土佐の男が作ったとんこつらーめん 俺式@三越前
「コレド室町」の3F。「バシのせたが屋」が12年2月末にリニューアルオープンしたもの。平日夜に往訪。先客1、後客6。
メインメニューの「豚骨らーめん」は目黒の「俺式」で試食済みなので、夜限定の「野菜スタミナらーめん(750円)」を注文。他に「つけ麺」も用意。後払い制。「バシのせたが屋」は居酒屋兼業みたいな感じでしたが、「俺式」はほぼラーメン専業といったメニュー構成。
レイアウトも大変更。「バシのせたが屋」の時は2人掛けテーブルがずらっと並んでいましたが、「俺式」はカウンター主体に変更され、壁際に8席、厨房側に4+3席。さらに店奥に4人掛けテーブル3卓。たぶんランチタイムのサラリーマン向けに変更したのでしょう。
ライトな二郎系とかライトな家系みたいなものを想像していましたが、出てきたものは全くの別物。この手のラーメンはスープがやたら脂っぽかったり、やたらしょっぱかったりしておよそ飲む気がしないケースが少なくありませんが、脂っ気はほとんどなし。またかえしも抑え目でしょっぱいどころかむしろ甘いくらい。食べ進むにしたがって豚骨出汁の旨みがそれなりに楽しめます。
ただがっつり感は全くないので、堅めでわずかにごわごわした太麺はスープに対して強すぎるような気がしました。並太麺で十分のような・・・
具は炒めたもやし、キャベツ、ニラ、そして脂ののったチャーシューが一枚。マー油は良くも悪くも気にならず。「スタミナ」を冠する割にはボリュームはやや寂しげですが、フツーの夕食にはこれで十分。
麺の選択に疑問符がつくものの全体にバランスが良くて食べやすいので個人的には気に入りましたが、「クレド室町」に入っている他のテナントとのギャップが凄まじすぎて夜は商売になるのかどうかかなり不安。家賃が高そうなだけに、客単価の安いラーメン店は昼に相当稼がないとしんどいでしょうなぁ・・・
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