【TV短感】12年第8節:神戸 3-0 浦和
・前半30分くらいから神戸が猛攻。高瀬の決定的なシュートが山郷の正面に飛ぶなど運にも恵まれてなんとか0-0で試合を折り返したものの、後半7分ついに失点。
・その後は前ががりになったところを神戸の速攻で着々と加点され、終わってみれば0-3の大敗。新人ながらCBとして申し分ない働きを示していた高畑が負傷退場する不運も重なり、重い重い敗戦になってしまいました。
・浦和の決定機はキックオク直後の荒川→吉良と、後半の土橋→荒川の2回だけ。吉良のが決まって浦和が先制すれば引き分けには持ち込めたかもしれませんが、神戸とは攻守とも差があるのは否めず、勝ち点3を望むのは難しい試合内容でした。
・高瀬の先制点はオフサイド臭かったようで、山郷が異議でイエローをもらうという女子では珍しい場面もありましたが、TVでは全く判らず。
・浦和は前半低い位置にブロックを作って守ってはいましたが、左SB和田が簡単に裏を取られたり、相手を離してしまったりするのがちょっと難儀。最初の2失点はともに浦和左サイドから高瀬に走りこまれていました。3失点目は高畑負傷の隙に補助金川澄に抜け出されたもの。
・日テレ戦でもかなり辛そうでしたが、上位2チームと戦うには浦和の左サイドは攻守ともかなり貧弱。攻めに出たところで近賀の前に手も足も出ず。守備はどうにもならないのかもしれませんが、攻撃は安田の離脱が響いています。
・よって浦和の攻撃は右サイド一辺倒、かつ土橋のクロスのみ。しっかりボールを繋いで攻撃の形はできていましたが如何せんパターンが少なすぎて、相手の対応も楽だったかと。
・また縦に速い攻撃が全然出来ないと神戸相手にはちょっとしんどい。荒川がボールをキープしながら味方が攻め上がる時間を稼ぐのは悪くはありませんが、当然ながら神戸も守備に戻ってきてします。荒川・吉良・柴田の3人で攻めきってしまうようなパターンも作らないと相手も慌てないだろうし。
---荒川--吉良---
加藤--------柴田
---柳田--庭田---
和田-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----
【交代】
67分:柳田→猶本
67分:加藤→藤田
82分:高畑→後藤
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