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2012.05.28

【TV短感】12年第7節:日テレ 2-2 浦和

・試合終了間際に荒川のゴールでなんとか追いつきはしたものの、試合内容では劣勢。何度も単純な縦パスでDFライン裏に岩渕に抜け出されてしまいました。

・前半は中盤の守備が効いて日テレに自由なパス回しこそ許さなかったものの、それでも縦パス一本でやられかかった場面も。後半は中盤のプレスが甘くなり、さらに左SBや両SH、さらに柳田あたりが疲労困憊、ヨレヨレになってしまってパスの出所を抑えられなくなり、53分、67分と同じような形で立て続けに失点。和田が簡単にボールを失った2失点目はともかく、それ以外でも阪口に好きなようにやらせすぎ。最終ラインと山郷の奮闘でなんとか2失点で済みましたが・・・

・攻撃は序盤から日テレのSBの裏を突くサイド攻撃がそれなりに機能。右サイドからのスローインから吉良が難しいゴールを決めて先制し、その後も後半の立ち上がりにかけて良い形は作りかけていたのですが、こここでも中盤の疲労が影響したのか、やたら縦に急いではチャンスを潰す場面が目立ちだして攻撃もフェードアウト。そんなに足が速くない荒川をDFライン裏へ走らせるような場面が何回がありましたが、あれに何の意味が・・・

・というか、なでしこレベルではぶっちぎりのキープ力を持ち、しかも空中戦にも強い荒川の能力を依然として攻撃に活かせないままリーグ戦が半分終わりそうなのが残念。同点に追いついた場面では後藤が右に流れて土橋のクロスに繋げていましたが、荒川に可能性のあるクロスが上がったのは後半もう一本あったくらいかなぁ?

・前日INACが岡山に引き分けたので、日テレに勝って勝ち点差を詰めたい浦和でしたが、今日は負けなくて良かったと満足せざるを得ないでしょう。

・日テレは得意のパス回しに拘らず、徹底して浦和の弱点を突いた格好。パス回しが自己目的化してカウンターを喰らう日テレの負けパターンから抜け出していましたが、「らしさ」が失われつつある点では残念。

---荒川--吉良---
加藤--------柴田
---柳田--庭田---
和田-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

【得点】

22分 吉良
90分 荒川

【交代】

70分:柳田→猶本
80分:吉良→後藤
87分:加藤→堂園

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