全くいいところなし。守る浦和は例によって5-4-1で引き篭もり状態。前半はそれでもペナルティエリアのライン上でかろうじて踏みとどまり、川崎にボール支配は許しても決定機は与えずに耐えていましたが、後半はまさにどん引き。柏戦、札幌戦ではなんとかボロを出さずに済みましたが、中盤がなくなって両SBに好き放題にやられ、やっとこさボールを奪ってもきっちり前線まで繋げずにボールを奪い返されるの繰り返しではクリーンシートを続けるのは難しいでしょう。

・失点場面は田中のクロスを小松→矢島と長身選手にヘッドで繋がれたもの。相馬監督が後半小松をSHに配した奇策が嵌った格好ですが、それ以前に田中がどフリーなのが問題。

・70分過ぎには阿部が立て続けにイエローをもらって退場。2枚目は槙野のパスミスから生じた大ピンチをイエロー覚悟で阻止したもの。そして阿部を退場に追いやった槙野は、その直後に不用意なプレーで2枚目のイエローをもらってこれまた退場。

・浦和は攻守の要を2枚も失い、必勝態勢に入った川崎ですが、相馬監督はなぜか小松を下げて小林を投入。両サイドからクロスを上げ放題なので、ジェシも前線に上げて長身3人でごり押しすれば1点入りなものを、どん引きの浦和を崩すアイデアがないのにフィニッシュ専門の小林を入れる意味が・・・

・しかも相手コーナーで必死に時間潰しを敢行する柏木&マルシオにご丁寧にも人数をかけて守る川崎。勝つ気あるのかと言われても仕方がない失態で、ゴールネットが破れる一幕もあって5分もあったロスタイムを浦和が凌ぎきって勝ち点1奪取に成功。

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-----ポポ-----
--矢島----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】10分 ポポ

【交代】
57分:矢島→マルシオ
62分:啓太→暢久
76分:ポポ→濱田

・まるで台風でもやってきたかのような暴風雨。バックスタンド・ロアの後方にも容赦なく大粒の雨が吹き込んでくる荒れ模様でしたが、大荒れだったのは試合開始1時間前くらいから試合終了後まで。スタジアムの行き帰りは強風こそ吹け、傘は入らないくらい。もっとも武蔵野線他交通機関が乱れたせいか、観客は26000人弱と寂しいものに。昨年より試合内容は格段に良くなっており、しかも予想以上に勝ち点もついてきているのに、開幕戦に続いて天候に恵まれず、営業的には天を恨むしかない格好。

・浦和が2名の退場を出したためか、試合終了後は家本主審へブーイングが浴びせられていましたが、阿部の退場は至極妥当ですし、槙野もイエローを出されても仕方ないもの。前半小松のファウルを全部注意止まりにしたこととのバランスに疑問符がつきましたが、総じてそんなに悪いジャッジだったとは思えず。少なくとも仙台戦の岡部の「絆ジャッジ」よりは格段にマシ。

・川崎が右サイドから攻撃を仕掛けている最中に唐突に試合終了。変なところで「川崎に勝たせたくない何か」が発動。

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---小松--レナト---
山瀬--------田坂
---中村--柴崎---
小宮山-森下-ジェシ-田中
-----安藤-----

【得点】59分 矢島

HT:山瀬→矢島
85分:小松→小林悠

・昨年の川崎はがむしゃらに前からプレスをかけてくる印象がありましたが、それでは1シーズンどころか1試合も持たないことが判って反省したのか、今年は前から追ってゆくケースと高めの位置にブロックを作って待ち構えるケースを使い分けている感じ。今シーズン複数失点がないのは川崎の守備が改善している証拠でしょうし、この感じだと昨年のような大失速&大連敗はなさげ。

・逆に問題含みなのは攻撃。ボールを支配している時間は長いものの、浦和守備陣を崩した場面はそれほど作れず。レナトは典型的なチャンスメーカーで点取り屋ではなさげなので、FWを補強しないと1試合1点どまりになりそうな。関塚時代と違って一発がある選手がいないので、ボールを支配されても怖くないんですな、今は。

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