【TV短感】W杯アジア最終予選:日本 6-0 ヨルダン
・ケチのつけようがない大勝。初戦オマーン戦は先制点を上げてからしばらくダレでしていましたが、続くヨルダン戦では前田が先制点を上げた後ボコボコ3点を追加して早々と勝負を決してしまう磐石の試合運び。愚かにもヨルダンが立て続けにイエローをもらって27分に退場者を出したのにも助けられましたが、ホーム2連戦で勝ち点6、得失点差+9と日本は近年まれに見る見事なロケットスタート。
・吉田が負傷退場してしまったのは不運としかいいようがありませんが、ザックは代わりに栗原を送り出しただけでなく、伊野波のテストすら敢行する余裕のかましっぷり。
・ヨルダンは一応引いて守る意図が感じられた分、何をしたいのか全く判らなかったオマーンよりマシかなといった程度。ただ日本のパスワークで簡単にサイドを突破されてしまう上、何といってもいとも簡単に遠藤をフリーにしてしまうのが致命的でした。
・ヨルダンはCKに弱いのでしょうか? オマーンの神GKを見た後だと、ヨルダンのGKはどうにも挙動不審。本田CK→前田ヘッドで早い時間帯に先制。最後の栗原の得点は手で相手を押さえつけながらジャンプ、要はファウルじゃないのかと思いましたが、もはや大勢に影響はないので主審もお目こぼし。
・うっかり遠藤をフリーにして、超高精度のパス一発でDFラインの裏に抜け出されてしまうのは浦和が何度も喰らった典型的なやられパターン。オマーン戦では今一つだった遠藤が来週の浦和戦を前に調子を取り戻すと極めて面倒なので、豪州で疲労困憊の方向で一つお願いします。
・遠藤のパスにタイミングよく飛び出した本田が2点目。さらに似たような形で岡崎にも得点チャンスがありましたが、岡崎が綺麗に決めるなんてありえないと見越した本田がきっちり詰めて3点目。
・エリア内中央で本田が君臨しまくっているため、どうしても割りを食ってしまうのが香川。代表戦しか見ていないと、なんで香川の市場価値が本田より遥かに高いのか、香川にはリアルオファーがあって本田にはエアオファーしかないのかよー判らんでしょうなぁ・・・
・日本に大敗のヨルダン。前田はその死神っぷりをアジアレベルにまで昇華させたのかどうか。ここも監督の去就が心配。
・日本が次に対戦する豪州はオマーン相手にアウェーで引き分け。まぁ2位抜けでもOKというユルユルの予選なんで、このグループで比較的手強いと目される豪州に勝とうが負けようが、また豪州自体が途中で転ぼうが、他の3カ国にしっかり勝てれば何の問題もないっちゅーのがアレですが。
-----前田-----
香川---本田---岡崎
---遠藤--長谷部--
長友-今野--吉田-内田
-----川島-----
得点:18分 前田、21分 本田、30分 本田、35分 香川、53分 本田(PK)、89分 栗原
44分:吉田→栗原
57分:本田→中村
72分:今野→伊野波
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