仙台2012冬(下)~遠刈田温泉・神の湯 & 鮭はらこめし
(仙台2012冬(中)から続く)
一際大きい「神の湯」は温泉地の中心部にあって駐車場も併設。老朽化した「センター浴場」に代わって2006年に建てられたものです。
足湯も併設。
入り口に案内役のオバハンが鎮座していて、券売機を案内していました。場所柄スキー服のままやってくるスキー帰りの客もちらほら。
かなりでかい外湯ですが、それだけに入浴客も多く、「寿の湯」より落ち着きがありません。脱衣所にコインロッカーはあるにはありますが著しく数不足で、観光客が多く見こまれる外湯としてはちょっとどうかと。
浴室は縦長の湯船を「あつ湯」と「ぬる湯」に区切って使用。「あつ湯」のほうが狭く、全体の1/4弱。このあたりは「あつ湯」好きの人が減っている実情に合わせたのかな? 「ぬる湯」は41~42度、「あつ湯」は44~45度との表示がありましたが、「ぬる湯」といってもぬるいわけではなく、適温といった感。源泉は「寿の湯」と同じですが、「神の湯」は明らかに鉄臭いように感じました。
カランは9つ。 また外気が入る区画にシャワー付きカラン2つと休憩用のベンチを設置。どういうわけかここも風呂桶が少ない。
なお浴室とは別に休憩室があるにはありますが、入浴料込み1000円と高いのとさほど広くもないためか、休憩室を利用する人はあまり見かけませんでした。
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【温 泉 名】遠刈田温泉
【施 設 名】神の湯
【入浴料金】300円
【交通手段】ミヤコーバス・遠刈田温泉湯の町から徒歩すぐ
【泉 質】ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
【源 泉 名】遠刈田7号泉
【泉 温】源泉68.7度 →使用温度 あつ湯49.6度、ぬる湯 44.2度
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仙台駅の定番中の定番といって差し支えない伝統ある駅弁「鮭はらこめし」。
プチプチのはらこと肉厚の鮭の身のコラボ。いうなれば「海の親子丼」。
はらこが濃い目に味付けられていることもあって冷えて固まりがちなご飯であってもそれなりに美味く、酒のアテにもなる優れもの。ちょこっとだけ添えられた味噌がこれまたアテに良い。
ケチのつけようがない名物駅弁ですが、非常に残念なことに仙台駅ではよく探さないと判らないくらいぞんざいな扱いを受けています。売り場の目に付きやすいところにはNREの駅弁がずらり。NRE系の駅弁って東京駅の「旨囲門」でも買えるから仙台でわざわざ買う気にならないんですが・・・ 今回の「鮭はらこめし」は新幹線コンコース内売店のワゴンにしょぼーんと置かれていたのを入手。
伯養軒は一度潰れた会社ですから、JRに対する立場は非常に弱くなっているんでしょうけど、旨いと判っているものが差別的に扱われているのは甚だ残念です。
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品名:鮭はらこめし
製造:ウェルネス伯養軒
価格:1000円
入手:仙台駅新幹線改札口内コンコース売店
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