【展望】12年第8節名古屋戦
・名古屋はただいま4勝2分1敗の勝ち点14で2位。FC東京戦こそ大逆転負けを食らいましたが、その後はリーグ戦3勝2分けで5戦負けなし。
。ただACLで1勝3分ともたついているせいか、非常に強い印象は全くありません。もっとも試合内容はアレだが、終わってみれば勝っているというのがここ数年の名古屋らしさですが。
・リーグ戦の名古屋のスタメンはほぼ固定。但しケネディが故障離脱中ということもあって、永井がコンスタントにスタメン出場しているのが昨年との大きな違い。
・昨オフの補強も非常におとなしく、甲府からダニエル、神戸から石櫃を獲得し、湘南から巻弟を戻したくらい。しかもいずれもベンチ入り&途中出場に留まっており、補強の成果としては微妙な評価。もっとも、出した選手も千代反田が目立つくらいで、後は戦力とは言い難いクラスがずらり。従って、名古屋の戦力は昨年とほとんど変わっていないとみていいでしょう。
・浦和はナビスコC大阪戦で控え選手の層の薄さが明らかになり、さらに続く大宮戦でどん引きの相手を崩すだけの力がないこと & WB裏が脆いことを露呈してしまいました。
・初戦広島戦で完敗を喫したものの、予想以上のピッチで勝ち点を積み上げてきたミシャ浦和がとうとうぶち当たった壁。この状態で名古屋と当たるのは少々厳しい感も。浦和の攻撃はもともとハイクロスを多用しないため、名古屋守備陣の高さにあまり意味がありませんが、楢崎をぶち破るのが大変なんだよなぁ、これ。
・だからといってスタメンをいじってどうなるというものでもないので、浦和のスタメンは大宮戦と同じと予想します。
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<前節:広島 1-1 名古屋>
-----永井-----
--玉田----金崎--
小川-ダニルソン-中村-田中
-増川-闘莉王-ダニエル--
-----楢崎-----
【得点】62分 田中隼
【交代】
71分:金崎→中村
87分:玉田→巻
90+2分:小川→石櫃
・名古屋は面白いことにいつもの4-1-2-3、ないし4-2-3-1を放棄して、広島と同じ3-4-2-1を採用し、3バックの一角にダニエルを起用。
・左SB阿部のコンディションが良くなったためらしく、広島と同型にして広島の良さを消す意図はなさげですが、果たしてそうかどうか。
・浦和戦を迎えて急遽非公開練習を始めたそうですが、今の浦和程度の相手に変に小細工を仕掛ける意味があるのかどうか、傍目にはよく判りませんが。
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