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2012.05.31

九州じゃんがららあめん 日本橋店@日本橋

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COREDO日本橋の裏、野村證券本社の前、「たいめいめん」や「ますたに」などの並び。祝日昼に往訪。先客2、後客8。休日でサラリーマンの姿はなく、商業地としては衰退して久しい日本橋で休日にラーメン屋が営業しているのが不思議なくらいですが、ぼちぼち客はやってきます。

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やたらとメニューが多く、トッピングやサイドメニューも豊富な割りには券売機がなくて、入口脇で先に注文するシステム。「ぼんしゃん(700円)」を注文。

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店内は壁際にカウンター11席と厨房沿いに3席。さらに店奥に6人掛けテーブル1卓。卓上には紅しょうが、高菜、あたりごまなど。

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ちょっととろみがかった「ぼんちゃん」は濃厚豚骨といってしまうにはちょっと微妙ですが、豚骨の旨味はそれなりに活きています。

麺は極細ストレート。スープの絡みは最初はイマイチでしたが、すぐに馴染んできました。ただ替玉(150円)を別皿で出さずに、直接ざるから丼にどぼんと入れてしまうのはどうかと。

具は小さなバラ肉チャーシューが2枚とキクラゲ、刻みネギ。

首都圏でも本場風の豚骨を出す店が増えてきた今となっては、ちょっと物足りない感は否めません。

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ごらんアウェー:水戸2012(下)

ごらんアウェー:水戸2012(上)から続く)

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この日は水戸ヤクルトサンクスマッチ。ヤクルトがもらえました。暑い日に戸外で飲みたくなるものじゃないのはナンですが・・・

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サポーターも水戸ヤクルトに感謝の意。

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スタジアム外にはヤクルト瓶(?)が所在なげにウロウロ。

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残念ながら至近距離でホーリー君に遭う機会はありませんでしたが、キックオフ前にきっちり仕事をしておりました。そうえいば「ホーリーホクッ」のダンスはなかったなぁ・・・

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試合開始前の楽しみと言えば飲み食い。結論からいえばここの飲食事情は一応それなりに品数はあるものの、これといったローカル色あふれる目玉商品はありません。まぁ水戸の名産品といっても納豆しか思い浮かびませんが、鹿島とは差がありすぎ。上写真はぐるぐるソーセージ(350円)。

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ちゃあしゅうバーガー(500円)。照り焼きっぽい味付けのちゃーしゅーを挟んだもので、作り置きではなく焼きたてのものを出してくれるのはありがたいのですが、なんか製造工程がのんびりしすぎ・・・ 

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ビールも2杯目に突入したので常陸牛のコロッケと串カツを追加。共に200円。

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スタジアムで気になったのは広告が非常に少ないこと。先発かつ強豪の鹿島に地元企業がことごとく掻っ攫われた結果なのかもしれませんが、県庁所在地のクラブが長年にわたって県内の片田舎のクラブの後塵を拝しているのは甚だ残念。

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2012.05.30

トナリ 木場店@木場

 東西線木場駅の真上。駅東西両端にある出口の中間にあります。東陽町の本店からさほど遠くないところに、丸の内店に続く支店を出店。平日夕方に往訪。開店間際に到着したところ先客1。開店を当時に続々と客がやって来てすぐに満席に。一時は店内に待ち客が二人出来ましたがその後が続かず、退店時にはぱらぱらと空席も。

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 入口近くの券売機で「辛タンメン(820円)」を注文。タンメンより100円高。人気の「タンギョウ」「タンカラ」のボタンが圧倒的に大きく、タンメン単品のボタンは良く探さないと判りません。でもボリューム的にはタンメン単品で十分なことは丸の内店で経験済み。注文は「タンメン」のほうがかなり多いよう。

 店は縦長I字型カウンターのみで13、4席くらい。水セルフで、給水器が入口近くと店奥の2箇所に設置してありますが、店奥のはなんとカウンター最奥の客の頭上にありました。サービス業としてはありえないセンス・・・

 繁盛している店をわずか2人のスタッフで切り盛りするためか、6杯分を1ロットで一気に機械で茹であげ。タンメンを作る傍らで、から揚げを作り、餃子を焼きと大変ですが、なんだかなぁという感も。またなぜかタンメンが先に一気に配膳され、辛タンメンは後回し。客のことより店の都合を優先する姿勢にがっかり。

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 野菜たっぷりが売り物の店。モヤシ主体にニラ、ニンジン、キャベツ、たまねぎ、豚肉、げそ、かまぼこなどを混ぜ炒めた具が盛りだくさん。ただ450gを豪語する割には「そんなにあるかぁ?」という気も。

 

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 スープは辛いもの好きには物足りないかと思いますが、豚骨ベースの出汁のコク、旨みを味わうには十分にして過不足ない辛さだと思います。生姜は予めトッピング。

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 浅草開花楼製の麺は平打ちっぽい太麺で心持ち柔らかめながらコシもそれなり。もちもちっとした食感が特徴で量もやや多め。

 辛タンメン自体には全く不満はありませんが、あんまり好きにはなれない店でした。

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ごらんアウェー:水戸2012(上)

日射しはやや厳しいものの、日陰に入ってしまえば風が涼しい絶好のサッカー観戦日和。ちょっと水戸まで出かけてきました。ケーズデンキスタジアム水戸は初訪問。

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最寄り駅は常磐線赤塚駅。駅構内にキヨスクもありますが、駅横にスーパーがあるので買物はそこで。

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スタジアムまではシャトルバスで15分くらい。

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Ksスタは2009年10月に大改修したばかり(その後昨年の大震災で被災し、同年10月に復旧)。J1規格は満たしていませんが、J2なら大満足できるレベルで、大きなメインスタンドが田んぼの中で威容を誇っています。陸上競技兼用ですが、メインスタンドは高さが十分あって割と見やすいほう。

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メインスタンドにはちゃんと屋根が付いているのもうれしいところですが、屋根の取り付け位置が高いのと、スタンドの背後が吹き抜けになっているので、ちょっと風が吹くと屋根がほとんど役に立たない懸念がなくもなく・・・

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メインスタンドのコンコースはスペースもたっぷり。

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一方バックスタンドは高さがなく、前のほうの席はグラウンドレベル。背後に建つ高層ビルは県庁?

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緩衝帯に相当するエリアにケースデンキの広告。

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サイドスタンドに至っては高さが全くない芝生席。このため水戸のサポーターはバックスタンドに陣取っています。芝生席はサッカー観戦とうより、ビニールシートを広げた家族連れの単なるピクニックみたいな。でもバックスタンドと同一料金。

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ビジターにもバックスタンドのエリアを確保してあるのですが、愛媛サポーターはなぜか芝生席の片隅で応援。

J1昇格のあかつきには再改修が必要なサイズですが、サイドスタンド・ホーム側の裏は池、ビジター側は道路で拡張余地なさげなのが残念。

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「ゆ」の看板がやたら目立ちますが、「県庁近く」とか書いてあって、歩いて行けるところではなさそう。

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新鋭スタジアムらしく、オーロラビジョンも完備。

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こういうのって広島でもあったなぁ・・・・水戸のセットプレーは悲しいほど得点の臭いがしませんでしたが(´・ω・‘)

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【TV短感】アデレード 1-0 名古屋

・乏しい試合内容でもセットプレーで一点をもぎ取り、あとは最終ラインとGKの奮戦で逃げ切るって「どこの名古屋やねん?」みたいなアデレードに敗れた名古屋。昨今のJリーグでのテイタラクからすれば、ごくごく自然、ごくごく当たり前のようにACLトーナメント初戦で姿を消しました。

・手数は名古屋のほうがかなり多く、前半の阿部→ケネディヘッドなど決まらないほうが不思議な場面もありましたが、それが決まらないのが今年の名古屋。ケネディが腰痛で不振なのがすべてなんでしょうが、この日はアデレードのGKが大当たり。アデレードの最終ラインも粘り強く、名古屋はゴールに迫りはすれども流れの中からはなかなかシュートに持ち込めず。

・ダニルソン、中村、吉村とボランチ陣が揃いも揃って怪我なのが関係あるのかどうかは判りませんが、この日の名古屋の布陣は3-4-2-1。浦和戦で全く機能しなかったアレを性懲りもなく採用したようですが、特に変わった様子は見受けられず。前半は右WB小川の裏をかなり狙われていました。左WB阿部はよくやったほうだと思いますが。

・押し気味なのに1点ぽこっと取られると、たちまち闘莉王が徘徊。もうピクシーは闘莉王を制御する能力も気力もないのかも・・・・

・アデレードは最終ラインから細かく繋いできますが、お世辞にもパスもトラップも上手いとは言い難く、中盤が強いとは言い難い名古屋相手ですらビルドアップの過程でボールを失ってしまうこともしばしば。カウンターが鋭いチーム相手ならボコボコにされているような気がしましたが、切り替えの遅さではJ屈指の名古屋が相手で助かりました。

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2012.05.29

【閉店】べこめでたいや@上板橋

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 東武東上線上板橋駅北口からときわ通りを西へ。ココスやファミマのある交差点を右に入る。土曜昼に往訪、先客3、後客1。会津若松に本店があり、この店は東京分店という位置づけ。

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 中華そばはしょうゆ・塩・味噌・辛味噌の4種類で「しょうゆ」を選択。これにミニソースかつ丼をつけたセットメニュー(1000円)を注文。御新香も付いてきます。

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 店内は面白いことに2人掛けテーブルだらけで、ランダムに10卓ほど。壁に大型TVが掛かっていますがラーメン屋では珍しいかも。

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 表の能書きには「煮干しの強い香りのスープが特徴」と記されていますが、実際には特にそんな感じはせず。鶏がらベースに魚介系を合わせたような、よくありがちなタイプ。表面の脂がやや多めですが、味わいはあっさりすっきり。

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 麺は強い縮れの入った平打ち麺。スープの絡みは至って良好。つるつる、もっちりした食感も楽しい逸品。

 チャーシューは小さめのものが2枚入っていますが、やや醤油だれに浸かりすぎ。他に細切りメンマ、ネギ、ナルト。

 中華そばを片付けたあとにミニソースかつ丼に取り掛かっては見ましたが

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|-`).。oO 全然「ミニ」でも何でもないやん・・・・

 ソースはかなり甘めで、しかもかつがソースに浸かりすぎ。配膳されてからやや時間が経ってしまったせいか、全体にちょっとべちょっとしているのも難儀。中華そばを食べた後では量が多すぎることもあって、頼まんでも良かったなぁと後悔。

 中華そばのほうは十分満足できるレベルですが。

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ごらんアウェー:磐田2012(下)~駿府城址

磐田2012(上)から続く)

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かきあげ丼を賞味した後は静岡で途中下車。

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前回来た時は完成目前といった風だった新静岡駅もすっかり街に馴染んでいました。

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駿府城址を散策。駿府城址は外堀・中堀の石垣こそそこそこ残っているものの建造物はほとんどなく、巽櫓とそれに続く門が唯一無二の見所。

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城址はただの公園に。

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本丸。ほんの少しだけですが、掘り出された石垣が顔をのぞかせています。

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徳川家康像。

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静岡駅前地下広場では新茶祭り(・∀・)ニヤニヤ

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雲行きが怪しくなってきたので、雨宿りを兼ねて早めにスタジアム入り。

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スタジアム横では航空自衛隊浜松基地のカレー祭り(?)をやっていたはずですが、到着時には完全に撤収モード。

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試合開始前は雷を伴う豪雨に見舞われて中止になったチアリーディングをハーフタイムに披露。

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ミシャはこの日も安モンのパイプ椅子に座って督戦。

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しかし後半になると杖をつきながらも立ち上がる始末。

この日のエコパは子供だらけ。たぶん招待客なんでしょうが、引率の親も含めて試合を見ていない、試合に興味がない人だらけで、ゲーム中に通路や階段をうろうろする人が多くてうっとおしいの何の。

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2012.05.28

【TV短感】12年第7節:日テレ 2-2 浦和

・試合終了間際に荒川のゴールでなんとか追いつきはしたものの、試合内容では劣勢。何度も単純な縦パスでDFライン裏に岩渕に抜け出されてしまいました。

・前半は中盤の守備が効いて日テレに自由なパス回しこそ許さなかったものの、それでも縦パス一本でやられかかった場面も。後半は中盤のプレスが甘くなり、さらに左SBや両SH、さらに柳田あたりが疲労困憊、ヨレヨレになってしまってパスの出所を抑えられなくなり、53分、67分と同じような形で立て続けに失点。和田が簡単にボールを失った2失点目はともかく、それ以外でも阪口に好きなようにやらせすぎ。最終ラインと山郷の奮闘でなんとか2失点で済みましたが・・・

・攻撃は序盤から日テレのSBの裏を突くサイド攻撃がそれなりに機能。右サイドからのスローインから吉良が難しいゴールを決めて先制し、その後も後半の立ち上がりにかけて良い形は作りかけていたのですが、こここでも中盤の疲労が影響したのか、やたら縦に急いではチャンスを潰す場面が目立ちだして攻撃もフェードアウト。そんなに足が速くない荒川をDFライン裏へ走らせるような場面が何回がありましたが、あれに何の意味が・・・

・というか、なでしこレベルではぶっちぎりのキープ力を持ち、しかも空中戦にも強い荒川の能力を依然として攻撃に活かせないままリーグ戦が半分終わりそうなのが残念。同点に追いついた場面では後藤が右に流れて土橋のクロスに繋げていましたが、荒川に可能性のあるクロスが上がったのは後半もう一本あったくらいかなぁ?

・前日INACが岡山に引き分けたので、日テレに勝って勝ち点差を詰めたい浦和でしたが、今日は負けなくて良かったと満足せざるを得ないでしょう。

・日テレは得意のパス回しに拘らず、徹底して浦和の弱点を突いた格好。パス回しが自己目的化してカウンターを喰らう日テレの負けパターンから抜け出していましたが、「らしさ」が失われつつある点では残念。

---荒川--吉良---
加藤--------柴田
---柳田--庭田---
和田-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

【得点】

22分 吉良
90分 荒川

【交代】

70分:柳田→猶本
80分:吉良→後藤
87分:加藤→堂園

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2012.05.27

【観戦記】12年第13節:FC東京 1-1 浦和

・90分間全くダレることのない、中身が詰まった好ゲーム。金を取って見せるに値する、ホンマもんのプロの試合でした。

・ロスタイム突入直前のマルシオのゴールで浦和勝利を確信したものの、その直後に森重ゴールで追いつかれ、勝ち点3を逃したのは返す返すも残念でしたが、試合内容からすればドローやむなし。FC東京(以下「瓦斯」)はACL出場&グループリーグ突破を果たしているだけあって非常に手強い相手でした。

・試合の流れは前半浦和がやや優勢、後半は瓦斯がやや優勢。ただお互いその持ち味を消しあっているために決定機の数は共に余りありませんでした。半ば贔屓目で強いて言えば浦和のほうが決定機は多かったかなという程度。

・瓦斯は高い位置に守備ブロックを作って、前から激しくプレッシングをかけてきました。浦和は清水戦と違って、フォアチェックを掻い潜ること自体に難はありませんでした(啓太が瓦斯の選手に囲まれかかりながら、繋ぎの役目をしっかり果たしていたと思います)が、縦パスを入れるのに苦労。

・ポポ、マルシオ、柏木の前3人に縦パスを入れてくるところを瓦斯はがっちりマークし、そこからカウンターという狙いがありあり。

・従って序盤の浦和は両WBに直接ロングボールを入れて瓦斯DFライン裏に走らせる単純な攻撃しかできなかったと思います。

・ポポに執拗にDFライン裏を突かせてDFラインを下げようとしたり、単にマルシオや柏木が下がってボールを受けるなどして、時間の経過と共にようやく浦和の攻撃も形になり始め、30分過ぎに浦和左サイドから槙野→ポポ→梅崎のビッグチャンスを掴んだものの、シュートは権田がセーブ。前半終了間際にはカウンターからポポ→マルシオの絶好機がありましたが、これも権田が神がかり級のセーブ。

・前半の瓦斯の攻撃はカウンター主体。細かいパス回しが上手いので浦和はボールを失うと即座に奪い返すのは困難。そして渡邉なり両SHなりにボールが収まると瓦斯は一気にスピードアップ。多くの人数を割いて一気に攻めかかってくるので対応はかなり面倒でしたが、それでも前半危なかったのは石川のシュートがポストを叩いた場面だけ。他に序盤ルーカスからのクロス→渡邉で嫌な形を2度作られたくらいでしょうか。

・後半は浦和の運動量が激減して攻撃がままならなくなり、梅崎のシュートがバーを叩いたくらい。ミシャはポポを早い時間帯に原口に代えて局面打開を図ったものの、残念ながら結果は芳しくありませんでした。原口はボールがない時の動きに乏しく、守備もさぼりがちという悪癖がゾロゾロ。極端な話、浦和は一人少ない状態に陥ったようなもので、後半自陣に押し込められる一因になってしまいました。

・瓦斯は前半とは打って変わって浦和陣内でボールを支配し、細かくパスを繋いでそれなりにチャンスを作るようにはなりましたが、浦和の最終ラインを崩すには至らず。シュートを撃つ寸前で浦和CB陣に防がれることもしばしば。

・面白い試合ながらスコアレスドローやむなしという雰囲気が漂いだした終盤になって突如試合が動き出しました。足が攣った平川に代わって右WBに投入された宇賀神のスローインから、柏木→原口と繋がり、原口のヒールパスを受けたマルシオがついに権田をぶち抜いて浦和先制!!!

・これで試合が終われば何も言うことはなかったのですが、直後のCKで森重にやられてしまいました。槙野は完全に競り負け。それまで何度もCKを与えながらも、瓦斯にチャンスらしいチャンスはなかったので個人的にはタカをくくっていたのですが、セットプレーに強い今野がいなくなっても森重がいたのを失念・・・・

・試合終了間際に浦和は死力を振り絞って宇賀神→原口のビッグチャンスを掴みましたが、原口のヘッドはポストを叩いてゴールならず。原口はこれが決まっていれば、それまでの不出来なんぞどうでもよくなって神に祭り上げられていたのでしょうが、世の中そうそう上手くは行きません。

・勝ち点3がスルリとこぼれ落ちたにも関わらず、試合後の満足度が高かった不思議な試合。昨年末に熊谷で瓦斯に手も足も出ず惨敗してからわずか半年、まだまだ発展途上の浦和がここまでできるようになった。リーグ戦はまだ半分以上残っていて浦和はまだまだ伸びしろがあると思うからこその満足感なんでしょう、きっと。

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】

88分 マルシオ リシャルデス

【交代】

62分 ポポ→原口
69分 平川→宇賀神
90分 マルシオ→小島

・宇賀神は得意の左ではなく右に投入されたにも関わらず、何の問題もなし。消耗が激しい浦和のWBで両サイドをこなせる人材が出てきたのは嬉しい限り。先々ベテラン平川に取って代わるようになるのかも。

・マルシオが傷んだ場面。CKを凌いだら終わりという局面ならスピラ投入だったのでしょうが、残念ながら5分と長いロスタイム。スピラを入れるとその後の中盤の構成がぐちゃぐちゃになるでしょうから難しいのかも。一応ボランチも出来て格好の逃げ切り要員だった濱田不在がこんなところで響く結果に。

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-----渡邉-----
ルーカス---梶山---石川
---長谷川-高橋---
椋原-森重--徳永-チャン
-----権田-----

【得点】

90+1分 森重

【交代】

85分 渡邉→谷澤
90分 チャン ヒョンス→林
90+4分 梶山→加賀

・何のプレッシャーもないのにエリア内でハンドを犯したり、相手に手を掛けたりしてPKを献上しまくったお笑い系CBの森重はすっかり成長(´・ω・`)

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2012.05.26

【閉店】啜処 灰汁美 劇場通り店@池袋

 池袋駅西口、劇場通りを北へ。池袋2丁目交差点を渡り、「つけ麺 岡崎」を越えてさらに北へ。通りの向かいにファミマあり。店に着いたところ、なぜか巨漢のオヤジが店先に座って睨みを利かせていたので入りにくいのなんの。先客、後客ともゼロ。あっという間につぶれてしまった「大善」の跡地。

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 券売機最上部の「しょうゆらーめん(680円)」を注文。他に塩・味噌・担々麺などがあり、それぞれにつけめんも用意。夜はおつまみ類にも力を入れている模様。

 店内はL字型カウンター11席とカップル専用との表示がある2人掛けテーブルが1卓。

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 スープは”鶏白湯スープに「鮭とば」をあわせた”との情報もありますが、どちらも判然とせず。よくある動物魚介とは違って魚粉頼み、節系頼みという感じは全くしませんが、際立った特色も感じられず。食べ進むに従ってかえしのきつさが気になってきました。脂っぽくはないのが救いですが。

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 麺は並太の緩い縮れ麺。若干柔らかめで、スープとの相性はまずまず。

 具に薄くてパサパサした感じのチャーシューが2枚とメンマ、刻みネギ、海苔、ナルト、半熟玉子半個。いずれも値段相応の出来。

 値段を考えれば可もなく不可もなしといったところですが、駅から遠いのがネック。

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【TV短感】12年第13節:G大阪 2-3 鳥栖

・守備は堅いが得点力に難がある鳥栖が開始早々に失点。その後鳥栖は決定機どころかシュートすら撃てない一方、G大阪に何度も決定機を作られ、67分にとうとう2点目を取られた時点でどう転んでも鳥栖に勝ち目はないと思ったのですが、なんとなんとそこから3点を奪って大逆転勝ち。鳥栖はアウェー初勝利。

・鳥栖は終盤になっても運動量が全く落ちないのに対し、G大阪は鳥栖に1点取られたあたりから急激に失速。これが大逆転劇の主因なことは間違いないのでしょう。「G大阪はシーズン開始前の走り込みが足りない」という話を聞いてはいましたが、どうやらそれは本当の様子。

・攻守の切り替えのスピードも時間の経過と共に大きな差が。ロスタイムG大阪のFKのチャンスに鳥栖は11人で守っていたのに、そこからのカウンターであっという間に鳥栖が3vs2で数的優位になってるって、G大阪は何人さぼってんねん・・・

・鳥栖の攻撃は豊田へのロングボールを多用した、シンプルかつパワーを全面に押し出したスタイル。おまけにガツガツ当たってくるため、往年の韓国サッカーっぽい感じがしました。トゥーロンに拉致されて不在の水沼がいると多少違うのかもしれませんが。

・藤田のロングスロー&豊田ヘッドはいかにも浦和が喰らいそうなパターン。

・一方、鳥栖の守備はそれほど堅いようには見えず。キムクナンを筆頭にDF陣の足元が拙いのでフォアチェックに慌てがち(開始早々の失点はそのパターン)だし、サイドからのクロスやCKで何度か決定機を与えていました。

・G大阪は次の浦和戦まで3週間も試合がないのが幸い。ミニキャンプで走りこみばかりやって、最悪のコンディションでリーグ戦に突入してもらえるとありがたいのですが。

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2012.05.25

【展望】12年第13節FC東京戦

・難敵清水を敵将ゴトビが涙目になるくらいの試合内容でぶっ倒し、続いて迎えるのはこれまた面倒なFC東京(以下「瓦斯」)。

・瓦斯といえばここ数年浦和の得意中の得意先。城福が毎度毎度負け惜しみをこぼしてみたり、社長がとんちんかんな言いがかりをつけてきたりと、試合に勝つだけではなく、試合終了後までたっぷり笑わせてくれる楽しいお相手でした。

・しかし、昨年末の天皇杯でついに敗戦。内容は惨敗としか言いようがなく、序盤大苦戦しながらもJ2首位で再昇格を果たした瓦斯と、ヨレヨレボロボロでかろうじてJ1残留を掴み取った浦和の差が如実に表れた試合でした。対瓦斯戦の相性の良さなんて全く関係なし。瓦斯はその勢いでそのまま天皇杯制覇。

・で、共に監督を代えて初めての一戦。瓦斯はリーグ戦7勝4敗。消化試合が一つ少ないながら勝ち点21で浦和と並んでいます。しかもACL初挑戦にも関わらず、こちらも2位ながらも堂々グループリーグ突破。監督が代わったばかりとは思えないほど、序盤は順調な成績を残しています。4月にリーグ戦3連敗を喫したものの、5月に入って3連勝。前節は守備の堅い鳥栖相手に2点ビハインドをひっくり返しての逆転勝ち。

・ACL初挑戦ということもあってオフは大量補強を敢行。横浜Mから長谷川・渡邉、清水から太田を獲得し、しかもいずれも大当たり。今野がG大阪へ流出したのが最大の懸念事項でしたが、加賀(元磐田)やチャンヒョンス(延世大)が一応その穴を埋めています。もっとも最近は徳永がCBに入ることが多いようですが。

・怪我人が多発していることもあって、ACLとリーグ戦では適宜ターンオーバーを敷いている模様。

・瓦斯の試合をテレビで見た限りは調子に乗せると極めて面倒という印象が強く残る反面、大宮戦や札幌戦のように決定機を何度も与えながら権田の大活躍でかろうじて勝ったに過ぎない試合もあって、あまり安定感がありません。

・また時々「パスサッカー」と評されることがある瓦斯ですが、個人的には攻守の切り替えが非常に早くて、しかも人数をかけて一気に攻めてくるイメージが強くて、あんまりちまちまビルドアップしては来ないような・・・当然ながら運動量豊富な選手がないと務まらず、その辺りがポポビッチが「体育会サッカー」と言われた大熊流を上手く引き継げた一因かも。少なくとも動かないゼリコ流を引き継いだミシャよりはかなり恵まれています。

・浦和のスタメンはいつも通りでしょう。強いて言えば小破以来今一つの梅崎が宇賀神にとって代わられる可能性があるくらい。ただ対面が瓦斯のストロングポイントである石川だと、守備に難がある宇賀神は起用しにくいかと。

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<前節:瓦斯 3-2 鳥栖>

-----ルーカス-----
谷澤---梶山--長谷川
---米本--高橋---
椋原-森重--徳永-チャン
-----権田-----

54分:チャン→石川
54分:谷澤→渡邉
68分:米本→河野

・田辺、加賀、平山、大竹が故障離脱中。太田もコンディション不良でベンチ外。羽生が2試合連続してベンチ外の理由は不明。

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2012.05.24

麺屋 力@東十条

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 東十条駅南口から西側へ出て、最初の交差点を南へ。店は通りからやや引込んだところに建っていますが、電柱に案内板が出ています。平日夜に往訪。先客5、後客1。

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 表にある看板はつけめんが上ですが、「鶏そば(680円)」を注文。濃厚orあっさりが選べるとのことで「濃厚」で。

 店内はテーブル席主体。厨房に向かってI字型カウンター6席と4人掛けテーブルが4卓。

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 ビールで一杯モードの先客の注文をこなした後のためか、客入りの割には随分待たされました。厨房には老夫婦(?)がいらっしゃるだけなので、注文が増えるとしんどそう。段々腹の丼で登場。

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 とろみがついたスープは「濃厚」の名に恥じないこってりした鶏白湯。鶏の旨み満点の反面、少々鶏臭さが残っているため万人受けしないかもしれませんし、終盤飽きが来てしまうのも否めませんが、個人的にはかなりツボに嵌りました。最後は卓上の柚子胡椒を入れてみましたが、わずかにピリ辛になる程度で劇的な変化は見られず。またスープ中に柚子皮が入っていますが、合っているとは言いがたいような。

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 麺はやや太目の縮れ麺。つるつるとした口当たり、そして強めのコシ。これまた好みのど真ん中。

 スープと麺の出来栄えに比べると具が残念。穂先メンマはなぜか妙な酸味があってダメダメ。その酸味がばら肉チャーシューにも少し移っていました。他に玉ねぎ、白髪ネギ、刻みネギ、海苔、半熟玉子半個。

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【TV短感】日本 2-0 アゼルバイジャン

・W杯最終予選を来週末6/3に控えてのテストマッチ。久々に集まった海外組のコンディションチェックと新顔のお試しが主目的で、結果なんてどうでもいい(さすがに負けはまずいでしょうが・・・・)試合で、なんか準備体操というか、ラジオ体操というか、そんなまったり感が終始漂っていましたが、目的は十二分は果たせた試合だったと思います。

・怪我で長く代表を離れていいた本田の調子が最も気になりましたが、何の問題もなし。FKが久しぶりに枠に飛んだのには驚きましたが(苦笑)。

・本田と併用すると往々にして良さが消えていた香川もさほど問題なし。ミエミエの切り返しにひっかかって無謀なスライディングを敢行した相手DFをあざわらうかのような冷静なシュートで先制。2点目も左サイド奥深くに侵入した香川のクロスから。

・香川のクロス→本田ヘッドを当たり損ねながらも枠に飛ばして点を取ってしまう、相変わらずの岡崎。

・一方、森本は1トップに抜擢されたものの、大した仕事ができないまま負傷退場。代わって前田が投入されてから日本の攻撃が目に見えて良くなっただけに、最終予選での出番は限られるでしょうなぁ。そもそも海外組だろうがなんだろうが、試合で出番の少ない選手を代表に呼ぶのはどうなんだろうと。

・また前半の日本の攻撃は極度に左に偏っていて、内田はほとんど活躍の場なし。後半から起用された酒井(ゴリ)が本田への超高精度のクロスを送って見せ場をつくっていただけに、ここはポジション争いが面白くなってきたかも。

・同じく後半から出場の高橋。Jリーグでの活躍は不覚にも記憶にありません(浦和との対戦回数が少ないからでしょうなぁ・・・)が、スカスカになった相手陣内を縦横に動き回って面白い選手だなと思いました。もっとも遠藤が戻ってきたら代表でベンチに入るのも難しいでしょうけど。

・3番目に投入されたのは宮市。香川に代わって左SHに入り、スピードがあることは良く判りましたが、この試合ではただそれだけといった印象。まぁさすがにもうちょっと場数を重ねないと。宮市の投入でポジション丸かぶりの原口の出番は消滅。

・最後はなぜか伊野波に代わって槙野を投入。ザック監督のもとでCBに槙野を起用するのは初めて??? テストマッチらしく、「ハンドスプリングスロー」とかで笑いを取りに来るかと思ったのですが、何事もないまま試合終了。

・守備機会が少ないので守備陣は集中を保つのが難しかったかもしれませんが、クロスなりFKなりへの寄せが甘かったり、栗原がスピードでぶっちぎられたりとなんだかなぁと思われる場面もちらほら。

・そういえば、お気楽試合だったにも関わらず、フォーメーションはずっと4-2-3-1のまま。最終予選を前に、これまで一度として機能した試しがなかった3-4-3をザックはとうとう放棄したのでしょうか?

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2012.05.23

つけめん 小半@蕨

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 蕨駅西口から徒歩5分ほど(実際は自宅から自転車で)。「和彩」の跡に出店。日曜昼に往訪。先客5、後客7。屋号は「こなから」と読みます。そういえばNHKお天気お姉さんだった半井小絵さんは何をやってるんだろう?

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 つけめんがメインの店のようですが「中華そば(680円)」を注文。並盛(140g)、中盛(210g)同値段とのことですが、並盛で。

 店内は10席ほど横長カウンターのみ。郊外店らしく座席の間隔はゆったり目ですが、椅子がやや高いのは難。この辺は「和彩」の頃から全く変わっていないのかな?厨房内にはスタッフが2名。

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 スープは魚介系の出汁が強めに出ながらも、鶏がら出汁とのバランスも良いあっさり醤油味。

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 三河屋製麺製の麺は並太めのストレート麺。やや柔らか目の出来でスープはさっと絡む程度ですがスープとの相性は良く、つるつるとした食感もまずまず。

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 終盤揚げネギ油を入れてみたところ味わい一変。コクが深まってなかなか面白いかと。最初から入れてしまうと揚げネギの香りが強すぎて魚介風味がパーになってしまいますが。

 チャーシューは柔らかく煮込んだのと、肉質をしっかり残したのとが1枚ずつ。他に海苔、刻みネギ、玉ねぎ、青菜。

 特段変わったところはありませんが、食べ手を選ばない、いつでも安心して食べられる逸品で非常に気に入りました。

 つけめんで再訪してみます。

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ごらんアウェー:磐田2012(上)~浜のかきあげや

毎年2回行く羽目になったエコパ。エコパ周辺は全く何もなく、しかも道中の東海道も然るべき観光スポットはあらかた行き尽くしてしまった感もあって、ただでさえ億劫なエコパ遠征がますます億劫になってきましたが、なんだかんだと言いながら結局出かけるのが悲しい赤者の性。

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キックオフまでたっぷり時間があるので、今回は東海道線鈍行を乗り継いでの西下。

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ちょうど桜えびのシーズンであることを思い出して由比駅で下車。

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東海道五十三次の由比宿は駅から東に外れたところにあり、由比駅周辺は桜えびやしらすの直売店がぽつぽつとあるだけで、GWでも静まりかえっています。

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今回のお目当ては由比漁港直営の「浜のかきあげや」。

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GWも最終日となりましたが、それでも人出は多かろうと睨んで10時の開店20分前にやってきたところ既に30人くらいの行列。その後開店までさらに30人くらい来たでしょうか。行列が随分と長くなったせいか、10時5分前くらいに開店。

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しらすと桜えびがのった「由比どんぶり」にも心惹かれましたが、屋号に敬意を表して「かきあげ丼(700円)」を注文。さらに桜えびの味噌汁(100円)をつけてもらいました。なお客のほとんどが「かきあげ」を持ち帰り用に注文していました。かきあげは300円で一人5枚まで。

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ある程度数をこなさないといけないのでさすがにかき揚げは揚げたてというわけにはいかず少々べったりしていましたが、それでもサクサク、ふわっとした食感はなんとか保っていて、屋台に毛が生えたような簡易売店で出てくるかき揚げ丼としては出色。みそ汁のほうは一応桜えびが入っているというだけでさほど面白みはなし。

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2012.05.22

【閉店】麺厨房 ちーらん@要町

 有楽町線要町駅5番出口から山手通りを北上。平日夜に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 担々麺が売り物の店で券売機のボタン最上段の「タンタンメン(750円)」を注文。麺は極細麺と中太麺とが選べるとのことなので中太麺で。

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 店内はくの字型カウンター11席。厨房内には店主が一人だけ。

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 スープがたっぷり入った大き目の丼で登場。でも肝心のスープがイマイチ。全然辛くないのはまだしも、なんか旨みが出ていなくてあっさりというよりは単に薄いだけのような・・・ ラー油といい、ごまだれといい、香辛料といい、これといった特色がなく、全てにおいて物足りなく感じました。

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 麺は細めの緩い縮れ麺で、これを中太麺と称するのに違和感がありました。もっとも薄いスープに中太麺を使うのは自殺行為で、これはこれで良かったのかも。まし

 なお中盛無料との案内があることに食後に気づきましたが、中盛にしなかったのは結果的に大正解。ご飯にも合いそうにありませんし・・・

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 底に沈んだひき肉をサルベージしているうちにスープを半分くらい飲んでしまいました。

 汁なしならまだマシなのかも。

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ごらんアウェー:名古屋2012(4・完)~産業技術記念館

名古屋2012(3)から続く)

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谷汲山から名古屋市中心部まで一気に戻って、栄生駅前の「産業技術記念館」を往訪。トヨタグループが作った企業博物館で、旧豊田織機本社工場(=グループ発祥の地)の跡地に建てられたものです。

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最初に案内されたのは紡績機械。

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糸の紡ぎ方、及び織物の織り方の原理は太古の昔も現在も全くといっていいほど変わっておらず、紡績機及び織機の歴史は省力化の歴史といって良いくらい。

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よって、解説を見ていて面白いのは産業革命までで、その後はマニアックすぎてあまり興味を持てませんでした。豊田佐吉には申し訳ありませんが。

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続いて自動車館。この博物館を見に来たのはこれが主眼でしたが、こちらも車そのものの展示ではなく、車の部品だとか、車を作る工程の説明が主。

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エンジニア志向の人には非常に面白い博物館でしょうが、一般受けはしないでしょうし、子供にはきついかと。

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衝突実験用のダミー人形で一コーナーを設けるなんて、どんだけマニアックなんだよ(笑)

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手作り感満点の戦前の製造工程。工作機械の精度の低さに泣かされ、手作業で補正しまくっているのは車も航空機も同じ。

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ところが今やロボットだらけ・・・

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産業技術記念館の近くにある「ノリタケの森」へ足を延ばしてみました。名古屋駅のすぐ近くに広大な緑地、しかも私企業が有している緑地があることにびっくり。

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六本煙突。かつて45mもの高さを誇っていた工場の大煙突をこんな形で残しています。

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工芸品ともいえる食器類は残念ながら撮影禁止でした。そういえばうちにも引き出物でもらったノリタケの食器があったなぁ・・・・

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2012.05.21

【閉店】山岸一雄製麺所@川口

 アリオ川口1Fのフードコート内。今年2月24日に「味千」と入れ替わりに出店。平日夜に往訪。

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 つけ麺がメインっぽいメニュー構成ですが、「らーめん(680円)」を注文。茹で時間のかかる二郎パクリ系「角ふじ麺」はフードコートの性格上出しづらいようで、平日限定メニューになっています。

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 電子ブザーを手渡されて待つことしばし。フードコートでの食事なんて滅多にない機会で、こういうツールが目新しくもあり。

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 スープはかなり動物系が強めに出た魚介交じりといった風。濃厚というよりは単にかえしがきついだけのような・・・

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 麺は黄色が強めの並太で緩い縮れ入り。固めの茹で加減は結構ですが、スープの絡みは良好とは言い難し。

 具にやや固めのばら肉チャーシュー、安っぽいメンマ、刻みネギ、ナルト。

 フードコート内のラーメン店なので期待値を相当下げていったつもりでしたが、それすらクリアできず・・・ 隣の王将で餃子を食ったほうがだいぶマシかと。

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ごらんアウェー:名古屋2012(3)~谷汲山

名古屋2012(2)から続く)

翌日は西国三十三箇所巡りの満願霊場「谷汲山華厳寺」へ。

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大垣から養老鉄道揖斐線に乗車。近鉄から養老鉄道へ転換した際に乗りに来ましたが、また来ることになろうとは。前回来たときは近鉄色のままでいたが、いつの間にかオレンジ色に塗り変えていました。

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揖斐駅から谷汲山へはバスで30分弱。バス停から仁王門まではさらに緩やかな坂を登って10分くらい。

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仁王門までの門前町の軒先には鯉幟を飾った店が目立ちます。

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ふくろう型の飾りも。

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仁王門。

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仁王門には巨大なわらじがぶら下がっています。

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本堂

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びんづるさん

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精進落としの鯉

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おいづる堂

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満願堂

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狸が満願帳を手に。

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2012.05.20

【短感】水戸0-2 愛媛

【短感】水戸0-2<br />
 愛媛
(前半)
選手の動きは水戸のほうが遥かに良いが、愛媛が39分に波状攻撃を仕掛け、こぼれ玉を拾った前野のシュートがオウンゴールを誘発。

水戸は2トップにボールが収まった後の後方からのフォローはまずまずだが、愛媛の守備ブロックを崩すには勢いだけでは無理だろう。

ビルドアップは下手で愛媛のカウンターの餌食になりがち。

愛媛は先制したが動きが緩慢で見所少なし。

(後半)
水戸の特攻・玉砕型サッカーは早々と息切れ。運動量で愛媛と互角になると、組織性に勝る愛媛の優位が明確に。

水戸は無理な縦パスを愛媛にカットされてカウンターを食らう場面が目立ち、本間が一対一を防ぐ一幕も。
最終ラインからボランチへの繋ぎのパスは愛媛に狙われまくり。

なんとか愛媛の攻撃を凌いでいたが、愛媛がCKから追加点で万事休す。

水戸はロスタイムに右からクロスをどフリーでヘッドという決定機があったが、ポストを叩いて得点ならず。

鈴木師匠のファウルゲッターぶりは健在。ファウルをもらいながら相手が傷んでいる場面が何度かあって苦笑。

大山は残り5分でようやく登場。

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【観戦記】12年第12節:浦和 1-0 清水

 浦和は序盤から何度もチャンスを作った一方、清水には文字通り何もさせず。前半終了間際にようやく先制点を得て、しかも後半早い時間帯に相手に退場者が出た後は浦和が一方的に攻める試合になりましたが、追加点が取れず。そのため消化不良感がなくはなく、パーフェクトな試合ではないかとは思いますが、清水のシュートはわずか5本。決定機は皆無で、浦和が負ける気配は微塵もありませんでしたから個人的には試合内容に大満足でした。

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 清水は予想通り前から強烈なプレッシングを仕掛けてきました。そのため浦和はビルドアップに四苦八苦し、永田や阿部が相手にプレゼントパスをしてしまう場面も。ただ致命的な浦和のミスに乗じることができなかったのが清水の敗因。

 浦和は前半30分あたりまで清水にボールを持たせるような格好で自陣に引いて清水の攻勢を耐え忍び、全く打開策を見出せない相手にカウンターを繰り出して対抗。清水のフォアチェックさえ交わしてしまえば、清水の中盤は構造的にスカスカなので浦和は清水DFラインの裏や両サイドを簡単に攻略できました。

 マルシオ→ポポ(DFライン裏に抜け出す)、柏木→阿部(DFライン裏に抜け出す)、マルシオ→柏木(左サイドからのクロスをヘッド)、平川→マルシオ(右サイドからのクロスでDFライン裏に抜け出す)とチャンス続々。この日はマルシオのシュートが最後まで決まらず、チャンスの数の割には点が入らずに嫌な流れになりかかりましたが、CKのチャンスを阿部が決めてようやく浦和先制。

 清水は果敢なフォアチェックが大した意味をなさず、FW陣は次第に疲弊して中盤に負担かかりまくり。20分に遅延行為でイエローをもらっていたアレックスは、思わしくない戦況に苛立ってか前半からラフプレーを繰り返し、いつ退場を命ぜられてもいい塩梅でしたが、案の定54分に2枚目のイエローをもらって退場。

 前半から守備が後手に回りがちだった清水はアレックス退場で完全崩壊。一応4-4-1の布陣を敷いてはいましたが、ほとんど守備の体をなさず。浦和はフォアチェックで奔走しまくったポポに代えて原口を投入して追加点を狙いに行き、原口→柏木(右サイドからのクロスをシュート)などのビッグチャンスを作りましたが、GK林の好守に阻まれて追加点ならず。

 そのうち何を焦っているのか、オフサイドの山を築きまくり。終盤は危険な位置で何度もファウルを犯してしまい、これで同点に追いつかれでもしようなら悔やんでも悔やみきれない試合になったでしょうが、清水はまともなプレースキッカーがいないのか、セットプレーには何の迫力もなし。やや不恰好ながらも浦和が楽々逃げ切り。

 試合終了後、ゴトビ監督がなにやら盛んに負け惜しみを連発。シュート5本、決定機ゼロに押さえ込まれながら、ここまで長々と話せるあたりはさすが名将(笑)。まぁ敗戦の責任を選手になすりつける監督よりはナンボかマシですが。

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】

42分 阿部

【交代】

60分 ポポ→原口
75分 梅崎→宇賀神
79分 マルシオ→デスポトビッチ

 この試合で唯一残念だったのは後半投入された原口の出来。数的有利を得て一方的な展開になっているとはいえ、何かの拍子に失点して同点に追いつかれてしまう可能性もなくはない微妙な情勢なのに、守備をやらなさすぎ。ポポの後に入っただけに原口の粗が目立ちました。

 ミシャも原口の出来には閉口したのか、たまらずデスポトビッチを投入。デスポトビッチは点が欲しい時にはがっかりさせられることしばしですが、守らせるとなると実に良い仕事をやってくれます。

 梅崎は何度も良い形でボールを貰いながら決定的なチャンスにはそれほど絡めず(梅崎→平川ゴールがオフサイドで取り消された場面くらい?)。ボールを受ける機会は少なく、かつCBの後方支援を得られない平川のほうがチャンスメークには役立っています。怪我でもないのに15分も残っている時点で宇賀神に代えられてしまいましたが、ナビスコ杯で大爆発した宇賀神がスタメンを掴む日は案外近いのかもしれません。

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高木---高原---大前
--アレ----河井--
-----村松-----
李--ヨンアピン-平岡-吉田
------林-----

【交代】

63分 高原→ジミー フランサ
64分 イ キジェ→小林
86分 吉田→伊藤

 清水は大前・高木の両WGの攻撃力が売り物のはずでしたが、彼らが良い形でボールを持つ場面はほとんどなし。浦和は前半相手にボールを持たせるような格好で、5-4-1のような布陣で自陣に引いて清水にスペースを与えず。

 清水はWGを中へ絞らせて、特に吉田を盛んに攻撃参加させていましたが、浦和もマルシオなどがしっかり付いて文字通り清水の攻撃を封殺。清水の最終ラインには浦和の前3人がしきりにフォアチェックを仕掛けて清水のロングフィードを許さず。

 完璧に機能している浦和の守備には惚れ惚れするほど。っちゅーか、清水の料理法を全チームに知らしめたようなもんでしょうなあ・・・

 高原がスタメン起用されたのは意外でしたが、前から走り回るだけで攻撃面ではいないも同然。清水はサイド攻撃しか取り柄がなく、中央をぶち破られる恐れがないのは守る側にとって楽でしょう。

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2012.05.19

【閉店】手打ちらーめん ふくろたん@湯島

湯島駅から春日通りの坂を上って、湯島天神入口交差点を左折。鳥居をくぐって右手すぐ。湯島天神の境内を突っ切ると多少近道になります。平日昼に往訪。先客、後客ともゼロ。

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あんまり愛想が良くない店主に「手打ち醤油らーめん(800円)」を注文。他に「塩らーめん」「つけそば」「肉味噌まぜそば」など。後払い制。水セルフ。

薄暗い店内には厨房へ向かってカウンター3席と2人掛けテーブルが2卓。

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口径こそ小さめながら、かなり深くて容量がありそうな丼で出てきました。

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スープは鶏がら、魚介、野菜がベースだそうですが、やや酸味が強い程度で出汁、かえし共々なんだかあっさりというよりはぼんやりとした出来。

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麺はいかにも手打ち然とした太さまちまちの縮れ麺ですが、まるで田舎そばみたいにざらざら、ごわごわした食感で、しかもコシが強いのではなく単に堅いだけのような・・ ぼんやりスープとの相性は最悪。つけめんならなんとか食えるかなぁといった感。

800円と結構な値段を取るだけあって具だくさんで、厚みのある鶏チャーシューはまずまず。他に半熟玉子1個。メンマ、岩海苔。

でも具をごてごて入れる以前に、スープと麺を一から作り直すべきでしょう。

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2012.05.18

モモンガ@西武新宿

 西武新宿駅北口を出て北へ。職安通りの山手線ガード下近く。もともと「竈」「わさび」のあったところ。平日夜に往訪。先客3、後客4。入口を大きく開け放ちにしていますが、換気が良くないのでしょうか?

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 入口右の券売機でボタン先頭の「醤油らあめん(680円)」を注文。他に「塩」「海老つけめん」「まぜそば」など。なお大盛無料。味濃い目にもできるとのことでしたが、共に普通で。

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 店内はコの字型カウンター15席。厨房内のスタッフは2名。

 先客が茹で時間のかかるまぜそばを注文していたためか、随分待たされてようやく登場。大盛に合わせているためか、丼のサイズに比べると麺が非常に少ないように見えますが、量的には特に不満なし。

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 スープは鶏がらベースの魚介交じりで表面の脂がやや多め。わずかに魚臭さが漂っているため、好き嫌いが判れるかも。弓削田産吟醸純生醤油を軸としたかえしにも拘っているそうで、確かにそのコクや旨みが際立っている気も。もっともさすがに終盤はかえしの塩気に飽きが来て、完飲はせず。

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 麺は細めのストレート麺。口当たりはつるつるしていますが、パスタにも似た食感でやや堅めの茹で上がり。スープはさっと絡む程度ですが相性は良好。

 チャーシューは柔らかいながらも肉らしい弾力感も残っていてまずまず。そして穂先メンマと白髪ネギ。ただ香りの強い三つ葉とか、糸唐辛子とかはこのスープに対して少々蛇足のような。

 場所的に期待値が高くはなかったのですが、良い意味で期待を裏切られました。

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【展望】12年第12節清水戦

・清水はここまで7勝1分3敗の勝ち点22で2位。3敗はいずれもアウェーで、ホームでの強さが光ります。

・昨年は3、4失点は当たり前という尻の軽さが特徴でしたが、今年になって守備がぐっと改善したようで、ここまでの総失点は10。3失点を喫したのは1試合のみ(G大阪戦)。総得点も15と際立って多いわけではなく、僅差の試合をしっかりものにして勝ち点を積み上げている模様。

・主力選手の大量流出に見舞われた一昨年ほどではありませんが、今年も太田(→FC東京)、ボスナー(→水原)、ユングベリといった主力が流出。太田の代わりに甲府から吉田を補強。ユングベリの代わりは大卒の河井が穴を埋めていますが、CBの層の薄さは否めず。

・2月になってから補強したGK林はそのままレギュラー入り。また韓国でプロ経験のないイ・キジェが左SBに定着しているのが目を惹きます。

・昨年ゴドビ監督によって再生されたかのように見えた高原は後半途中からの投入がほとんど。小野は相変わらずコンディションが良くないのか出たり出なかったりで、ここ2戦はベンチ外。

・両サイドからのワイドな攻撃に特徴があるチームですが、CFが人材難。新加入のジミー・フランサはどうやら外れだったようで未だ無得点で、とうとう前節はスタメンから外されました。代わって入ったCFが伊藤では攻撃の組み立てようがなく、C大阪戦は大苦戦。

・浦和戦は岩下が出場停止。平岡とヨンアピンがCBに入るのでしょうか?

・共に水曜日にナビスコ杯を消化しての中2日。浦和のレギュラー組では阿部がフル出場し、柏木も後半途中まで出場。清水もレギュラー組はあらかた休みで、岩下・ヨンアピン・村松・河井・吉田などが出場していた程度

・前節1トップに入った原口が90分出場した反面、前節欠場のポポがベンチに復帰していましたから、清水戦では原口に代わってポポが1トップに戻るだけで、あとの面子はいつもと同じと予想します。

・前節負傷退場した平川の出場が無理なら、宇賀神が満を持してスタメン入り。対面の高木を抑えられればスタメン定着がぐっと近づきます。

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<前節:清水 1-1 C大阪>

高木---伊藤---大前
--アレ----河井--
-----村松-----
李--平岡--岩下-吉田
-----林------

【得点】90+6分 アレックス

【交代】
55分:高木→高原
63分:大前→小林
78分:吉田→フランサ

・この試合はヨンアピンが出場停止。

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2012.05.17

ゆうひ屋@赤羽(2)

 赤羽駅東口から徒歩2分ほど。平日夜に久しぶりに往訪。先客2、後客ゼロ。

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 前からこんなにメニューたくさんあったっけ? 店内の券売機で一押しらしき「淡麗煮干しラーメン(680円)」を注文。

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 店内はL字型カウンターのみ10席。厨房内にはスタッフが一人だけ。水セルフ。

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 底が深い丼で出てきました。側面が汚れているのが難ですが。

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 スープは煮干しを謳っている割には煮干しの味わいはほとんど感じられず。表面に脂を効かせてコクを加えたくらいで、かえし強めのごく普通の古典的な醤油ラーメンにしか感じませんでした。

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 麺は細麺で緩い縮れ入り。前回往訪時は麺がぐにゃぐにゃでそれ以来足が遠のいてしまいましたが、今回はコシがしっかり。つるつるした食感も楽しく、スープとの相性も問題なし。

 チャーシューは薄くて堅くて冷えていて残念。他にカイワレ大根、メンマ、刻みネギ。

 麺が良くなったかと思えばスープが劣化。近所に「夏海」が出来て先々心配。

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【TV観戦記】12年ナ杯第4戦:川崎 0-3 浦和

 共に1.5軍くらいの陣容での一戦でしたが、川崎が監督を代え、しかも戦術を大転換したばかりなのに対し、浦和は曲がりなりにも2月から仕込んでいますから、戦術浸透度の差は歴然。浦和はレギュラー組と控え組の出来の差が大きいのが悩みの種ですが、川崎はその域にすら至っていないようで、レギュラー組を続々投入した後半ですらほとんど決定機を掴めないまま惨敗。世評の高い風間監督ですが、この試合を見る限り、戦術が定着するまでに相当勝ち点を落とし、かつ相当失点するのではないかと感じました。

 浦和は序盤から優勢。高い位置に張っている両WBに小島や阿部から何度もロングフィードが通って、フィニッシュには至らないながら一応攻撃の形ができているのに対し、川崎は単にボールを細かく繋いでいるだけで全くと言っていいほど攻撃の形が見えず。柏木が出ている浦和と、憲剛がベンチスタートの川崎の差なのかもしれませんが。

 ただ優勢とはいえ、浦和も両WBにボールが入ってからのアイデア不足が顕著(特に峻希)でしたが、宇賀神→ランコ→原口→柏木と綺麗に繋がって先制。

 川崎の守備は笑ってしまうくらいにゆるゆる。戦術を大転換したばかりで、しかもメンバー構成も試行錯誤中のためか、中盤の守備がほとんど体をなしておらず、柏木がしばしばフリーに。対浦和の研究なんて全くやっていないゆえでしょうが、これでは毎試合ボコボこ点を取られているのも当然。

 ビハインドに陥った川崎は後半頭から憲剛、矢島を投入。これにより自陣に浦和を押し込む時間が長くなり、ボールを繋ぎに繋ぎまくるものの、ラストパスやシュートは悉く浦和最終ラインに引っかかって決定機を作れず。後半になってシュートは随分撃っていましたがほとんど枠外。田坂のループシュートがポストを叩いたのが唯一のチャンスらしいチャンスで、それ以外加藤がひやっとした場面は一度もなかったかと。

 浦和はカウンターで反撃。宇賀神が左サイド高い位置から得意のカットイン&シュートで追加点。さらに野田投入後に右サイドに回った宇賀神が原口のサイドチェンジを受けて、宇賀神には珍しいループ気味のシュート(クロスのミスらしいのですが・・・)で3点目。

 暢久が疲弊すると共に小島の守備の弱さが顕になって、浦和最終ラインに負担がかかりまくり、濱田が足を攣って(?)退場してしまう一幕があったのは残念でしたが、それでもなんとか川崎の攻撃をシャットアウト。ここ数試合情けない形で失点を重ねていただけに、控え組主体ながらも完封勝ちできたのは大きな収穫。

-----蘭子-----
--原口----柏木--
宇賀神-小島-暢久-峻希
-濱田--阿部--摩周-
-----加藤-----

【得点】

32分 柏木
57分 宇賀神
82分 宇賀神

【交代】

67分 柏木→矢島
77分 峻希→野田
80分 濱田→槙野

<控え組の評価>

・宇賀神は与えられたチャンスをしっかり生かしました。怪我明けの梅崎の状態次第ではリーグ戦でもチャンスあり。

・小島は暢久の電池切れまではまずまずで、大きな展開に魅力。ただどう見ても途中から入って持ち味が出る選手ではないだけに使いどころが難しい。

・峻希は何度もいい形でボールを貰いながら、ほとんど何もできず。

・スピラは守っている限りは安定感抜群、但し、イエローは余計。

・濱田は足を攣ってしまって90分持たなかったのはCBとしては印象悪し。

・暢久ももはや90分は無理なようで、今日の川崎程度の相手じゃなかったらしんどいような・・・

・ランコはもうだめだろうなぁ・・・一応先制点に絡み、守備は懸命にやっているけれども、CFとしてはポポにも原口にも及ばず。

---楠神--小林---
田坂-------レナト
---大島--田中裕--
森下-伊藤--實藤-サントス
-----杉山-----

【交代】

HT レネ サントス→中村憲
HT 小林悠→矢島
69分 レナト→登里

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2012.05.16

【展望】12年ナ杯予選第4戦川崎戦

・本日は等々力でナビスコ杯第4戦。例によって「ベストメンバー規定」をどうクリアするかが課題になります。

・平川が新潟戦で小破。梅崎も故障明けなのでこの辺のお休みは間違いないところ。ベテランの阿部・啓太・マルシオ・坪井あたりもお休みと仮定して面子を考えると

-----原口-----
--矢島----セル--
野田-小島-暢久-宇賀神
-濱田--永田--摩周-
-----加藤-----

・原口・野田・濱田・摩周・永田・加藤でベストメンバー規定をクリアできます。もっともこの一戦で勝てないとグループリーグ勝ち抜けはほぼ絶望的になりますから、セルではなく柏木を使う可能性は十分ありますし、スピラ→槙野の公算も大。

・ただ今の浦和は柏木の出来不出来に試合全体が左右されがちなので、極力ナビスコ杯では使わないで欲しいです。

・リーグ戦スタメンが怪我人でも出ない限りほぼ固定されているので、ベストメンバー規定を踏まえてのナビスコのスタメンも段々新鮮味がなくなってきました。先日ユースから新井、中村の2名を2種登録しましたが、新人の野崎ですら出番がない中、使いようなんてないような・・・

・川崎は2人少ない浦和に勝てず、一人少ないFC東京に敗戦という腸の煮えくりかえるような試合が続いたせいか、第5節にして早々と相馬監督を更迭。第8節から風間監督が指揮を執っています。

・風間監督の前評判は高いようですが、何分試合を見たことがありませんし、ナビスコゆえ面子をリーグ戦から大幅に変えてくることも予想されますので、前節柏戦の面子を確認しておくに留めます。

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<前節:川崎 0-2 柏>

楠神---矢島---田坂
--大島---中村---
-----田中裕----
登里-森下--井川-サントス
-----安藤-----

65分:サントス→伊藤
70分:登里→小林
89分:楠神→レナト

・ジェシ、柴崎、小宮山が故障離脱中。稲本も小破した模様。

・相馬監督時には主力だった山瀬やレナト、小松、實藤が外され、楠神、登里、大島、井川が入っているのが目を惹きます。

・シーズン途中での戦術大転換は当然ながら準備時間が十分には取れませんから、相当程度勝ち点を落としながらの茨の道になるのは必定。リーグ戦4試合で2勝2敗と成績はまずまずですが、毎試合2点以上取られているのは気になります。

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2012.05.15

ごらんアウェー:草津2012(下)~グルメ編

ごらんアウェー:草津2012(上)から続く)

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違うカテゴリーのサッカー観戦だと、試合なんて正直どうでも良くて、半ば飲み食いしに行くようなもの。そのために普段よりずっと早くスタジアム入り(苦笑) 試合開始2時間前からスタジアムに来るなんて普段は絶対にありません。

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お目当ては「そば処 大村」の「ソースかつ丼」。メインスタンド前屋台群の一番端、ちょっと離れた位置で売り出していました。

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子供が見たら泣き出しそうなキャラクター(笑)

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福井「ヨーロッパ軒」のようなスパイスの効いた洋食系ソースかつ丼とはかなり趣向が異なり、全体に甘め。いかにも蕎麦屋的な和風のソースかつ丼です。でもソースをさっと潜らせている程度で、味付けがしつこくないのは助かります。量はそれほど多くありません。かつは若干堅め。ただこれでたった650円というのは驚きです。

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この日の観客は4000人ちょっとでしたが、人気商品ゆえか、試合開始1時間前には売り切れて閉店。

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続いて、「ソースかつ丼」と人気を2分すると評される登利平の「とりめし(680円)」を購入。

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いかにも個人商店の手作り感満点の「ソースカツ丼」とは対照的に、こちらは地元の大手仕出し屋が大量に作っている感がありあり。

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でも内容には大満足。薄切りの鶏肉は意外にも薄味でご飯のおかずにはやや物足りなく感じましたが、鶏肉の下にはしょうゆだれをまぶしたご飯がずっしり。これまたやや甘めのしょうゆだれに鶏肉を絡めるとご飯がガンガン進みます。ソースカツ丼からの連食なんで、このご飯の量の多さには参りましたが(苦笑)

群馬で「とりめし」といえば高崎駅「たかべん」のものが有名ですが、登利平の全く味わいの異なる「とりめし」には感心。駅弁でこれを売り出したら1000円近く取るのではないかと思いますが、たった680円とはお値打ち感もたっぷり。

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これ以外にも屋台が多数出ていましたが、地方色満点なのは太田の焼きそばくらいかな?

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屋台で不思議だったのは陽射しが厳しく、暑いくらいの天気だったのにビール売り場にに行列がないこと。ほとんどの人が車で来場するゆえなんでしょう。もっともなぜかビールを飲んでいる怪しげなお父さんもチラホラ。生ビールは500mlで500円と良心的。っちゅーか、埼スタが高すぎるのか・・・

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湯揉み娘は試合当日に受け付けているのか・・・・

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メインスタンド前で湯友くんがプラプラ。

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2012.05.14

ごらんアウェー:草津2012(上)~スタジアム編

ザスパ草津の本拠地「正田醤油スタジアム」は初訪問。隣のサッカー場には行ったことがあるので、全く初めてというわけではありませんが。

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スタジアムへのシャトルバスは前橋駅から頻発していますが、鉄道だと前橋自体が非常に行きにくいので高崎始発のバスを利用するのが便利。但し便が非常に少なく、この日は10:30発と12:00時発のわずか2本だけ。10:30の便は乗客わずか10人程度で高崎駅を出発。バスは予定の40分より早く30分強でスタジアム到着。

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正田醤油スタジアムは山形のNDスタや瑞穂などと良く似た、いかにも国体のために作られたみたいな陸上兼用スタジアムです。

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メインスタンド内には売店を出せるスペースがほとんどないので、売店のほとんどはスタンド外。そのため半券で再入場できるようになっています。

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正田醤油スタジアムの入場ゲートにはなぜか「伊香保」「四万」「みなかみ温泉郷」という名前が付いています。メインスタンドの入口は伊香保。

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関係者入口は「草津」で別格の扱い。

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当日のスタメン・ベンチ入りメンバーがフォーメーション図付きで貼り出されています。他にありそうでないサービス(?)。

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メインスタンドからは赤城山が良く見えます。鴨池の桜島には遠く及びませんが、風光明媚なスタジアムの一つに上げても良いかも。

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でもバックスタンド越しに道路が見えるのは珍しいかも。

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両サイドスタンドは絶賛工事中。

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そのため両サポーターはバックスタンドに陣取って応援。一般の観客はメインスタンドでまったり観戦と、客層がくっきり分かれていました。

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かなり古めかしいパタパタ式(?)の掲示板。「サイドを駆ける翼 永田拓也」。

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草津といえば湯揉み娘。この日は4人発見。うち2人はどう見ても母娘(苦笑)

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ハーフタイムには湯友くんが自転車で周遊。

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2012.05.13

【メモ】草津1-2 栃木

【メモ】草津1-2<br />
 栃木
(スタメン)
永田は左SBで出場。林はベンチ外。両チームともよく知っている選手はおらず。

(前半)

CKのこぼれ玉をパウリーニョに叩き込まれていきなり草津失点。

さらにCKをニアにいたリンコン?がクリアできず、そのままゴール。

草津の攻撃は縦に大きく蹴ってFWを走らせるだけの、ういあーさん大好き仕様。

リンコンに代わって投入された金がCBに競り勝ってゴール。これなら山中氏も大満足だろう(謎)

ただ草津は守備が安定しない。ボランチ松下は退場するかも。

(後半)

後半の草津はサイドでボールが持てるようになり、多少サッカーらしくなったが、サイドから単純にクロスを入れるだけで、栃木の守備ブロックを崩せず。決定機どころか、シュートも満足に撃てず。

栃木も守るのに精一杯で、久木野にカウンターのチャンスが一回あっただけ。

共に終始ドタバタしたまま90分終了。第三者的にはイマイチな試合。

松下と櫻田は同ポジションで共に坊主頭。背格好も似ていて紛らわしすぎる。

永田は可もなく不可もなくで途中交代。でもこのままだと成長しないかなあ。

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【観戦記】12年第11節:浦和 1-1 新潟

・自陣に引き篭もり、サイドを捨てて中央を固めて守る新潟を相手にボールは支配するものの、時間の経過と共に攻め倦みの様相が濃くなり、数少ない決定機は決められず。「おい、そこで回すか???」「撃て、撃て、撃たんか!!!」という場面も多々あり、消化不良あるいは不完全燃焼といった感は否めない試合でした。

・非常に残念だったのは前半の試合運び。新潟は予想通り自陣深くに引き篭もる構えでしたが、非常に不可解なことに柏木やマルシオへのマークがゆるゆる。従って浦和は簡単に両IHへ縦パスを送ることが出来、そこを基点にいとも簡単に人数を掛けたサイド攻撃を仕掛けられました。

・先制点は槙野が新潟右サイドを深く抉ったところから。GKが弾いたところをマルシオが難なくゴール!

・ただ浦和にとって誤算だったのは最初のチャンスに絡んだ平川が相手との交錯で傷んでしまったこと。守備は堅いが攻撃力は極めて貧弱な相手に早々と先制できたためか、ミシャは傷んだ平川を早々に宇賀神に入れ替え。これにより浦和の攻撃はほぼ左サイド一辺倒になり、この試合がドローで終わってしまう一因に。

・先制点奪取に突然の選手交代が重なったためか、浦和はいったん試合を落ち着かせる格好に。遮二無二前からボールを追ってくる新潟FWをしなしながら後方でボールを回す時間がやたら長かったような気がしますが、結果的にはこれが良くありませんでした。新潟の守備が機能していなかった前半に追加点が取れていれば楽勝だったと思います。

・ところが実際は追加点を取るどころか、ロングスローからのこぼれ玉をブルーノロペスに決められて失点。またもや自陣を崩されたわけでもなんでもない、防ぎようのある「安い失点」。新潟の攻撃はサイドからアーリー気味にクロスを放り込むだけの単純極まりないものに終始していましたので、点を取られることはあるまいと高をくくっていたのですが・・・

・同点に追いつかれた後もマルシオ→原口エリア内突入、あるいは宇賀神クロス→マルシオヘッドといったチャンスがあり、槙野FKでGK東口ヒヤリといった場面もありましたが、残念ながらいずれも決まらず。

・後半は新潟が柏木をがっちり掴まえに来たことで、浦和は前半ほどチャンスを作れなくなり、逆に攻めきれずに新潟のカウンターを浴びてピンチを迎える回数のほうが多くなってしまいました。終盤宇賀神がエリア内に突入した場面が後半最大のチャンスでしたが、パスを受けた原口はそれを決められず。他には柏木や原口が際どい(とはいえ枠外)シュートを放ったくらい。

・左サイド深い位置までは簡単に侵入できますが、そこから中央を崩せず。マークが厳しくなった柏木がサイドに流れてパスを受けると、中央を崩すアイデアがある選手がおらず。サイドチェンジで新潟の守備網を揺さぶる工夫もなく、ミドルシュートも撃てず。

・膠着した局面を打開しようにも手駒は寂しい限り。ようやくベンチ入りしたセルが唯一の駒らしい駒で、セルが交代の準備を始めた際にはてっきり原口かマルシオに代えるものだと思いましたが、セルの交代相手はなんと梅崎。低い位置にいるセルって攻撃面では全く意味がありませんし、守備に穴を開けるだけだと思いますが・・・

・新潟は浦和の攻勢を最終ラインで跳ね返して、手数をかけずにカウンター攻撃。浦和が梅崎どころか槙野まで投入して攻撃を仕掛けている浦和左サイドのスペースが狙われまくり。珍しく攻撃参加してきた菊地のシュートはなんとかブロックしたものの、あさっての方向に飛んだ平井のシュートは運が良かったとしか言いようが無いものでした。

・降格圏にいるチーム相手にホームで勝ちきれなかったためか、試合終了後はブーイングもちらほら。まぁお世辞にも褒められた試合内容ではありませんでしたが、気が抜けたような試合ではなく、何をやろうとしているのか判らない試合でもありません。昨年15位に転落したチームが監督を代え、再建途上で壁にぶち当たって呻吟している姿にブーイングで応えるとは、未だに懲りない人が結構いらっしゃるんですねぇ・・・

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-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】11分 マルシオ リシャルデス

【交代】

14分 平川→宇賀神
85分 梅崎→セル
90分 原口→デスポトビッチ

・突然左WBに送り込まれた宇賀神。対面のキム・ジンスにボコボコにやられるかと思いきや、浦和の攻撃が左サイドに偏っていたせいか、終始自重気味で大きな穴にはならず。ミシャ的にはもっと高い位置取りで攻撃に加わって欲しいのでしょうけど。ただそれでも2度チャンスに絡んでいるので及第点の出来だったかと。

・ポポの故障で1トップに起用された原口。ボールを引き出す動きが少なくて、ボールを受けてからやおら動き出す選手なのでポポの代わりになっているとは言いがたい有様でしたが、いったんボールを受けると相手にとって面倒なことは間違いなく、これはこれでありなのかも。

・この日の観客は31,818人。雨男レディアを自宅謹慎処分(?)にしたのが奏功してか、リーグ戦ホームゲームでは初めての晴れ。風が強くて5月にしては寒いのが難でしたが、テレ玉やBSでの放映もなく、ビジターもそこそこ見込める相手とあって、雨の川崎戦や神戸戦よりは約6000人の観客増。昨年平均(33,910)には及びませんが、失われたクラブへの信頼をなんとかしてちょっとずつ取り戻してもらいたいものです。

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---ミシェウ--ロペス--
田中--------藤田
---本間--菊地---
眞秀-石川-鈴木大-内田
-----東口-----

【得点】 29分 ブルーノ ロペス

【交代】

58分 菊地→三門
73分 ミシェウ→平井
82分 藤田→小谷野

・試合終了後の浦和のブーイングも謎でしたが、新潟の歓声はそれ以上に謎。新潟のスタイルだと今の浦和ほど相性が良いチームはなく、実際後半はチャンスを何度か作っています。平井を筆頭にシュートミスで勝ち点3を棒に振ったともいえる試合内容で、これで勝てないならどこで勝つんだろうなぁ・・・

・菊地を下げたのは傍目には全くの謎。

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2012.05.12

屯ちん 新宿店@新宿

 新宿コマ劇場跡地の東外れ。お目当てにしていた店が潰れたのか、あるいは開店時刻が遅くなったのかは判りませんが、開店する気配がなかったので近隣の「屯ちん」へ転進。土曜昼に往訪。先客6、後客4。コマ劇場が更地になってから歌舞伎町に来るのは初めてで、景色がすっかり変わってしまったような気がしました。

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 「屯ちん」はこの界隈で長く続いている店ですが、いつの間にか外観が一新。メニューは多彩ですが、ボタン先頭の「らーめん(650円)」を注文。中盛・大盛無料で中盛にしました。店内を良く見ると麺の固さや味の濃さなども調整可能な模様。

 店内は几型カウンター15席くらい。歌舞伎町でもこの界隈で早い時間帯から開いている店が少ないせいか、店内は結構な賑わい。

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 スープは一応とんこつ醤油の範疇に入るのでしょうが、なんだか「うまかっちゃん」に相通じる感のある薄っぺらい味わい。全般に甘めなのはともかく、食後の渇水感は半ばお約束。背脂たっぶりかと思いきや、それほど目立ちませんでした。

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 麺は平打ちに近い並太縮れ麺。つるつるした口当たりで、スープとは対照的に麺はまずまず。中盛を頼んだつもりですが、量が特段増えたようには思えず。「並」は酔客用の小盛扱いなのかも。

 具は薄いチャーシューとメンマ、海苔、刻みネギ少々。

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2012.05.11

藤一番 那古野店@国際センター

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 名古屋・桜通線「国際センター」2番出口から高速道路沿いに北へ。土曜日夕方に往訪。先客3、後客4。名古屋の有名チェーン店です。

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 メニューはなんでもありといった感ですが、名古屋にしかない「台湾らーめん(740円)」を注文。生ニンニクを3個まで入れられるとのことでしたが、1個だけ(店では「シングル」と呼称)でセーブ。

 店内は厨房沿いに縦長L型カウンター10席と4人掛けボックス席が3セット。暇な時間帯のためか厨房には一人しかおらず。

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 「味仙」の台湾ラーメンは随分小ぶりでしたが、こちらは特にご飯をつける必要はないノーマルサイズ。ニラが異彩を放っています。

 スープは鶏がらや豚骨主体。脂も多く、チェーン店らしい安っぽさは否めませんが、ピリ辛仕上げなのでその安っぽさがあまり気になりません。

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 麺は細めのストレート麺。やや柔らかめでしたが、スープとの相性はまずまず。

 具はニラのほかに細モヤシ、ひき肉、刻みねぎがたっぷり。細モヤシのせいか、京都のラーメンチェーン店でも似たようなメニューがある気がしましたが・・・ 底に沈んだひき肉をスープを飲まずにサルベージできる「穴あきレンゲ」は東京の担々麺専門店にも導入して欲しいもの。

 チェーン店ゆえ期待値低めでしたが、それなりに満足。

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【展望】12年第11節新潟戦

・日程が厳しいGW3連戦は1勝1敗1分。相手の研究が進んで足元の勝ち点積み上げペースはやや停滞気味になってしまいましたが、消耗が激しいミシャのサッカーで3連戦を五分の成績で切り抜けられたのはまずまずと評価して差支えないかと。

・次節ホームに迎えるのは今季大不振に陥っている新潟。2勝6敗2分の勝ち点6で現在16位。毎年のように主力をぶっこ抜かれるためか、序盤はいつも不調というイメージがありますが、今年は開幕3連敗の後2引分で、ようやく初勝利を挙げたのが第6節C大阪戦。

・大不振の原因は明白であまりにも点が取れないこと。ここまでリーグ戦総得点わずかに5で、1試合で2点取った試合は一つもありません。

・一方総失点も10と少ないのが特徴で、数字から察すると堅く守ってワンチャンスに賭けている姿がありありと浮かびます。2勝目を挙げたアウェー広島戦はその新潟の狙いが嵌った恰好。

・ただ超守備的なサッカーをやって、しかも結果が出ないとなると観客はついてこないでしょうなぁ・・・・ GW最終日、ビジター客が多いFC東京戦だったにも関わらず観客は22000弱に留まり、ホーム開幕時(対大宮:26000強)より大幅に観客数を減らしてしまいました。

・昨オフの新潟のぶっこ抜かれはチョ・ヨンチョル、酒井高、千葉あたりが目玉。

・酒井の代わりにキム・ジンス、チョの代わりにアランミネイロ、千葉の代わりに大井(元磐田)を採り、さらに平井(元G大阪)や矢野を補強していますから、机上論的にはそんなに戦力が落ちたようには見えません。しかし、補強組でコンスタントに活躍しているのはキム・ジンスと矢野だけのよう。アランミネイロはここ2節スタメン落ち。

・浦和は前節欠場した梅崎の回復具合が気になるところ。野田は全く同じような形で2失点に絡んでしまいましたから、梅崎がダメな場合は宇賀神が起用される可能性が高いと思います。

・また前半終了間際に負傷退場したポポも様子も気がかりですが、ポポは故障前から目に見えて不調だっただけに、頭から原口を1トップで起用する可能性もあります。それ以外はいつも通りの面子でしょう。

・月曜日のトレーニングマッチにセルが出場して1得点。ランコが点を取りに行きたい時の手駒としてはあまりにも頼りないため、セルがベンチ入りできるとありがたいのですが。

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<前節:新潟 0-2 FC東京>

---ミシェウ--ロペス--
田中--------三門
---本間--菊地---
眞秀-石川-鈴木大-内田
-----東口-----

60分:田中→矢野
60分:内田→村上
75分:ミシェウ→平井

・新外国人アランミネイロはベンチにも入らず、ボランチが本職の三門をSHへ。

・結果はシュートわずか3本に抑えられての惨敗。

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2012.05.10

ごらんアウェー:名古屋2012(2)~山本屋本店&大須観音

名古屋2012(1)から続く)

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地下鉄で栄に出て見ました。

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もう汗ばむくらいの天気になってしまいましたが、「名古屋めし」では一番のお気に入りの「味噌煮込みうどん」は外せません。今回往訪したのは山本屋本店の中日ビル店。

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ここは名古屋駅近くのエスカ店とは違って観光客や出張族はほとんどおらず、いかにも買い物ついでといったオバハンのグループ客がほとんど。開店が10時半と早めですが、それでもぼちぼち客がやってきます。

今回は「名古屋コーチン・ごはん付き」を注文。地元の人はこんな高いもの頼まないでしょうけど。

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お約束の漬物。濃厚すぎる味噌味の口直しに最適な浅漬けが大好きで、この日も鍋が来る前に全部食べてしまい、お代わり。

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瑞穂に来るのは2008年9月以来。

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万博と良く似た旧態依然とした陸上兼用スタジアム。見難くて、トイレは小さくて、食い物も貧相とあまり良い印象がないスタジアムですが、メインスタジアム前の屋台は多少改善した感じも。

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でもベンチシートは相変わらず。今となってはJ2レベルのスタジアムですね、正直。

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暑さを避けるべく、遅めにスタジアム入りしたので、グランパス一家のスタジアム巡回は見られず。このクソ暑い中、選手たちと集合写真に納まる仕事を淡々とこなすグランパス君に敬礼。

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浦和大勝利の報告を兼ねて、大須観音へお参り。

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「名古屋嫁入り物語」にもよく出ていた大須観音ですが、有名な割には境内は驚くほど狭く、しかもその狭い境内で露店がやたら出ていて一層狭小に。

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大須観音から続くアーケード街。

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栄にしても名駅にしても、名古屋は地下街が発達しすぎて地上を歩いている人が少ないので、大須界隈のような下町っぽい商店街が新鮮に映ります。

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2012.05.09

ごらんアウェー:名古屋2012(1)~熱田神宮

瑞穂へ向かう前に熱田神宮で必勝祈願。

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熱田神宮は名鉄神宮前駅が最寄ですが、神社の鳥居は南の「宮の渡し」などの方向を向いていて、神宮前駅からだと熱田神宮へは横っ腹から入る格好になります。

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織田信長が桶狭間の戦いに臨むにあたって熱田神宮で祈願するなどのエピソードも残る歴史ある神社ですが、境内こそ広いもののこれといった見所はなく、拝殿でお参りを済ませてしまうとあまりやることがありません。

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外国人や女性もちらほら混じった武道家が大集結。神社ではありがちな光景。

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熱田は旧東海道の宿場町でもあり、桑名への渡しの拠点として有名。

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宮の渡し公園には常夜燈や時の鐘を復元。

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遠くに東海道新幹線の橋が見えますが、新幹線から常夜燈などを発見するのは困難かも。

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2012.05.08

【閉店】麺処 くるり 御茶ノ水店@御茶ノ水

 御茶ノ水駅から明大前へと坂を下って、駿河台下交差点の手前。平日夜に往訪。

 店内の券売機で「みそらぁめん(700円)」。他に辛味噌やつけそばを用意。大盛無料とのことですが、並で注文。

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 店内はI字型カウンター6席のみとこじんまりしていますが、椅子の間隔は広め。厨房内にはスタッフが1人だけで、麺をゆでる間に炒め物を作ったりと工程が多いため、一人ではしんどそう。客が増えたら待ち時間長そう。

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 高田馬場店で経験済みなので特段驚きはありませんが、相変わらずのドロドロスープ。豚骨出汁に大量の背脂を加え、さらにニンニクをガンガン効かせています。甘い白味噌ベースのためか、ドロドロの割には胃もたれ感がなくて食べやすいのが救い。

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 三河屋製麺製の麺は平ための極太麺。つるつる、もちもちとした食感ながらやや堅めの仕上がりでドロドロスープの中でも存在感あり。スープが麺に執拗に絡み付いてきます。麺だけ食べるとスープがしつこすぎるので、もやしやねぎ、たまねぎ、にらなどの炒め野菜を適宜絡ませながら食べるとそれなりに食べやすくはなります。ラー油交じりの千切りネギも良いアクセントに。他に薄いチャーシューも載っていますが、こちらは全く存在感なし。

 内容の割には安めでいかにも学生向け、いかにも体に悪そうな逸品。たまに食べる分には問題ないのですが。

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2012.05.07

【観戦記】12年第10節:磐田 2-2 浦和 ~ 疲労困憊、ドロー已む無し

中2日の厳しい日程。体力消耗が激しい夏場をも睨んでミシャがここをどう凌ぐかが見所でしたが、ミシャの選択は小破した梅崎に代えて野田を左WBに入れただけで、その他はいつものスタメン。特に前節不調で前半だけで交代を命ぜられた柏木が引き続きスタメン起用されたのには驚きました。

ナビスコの不振に象徴されるように、現時点では控えの層が非常に薄く、お疲れのレギュラーメンバーを代えたくても代えられないのでしょうが、やはり連戦のスタメン固定はかなり無理があって、浦和の良い時間帯は前半40分から後半20分くらいまでの非常に短い時間帯に留まりました。

その良い時間帯に2点取れたため、内容的には不出来な試合ながらアウェーでドローに持ち込んで勝ち点1を奪取できたのですから、結果は悪くありません。

とはいえ、前半の出来はお世辞にも芳しいものではありませんでしたし、終盤は悲惨そのもの。後半一度は逆転に成功しましたが、終盤の浦和は疲労困憊のためか、随所でパスミス続出で全く攻撃の体をなさず。なんとかボールを奪ってカウンターのチャンスになっても周囲の動き出しがあまりにも鈍くてボールの出しどころがなく、簡単にぽーんと蹴って逆襲を食らうの繰り返し。局面打開のために投入された小島すら何を焦っているのか、非常に危険な位置でパスミスを犯してしまう始末。

ロスタイムに平川の低いクロスに野田が詰めるビッグチャンスがありましたが、シュートはわずかに枠外。まぁ一回こっきりしかないチャンスで試合が決まるなんてそうそうある話ではなく、90分間執拗に続けられた磐田のサイド攻撃をなんとか凌いで引き分けに持ち込んだと評していい試合でした。

前半も浦和は磐田に対して概して走り負け。磐田はいつも通り前から浦和の最終ラインに果敢にプレス。普段の浦和なら、この手のチームは自陣にどっしりとブロックを作るチームより組みしやすいはずですが、浦和はお疲れのためかビルドアップに四苦八苦。たまに良い形でIHにボールが入ってもWBの攻撃参加が遅くて、結局磐田DFライン裏を斜めのパスで突くような単純かつ単調な攻めに終始。玉際の競り合いで負けてしまう場面も目立ちました。

磐田は徹底してサイドに人数を裂いてのサイド攻撃。もっともその主力が駒野を擁する磐田の右サイドではなく、左サイドだったのが意外といえば意外でしたが、「浦和右サイドからのクロスからファーにいた選手にやられる」という同じ手で2失点してしまったのは大反省点。鹿島戦や大宮戦でも同じようなパターンで失点しており、何の修正もできていないのはさすがに気になります。この試合に関して言えば、クロスを上げた山田大に対するマークがユルユルだったような気がしてなりませんし、ファーにいる右SHペクへの対応も遅れがちでした。

しかし、前半も40分くらいからようやく浦和がペースを掴み、とてもタイトとは言いがたい磐田守備陣の周りでボールを回しながら隙を窺う普段の浦和の姿に回帰。IHに良い形でボールが入り、両WBが高い位置を取って、時折槙野も攻撃参加。

前半終了間際にポポが痛んで、ハーフタイムを待たずに原口が投入されましたが、ここ数試合に比べればミシャのシステムの中でそこそこ機能。そしてしんどい試合で難しい一発を決めるという、原口ならではの仕事をやってくれたのはこの試合一番の明るい材料でした。

横浜M戦では全くの不発に終わったセットプレーでもこの日は得点。CKのこぼれ玉を槙野がいち早く詰めて、前節に続く2ゴール目。守備が堅固とは言いがたい磐田相手に自分達に良い流れが来ている時間帯にしっかり点が取れたことは高く評価していいと思います。

ただせっかく逆転に成功しながら、全く同じパターンで同点に追いつかれたのは情けない限り。90分を通じての出来を考えればドローが精一杯でしょう。最後の選手交代がマルシオ→濱田だったのもミシャがドロー已む無しと考えたものだと解釈できるかと。

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
野田-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】
52分 槙野
66分 原口

【交代】
45+1分 ポポ→原口
83分 啓太→小島
90+2分 マルシオ→濱田

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---前田--山崎---
山田--------ペク
---ロドリゴ--小林---
宮崎-藤田--チョ--駒野
-----八田-----

【得点】
25分 ペク
71分 ペク

【交代】
72分 山崎→阿部
90+4分 ペク→菅沼実

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2012.05.06

【移転】麺座でん あねっくす 草加店@草加

 草加駅東口から駅前通りを東へ直進。草加駅入口交差点を渡ってさらに進む。日曜昼に往訪。先客2、後客1。

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 店の張り紙や券売機のボタン位置からすれば「つけめん」が主力のようですが、「らーめん(650円)」を注文。大盛(270g)無料とのことですが、なんとなくスープとのバランスを逸しそうな気がしたので大盛は避けて「ライス(100円)」をつけてもらいました。他に「まぜそば」や夜間限定の「でん次郎」というメニューも。

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 店内は厨房に沿ってI字型カウンター8席と、壁沿いのカウンター6席。厨房内にはスタッフ2名。水セルフ。

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 海苔がスープに埋没して見てくれが良くありませんが(苦笑)、とろみがついたスープはかなり動物系が強めに出た魚介交じり、魚粉もそれなりといったよくある風。ややくどくて終盤飽きてしまう面は否めず。

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 麺は太目のストレート麺。並で180g。つるつる、もっちりとした食感は悪くありませんが、正直やや茹で過ぎ。つけめんに力を入れている店でありがちな失敗です。またスープの量が少なめなせいか、すぐに温くなってしまったのも残念。これで大盛にしてスープの量が増えずに麺だけ増やしたら確実にバランスが崩れます。当初の懸念は大当たりでしたが、100円もするライスは茶碗一杯以上の量があって、それはそれで持て余し気味に(自嘲)。

 具はチャーシュー、メンマ、ナルト、ほうれん草、刻みネギ。小さなレモン片が一つ入っていましたがほとんど意味がなく、うっかり食べてしまって後悔したくらい。

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2012.05.05

【展望】12年第10節磐田戦

・横浜Mにホームでまたしても勝てませんでしたが、わずか中2日でアウェー磐田戦がやってきます。

・スタートダッシュに成功した磐田でしたが、足元は4試合で1勝3敗と失速気味。しかも負けた3試合はいずれも大量失点を喫しています。殴られっぱなしではなく、スコア上は壮絶な撃ちあいになってはいますが、いずれも事実上試合に決着がついた終盤になってから反撃したというもの。なんかベイスターズの「しかし、反撃もここまで」みたいな。

・昨オフは出入りが激しく、加賀・那須・ジウシーニョといった主力級に加え、西・古賀・荒田などの控えクラスも流出。当然ながら代わりの選手を大量にかき集めてはみたものの、コンスタントにスタメン出場しているのは仙台から来たCBチョ・ビョングクと福岡から回収した松浦くらい。あとは甲府から来た阿部が終盤投入されるケースが目立つくらいで、基本的に昨年とあまり変わらない面子で戦っている様子。但し、GK川口とFW金園が故障で長期離脱中。

・浦和同様、控え選手の力がガクンと落ちるのはナビスコ杯で見たとおり。但し、故障していたFW山崎が第7節から復帰しています。

・駒野→前田が磐田の唯一無二の得点パターンというイメージが強いのですが、意外にも今季の前田はここまで2得点どまり。

・代わってボランチの山本康がなんと5得点も挙げています。山田などが絡んだサイド攻撃が磐田の売り物で、前節川崎戦では後方から突っ込んできた山本康が2得点。但し、幸運にも山本康は浦和戦出場停止。

・浦和は攻撃の鍵を握る柏木の戦線離脱濃厚。従って磐田戦は柏木なしでどこまで浦和の攻撃が成り立つのかが最大の見所になりますが、横浜M戦では不調の柏木の代わりに入った原口は機能せず。

・また中2日と厳しい日程で、消耗著しいWBを入れ替えるのかどうかも大きなポイント。

・序盤は存外といっていいくらいのペースで勝ち点を積み上げられましたが、リーグ戦も1/4が終わって相手の研究も進み、固定されたスタメン組もお疲れ気味。いよいよこれからが正念場です。

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<前節:川崎 4-3 磐田>

-----前田-----
菅沼実--山崎---山田
--山本康--小林---
金沢-藤田--チョ--駒野
-----八田-----

【得点】
59分 山本康
67分 山本康
90+1分 阿部

【交代】
54分 菅沼実→阿部
75分 金沢→菅沼駿
87分 山崎→ペク

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栄昇らーめん@京成津田沼

 京成津田沼駅北口から京成本線の線路沿いに西へ。新京成の踏切を渡り、跨線橋に繋がる道路に突き当たって右へ。前にスリーエフあり。土曜昼に往訪。先客4、後客4。いかにもお手製風の暖簾が目立ちます。

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 メニュー先頭の「煮干らーめん」と迷いましたが、「あごだしらーめん(700円)」を注文。「つけめん」は2時半からの提供。後払い制。

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 店内はL字型カウンター10数席。厨房内にはスタッフが4人。店内に漂う煮干臭で否がおうにも期待が高まります。もっとも隣の先客が配膳されるや否や、いきなり胡椒をドバドバ掛けはじめ、その香りがこちらまで漂ってくるのには閉口しましたが。

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 スープはかなり魚介系が強めに出た動物系交じりといった風。煮干は少々食べ飽きた感がありますが、苦味・渋味がなくてまろやかなあごだしは割りと新鮮。表面に油膜が張っていますが、コクを加える程度に抑えられています。ただ終盤になって少々かえしのきつさが気になったので完飲には至らず。

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 麺は細めの縮れ麺。やや柔らかめの茹で加減なのは好みから外れていましたが、スープとの相性を考えれば許容範囲内。

 チャーシューは丸くて薄いバラ肉。他に穂先メンマと細切りのネギややや多め。

 JR津田沼と比べると寂しい限りの京成津田沼駅界隈。なかなか行くチャンスがありませんが、再訪の価値は十分。

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British Week@有楽町マリオン

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有楽町マリオンの裏に突如現れたロンドンバス。

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ルミネ有楽町と阪急MEN’S TOKYOの合同プロモーション”British Week”を記念したもので、この日はイングリッシュガーデンを展示していました。”British Week”は5/8(火)まで。

そういえばマリオンにルミネが入ってからこの辺を通りかかったのは初めてかも・・・

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2012.05.04

こばやし@北千住

 北千住駅西口から駅前商店街を西へ。北千住駅入口交差点で国道4号を渡って北へ。千住寿町交差点そば。駅から歩いて10分ほどかかりました。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。暖簾がなく、小さめの看板が掛かっているだけなので、ややもすると通り過ぎそうになる店構え。

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 店右奥の券売機で「中華そば(700円)」を注文。メニューは他に「塩中華そば」「つけそば」の3種類のみ。

 店内は非常に手狭で、I字型カウンター5席のみ。しかも椅子の間隔も狭く、背後の引き戸にへばりつくような感じで配置。一方厨房はかなりゆったりした設計で、中には店主が一人だけ。良く言えば丁寧、悪く言えばマイペースな仕事ぶりで、珍妙なレイアウトといい、趣味の延長線上でラーメン屋をやっているような感じ。

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 少々とろみがついたスープは動物系と魚介系のバランスが良く、かつよくあるそれと比べると脂控えめなせいか、濃厚な割にはかなり飲みやすいののが特徴。ただ総じてやや甘めなせいか、終盤は飽きがきましたが、出汁が美味いので思わず完飲。。

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 麺は並太ストレート麺で、やや堅めの仕上がり。スープの絡みは申し分ありません。

 具は薄くて柔らかいチャーシューが一枚とメンマ、刻みネギ。

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【観戦記】12年第9節:浦和 1-2 横浜M ~ 典型的な対横浜M戦の負けパターンに嵌る

・セットプレーで1点もぎ取り、あとはしっかり守りきるという横浜M(以下「鞠」)の典型的な勝ちパターン=面白くともなんともないが勝ち点だけはしっかりもぎ取る超現実主義=にずっぽり嵌っての敗戦。槙野の浦和加入後初ゴールでなんとか同点に追いついたものの、CKからマルキーニョスに追加点を許して万事休す。後半矢継ぎ早に3選手を入れ替えてはみたものの機能したとは言いがたく、逆に鞠にカウンターから何度もチャンスを与えてしまいましたから、試合内容からすれば残念ながら敗戦は妥当。

・朝から大雨だった割には4万4千人と久しぶりに大入りになった埼玉スタジアム。せめて引き分けで終えたかったところですが、よりによって怪我明けでようやくベンチに復帰したばかりのマルキーニョスにやられてしまいました。まぁ浦和らしいといえば浦和らしい結末です。

・この試合で驚いたのは名古屋戦以降別メニューだった柏木と平川が共にスタメンに名を連ねていたこと。平川は可もなく不可もなしといった出来でしたが、残念ながら柏木は運動量・判断力とも平常時にほど遠い出来。スルーしてみたものの、その後方には誰もいなかった場面が二度ありましたが、それが柏木の不調を象徴していたような・・・

・柏木の不調を察してか、ミシャは後半頭から原口を投入してみたものの、原口は柏木とタイプが違いすぎ。特に縦パスを受けて周辺に捌く能力が違いすぎて、膠着した局面の打開にならないどころか、むしろボールロストから鞠のカウンターを誘発してしまうほど。従ってミシャが柏木を無理やり起用したのは判らなくはありませんが・・・

・早い時間帯に先制を許し、あとは引き気味に守る相手を崩せないまま時間が経過した点では大宮戦と同じ展開。序盤CKからどフリーになった槙野がヘディングシュートを決めていれば全く違った試合になったでしょうがそれを決められず、逆に鞠CKのチャンスでクリアボールを拾った齋藤がミドルシュートを叩き込んで鞠先制。

・鞠は坪井がボールを持った時ぐらいしか前からプレスを掛けて来ず、基本的に自陣にブロックを作って浦和が無理やり縦パスを入れてくるのを待ち構える守備。浦和がボールを回し始めると無理やりボールを奪いに行かずにリトリートしてスペースを潰し、最終ラインで防ぎきるような感じ。

・浦和は良い形で柏木やマルシオに縦パスが入る場面がそもそも少ない上に、柏木の不調も手伝って高い位置に張っている両WBを有効に使うこともできず。ボールを保持している時間こそ長いものの、流れの中からの前半のチャンスらしいチャンスは槙野→ポポヘッドくらい。マルシオに良い位置でのFKのチャンスが前半に2度、後半に1度ありましたが、今日はいずれも不発。

・前述の通り柏木→原口の交代は事態を悪化させただけに終わり、啓太→小島も同様。攻撃の糸口が掴めないどころか、前半は浦和右サイドからのチマチマした攻撃、しかもほとんど効果のない攻撃しかできなかった鞠に後半はカウンターを浴びる場面もちらほら。浦和は鞠に右サイドに基点を作られた際、齋藤のエリア内突入に何度かキリキリ舞いさせられました。

・敗色濃厚な情勢にミシャは業を煮やしたのか、なんと坪井→ランコというゼリコばりの強攻策を発動(ランコが1トップ、阿部が右CB、マルシオがボランチ、ポポがIHへ)。しかし、ランコも一度鞠DFライン裏に抜け出した見せ場が一度あったきりで、あとは「流れるプール」ならぬ「流れるトラップ」にがっかりさせられることしきり。極論すればこの日の敗戦はランコとマルキーニョスの差に尽きるといっていいくらい。

・ただミシャの強攻策も全く意味がなかったわけではなく、攻守のバランスを崩した浦和が足の止まり始めた鞠とのどつき合いにもつれ込むのに成功し、その過程で槙野が同点ゴール!梅崎のボールキープ&槙野の個人技による強引な中央突破からの素晴らしいゴールでした。

・しかし、今日の試合内容では同点に追いつくのが精一杯。スタジアムの雰囲気こそ押せ押せになりましたが、試合は押せ押せになることはなく、逆にまたしても鞠お得意のセットプレーで突き放されてジ・エンド。CKに対して阿部が被ってしまい、ファーのマルキーニョスがどフリーというマヌケな失点でした。

・もっとも昨年ならマルキーニョスのゴールが決まった時点で観客がどっと席を立ったでしょうが、この日はパラパラとしかいませんでした。結果は残念でしたが、昨年よりは見どころがあった試合だったことの表われでしょう。

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-----ポポ-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

【得点】
78分 槙野

【交代】
HT 柏木→原口
54分 啓太→小島
71分 坪井→デスポトビッチ

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---大黒--小野---
齋藤--------中村
---兵藤--熊谷---
ドゥトラ-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

【得点】
12分 齋藤
88分 マルキーニョス
 
【交代】
72分 大黒→マルキーニョス
79分 熊谷→谷口
90+2分 中村→金井
 

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豚喜 川口店の後に福招門

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川口・樹モールの人気店だった「豚喜」が突如閉店。

でも、その跡にあっという間に中華料理屋「福招門」が出来ていました。

デフレの街川口に相応しい、ワンコインメニューが売り物の店のようですが、特に麺類に力を入れているわけではなさそうなので、往訪は後回しの予定。

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2012.05.03

【メモ】浦和1-2 横浜M

(スタメン)
驚いたことに別メニューと伝えられた柏木・平川共にスタメン。ベンチメンバーも含め、全く代わり映えなし。

鞠はボランチに谷口ではなく、熊谷が入る。マルキもベンチ入り。

(前半)
セットプレーで明暗。浦和はCKでどフリーの槙野が決められず。鞠はCKのクリアボールを拾った齋藤がミドルを叩きこむ。

鞠はほとんど前から追ってこず、自陣にブロックを作って待ち構える守り。浦和はボールを持つ時間は長いが、敵陣にスペースがなく決定機を作れない。押し込んではいるが鞠の最終ラインを崩せず。

槙野→ポポヘッドが惜しかったくらい。柏木出場はちょっと無理があったか。判断がいつもより遅い。

鞠はカウンター狙い。左サイドに人数を掛けてクロスを送るだけの単調な攻めに終始しているが、攻撃陣に面倒なのが揃っているのでそれなりに厄介。

(後半)
頭から柏木→原口。さらに早い時間に啓太→小島。

しかし共に機能せず、事態は前半より悪化。とにかく良い形で縦パスが入らない。サイドに回しても簡単に行き詰まる。

マルシオのFKも今日は全く枠に飛ばず。

さらに坪井→ランコという大博奕を敢行。攻守のバランスが崩れ、どつきあいになったが、ついに槙野のゴールで同点に。

しかし浦和のピンチはそれ以上に多く、同点に追いつくのが精一杯。

終盤にCKからマルキに決められて万事休す。怪我明けでもランコとの差は歴然。

総じてセットプレーで点を取って守りきる鞠ペースの試合。

柏木が抜けると攻撃が体をなさないのはしんどい。

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【閉店】麺屋 ZERO1@川口(2)

 樹モール入り口、旧イトーヨーカドー川口駅前店の前という人通りの絶えない好立地。平日夕に久々の往訪。

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 二郎パクリ系と豚骨魚介という、今時の売れ筋を二枚看板にした店ですが、期間限定の「肉そば けいすけ(750円)」を注文。言うまでもなく竹田敬介氏とのコラボ。

 店内はL字型カウンターが10席ほどと4人掛けテーブルが2卓、2人掛けテーブルが1卓。常に10人くらいの客入りをキープしていました。

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 スープは豚骨ベースで「六代目けいすけ」に良く似た真っ黒なタイプですが、「六代目」ほどの甘さはなく、かといってしょっぱくもない、良い意味で中庸。あまり脂っぽい感じもせず。ただなるとの上にちょこんと乗っている生姜が全体を支配しがち。

 麺は「ガッツ系」と同じ極太縮れ麺で、これは「六代目」とは全く違います。麺単体としては悪くありませんが、やや堅めということもあって、こってりとは言い難いスープには明らかに強すぎ。

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 致命的なのはチャーシュー。薄いのはともかく、パサパサで肉の旨みをほとんど生かせず。これで「肉そば」を名乗るはきつい。

 他に玉ねぎ、メンマ、かいわれ大根。

 ただの「しょうが焼定食の麺タイプ」としか感じなかった「六代目」の「肉盛りつけ麺」もアレでしたが、こちらは完成度が物凄く低いものを世に出してしまったような・・・ 通常メニューより70円高いこれを注文する人は少ないでしょうなぁ・・・

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2012.05.02

希望軒 新宿3丁目店@新宿3丁目

 新宿3丁目末広亭近く。「桜吹雪が風に舞う」の跡地で、隣に「桂花」あり。平日夜に往訪。先客2、後客ゼロ。兵庫県を中心に関西一円に多店舗展開している店で、新宿3丁目店が首都圏初進出。

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 メインメニューらしき「希望軒とんこつラーメン(750円)」を注文。他に「ごま味噌」「つけ麺」など。おいおい「ブラック」も出すとのこと。後払い制。

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 店内は「桜吹雪が風に舞う」の居抜きで、L字型カウンター12席ほど。スタッフは厨房内に3名。カウンターの生ニンニクはともかく、「ニラキムチ」があるのは関西ならでは。「もみ海苔」は他でもあまりみかけない存在。

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 スープは見た目濃厚ながらとんこつ臭なし。ややざらざら、どろっとしていて、確かにとんこつ出汁もそこそこしっかりはしていますが、非常に脂っぽいのが難。食べ始めは出汁の旨みを味わえましたが、食べ進むに従って脂っぽさに嫌気がさしてしまいました。

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 菅野製麺所製の麺は極細の縮れ麺。デフォルトでやや堅めの仕上がりはいいのですが、スープとの相性は少々疑問。

 細めのモヤシと山盛りの刻みネギは関西にありがちなパターンですが、ペラペラのチャーシューは悲しい限りで、これで750円はないと思います。

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【展望】12年第9節横浜M戦

・前節神戸戦でようやく今年の公式戦初勝利を上げた横浜M(以下「鞠」)。しかし、依然1勝4分3敗の勝ち点7で15位と下位に沈んでいます。

・オフの補強の目玉だったはずのFWマルキーニョスは故障でこれまでベンチ入りすらできず(浦和戦でようやくベンチ入りの報も)。さらに左SBに大ベテランのドゥドラを復帰させましたが、松田や山瀬などベテランを大量リストラしたのはいったい何だったのかと他人事ながら首を傾げたくなる補強が相次いでいます。他に齋藤を愛媛から回収。六反と中町を福岡から、富澤を東京Vから獲得。

・一方渡邉や長谷川がFC東京へ流出し、共に活躍中。

・今年の鞠の問題点はとにかく点が取れないこと。開幕の柏戦と前節神戸戦こそ3点を挙げていますが、それ以外の6試合では合計わずか1得点。鹿島戦をテレビで見ましたが、全くと言っていいほど攻撃の形が出来ていませんでした。また失点数は一応少ないほうに入るものの、中澤の衰えも顕著。

・また今年の鞠の辛いところはオフの監督交代がほとんど何の意味もないこと。昨年末に違約金を払ってまで木村監督を解任し、樋口コーチを監督に昇格させました。しかし、昨年「ちゃぶれ」から超現実的なサッカーにスタイルを大転換したことに表れているように、昨年から実質的に樋口コーチが監督の役割を担っていたと見られ、「サッカー批評」でも当の木村前監督がその憶測を肯定しています。

・しかし、昨年の終盤に鞠の超現実的サッカーは既に行き詰まり、敗戦を重ねてACL圏を逃してしまいました。実質的に監督を変えないまま迎えた今季、補強の目玉が稼動しないのなら悲惨な成績に終わるのは道理とは道理。本来であれば即刻樋口監督を解任すべきなんでしょうが、再度違約金を払うだけの力が鞠にあるのかどうか。

・強敵名古屋を敵地で破った浦和はGWの過密日程をどう乗り切るかが見どころ。鞠戦は名古屋戦から中4日あるのでスタメンをいじるほどではないと思いますが、小破した選手はもちろん疲労の著しい選手の入れ替えは十二分に考えられます。特に柏木と平川は今週別メニューなので柏木→原口、平川→峻希の入れ替えの可能性大。但し、ナビスコ杯でベンチメンバーにイマイチ信頼が置けないことも顕になっており頭の痛いところ。

・また名古屋ほどではありませんが、鞠もセットプレーでの得点能力が高いチーム。槙野は闘莉王に空中戦で悉く競り負け、ドイツでCBとして全く評価されなかったのもむべなるかなといった出来でしたが、中澤や栗原にはなんとか食い下がってもらいたい、攻撃参加以前にCBとして働いて欲しいものです。

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<前節:横浜M 3-1 神戸>

---大黒--小野---
齋藤--------中村
---兵藤--富澤---
ドゥトラ-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

【得点】
71分 小野、73分 谷口、77分 中澤

【交代】
65分:兵藤→谷口
88分:小野→青山
90+3分:ドゥドラ→熊谷

・ボランチの小椋や中町が負傷離脱中。代わってボランチに起用されている富澤はイエロー2枚で退場となり、浦和戦は出場停止。従って鞠はボランチに穴が開いた状態で浦和戦を迎える格好。

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2012.05.01

仙台2012冬(下)~遠刈田温泉・神の湯 & 鮭はらこめし

仙台2012冬(中)から続く)

 一際大きい「神の湯」は温泉地の中心部にあって駐車場も併設。老朽化した「センター浴場」に代わって2006年に建てられたものです。

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 足湯も併設。

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 入り口に案内役のオバハンが鎮座していて、券売機を案内していました。場所柄スキー服のままやってくるスキー帰りの客もちらほら。

 かなりでかい外湯ですが、それだけに入浴客も多く、「寿の湯」より落ち着きがありません。脱衣所にコインロッカーはあるにはありますが著しく数不足で、観光客が多く見こまれる外湯としてはちょっとどうかと。

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 浴室は縦長の湯船を「あつ湯」と「ぬる湯」に区切って使用。「あつ湯」のほうが狭く、全体の1/4弱。このあたりは「あつ湯」好きの人が減っている実情に合わせたのかな? 「ぬる湯」は41~42度、「あつ湯」は44~45度との表示がありましたが、「ぬる湯」といってもぬるいわけではなく、適温といった感。源泉は「寿の湯」と同じですが、「神の湯」は明らかに鉄臭いように感じました。

 カランは9つ。 また外気が入る区画にシャワー付きカラン2つと休憩用のベンチを設置。どういうわけかここも風呂桶が少ない。

 なお浴室とは別に休憩室があるにはありますが、入浴料込み1000円と高いのとさほど広くもないためか、休憩室を利用する人はあまり見かけませんでした。

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【温 泉 名】遠刈田温泉
【施 設 名】神の湯
【入浴料金】300円
【交通手段】ミヤコーバス・遠刈田温泉湯の町から徒歩すぐ
【泉  質】ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
【源 泉 名】遠刈田7号泉
【泉  温】源泉68.7度 →使用温度 あつ湯49.6度、ぬる湯 44.2度

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 仙台駅の定番中の定番といって差し支えない伝統ある駅弁「鮭はらこめし」。

 プチプチのはらこと肉厚の鮭の身のコラボ。いうなれば「海の親子丼」。

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 はらこが濃い目に味付けられていることもあって冷えて固まりがちなご飯であってもそれなりに美味く、酒のアテにもなる優れもの。ちょこっとだけ添えられた味噌がこれまたアテに良い。

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 ケチのつけようがない名物駅弁ですが、非常に残念なことに仙台駅ではよく探さないと判らないくらいぞんざいな扱いを受けています。売り場の目に付きやすいところにはNREの駅弁がずらり。NRE系の駅弁って東京駅の「旨囲門」でも買えるから仙台でわざわざ買う気にならないんですが・・・ 今回の「鮭はらこめし」は新幹線コンコース内売店のワゴンにしょぼーんと置かれていたのを入手。

 伯養軒は一度潰れた会社ですから、JRに対する立場は非常に弱くなっているんでしょうけど、旨いと判っているものが差別的に扱われているのは甚だ残念です。

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品名:鮭はらこめし
製造:ウェルネス伯養軒
価格:1000円
入手:仙台駅新幹線改札口内コンコース売店

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【閉店】五味五香@竹ノ塚

 竹ノ塚駅南側の大踏切を南側へ越えて、「竹ノ塚駅南」交差点近く。前にセブンイレブン、斜向かいに「不動」あり。日曜昼に往訪。先客4、後客3。 お目当てにしていた店が空調設備の故障で臨休だったのでこちらへ転進した次第。

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 入店してから気づいたのですが、足立区や埼玉県南一帯に「しおの風「銀鈴」「彩たまや」などを多店舗展開しているグループの新店のようで、担々麺のメニュー構成は川口の「彩たまや」と全く同じ。このグループ、どの店もハズレではありませんが、どれもこれも微妙なんですな、個人的には。

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 店内はくの字型カウンターが8席と2人掛けテーブルが4卓。カウンター席主体なので、中華料理屋の色彩が強い「彩たまや」よりは担々麺専門店に近いのかな?

 「赤坦々麺(840円)」を辛めで注文。赤坦々麺とは「あぶりごまと花椒など12種類香辛料を使用した」坦々麺とのこと。ランチタイムサービスで「小ライス」をつけてもらいました。後払い制。

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 先に白胡麻とすり鉢が出てきました。暇つぶしにゴリゴリと。

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 まぁ「彩たまや」と同じという点で先は見えたようなもので、ここも麺が弱いのが致命的な欠点。浅草開花楼製の細めの縮れ麺ですが、この麺のゆるさはなんとかならないのかなぁ・・・これで大盛を頼むのは自殺行為だと思いますが。

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 スープは辛めにしてもらってちょうど良いくらい。「普通」だと多分物足りないかと。やたらごまだれが自己主張するわけではなく、ラー油などとのバランスが取れたなかなかの出来だと思います。

 肉味噌に細かく砕いたナッツが仕込んである他、ちりめんじゃこのような味がしましたが、何だったのかなぁ?

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