MDP(No.404)、三上卓哉氏の記事に思う
神戸戦のMDP(No.404)に掲載されていた三上卓哉氏の記事が妙に心に残りました。
「個々の選手の力がそれほど高くないチームは、しっかり組織でプレーするということが大事なんですが、レッズの試合を見ると、そういうルールがないのかなと思いました。」
「でも、あのレッズがアジア王者になったときには、何が正しいのかわからなくなりましたね。」
昨シーズンをもって引退した元浦和の三上氏。
汚いファウルが多いのは論外としても、正解がないのがフットボール。
組織性は皆無に等しかったが圧倒的な個人能力、特に超人的なFWの力でリーグ制覇、アジア制覇を果たしたかつての浦和。これも一つのあり方で、そんな浦和を未だに懐かしむ人も少なくありません。
でも、浦和は2008年の挫折を経て別の道を歩み始めました。結果が出ずに一度は投げ出してしまったんだけど、残留争いという屈辱に塗れた後、立ち上がってまた元の道を歩き出しました。
先々つまづくかもしれない。こけるかもしれない。
でももう道を踏み外して欲しくありません。
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