【TV短感】12年第13節:G大阪 2-3 鳥栖
・守備は堅いが得点力に難がある鳥栖が開始早々に失点。その後鳥栖は決定機どころかシュートすら撃てない一方、G大阪に何度も決定機を作られ、67分にとうとう2点目を取られた時点でどう転んでも鳥栖に勝ち目はないと思ったのですが、なんとなんとそこから3点を奪って大逆転勝ち。鳥栖はアウェー初勝利。
・鳥栖は終盤になっても運動量が全く落ちないのに対し、G大阪は鳥栖に1点取られたあたりから急激に失速。これが大逆転劇の主因なことは間違いないのでしょう。「G大阪はシーズン開始前の走り込みが足りない」という話を聞いてはいましたが、どうやらそれは本当の様子。
・攻守の切り替えのスピードも時間の経過と共に大きな差が。ロスタイムG大阪のFKのチャンスに鳥栖は11人で守っていたのに、そこからのカウンターであっという間に鳥栖が3vs2で数的優位になってるって、G大阪は何人さぼってんねん・・・
・鳥栖の攻撃は豊田へのロングボールを多用した、シンプルかつパワーを全面に押し出したスタイル。おまけにガツガツ当たってくるため、往年の韓国サッカーっぽい感じがしました。トゥーロンに拉致されて不在の水沼がいると多少違うのかもしれませんが。
・藤田のロングスロー&豊田ヘッドはいかにも浦和が喰らいそうなパターン。
・一方、鳥栖の守備はそれほど堅いようには見えず。キムクナンを筆頭にDF陣の足元が拙いのでフォアチェックに慌てがち(開始早々の失点はそのパターン)だし、サイドからのクロスやCKで何度か決定機を与えていました。
・G大阪は次の浦和戦まで3週間も試合がないのが幸い。ミニキャンプで走りこみばかりやって、最悪のコンディションでリーグ戦に突入してもらえるとありがたいのですが。
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