【展望】12年第7節大宮戦
・昨オフは俗称「みかかマネー」が猛威を奮い、新潟の主軸だったチョ・ヨンチョルのぶっこ抜きに成功した他、G大阪から下平、川崎から菊地、山形から長谷川と各チームの主力クラスを獲得。さらにサンパウロからカルリーニョスをレンタルで補強。
・一方、ピンパォンやイチョンス、藤本を放出し、石原も広島へ移籍したため、頭数的にはやや前目が薄くなったかも。
・「みかかマネー」が効きすぎてか面子が年を経るごとにがらっと変わってしまうのが良くないのか、あるいはなぜか監督だけは安く済ませようとする性向が良くないのか、補強すれどもすれども成績が上向かず、かといって降格することもない。カップ戦には目もくれず、ひらすら残留争いの盛り上げ役に徹するのが大宮の伝統的なスタンス。
・今年もその例に漏れないようで足元1勝3敗2分。勝ち点5で14位と「残留ラインのラインコントローラー」の名に恥じない成績。
・大宮がなぜかホームでほとんど勝てない傾向は昨年と変わらず。「さいたまダービー」もホームでは大宮は一度も勝利なし。
・浦和の懸念材料は、浦和がナビスコ杯を挟んで中2日であるのに対し、大宮はナビスコ杯が休みだったため、コンディションに差があること。今年こそダービーで快勝し、順位でも大宮を上回って「弱いほうのさいたま」の名を返上したいところですが・・・
・ナビスコ杯でレギュラー陣は加藤以外45分しか使わなかったので、浦和のスタメンは神戸戦と全く同じでしょう。
・チケ取りの意欲が著しく減退したこともあって、残念ながら明日はテレビ観戦です(´・ω・`)
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<前節:横浜M 1-1 大宮>
-----ラファ-----
チョ---金久保---渡邉
---カルリー--青木---
下平--金--菊地-坪内
-----北野-----
【得点】82分 長谷川
【交代】
77分:坪内→長谷川
84分:金久保→渡部
・大宮のスタメンは負傷欠場中の東に代わって金久保、右SBを村上→坪内に代えたくらいで開幕からほぼ固定。浦和戦では東が復帰する可能性あり。
・最終ラインのメンツが昨年から大きく変わり、かつカルリーニョスの守備に難があるためか、大宮はリーグ戦で一度も完封がありません。
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