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2012.07.31

らー麺の創造 つけ麺 岡崎 池袋東口店@池袋

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 池袋駅東口の巨大なヤマダ電機の南脇を抜けて、洋服の青山の斜向かいあたり。土曜夕方に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 店は地下にあってかなり怪しげですが、表に幟や看板が出ていますので割りと判りやすいかと。

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 売れ筋らしい「石焼和風つけ麺・白(1000円)」を注文。麺の量は並(225g)で。サービスメニューの中から「辛汁」を選択。

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 平日夜はパブとして営業しているため、店はソファーだらけ。4人掛けが4卓、2人掛けが3卓ほど。店内のテレビではこの店が取り上げられた昔の番組を執拗に流しています。

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 石焼鍋で煮えたぎった状態でつけ汁が出てきました。食べ始めはふわっと海老の香りが漂ってきますが、「五ノ神」のようにやたら濃厚なわけではなく、アクセントとして加わっている程度。表面の細かい背脂が目立つ割にはかなりあっさり目で、つけ汁というよりはやや濃い目のラーメンスープといった感。

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 麺は平打ちっぽい並太緩い縮れ麺で、かなり柔らかめなのが好みに合わず。つるつるぷるぷるっとした食感は悪くなく、つけ汁との相性も良いのですが・・・

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 具はチャーシュー、固ゆで卵半個、おくら、油揚げ、メンマ、なるととやたら豊富。ヨーグルトのように見えるのはとろろで、麺にかけて味わいの変化を楽しむのも吉。

 終盤は辛汁のみでつけ麺を食べてみました。キムチをつけた汁みたいな味わいで、単に辛いだけでなくそれなりに旨みもありますが、やや単調でもあり、総じておまけの域を出ず。

 この店のクォリティー自体は悪くはありませんが、特に必要ないのに無理やりサービス品をメニューに組み込んで単価を引き上げているのが最大の問題。麺も好みじゃないし、値段を見直さないともう来ないでしょうなぁ。

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ごらんアウェー:C大阪2012(5・了)~播磨清水寺

ごらんアウェー:C大阪2012(4)から続く)

翌日は福知山線に延々揺られて、西国三十三箇所第25番札所「播州清水寺」を参詣。

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最寄の相野駅に着いた時には雨は止んでいたのですが・・・

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清水寺までバスに乗り換えて40分強。清水寺は山の上にあることも手伝ってか、麓とは全然天候が違っていて、霧にすっぽりと覆われていました。上写真はバス停傍の仁王門。

なお清水寺行きのバスは運賃570円に加えて入山料500円も清水寺に代わってバス内で徴収するという変わったやり方を採用しており、寺のパンフレットも降車時に運転手が手渡し。

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霧が深いだけならまだしも、雨もざーざー降りになってしまい、先々週の万博に続いて靴がぐしょぐしょに。

清水寺は1913年の火災で全焼し、古い建物は全く残っていません。主な堂宇は全て大正時代の再建。上写真は薬師堂。

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大講堂

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地蔵堂

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根本中堂。本尊十一面観音像は秘仏。

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おかげの井戸。開山法道仙人が水神に祈って湧水した霊泉で、「清水寺」の名はこの泉に由来しているとのこと。

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2012.07.30

食処 渓@川口(3)

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産業道路沿いにあった「渓」が移転後、初の往訪。

川口駅東口から線路沿いに北へ歩いて、川口陸橋下近く。移転前より駅に近くなりましたが、場所は逆に判りにくくなりました(地元民なら簡単ですが)。平日夕に往訪。先客1、後客2。

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 店内の券売機のボタンを見るとまぜそばが主力で、次いでつけ麺、らーめんは一応置いてあるだけといったメニュー構成。でも「渓らーめん・小(700円)」を注文。

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 店内は移転前よりゆったり。厨房沿いにL字型カウンター6席と3人掛けくらいのテーブルが1卓。厨房内には店主が一人だけ。店内の照明はかなり落とし気味。刻み玉ねぎに10円募金するシステムは相変わらず。

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 スープはよくある濃厚動物+魚介。魚粉のざらつきが強いものの、動物系と魚介系のバランスはまずまず。ただ酸味が強い上に、全体にしょっぱめで、スープを飲むにはスープ割りが欲しいと思うくらい。

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 浅草開花楼の麺は強い縮れ入りの太麺。この麺に合わせるとなると、スープはやたら濃くならざるを得ないでしょうな。

 チャーシューは薄くて大きめのが2枚。他にやや大ぶりのメンマと刻みネギ、海苔。

 川口屈指の人気店ですが、らーめんは並よりややマシという程度で、混んでいるならパスですね。

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【TV短感】ロンドン五輪D組:日本 1-0 モロッコ

・苦しい時間帯が長く続きましたが、終盤に永井の快足がついに爆発。不用意に飛び出してきたGKの頭上をふわりと浮き玉で抜く、永井らしくない技ありゴールが決まって日本連勝で決勝トーナメント進出決定!スペイン戦でシュートを外しに外し、この日はスペースがなくてほとんど見せ場らしい見せ場がなかった永井が、一回こっきりしかなかったチャンスを決めてくれました。

・この日も守備は破綻なし。モロッコはスペインとは対照的に体格差を生かしてゴリコリ、ガツンガツンと当たってくるチームで、しかも前線にそれなりにキープ力があるためか、日本は終始押し込まれがち。しかし、日本は粘り強く応対を続け、モロッコに与えた決定機はロスタイムに突入するまでは前半にセットプレーで1回あっただけ。あとはきわどいミドルシュートを2本ほど撃たれたくらいでしょうか。

・しかし日本がボールを奪う位置が低いためどうしても攻めに時間がかかり、ボールを前に運んだ頃にはモロッコの守備陣もすっかり出来上がってしまって、スペイン戦のようなカウンター攻撃は仕掛けられず。前半は簡単にボールを前に蹴り出して、簡単にボールを失ってしまう場面が目立ち、チャンスはCKから鈴木と吉田が放ったヘッドのみ。

・後半はバイタルエリアから清武や大津がミドルシュートを放ったもののGKの好セーブで得点ならず。山口がエリア内に突入したビッグチャンスも山口のシュートはバーの上。

・永井を警戒してか、引き気味に構えてスペースを消すモロッコを日本は攻めあぐみ、永井の1トップを諦めて大津をポジションを入れ替えては見たものの全く効果なし。引き分け已むなしかなあと思っていた矢先に飛び出したのが永井のゴールでした。

・ロスタイムに突入してなぜか姿を現した山村。それに気づいた日本イレブンがパニック状態に陥り、モロッコにこの日最大のチャンスを与えてしまう一幕がありましたが、権田と吉田の奮戦でなんとか逃げ切りに成功。あの山村投入の意図はなんだったんだろう・・・・

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2012.07.29

【閉店】いるか@竹ノ塚

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 東武伊勢崎線竹ノ塚駅西口、西友の向かい。日曜夕に往訪。先客2、後客4。

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 屋号に「醤油らーめん」を被せてあるようにメニュー構成はシンプルで基本は「らーめん」と「つけめん」のみ。「らーめん(650円)」を注文。

 店内はL字型カウンター10席のみ。厨房内にスタッフが一人、フロア係を一人置いていますが、注文を受けた後はぼーっと立っているだけで水セルフというのはちょっとどうかな?

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 やや浅めで広口の丼で登場。

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 スープは鶏・豚・魚介のトリプルスープとのことですが、それぞれのバランスが良く、大変食べやすい仕上がり。かえしがやや甘めのせいか、蕎麦汁に近いような気がしました。柚子皮も程よいアクセントになっています。

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 麺は心持ち細めのストレート麺。並堅でコシもそれなり。スープはさっと絡む程度ですが、相性は悪くありません。量は150gとのこと。

 チャーシューはやや脂が多いものの、思いのほか厚みがあって噛み応えもしっかり。ただスープとのバランスを考えれば薄めで枚数を増やしたほうが良かったかも。

 他に大きめの海苔、やや大ぶりのメンマ、白髪ネギ、かいわれ大根、ナルト。

 川口から来ると竹ノ塚の踏切を渡らなくて良い点は高ポイント。つけめんで再訪します。

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【TV短感】ロンドン五輪F組:日本女子 0-0 スウェーデン

・決定機の数では優にスウェーデンを上回っていましたが、シュート精度が甘かったり、しっかりミートできなかったりして最後まで得点ならずスコアレスドロー。スウェーデンの攻撃は案外しょぼくて負ける感じはしなかただけに残念な結果になってしまいました。

・日本は最初は専ら左サイドから、後半は右サイドも絡んでチャンスメーク。スウェーデンは自陣にブロックを作って守っていましたが、日本が澤に代えて田中を投入したあたりから徐々に守備ブロックが崩壊。日本は近賀のオーバーラップが効いて何度か決定機を掴みましたが、大儀見も大野も決められず。大儀見はポストプレーで良い働きをしていましたが、ストライカーとしては輝きを見せられず。

・澤をかなり早い時間帯に下げたのには驚きました。澤は前半不用意にボールを失って大ピンチを招く場面がありましたが、出来が悪いとも思わなかったのでこの交代は意外でしたが、結果的にこれが大当たり。それまで両ボランチとも攻撃は自重気味だったのに対し、この交代の後からは攻撃は田中、守備は阪口と両ボランチの役割どころがはっきりして日本の攻撃に勢いが生まれました。でも、日本はその勢いを生かしきれず。

・佐々木監督が放った2枚目のカードは大野→岩渕。スペースがない敵陣を岩渕のドリブルで打開しようという意図なんでしょうが、こちらは不発。前半再三チャンスに絡んだものの終盤消えてしまった川澄に代えて安藤を投入するのが先だと思ったのですが、安藤投入はなんとロスタイム・・・・

・守備はほぼ危なげなし。スウェーデンの攻撃は徹頭徹尾個人能力頼みで、しかも「2人付いていてもどうにもならない」とか「判っていてもやられてしまう」とかのレベルではないので、日本は組織的に応対できている分には全く問題なく、凡ミスさえ犯さなければ大丈夫。危なかったのは澤の一件と後半熊谷がぶち抜かれた場面だけかな? スウェーデンは日本のSBが攻撃参加した裏のスペースを狙って何度かカウンターを仕掛けましたが不発。

・試合内容も悪くはなく、またグループリーグ勝ちぬけにあたっては最も強いと目されるスウェーデンには引き分けでも何の問題もありません。カナダ戦と比べると鮫島の調子は上がってきたようですが、宮間が相変わらずイマイチなのがこの試合の懸念材料でしょうか。

---大野-大儀見---
川澄--------宮間
---阪口--澤----
鮫島-熊谷-岩清水-近賀
-----福元-----

58分 澤→田中
79分 大野→岩渕
90+1分 大儀見→安藤

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【観戦記】12年第19節:浦和 2-0 磐田

・昼間は気象庁が高温注意報を連呼。陽が沈んでもさほど涼しくならず、サッカーをやるには極めて厳しい環境。運動量を求められる浦和は厳しいかな?と思いましたが、前からの激しいプレッシングが生命線の磐田のほうがよりダメージが大きかったようで90分を通じて全くいいところなし。浦和が前後半に1点ずつを挙げて完勝。リーグ戦対磐田の勝利は09年第32節、ロスタイムにエジが劇的なゴールを決めて以来。

・磐田は例によって前からプレスをかけてきましたが、クソ暑いためかプレスにいつものような鋭さがありません。積極的に敵陣深い位置でボールを奪いに行くというよりは、ボールの出しどころを限定して啓太がボールを持ったあたりでロドリゴ・ソウトがボールを刈り取るような守備構え。

・このくらいのぬるいプレスだと浦和が不用意にボールを失うことなし(ロスタイムにうっかり充が一回披露しただけか?)。序盤はビルドアップに苦しみましたが、かといって磐田にチャンスを与えるわけでもなく、我慢に我慢を重ねているうちに徐々にペースを掴み、いかにも中途半端に前がかりになっている磐田に対してついにカウンターが炸裂。槙野の縦パス→柏木スルーで原口→柏木と繋がってのゴール。柏木のスペースを開けるべく、マルシオがDF2人を引き連れながら前方で疾走しており、前3人の連携が実に美しいゴールでした。

・後半の浦和は前への圧力を強めてきた磐田に対して引いてカウンター狙い。槙野の縦パスに反応してエリア内に突進した原口をエリア内で八田が倒してしまってPK。残念ながらマルシオのPKは八田がセーブ。しかも八田と交錯した原口は首を痛めて負傷退場。

・浦和のDFラインが下がって磐田がサイドから前田目掛けてクロスを放り込んでくる展開になると厳しいのですが、故障で山田を欠いているのが響いてか磐田はサイドを崩しきれず。浦和は5バックでサイドのスペースを消し、しかもマルシオや柏木が磐田のSBなりSHなりをしっかり見張り。磐田が苦し紛れに前田にボールを預けたところで、肝心の前田は孤立無援。永田に執拗に詰めよられながらボールをキープするのが精一杯でシュートに持ち込めず。

・浦和もこれといった攻め手がなく、試合は膠着気味になってしまいましたが、終盤になってようやく追加点。梅崎のクロスをエリア内で柏木が落とし、マルシオシュートのこぼれ玉を阿部がどフリーで叩き込んで、これまた複数人が連携しながら奪った素晴らしいゴール。

・これで余裕が出たのか、ミシャは足が攣り気味の梅崎に代えて「因縁の磐田戦」に野田を投入。野田はロスタイムも含めて10分弱の出場時間でしたが、今後は危なげなく試合を締めてくれました。

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-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部-啓太-宇賀神
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:36分 柏木、78分 阿部

59分 原口→ポポ(負傷交代)
85分 梅崎→野田(脚が攣ったためか)
90分 マルシオ→小島

・小破した平川はベンチにも入らず、代わって宇賀神がスタメン出場。何度も高い位置でボールを受けてはいましたが、全くチャンスにならず。覚醒以前の姿に戻ってしまったかのような、あんまりな出来でしたが、このクソ暑い中で90分やるのに慣れていないからかなぁ・・・・

・くるっと回転しながらしっかりボールキープと、らしくない足技を披露した啓太。でもさらに半回転してバックパスには大笑い。でも両WBに次いで負荷が高い、難しい仕事をよくこなしていました。

・柏木がイエローをもらって、次節出場停止。

・観客は3万人を割りこんで、リーグ戦通算観客動員数1000万人達成ならず。

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---松浦--前田---
山崎-------山本脩
---ロドリゴ--小林裕--
宮崎-藤田--チョ--駒野
-----八田-----

60分 山本脩→小林祐
72分 チョ→菅沼(負傷交代)
79分 松浦→阿部

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2012.07.28

【閉店】蕾 煮干分家@大宮

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 大宮駅西口マルイの裏あたり。通りから少し引込んだところに立地。土曜昼に往訪。先客2、後客4~5。近所に「蕾」の本店があって、こちらは2号店のようですが、本店も未訪。

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 煮干しを前面に押し出した店で、「本日の煮干し」の内容を店先に表示。

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 つけ麺がメインのようですが、店内の券売機で「バリ煮干そば・並(680円)」を注文。

 店内は厨房に沿って横長カウンター12席。

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 やや浅めの丼で、受け皿つきででてきました。

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 店内の煮干し臭からくる期待感を裏切らない、ガッツリと効いた煮干味がたまりません。それでいて煮干しにありがちな生臭みやえぐみは全くなく、この出来なら食べ手を選ぶようなことはないかと。ただ惜しむらくはかえしがややきつくて飲むにはちょっと辛いかと。

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 麺は三河屋製麺のやや細めストレート麺。麺の口当たりはつるっとしています。スープとの相性はいうことなし。

 タイプの異なるチャーシューが2枚入っていますが、いずれもやや脂が多めで全体に柔らか。他に細切りメンマ、ネギ、刻み玉ねぎ、海苔。

 スープは赤羽の「伊藤」や鶯谷の「遊」などに似ていますが、スープの量だとか麺の口当たりだとか、違う点も多々。日曜休なのがネックですが、つけ麺で再訪します。

 

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2012.07.27

【展望】12年第19節磐田戦

・ロンドン五輪が始まったため、Jリーグへの世間の関心が失われがちなのが残念ですが、明日はホーム磐田戦です。

・磐田は勝ち点30の4位。浦和とはわずか勝ち点1差ですが、浦和とは対照的に引き分けが3試合しかありません。総得点38はリーグ1位である反面、総失点26も上位チームでは柏(29)に次いで多く、勝つときは大量得点差、負けるときは撃ち合いの挙句といった派手なスコアがズラズラと並んでいます。

・今年の磐田は怪我人が多いのも特徴。GK川口やFW金園が長期離脱中なのに加え、山本康、ペク・ソンドンが故障中。

・五輪の影響はペク・ソンドンがU23韓国代表にも選ばれただけ。山崎や山本康はアジア予選ではコンスタントにメンバー入りしていたような気がしますが、結局山崎がバックアップメンバーに残っただけ。

・城南一和のFWハン・サンウンの獲得が発表されていますが、どの試合から出場するのか不明。

・前回は一度は逆転に成功しながら、その直後に同点に追いつかれての引き分け。しかも、「浦和右サイドからのクロスからファーにいた選手にやられる」という同じ手を2度喰らってのドローゲーム。山田に簡単にクロスを上げさせてしまうのも困ったものですが、ペク・ソンドンへのマークを離してしまった野田は今季リーグ戦初出場のチャンスを生かせず、その後ベンチ入りすらできず。

・また前回の一戦はGWの連戦の最後で、総じて磐田に走り負けて攻守とも常に後手に回っている印象がありました。今回は夏のナイトゲームとはいえ、短いながらも中断期間明けの初戦なので、前回よりはマシな戦いが望めると思います。

・ただ磐田のストロングポイントであるサイド攻撃を凌ぐために5バックで引き気味に構えて、カウンター攻撃に活路を見出すような戦いになるような気がしてなりませんが・・・・

・なお磐田戦とは直接関係ありませんが、山道強化部長が今夏の補強を見送ったと報じされています。

・どう見ても目先CFの力量不足は明らかなので、補強見送りは現フロントが積極的というか早急に優勝なりACL圏入りを目指す考えはないという声明に等しいかと。

・もっとも今季のJ1は例年になく団子状態なので現有戦力のままでもACL圏が転がり込んでくる可能性も十分ありますし、逆に12位くらいでフィニッシュしてしまう可能性も少なくありません。

・現フロントが監督と合意した上で、その状態に甘んじることを良しとしたのであれば、その判断を尊重します。

・外国人CFを取ろうにも今はアジア枠が一つ空いているだけ。不振のランコの契約がいつまで残っているのか傍目には判らないし、資金は槙野買取に向けて残しておきたいのかもしれないし、単に「良い選手は高かった」だけかもしれず、補強見送りに至った本当の経緯はわからないことだらけなんですが、シーズンが終わって監督が「夏に良いCFが取れなかったのが12位に終わった主因」なんてことを言い出しさえしなければ良いんですが・・・

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<前節:磐田 4-1 札幌>

---山崎--前田---
山田-------山本康
---ロドリゴ--小林---
宮崎-藤田--チョ--駒野
-----八田-----

得点:25分 チョ、30分 チョ、47分 前田、52分 ロドリゴ

HT:山田→山本侑
64分:山本康→松浦
76分:山崎→金沢

<前回:磐田 2-2 浦和>

---前田--山崎---
山田--------ペク
---ロドリゴ--小林---
宮崎-藤田--チョ--駒野
-----八田-----

得点:25分 ペク、71分 ペク

72分 山崎→阿部
90+4分 ペク→菅沼実

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【TV短感】ロンドン五輪D組:日本 1-0 スペイン

・引き分けどころか、1点差負けくらいなら御の字と思いながらまったりと見ていましたが、なんとなんと優勝候補の一角と目されたスペイン相手に勝利!!!

・しかも「マイアミの奇跡」みたいに実質的にボコボコにされながらGKが当たりに当たって凌ぎまくった挙句、相手の凡ミスでなんとか勝ったようなジャイアントキリングでもなんてもなくて、スペインにチャンスらしいチャンスを与えなかった堂々の寄り切り勝ち。

・まぁ決勝まで見据えて戦う必要があるスペインのコンディションが大会初戦ということもあってどう見ても良くなかったとか、前半終了間際にスペインに退場者が出たために前半飛ばしまくった日本が最後まで守りきれたとか、日本勝利に対する後講釈はいくらでも付けられますが、100人中99人もが予想しなかったであろうスペイン戦での勝利を率直に称えたいと思います。

・日本の勝利を引き寄せたのは組織的な守備。最終ラインに吉田&徳永とOAを2人も起用した効果は絶大でした。序盤からいくらなんでもやりすぎだろうと危惧されるくらい前からプレスを仕掛け、そして時間の経過と共に自陣に守備ブロックを築いて防戦。選手が相互に連携を保って守備網を形成し、最後は吉田なり鈴木なりがしっかり応対。南アW杯同様、守りは世界のトップクラスと十分闘えることをまたしても実証した格好。

・前半のスペインは日本守備網を崩せず、ミドルシュートを2本放っただけ。日本の最終ラインが下がり気味になった後半になってスペインがエリア内に侵入する回数も増えましたが、それでも決定機らしい決定機は作れず。

・守備が良く機能している日本は徹底してカウンターで応戦。ここでは永井の快足が十二分に威力を発揮し、前半終了間際に相手を一人退場に追い込むことに成功。スペインは永井のことなんて全く研究していなかったのかもしれませんが、永井の1トップ起用はズバリ当たりました。

・34分に扇原CK→大津で先制した後、日本は何度もカウンターで決定機を掴みましたが、これが一つも決まらない。この日は清武がトホホな出来に終始し、守備のよさとは対照的にあんまりな日本の攻撃が浮き彫りになった試合でもありました。

・また大津&酒井宏が故障退場するアクシデントも発生。大津に代わって入った斎藤の出来がこれまたあんまりで、今後の戦いに向けて不安材料を残す結果に。

・追加点が取れなかったのは残念でしたが、相手にも決定機を与えないまま迎えた終盤、関塚監督は山村を投入して日本の数的優位を解消するという余裕のかましっぷり(笑) 「こらヤバイわっ!」と思ったのか、清武が必死に相手コーナーで鹿島ることしばし。ああいう逆説的なゲームの締め方があるんですなぁ・・・(苦笑)

・120点をつけられる試合内容ではありませんが、本番は結果が全て。グループリーグで最強のスペイン相手に勝ち点3を得ただけで100点満点です。グループリーグ突破へ向けて残り2戦、完全に燃え尽きましょう!(謎)

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2012.07.26

【屋号変更】麺処 美羽@湯島

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 湯島駅から「天神下」交差点を本郷方面へ灰ってすぐ。平日夜に往訪。先客1、後客ゼロ。「ぽっぽっ屋」→「るどるふ」の跡に出店。

 券売機は左側のボタンが「つけめん」、右側が「らーめん」。「濃厚魚介らーめん(700円)」を注文。

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 店内は居抜きのようで、壁に向かってカウンターが左に4席、右に3席。左側は席間に余裕があまりありません。狭い店ですが、厨房内には店主と接客係。

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 スープは文字通りどろっとした濃厚タイプ。ただ見かけと違ってくどくはなく、胃にもたれるようなところは全くありません。店先に貼りだされたウンチクによると「豚骨・鶏ガラ・鶏足等を丁寧に下処理し・・・・・煮干し・根昆布・ウルメイワシ・鰹節・鯖節等でダシを取り」とありますが、動物系と魚介系のバランスもいたって良好。しかも無化調にありがちな物足りなさは感じず、逆にかえしに頼りすぎという風でもなく、非常に良く出来ています。

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 麺は三河屋製麺製の太麺ほぼストレート。スープに合わせるならこれくらいは至極当然。もっちりした食感が気に入りました。

 具に水菜、柚子皮交じりの白髪ネギ、海苔、そして薄めのチャーシューが二枚。茎わかめをちらしてあるのは面白い試み。

 濃厚動物魚介を売りにする店は腐るほどあって参りますが、その中では頭抜けた出来だと思います。

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【TV短感】ロンドン五輪F組第1戦:日本女子 2-1 カナダ

・長めの縦パスやサイドチェンジにミスが目立ち、またコンディションが不十分と思しき選手も散見され、試合内容はイマイチでしたが、それでも前半のうちに2点先制。後半楽勝ムードが漂いかかった中で1点を奪われてしまいましたが、カナダに与えた決定機はその一回だけで、日本が何かと難しい大会初戦で無事勝ち点3を獲得しました。

・カナダは序盤厳しいプレッシング&ロングボール攻撃で日本に対抗。日本は思うようにボールを前線へ運べずに苦戦しましたが、カナダもこれといったチャンスは作れず。

・飛ばし気味に試合に入ったカナダのプレッシングが前半30分くらいから衰えだし、ようやく日本らしいパスサッカーが復活。大野→澤→大野→川澄と繋いで、川澄が角度のないところからゴール右隅をぶち抜いて日本先制!

・さらに鮫島のハイクロスに対するカナダGKの判断ミスで、カナダ山脈の影にいた宮間が運良く(?)ヘディングシュート。これで2点目。

・後半立ち上がり、カナダDFの凡ミスから得たビッグチャンスを大儀見が決めていれば日本楽勝でしたが、シュートはゴールライン上でクリアされてしまいました。大儀見は随所でポストプレーヤーとして気を吐いていましたが、シュートに至る切れはもう一つ。

・逆に日本左サイドをぶち抜かれてしまって失点。カナダの決定機はこの1回だけでしたが、この日はカナダの仕掛けるゴリゴリドリブルで、左サイドを中心にやや心もとない場面が散見されました。

・失点したことで楽勝ムードは雲散霧消。佐々木監督は大野に代えて安藤を投入し、2、3度チャンスを得ましたが追加点ならず。とはいえ、カナダの攻撃もセットプレーくらいしか可能性がなく、しかも早めに3人代えてからDFが故障してしまう不運もあって、日本が逃げ切りに成功。

・日本は総じて試合を重ねながら調子を上げてゆく途上といった感じで、特に前述の大儀見や宮間、鮫島などはまだまだこれからかなぁ・・・逆に長く戦列を離れていた澤が劇的に復調しているのが目立ちました。

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2012.07.25

ごらんアウェー:C大阪2012(4)~長居の風景

ごらんアウェー:C大阪2012(3)から続く)

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いつもがらがらの長居スタジアムですが、この日は清武選手のセレッソでのラストマッチという触れ込みでセレッソ営業が張り切りまくったせいか、久しぶりの大入り。

もっとも4万人と噂された観客数は雨に祟られて36000人余に留まり、しかも多数の観客を捌くことに慣れていない運営サイドは待機列を仕切りきれずにあちこちで不手際を晒していたようで・・・・

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日本より一足先に五輪代表が発表された韓国。セレッソからキム・ボギョンが選出されて花束贈呈。

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この試合は清武選手のセレッソでのラストマッチ。

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セレッソサポも「日」のコレオで盛大に送り出し。

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ロピーのおかんは自転車に傘を差して乗るのをやめるべきやろう・・・

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ごらんアウェー:C大阪2012(3)~3738(みなみや)@長居

ごらんアウェー:C大阪2012(2)から続く)

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 阪和線長居駅西口、交番のある通りを西へ。アーケード街に差し掛かったところ。土曜夕方に往訪。先客1、後客ゼロ。

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 やたらめったらメニューがあってどれがお勧めなのか全く判りませんでしたが、基本と思しき「特製中華そば(650円)」を注文。

 店内は厨房に向かってカウンター8席。さらに4人掛けテーブルが2卓。

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 小ぶりの丼で登場。「特製」の割にはビジュアルがしょぼいのに驚きましたが、値段を考えればこんなもんでしょう。。

 スープはあっさりめのとんこつ醤油といった感。店先の能書きによると豚骨、鶏がら、野菜といったところがベースのよう。

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 麺は太目のストレート麺。ざらざらとした口当たり。わざと堅めに仕上げているようですが、どう考えてもスープとのバランスを逸している気が・・・

 程よく脂がのったチャーシューはまずまず。他にネギ、もやし。

 チーズだのカレーだの濃い味の変わったメニューが目立ちますが、そういうのに凝っているうちに基本的なメニューがボロボロになってしまったみたいな。

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2012.07.24

支那そば あかだも@池袋

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 池袋北口を出て平和通りを北へ。高速道路が見えてきたあたりでセブンイレブンの手前を左折。日曜夕方に往訪。先客ゼロ、後客3。

 屋号や暖簾に敬意を表して「支那そば(600円)」を注文。

 店内は手前に4人掛けテーブルが2卓と2人掛けが1卓、奥にカウンター6~7席。

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 ビジュアル通り、鶏がらベースの古典的な醤油味で、あっさりすっきりした味わい。かなり薄味で個人的には好みですが、物足りなく感じる人も少なくないかと。

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 麺は細めの縮れ麺でスープの絡み、相性は文句なし。

 チャーシューは意外にも厚み、噛み応えがあって、旨味も十分。個人的にはワカメたっぷりなのが余計。他にナルト、メンマ。

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 池袋の繁華街の中心から遠く外れ、付近住民の支えが全てといった感じのラーメン店ですが、残念なことに体調不良・体力の限界のため7/31で閉店とのこと。外観・内装からするとそんなに古い店には見えませんが、確かにスタッフは3人とも年配でした。

(2013.10.2 追記)

後日、別の経営者のもとで営業を再開したとのコメントをいただきました。

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ごらんアウェー:C大阪2012(2)~お初天神から四天王寺へ

ごらんアウェー:C大阪2012(1)から続く)

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「金久右衛門 梅田店」を訪れた後は、新御堂筋を渡って通称「お初天神」へ。正式名は「露天(つゆのてん)神社」。

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神社の境内で実際にあった心中事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書き、それ以後、そのヒロインの名前「お初」にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになったとのこと。

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もっとも「曽根崎心中」って日本史なり文学史なりのタームとして知っているだけで、どういう話なのか全然知らんのですが・・・・(´・ω・`)

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「天神さん」で美人祈願っちゅーのはなんだかなぁ・・・・

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谷町線で「谷町9丁目」まで下り、上町台地の社寺をぷらぷら。上写真は生国魂(いくくにたま)神社。通称「いくたまさん」。ちなみに神社の周囲はラブホ街(´・ω・`)

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大阪最古とも言われる神社ですが、如何せん大阪は太平洋戦争の大空襲で丸焼けになったため、古い建物はほとんど残っていません。

戦後になっていったん木造の本殿を再建したものの、ジェーン台風で倒壊。1956年になって鉄筋コンクリートで生国魂造の本殿が再建されました。

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ずらずらと並ぶ境内社。あらゆるニーズにお応えします!

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井原西鶴像。西鶴が1日1夜で4000句の矢数俳諧を興行したのが、この神社。

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 さらに上町台地を南へ下って「愛染まつり」に沸く愛染堂。訪れた時はまだ準備の真っ最中といった感。

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 境内にある多宝塔。1597年(慶長2年)豊臣秀吉により再建された大阪市最古の木造建造物で、国の重要文化財。

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坂を下って四天王寺へ。法隆寺などともに聖徳太子建立七大寺の一つとされていますが、創建以来何度も災害・戦火に見舞われ、現在の中心伽藍は昭和30年代の再建。上写真は石鳥居。

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 西門

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 仁王門

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 金堂と五重塔

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 六時堂と石舞台

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2012.07.23

ごらんアウェー:C大阪2012(1)~金久右衛門 梅田店

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 大阪・東梅田駅からお初天神通り辺りを東へ。新御堂筋を渡ってさらに東へ。土曜昼に往訪。

 梅田でも全く土地勘のないところでしたが、この辺りはラブホ街なんですなぁ(苦笑)

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 開店直前に店に到着した時には一人並んでいただけでしたが、開店と同時にどこからともなく客がわらわらとやって来てあっという間に満員に。退店時には外待ち二人。

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 醤油らーめん専門店で、「大阪ブラック(700円)」を注文。他の客も大半が大阪ブラックを頼んでおり、「醤油らーめん」を注文している人は少数でした。麺は太麺と細麺が選べ、太麺で注文。なお他の客はなぜか全員が何がしかのトッピングを頼んでおり、当方が「トッピングなし」というと店員に怪訝な顔をされました。

 店内は縦長のL字型カウンター10席ほど。椅子の間隔、椅子の背後ともやや手狭。

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 「大阪ブラック」の名の通り、スープは真っ黒。しかし「富山ブラック」と違ってやたらしょっぱいわけではなく、かえしに黒醤油を使っているので真っ黒なだけ。出汁は鶏がらをベースにイカのワタなど魚介系を少し合わせているのでしょうが、見た目よりも意外にあっさり目ながらかえしが全面に出ている感は否めず。ただベースもそれなりにしっかりしているせいか、飽きずにぐいぐい飲めました。

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 麺は平打ちの並太ストレート麺。やや堅めの茹で加減なこともあいまって、スープとの相性は微妙。麺自体は悪くないのですが。

 チャーシューは脂が適度に乗った厚めのもの。他にネギ、メンマ。何かトッピングを頼まないと具が寂しいというわけでもなく、なんで皆が皆トッピングを頼むのか不思議。ネギ増し+100円なんてボッタクリやないかと思いますがねぇ・・・

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2012.07.22

王龍@浦和

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 浦和駅東口から線路沿いに南へ。再開発が進む日の出通りを渡ってすぐ。日曜昼に往訪。ラーメン専門店ではなく、ごく普通の中華料理屋さんです。先客、後客ともゼロ。

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 4つあるランチメニューの中から「黒胡麻担々麺+チャーハン(900円)」をチョイス。担々麺単品だと880円なのでかなりお得。っちゅーか、単品が高すぎ。

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 店内は4人掛けと6人掛けテーブルが3卓ずつ。一応店は開けてみたものの、未だ準備整わずといった感で、終始店内はバタバタ。中国系の家族がやっているのかな?

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 浦和赤シャツ着用のオヤジの弁によると3種類の黒胡麻を使っているとのこと。見てくれは良くありませんが、程よい辛さと酸味、胡麻ダレの甘みのバランスが良く、しかもベースがよほどしっかりしているのか旨み、コクも十分で、肉味噌をサルベージしながらついつい飲み進んでしまいました。

 野菜は刻みネギが少々混じっている程度で、事実上肉味噌が唯一無二の具。

 惜しむらくは麺が非常に安っぽい。担々麺専門店どころか、麺類が売り物の店ですらないので致し方ないのでしょうけど。

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こちらは小チャーハン。薄味で担々麺のサイドメニューにはぴったりでした。

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2012.07.21

友@赤坂

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 千代田線赤坂駅2番出口から南へ。赤坂2丁目交番前の斜向かいあたり。韓国料理屋や焼肉屋が多い一角に立地。平日夕に往訪。

 先客7、8人。どう見ても残業の腹ごしらえ風のサラリーマンがひっきりなしにやってきて店は常に7、8割くらいが埋まっていました。店内はコの字型カウンター14席。

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 メニューは「芳醇あごだし醤油」「つけ麺」「濃厚鶏塩らーめん」の3本立てで、券売機ボタン先頭の「芳醇あごだし醤油(740円)」を注文。

 驚いたことに店内にはスタッフが6,7人もいました。うち二人は店先でぷらぷら。おまけにそんなに頭数がいるのに出す順番を間違えたり、注文を忘れたり。場所柄家賃も安くはないでしょうし、ラーメンの出来以前に経営が危ぶまれます。

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 ぱっと見は「またお前か!」的な動物+魚介系スープですが、よくある濃厚どろどろ、これでもか魚粉入りとは対照的にさらっとしています。さらっとしているのは良いのですが、出汁は動物系、魚介系ともにライトというか単に薄いような・・・

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 麺は並太より心持ち太めの縮れ入り。最初はまずまずかなと思ったのですが、のびるのがちょっと早いかも。

 具はぺらぺらのチャーシュー、メンマ、水菜、白髪ネギ、ワカメ、海苔。

 ラー油というか、食べるラー油みたいなものを薬味につけてくれるので終盤試してみましたが、全くというか、絶望的にスープに合いません。まぁ入れる前から合わないのは判りそうなものですが。

 この内容で740円と値段だけはしっかり赤坂価格。

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2012.07.20

【閉店】麺処 花田@神田

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 神田駅北口を出て、北へ線路沿いに歩いてすぐ。平日夕に往訪。先客ゼロ、後客7。写真には写っていませんが、入口に大きな段差があって怪我人が出そう。

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 池袋の人気店が上野に続いて出した支店で、「味噌」「辛味噌」「味噌つけ麺」「辛味噌つけ麺」とメニューも全く同じ。今回は「味噌(790円)」を注文。野菜大盛、ニンニク増しを聞かれましたが、ともに普通で。なお後客には「つけめんは時間がかかる」ことをしきりに強調していました。

 店内はL字型カウンター9席くらいと店奥に6席。スタッフは2人でしたが一人は修業中といった風。

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 多角錐状の深い丼で出てきました。

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 スープはドロドロの超濃厚タイプで甘め。脂のこってり感が強めに出ているのは相変わらず。ただ池袋や上野で食べた時と比べて旨味がやや後退しているような気がしました。濃すぎてスープを飲む気にはなりませんが、麺を絡める分には濃さ、しょっぱさが気にならない程度にまとまっています。途中で飽きて卓上の一味を入れてみましたが、あまり面白味なし。

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 麺は極太で断面が丸いタイプで緩い縮れ入り。このスープにはこれしかないという相性のよさ。もちもちとした食感も嬉しいもの。

 チャーシューが一枚。柔らかめながらも形状はしっかり保っていました。また炒め野菜が意外に少なく、大盛にすべきだったとまたしても後悔。

 濃すぎて体に悪い感は否めませんが、たまに食べたくなるタイプなのは確か。

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2012.07.19

だいはち@東池袋

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 有楽町線東池袋駅4番出口から高速道路沿いに南へ。外観が地味なので危うく通り過ぎそうになりました。平日夕に往訪。先客3、後客ゼロ。

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 タンメン専門店でタンメンと味噌タンメンの2本立て。店内左端にある券売機で「タンメン・並(730円」を注文。並は150gで、大盛300gまで同一料金。

 店内はL字型カウンター10席弱。椅子の間隔はそこそこあるもののカウンターの背後が狭く、食券を買ってカウンター右側へ行くにはいったん店の外に出ないといけないくらい。厨房内にはオヤジ二人。

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 大盛にあわせているのか、やたらでかい丼で登場。

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 どこに実用上のメリットがあるのか良く判らない巨大なレンゲ。単に重たくて食べにくいだけ。

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 スープは鶏がらベースと思しき、あっさり味。能書きを読むとスープには昆布、塩ダレにはあさりも使っているとのこと。「トナリ」のようなやたらこってりしたタンメンとは対照的な古典的なタンメンですが、ちょっと出汁が弱いかな。すぐに飽きてしまって胡椒を少々投入。

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 麺はタンメンには珍しいことに細麺ストレート。やや頼りない気がしますが、終盤までへたらなかったのは大したもの。自家製だそうで、あっさりスープに合わせるとこんなもんかもしれませんが、好みには合わず。

 350gあると称する具はモヤシ、キャベツ、白菜を主力に豚肉、ニンジン、ピーマン、たまねぎ、きくらげ。良く探すとヤングコーンやパプリカも。

 麺に存在感がないせいか、終盤は具沢山の野菜スープを味わっているような気も。

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2012.07.18

地下鉄博物館

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クソ暑い中、家でじっとしているのも何なので久しぶりに「地下鉄博物館」を見に行ってきました。上写真は銀座線1001系。日本初の地下鉄車両です。

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戦前をイメージしたような車内風景。

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昔の銀座線といえば、駅に着く前に車内照明が消えることで知られていましたが、その際にに点くランプって小糸製作所製だったんですなぁ・・・

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こちらは丸の内線。

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銀座線よりは車内も見慣れた感じ。

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昔の地下鉄博物館はかなりマニアックだったように記憶しています。特に地下鉄の建設工法の解説に随分力を入れていたような・・・

上写真は副都心線で使われたシールドマシンのカッターディスクの一部。

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でも今の地下鉄博物館は格好の子供の遊び場。料金はなにせ大人210円、子供100円と激安。

これで半日子供が遊んでくれるならお父さんお母さんは大助かりですなぁ・・・

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鳴龍@大塚

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大塚駅と新大塚駅のほぼ中間。南大塚通り「南大塚3丁目」交差点の一本北側をを東へ入る。平日夕に往訪。先客1、後客1。周囲は住宅街の上に、外観がラーメン屋らしくないので見落としやすいかも。

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メニューは基本担担麺、醤油、塩の3本立て。店内の券売機で「担担麺(750円)」を注文。

店内は厨房を囲むようにコの字型カウンター12席。外観同様、中も小奇麗で落ち着きます。厨房内にはスタッフが2名。

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浅めの丼で登場。

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スープはあまり辛くなく、ゴマだれはそれなりに効いているものの、むしろ酸味が目立つような按配。ただベースがよほどしっかりしているのか、体のことを忘れてついぐいぐい飲み進んでしまいました。

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麺は細いストレート麺でやや柔らかめ。スープとの相性は悪くはありませんが、好みの範囲外。替玉(100円)があるのも道理ですが、スープが濃くはないので替玉投入は微妙かも。

具はちょっと九条ネギが乗っている他は肉味噌オンリー。

悪くはないが、担々麺としてはちょっと寂しいか。醤油で出直し。

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2012.07.17

エスクデロ・セルヒオ FCソウルにレンタル移籍

・高橋峻希に続いてセルのレンタル移籍が公表されました。

・今年のセルは峻希以上に出番がなくリーグ戦1試合わずか5分のみの出場。怪我が多かったためか、ナビスコでの出場機会もなく、これでは余剰戦力と見られても仕方ありません。

・ただ行き先がJ2ではなく、Kリーグの強豪FCソウルというのは非常に意外。韓国籍選手の入団例がほとんどない浦和がKリーグに伝手があること自体おどろきました(高原の移籍があるので、全く無縁ではないのでしょうが)。なお完全移籍のオプション付きとの噂もありますが真偽不明。

・昨年後半、窮余の一策として1トップに起用され、これが予想以上に機能してJ1残留の立役者になったセル。DFの当たりをものともせずにゴリゴリとボールを運び、それなりにボールがキープできるのがセルの持ち味。しかし、シュート精度が低いのはともかく、セルの状況判断の悪さ、周りの見えて無さはミシャの下では致命的な欠点で、怪我がなくても出番は少なかったかもしれません。

・2005年からもう8年間も浦和に在籍しているので中堅選手といって差し支えないはずですが、年齢はまだ23歳。いったん浦和を離れることがセルのブレイクのきっかけになればいいのですが、ロッテリアとかプルコギとかにはくれぐれも注意してほしいものです(謎)。

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ごらんアウェー:G大阪2012(7・完)~勝尾寺から箕面へ

ごらんアウェー:G大阪2012(6)から続く)

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西国三十三箇所の第二十三番札所「勝尾寺」。千里中央から阪急バスで行けるお寺ですが、大阪近郊とは思えないほどびっくりするくらい山深いところにあります。

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入口がいきなり売店兼チケット売り場。入山料に厳しいのは大阪ならではか。

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山門

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紅葉の名所らしいのですが、寺まで一本道しかないこんな山奥に紅葉狩りに来たら渋滞また渋滞で車の中で一日終了でんがな・・・・

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無数に奉納されている「勝ちダルマ」。

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っちゅーか、境内ダルマだらけ。なおG大阪が毎年ここに必勝祈願に来るそうですが、霊験はどうやら浦和の調神社と良い勝負のようで・・・

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アジサイにはちょっと早かったか。背後にあるのがご本堂。

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晴れていれば大阪の中心部がはっきり見えるはずですが・・・・

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勝尾寺から箕面駅まで急坂をだらだら。バイクはともかく、自転車で急坂を上り下りする人が結構います。

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昨日の大雨で水量もハンパなし

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箕面大滝

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沿道にはやたら「もみじの天ぷら」が目立ちますが、どう考えても美味そうには思えず・・・

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箕面といえば猿。大昔に箕面へ来た時には、隙あらば食べ物を盗みに来たり、子供にちょっかいを出しに来たりする猿に悩まされたものですが、山へ帰す運動が奏功してか、全く見かけず。

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箕面温泉ってこんなに巨大だったっけ???

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阪急箕面駅着。生乾きの靴でお疲れ様でした(自嘲)。

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2012.07.16

高橋峻希選手、千葉へレンタル移籍

・数日前から噂になっていた高橋峻希選手の千葉へのレンタルが昨日公式発表されました。

・峻希は今季リーグ戦出場はなく、ベンチ入りも5試合どまり。

・ナビスコ杯では鳥栖戦を除く5試合に出場し、うち4試合はスタメン出場。しかし、同ポジションの宇賀神がナビスコ杯で得たチャンスをしっかりモノにしてリーグ戦出場の機会を得た一方、峻希はその後塵を拝する結果になってしまいました。

・宇賀神も峻希もどちらも守備に難があり、峻希のほうがより一層攻撃的だと思いますが、ミシャの評価が大きく分かれたのは峻希の判断力が鈍いというか、迷いから脱しきれていないところかなぁ・・・ 

・昨年ゼリコにマンツーマン守備を命ぜられ、自分のマーカーに対して逆サイドまで追いかけていったこともありましたが、そんな一途さが攻守の素早い切り替え&状況に応じての絶え間ない上下動を求められるミシャのWB像にそぐわなかったのかなぁ・・・

・また結構怪我が多くてシーズン初のキャンプで出遅れ、その後も戦術理解が進まず、戦力として計算しにくいのが良くなかったのかもしれません。

・すでにナビスコ杯はなく、サテライトリーグもなくなって久しい現在、リーグ戦で出番のない若手選手をレンタルに出して試合経験を積ませるのは非常に自然なこと。消耗が激しいWBを出してしまうのは少々心配ですが、安全を見込むあまりに将来性のある選手の芽を摘んでしまうのはこれまた愚かしいこと。

・ミシャは広島時代に高萩や森脇を愛媛へレンタルに出し、現在の主力に育て上げた実績もあります。

・またレンタルに出そうにも相手の都合もありますから、いわばオファーがあるうちが華。J1昇格が現実的な位置にいる千葉がどういうニーズで峻希に目をつけたのか判りませんが、ここでポジションを掴むことが峻希再生の一番の早道。J2とはいえ選手はそれなりに揃っている千葉ですから決してポジション奪取は楽ではないと思いますが、峻希が今の泥沼から這い上がって浦和へ戻ってくることを楽しみにしています。

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ごらんアウェー:G大阪2012(6)~豪雨の万博

ごらんアウェー:G大阪2012(5)から続く)

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大雨の万博。大雨の中早々とスタジアム入りしても仕方ないので、試合開始30分前くらいに到着。

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最近は茨木駅から歩いて万博へ向かっていたため、大阪モノレールに乗るのも久しぶりだし、公園東口駅で降りるのも久しぶり。駅からスタジアムへ向かう道すがら、めっちゃ屋台できたんやね・・・

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SS席の上の方とか、SM席とか、高い席がガラガラで、この日の観客数は15000程度。

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試合開始前に踊るガンバのねーちゃん。このねーちゃんはめちゃ声がでかくて、浦和がコールを始める前は「俺達はーシベリアだー」とかはっきり聞こえる。ゴール裏即戦力レベル。

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でもワシは隣のねーちゃんのほうが好き(・∀・)

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2012.07.15

頂@中板橋

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 東武東上線中板橋駅北口の商店街「壱番街」内。土曜昼に往訪。先客4、後客1。

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 メニューは「らぁめん」と「つけそば」、及びそれらのバリエーションのみ。「らぁめん(650円)」を注文。後払い制。

 店内は厨房に向かってI字型カウンター5席と、店右側に2人掛けテーブル4卓。厨房内にはスタッフが2名。

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 スープは動物系ベースの魚介交じり。店内にほんのり煮干しの香りが漂っているので煮干しがっつり系かと思い込んでいたのですが、ちょっと肩透かしを食った感も。おまけにデフォルトでスパイスを効かせているので出汁の味わいも半減。表面の脂が目立ちますが、味わいはむしろあっさり目。

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 麺は縮れの強い太麺。断面が丸い、つるつる、もちもちっとしたタイプですが、つけそばと兼用かな? あっさり目のスープとの相性はやや疑問。

 値段相応に具がしょぼくてワカメ、メンマ、海苔、刻みネギ。そして脂が多いばら肉チャーシュー。ラーメンの具としてのワカメは好きではないので、これも減点。

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【観戦記】12年第18節:新潟 0-0 浦和

・前後半とも決定機は一応ありましたが、総じて新潟の守備ブロックを攻め倦んだまま試合が終わってしまった印象。それどころか、何度も致命傷になりかねないミスを犯してはカウンターを食らいまくりましたから、負けていてもなんら不思議はない試合内容でした。

・降格圏に沈んでいる相手から勝ち点1しか取れなかったのは残念ですが、降格圏にいる相手だからこそ負けずに済んだという見方もできるくらいの乏しい試合内容。負けずに済んだのはひとえに新潟のあんまりな攻撃力とGK加藤の奮戦の賜物。

・柏木が徹底して押さえ込まれた時の打つ手の乏しさと、ちょっとしかない決定機をきっちり決められる点取り屋がいないという浦和の弱点がまたしても露になった試合でした。

・新潟の守備は90分を通じてほぼ完璧。前から積極的にプレスをかけるわけではなく、逆にどん引きに陥るわけでもなく、自陣に守備ブロックを作ってひたすら浦和が無理に縦パスを入れてくるのを待ち構えるような守備構え。特に柏木やマルシオへのマークは実に厳しく、浦和が攻撃時に5トップ気味になるのに対し、新潟は6バック気味になって応戦。

・両IHにボールが入らない浦和の攻撃はたちまち手詰まり。原口もなんとかポストプレーをやってみたし、DFの裏を狙ったりしてはいましたが、何だかんだといってもまだまだ1トップとしては半人前どころか1/4人前くらい。浦和は前三人に無理やり縦パスを入れてはボールを失い、新潟の注文に何度も嵌ってしまいました。

・浦和の決定機は前半新潟CKからのカウンターで平川→マルシオと、終盤の宇賀神のシュートが東口にセーブされた場面くらいでしょうか。後半の立ち上がりにも平川→原口とか、スローインの流れからの槙野とか、一応チャンスもなくはなかったのですが、こういう試合を勝ちきるには攻め駒不足、特にFWの力不足は否めず。

・浦和の攻撃が様になってきたのは新潟の運動量が落ちて守備ブロックが緩んできた後半30分過ぎからかなぁ・・・ミシャが小島&宇賀神を投入して攻撃にバランスを傾けてきたのも頷ける交代ですが、3枚目に攻撃的な駒がいないんだよなぁ・・・ランコも達也もFWなのに守備的な駒やし・・・・

・浦和のチャンスは数えられる範囲なのに対し、新潟のチャンスは後半何度あったやら。最もやばかったのは坪井のボールロストからミネイロにシュートを撃たれた場面でしたが、シュートはGK加藤の正面。新潟は何度もカウンターのチャンスを掴みながら、今季点が取れずに降格圏に沈んでいることで焦りがあるのか、浦和守備陣を崩しきることなくミドルシュートを連発。そのほとんどは枠外で、枠内シュートは加藤がきっちりセーブ。

・平井、矢野と一応FWを代えては見ましたが、代えれば代えるほど新潟のチャンスは遠ざかった印象。柳下監督はしっかり守ることはできたようですが、勝つとなると相当しんどそう。

Photo

-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

74分 啓太→小島
74分 平川→宇賀神

2

---ミシェウ--ロペス--
ミネイロ--------田中
---本間--三門---
菊地-石川-鈴木大-藤田
-----東口-----

64分 ブルーノ ロペス→平井
73分 藤田→大井
81分 アラン ミネイロ→矢野

・ミシェウの位置はかなり低めでブルーノロペスとは縦並び、あるいは単に4-2-3-1かも。

・ブルーノロペスって昨年の活躍が嘘のように、今年は何の怖さもない選手になってしまいました。

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2012.07.14

岡村屋@根津

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 千代田線根津駅1番出口から、不忍通りを西へ入ってすぐ。平日夜に往訪。先客2、後客1。

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 屋号は岡村「屋」ですが、家系のラーメンを出す店で「ラーメン・並(650円)」を麺堅めで注文。他につけ麺も用意。

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 店内は厨房に向かってL字型カウンター8席と4人掛けテーブルが1卓。カウンターには調味料がごろごろ。厨房内にはオヤジスタッフが2名。

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 概して味が濃すぎて、良くも悪くもそんなに差がない家系ですが、ここのはちょっとしょっぱすぎ。とんこつ自体はFC展開しているような家系店よりはよほどしっかりしていると思いましたが、ここまでしょっぱいとすべてぶち壊し。また麺がスープの上にはっきりと顔をだしていますが、スープをケチっているようにしか見えず、印象悪し。

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 麺はカネジン食品製のやや太めのストレート麺。堅めで頼んだつもりですが、並といっていいくらいの出来。

 チャーシューは小さめのが一枚だけ。他にほうれん草と海苔が三枚。

 この辺はラーメン屋がほとんどないので、この出来でも近所の方には重宝されるのかも。

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2012.07.13

ごらんアウェー:G大阪2012(5)~中華そば 麺屋7,5Hz 生野店

ごらんアウェー:G大阪2012(4)から続く)

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 大阪・千日前線小路駅4番出口から駅前の通りを南へ歩いてすぐ。土曜昼に往訪。先客1、後客2。

 ここは高井田系のラーメンを出すチェーン店で、なんと24時間営業。「中華そば」は450円と安すぎで、これは量が少ないものと判断して、「中華そば・中(600円)」を注文。ここは「塩そば」がありました。

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 店内は厨房に向かってカウンターが6席と店右側にテーブル席4席。ここも店先の様子を映しているテレビがなんと2台も。厨房内には一人だけ。

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 出来は「住吉」とほとんど変わらず。麺がやや柔らかめなのと、ネギの刻みがかなり大雑把。さらに心持ちチャーシューが厚いくらい。量的には「中」にしておいて正解でした。

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【展望】12年第18節新潟戦 & スピラ退団

・まず前回の対戦を簡単に振り返っておきます。

・自陣に引き篭もり、サイドを捨てて中央を固めて守る新潟を相手にボールは支配するものの時間の経過と共に攻め倦みの様相が濃くなり、数少ない決定機は決められず、逆にロングスローからのこぼれ玉をブルーノロペスに決められて同点に追いつかれての引き分け。

・自陣深くに引き篭もっていた割には柏木やマルシオへのマークがゆるゆるだった前半に追加点が取れていれば楽勝だったゲームですが、そこで追加点が取れなかったのがドローゲームに終わった主因。もっともその後浦和は何度となく同じパターンに陥ったわけですが・・・

・その後降格圏を抜け出せない新潟は、5月21日に黒崎監督が辞任の運びとなり、柳下前磐田監督を招聘。監督交代後の第14節からは2勝1敗1分とまずまずの成績で、G大阪を抜いて16位に浮上してきました。

・監督が代わったとはいえ、移籍ウインドーはまだ開いていないので選手のメンツは変わらず。それどころか左SB金珍洙、右SB内田が共に長期離脱しています。浦和戦では内田に代わって右SBに入っていた村上が出場停止。

・予習を兼ねて前節札幌戦をテレビ観戦しましたが、ミシェウのパス一本で田中がDFライン裏への抜けだしに成功して早々と新潟が先制。その後札幌に反撃の芽が見られなかったことですっかり試合への興味を失ってしまい、前半30分くらいから後半20分くらいまで昼間から寝落ち(苦笑) 従って何の予習にもならず。ミシェウがボールを持つと面倒なのは千葉時代から判り切っていることですし。

・また監督が代わっても点が取れないのは相変わらずのようで、リーグ戦で複数得点は依然なし。ナビスコで大宮相手に4点取って大逆転したのは何だったのかという気がしますが、ブルーノ・ロペスが研究されて今季わずか3得点に留まっているのが最大の誤算なんでしょう。オフに補強した平井に至っては未だ無得点。新潟に戻ってきた矢野も1得点どまりで、しかも監督が代わって出番が激減。

・浦和はスタメン、ベンチとも大きな変更は考えられず。ポポが全体練習に戻ってきたようですが、ベンチ入りがせいぜいでしょう。

・新潟戦には直接関係ありませんが、スピラノビッチがアル アラビ(カタール)へ完全移籍することになりました。ゼリコ時代には不動のスタメンCBであり、豪代表にも名を連ねていましたが、代表へ行っている間に監督が堀に代わって出番を失ったのがケチのつきはじめ。

・ミシャになってからは3バックというか、状況に応じて4バックないし5バックに変化するミシャの変則的なスタイルに馴染めなかったのか、リーグ戦ではベンチにも入れず。カップ戦でチャンスを得たかと思えば、監督に使われないのもやむなしといったパフォーマンスに終始。試合勘を失ったのが良くなかったのか、豪代表でもスタメンから外されるなど、足下は散々な状況。

・従ってスピラが移籍を考えるのもやむを得ないと思いますし、浦和も監督の構想から外れている選手を契約が残っているうちに売却して移籍金を獲得するのは極めて自然なことだと思います。

・まだ24歳と若いスピラが欧州ではなく、カタールを新たな舞台に選んだのは少々残念ですが、移籍はオファーがあってこそ成り立つもの。またどこかの試合で再開できることを楽しみに活躍を心待ちにしております。

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<前節:札幌 0-1 新潟>

---ミシェウ--ロペス--
田中--------藤田
---本間--三門---
菊地-石川-鈴木大-村上
-----東口-----

得点:5分 田中

68分:藤田→ミネイロ
72分:ロペス→平井
83分:田中→矢野

・故障の金珍洙に代わって菊地メンバーが左SB。

<前回:浦和 1-1 新潟>

---ミシェウ--ロペス--
田中--------藤田
---本間--菊地---
珍洙-石川-鈴木大-内田
-----東口-----

得点:29分 ブルーノ ロペス

58分 菊地→三門
73分 ミシェウ→平井
82分 藤田→小谷野

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2012.07.12

【閉店】不知火@西川口

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 産業道路沿い、滝野川信用金庫蕨支店近く。日曜夜に往訪。先客3、後客ゼロ。近所のラーメン屋ですが、夜しか営業していないのが災いして、これが初訪問。

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 「博多長浜」を看板に掲げる店で、「博多らーめん(600円)」を麺堅めで注文。

 店内はなぜか薄暗く、しかもかなりゆったりしたレイアウト。厨房に沿ってI字型カウンター10席と4人掛けテーブルが3卓。

 卓上には紅生姜、高菜、すりごま等。

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 店内に豚骨臭がほとんどしないのであまり期待はしませんでしたが、意外にもスープは豚骨出汁がしっかり。濃厚ではないけれども、そこそこ満足の行く仕上がりでした。

 麺はいうまでもなく細麺ストレート。具にちゃーしゅー、キクラゲ、刻み青ネギ。

 駒場からの帰りに寄るだけの価値はありますが、やはり夜しかやっていないのがネック・・・っちゅーか、駅から近くはないのに深夜営業ってどんな客層なんだろう・・・

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ごらんアウェー:G大阪2012(4)~大阪駅

ごらんアウェー:G大阪2012(3)から続く)

隣接するビルを含めて大改装が施された大阪駅を初訪問。

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新しい大阪駅を象徴する大屋根。

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新設の連絡通路は京都駅とそっくり。

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時の広場。京都駅の大階段と似た発想なんでしょうが、大きな駅にわざと一見無駄に見えるスペースを作って、人が集まる場所にしたいいんでしょうな。

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フロアを突き破るかのようなエスカレーター。なくなってしまった難波の「ロケット広場」を彷彿。

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アホと煙は高いとこ登ります。

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眼下に広がる貨物駅。ここの再開発が終われば梅田も一段落かな。

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阪急へと向かう連絡通路自体は昔のまま。でも大阪駅が巨大化したり、その隣に巨大なヨドバシが出来たりした反面、阪急村の賑わいが陰りを見せているのは一目瞭然。阪急百貨店の立替工事が長引いているのも良くないのでしょうが、個人的には梅田といえば阪急村なんで、寂しいこと限りなし。

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2012.07.11

【休業】波@千住大橋

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 京成線千住大橋駅から目の前の日光街道を渡り、ガードをくぐってすぐ。日曜夕方に往訪。先客3、後客ゼロ。いつの間にか神田からこちらへ移転。

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 改札口を出たら、その続きがガード下商店街。怪しさ満点の千住大橋駅。

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 卓上のメニューを見ると「塩らぁ麺」が売り物なのかもしれませんが、「らぁ麺(650円)」を注文。

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 店内はL字型カウンター8席のみ。ニンニク絞り器が目に付きます。先客はいずれも水商売風で、離れたところに座っているのに香水がプンプン漂ってきて難儀・・・ 厨房内にはオバハンが一人だけ。

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 茶濁スープは動物系ベースに魚粉多用。かえしはやや甘めながら揚げネギでアクセントを加えています。ただ全体にコクが今一つ。

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 麺は縮れが強い太麺。スープに対していくらなんでも強すぎだろうと思ったのですが、意外にもそれなりにマッチ。量も多め。

 麺の上にはもやしがたっぷり。またチャーシューはかなり厚みがあって旨みもしっかり。値段を考えれば驚きべきクオリティー。他にねぎ、海苔。

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ごらんアウェー:G大阪2012(3)~大阪天満宮

ごらんアウェー:G大阪2012(2)から続く)

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一応大阪育ちですが、なにせ田舎モンかつ出不精だったせいか、大阪市中心部は御堂筋線沿線のエリアと大阪城くらいしか行ったことがなく、そこから一歩外れると未知の世界だらけ。観光地としては個人的にはなんとも微妙な位置づけの大阪ですが・・・

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京阪の天満橋駅ってこんなに大きいとは!

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小雨そぼ降る中、ぷらぷら歩いて大阪天満宮。天満祭で知られる高名な神社ですが、これが初訪問。

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大都市のど真ん中にあるのが災いしてか、有名な神社の割にはしょぼいというのが正直な印象。

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近隣では京都・北野天満宮に遠く及ばず。同じく大都会のど真ん中にある東京・湯島天神と比べても、湯島天神のほうが小高い丘の上にある分マシかな?

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大阪天満宮のすぐ近くから、日本一長いアーケード街としてこれまた有名な「天神橋筋商店街」がスタート。1丁目はちょっと寂れていますが

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2丁目あたりから賑わいだし

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3丁目以北が本格化

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2012.07.10

【閉店】大安らーめん@高田馬場

 高田馬場駅から早稲田通りを東へ。明治通りを越えて、「えぞ菊」や「天下一品」の先。土曜昼に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 「味噌専門」との触れ込みで、店内の券売機で「みそらーめん(750円)」を注文。ランチタイムにはライス無料とのことなので、ライスをつけてもらいました。

 店内はテーブル席主体で2人掛けが5卓と4人掛けが2卓。厨房に向かってカウンター席が5席ほど。

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 やたら巨大で黒々としたチャーシューが異彩を放っています。スープは見かけからは意外なほどさらっとしており、炒め物を合わせていないせいか、脂っぽさもあまり感じません。良く言えばマイルド風味ですが、出汁の旨味もイマイチでやや甘めの味噌の味ばかりが正面に出ているような・・・

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 麺はこれまた昨今の味噌ラーメンには珍しい並太のストレート麺でやや柔らかめ。スープとの相性を考えれば堅い太麺は難しいかと思いますが、この麺もスープの絡みがあまり良くありません。

 具は件の巨大チャーシューの他に半熟玉子、海苔、白髪ネギ、もやしと値段の割には豊富。

 ただ店の目玉らしき巨大チャーシューは角煮っぽい甘めの味付けなのはともかく食感がパサついていて、これまたイマイチ。

 近所に味噌ラーメンの老舗「えぞ菊」があってこの内容だとあまり先が長くないような・・・

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ごらんアウェー:G大阪2012(2)~石切参道

ごらんアウェー:G大阪2012(1)から続く)

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大阪平野から近鉄奈良線が生駒山へ向かってゆるゆると坂を登って、「もうこれ以上登れまへん」とばかりの坂の途中にある石切駅。ここが石切参道の始まり。

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といってもここから肝心の石切神社までは坂を相当下る必要があり、またあとからできた新石切駅のほうが神社に近いこともあってか、石切駅に近い参道の上半分は店もまばらで活気がありません。

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石切大仏

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石切不動明王

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石切参道はどういうわけか占い関係の店がやたら目立ちます。

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参道の途中に東大阪市のアンテナショップ。東大阪市は随分昔の話になりますが、布施・河内・枚岡の3市が合併してできた市で、「まいど1号」に象徴される中小企業が非常に多い街としては知られていますが、街の顔は今ひとつはっきりしません。

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店先に石切参道商店街のゆるキャラ「いしきりん」。2次元より3次元のほうが可愛く仕上がっていて、だいぶ印象が違います。

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坂を下りきって神社が近くなるにつれて参道も賑わいを見せ始めます。

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石切神社。地元では「でんぼ(腫れ物)の神様」として有名なんだとか。

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雨がぱらつきはじめたあいにくの空模様にも関わらず、お百度を踏む熱心な人々が多数。

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ご本殿

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水神社

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通りを挟んで絵馬殿

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なぜかかたわらに牛の親子が。

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2012.07.09

【短感】12年カップ戦第3節:浦和L 0-1 新潟L

・長かった駒場スタジアム改修もようやく終わり、この試合がこけら落とし。久しぶりの駒場 & 梅雨の晴れ間ということもあって、2000人余もの観客がやってきましたが、残念ながら浦和は全くいいところなく新潟相手に敗戦。決定機どころかシュートなしいシュートもなく、試合が終わってしまいました。

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・今カップ戦のグループリーグは5チーム中上位2チームが勝ち抜け。浦和は既に3試合を消化して1勝1分1敗の勝ち点4で3位で、あとはINAC戦を残すだけ。2位の新潟は勝ち点6で残り2試合(vsINAC、福岡)ですから、浦和のリーグ戦勝ち抜けは極めて難しくなってしまいました。

・昨年、今年とレディースの試合は飛び飛びでしか見ていないのですが、総じて浦和の攻撃は千葉や新潟といった中位クラブにも通用しなくなったという印象。細かくパスを繋いで攻めようとしているようですが、相手はコンパクトな陣形を保って中盤でがっつりプレスをかけて潰しにかかり、浦和は最後までそのプレスを交わせない様子。この日は庭田が絶不調でどうにもならず、他にも新潟と比べてコンディションに問題があるように見受けられる選手がそこかしこに。

・っちゅーか、一昔前まではサイドに人数を割いて、主に土橋や柳田からのクロス攻撃が主だったように記憶していますが、いつからこんなに細かいパスにこだわるようになったのかなぁ・・・それはそれで一貫していればいいのですが、世代交代と戦術変更を同時並行で進めているうちにチームがぐちゃぐちゃになったみたいな。

・今年はそれなりに選手を補強しましたから、結果 & 長期政権の割にはほとんど上積みが感じられない試合内容を受けて、監督の責任問題は避けられないでしょう。

・勝敗には直接関係ありませんが(いや、エリア内でのハンド=PK相当もあったか)、主審がことごとくハンドを見逃すのには参りました。

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・ピッチに散水装置が埋め込まれたみたいで、ゼリコが見たら泣いて喜ぶような(苦笑)

---荒川--吉良---
後藤--------柴田
---柳田--庭田---
堂園-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

59分:庭田→藤田
73分:荒川→泊
82分:吉良→岸川(後藤がFW、藤田が左SHへ)
87分:柴田→加藤 ※レギュレーションは不明

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ごらんアウェー:G大阪2012(1)~中華そば 住吉

 大阪・千日前線新深江駅から駅前の通りを東へ。新深江交差点を渡ってさらに徒歩5分ほど。土曜朝に往訪。先客6、後客1。

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 大阪中心部から遠くはずれ、もはや郊外といって差し支えないところなのに朝から営業しているのも不思議ですが、先客は朝からビールだとか、朝から親子3人で中華そばとか、なんだかなぁな光景。店の周りでは正体不明のオッサンがウロウロしとるし・・・ 客層といい、周辺の雰囲気といい、庶民的を取り越してちょっとアレな感じ。

 メニューはシンプルで「中華そば」「チャーシューメン」「ワンタン」の3つ。もちろん「中華そば(500円)」を注文。

 店内はL字型カウンター8席くらいですが、席の間隔はかなり狭め。店のテレビにはなぜか店先の様子を映していますが、防犯カメラなんでしょうか? 厨房内にはオバハンが二人。

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 俗に「高井田系」と呼ばれるラーメンの最大の特徴は麺。極太ストレート麺で心持ちざらざらした食感。固いとは思いませんでしたが、コシがしっかりしていて噛み応え十分。

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 一方スープは一応鶏がらベースなんでしょうが出汁はかなりあっさりめで、化調とかえしの醤油味で持たせているようなもの。それでいて極太麺をしっかり受け止めているのはたいしたものですが、単調ですぐに飽きてしまうのは否めず。

 麺の上には刻みネギがたっぷり。他に細めのメンマと薄いチャーシューが少々。飽きてきたところで胡椒を振り掛けるとこれもまたよし。

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2012.07.08

【観戦記】12年第17節:浦和 4-3 鳥栖

・いやぁ、本当に勝って良かった。54分で4-0だった試合を追いつかれてもしようものなら、3-0から大逆転負けを喰らったC大阪戦@長居を上回る惨劇となり、「浦和トホホ伝説」に新たな一ページが書き加えられるところでした。

・前半早い時間帯に先制し、さらに後半これまた早い時間帯に待望の追加点が入っただけではなく、時ならぬ豪雨で珍しく鳥栖が集中力を失ったのか、守備が体をなさない上にパスミスが続出する間に原口が2点を奪取。このところ引き分けばかりのリーグ戦で久しぶりに大勝となり、頭の中では「祭りだぁ 祭りだぁ 祭りだぁ 豊年祭りー」とサブちゃんが鳴り響いていたのですが、10分後には暗転。

・苦手のセットプレーからの流れでトジンに一発を食らっただけならまだしも、そこからあれよあれよという間に3失点。大雨でピッチに水が溜まりまくってボールが上手く転がらない悪条件も災いしたかと思いますが、集中力が欠如しているとしかいいようがない大失態の連続。人数は揃っているのにどいつもこいつも何の役にも立っていない。特に永田と阿部は酷かったなぁ・・・・ もともと一試合に一回は集中力を欠いてしまう永田はともかく(苦笑)、阿部はとうとう最後まで集中力が戻らなかったような按配でした。

・楽勝ムードは一変、1点を争う引き締まった試合になり、永田が正気を取り戻すに従って浦和の守備もようやく安定。とはいえ、鳥栖のロングボール攻撃なりセットプレーなりは非常に厄介で、こぼれ玉から一発を喰らってしまう恐れも多々。従ってミシャはランコ、濱田と上背のある選手を続々投入して必死の防戦。ロスタイムは敵陣コーナーで時間を使いまくってほうほうの体でなんとか逃げ切り勝ち。もっともこの日もランコが終盤の決定機を決めていれば、ドタバタした馬鹿試合ながら楽しく家路につけたのですが・・・

・祭りの後にお通夜になってしまったような変な試合。いろいろありましたが本当に勝ててよかった。楽に勝てる試合なんて一つもない。その言葉を実感した試合でした。

-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:7分 梅崎、50分 平川、52分 原口、54分 原口

69分 梅崎→宇賀神
78分 原口→デスポトビッチ
90+1分 マルシオ→濱田

・思いがけずもドタバタした試合になってしまいましたが、ナビスコでの一戦と比べると前半の浦和は随分と良くなっていました。鳥栖は例によって守備ブロックを高めに設定して前から厳しくプレスをかけてきましたが、浦和はボールに食いつかせておいてパスを回してわずかな守備ブロックの綻びを執拗に突くの繰り返し。中央はガチガチに守られているのでしきりに左右に揺さぶりをかけていましたが、それが実ったのが先制点。柏木→平川→原口のダイレクトでのシュートのこぼれ玉を梅崎がよく詰めていました。

・とはいえ、先制点を奪った後の浦和の攻撃はやや手詰まり気味で、良さが目立ったのはむしろ守備。DFラインが下がってボコボコにされかかったC大阪戦での反省を生かしたのか、この日の浦和は前3人が積極的にフォアチェックを仕掛けてDFラインの押上げを手助けすると同時に、豊田へ易々とロングボールを入れさせず。特に原口がマルシオと連動してさぼることなく守備に奔走しているのが目を惹きました。

・鳥栖は細かいビルドアップが上手くないので、浦和のプレスが嵌ってボールを失うこともしばしば。浦和は鳥栖のミスを突いてカウンターを仕掛ける場面もありましたが前半は追加点ならず。

・追加点が入ったのは後半に入ってから。鳥栖CKからカウンターが炸裂。体を張りまくってボールを奪ったマルシオ、こぼれ玉をすかさず右サイドのスペースへ展開する柏木、そして自陣深い位置から長距離を疾走した平川が自らぶちこんでの見事なもの。

・しかし、そこからなんでこんなややこしい試合になるかなあ・・・・

・終盤、かつて相馬-平川間で頻発した「黒ヤギさん白ヤギさん」が、柏木-平川間で再現されるとは意外でした。

-----豊田-----
金民友--池田---早坂
---岡本--藤田---
磯崎-金根煥--呂-丹羽
-----赤星-----

得点:67分 トジン、67分 藤田、71分 藤田

53分 早坂→水沼
60分 池田→トジン
84分 キム ミヌ→岡田

・アウェーで4失点も喰らいながら、心折れることなく、足を止めることなく、反撃に出た鳥栖の姿勢は見事でした。これも「地獄の3部練習」の賜物なんかなぁ・・・

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2012.07.07

【閉店】麺や福@稲荷町

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 銀座線稲荷町駅から浅草通りを東へ。松が谷1丁目交差点の手前。平日夕に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 店外の貼り紙を見ると博多風のラーメンを出す店のようで、「らぁめん(680円)」を麺堅めで注文。後払い制。

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 店内は厨房に向かって縦長I字型カウンター6席と、店奥に4人掛けテーブル2卓、2人掛け1卓。卓上にあるのは白ゴマと紅ショウガだけで、高菜は別料金。スタッフはなんと4人もいました。

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 出てきた品を見てびっくり。スープに背脂が浮かんでいるだけでなく、全体に脂多め。とんこつ臭がないのはともかく、白濁もしていません。海苔はなく、しかもキクラゲではなくメンマが入っていることもあって全然博多っぽくありません。出汁はしっかり出ているものの、ベースは豚骨だけではなく、他の動物系交じりっぽいような。

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 麺は細麺ストレート。ざらざらとして口当たりで、スープの絡み、相性はまずまず。替玉は特に頼まなくても良いくらいの量。というか、替玉を頼むにはスープの量がやや少ないかも。

 具は小さなチャーシュー、刻みネギ。

 ワンコインとんこつラーメンよりはややマシかなと思いますが、これで680円は高いという印象。

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2012.07.06

麺や とら@池袋

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 池袋駅南口から西池袋1丁目交差点を渡って、西池袋公園の北外れ。ボロいマンションやアパートが立ち並んだ一角にあってかなり判りにくい。平日夕に往訪。先客3、後客3。

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 券売機のボタン配置から察するにつけ麺がウリの店で、実際先・後客全員がつけ麺を注文していましたが、券売機右隅の「中華そば(700円)」のボタンをぽちっと。並・中・大盛同一料金ですが、並で。他に油そば。

 店内はL字型カウンター4席と4人掛けテーブルが1卓。カウンターの席配置はやたらゆったりしています。

 店奥に厨房があって、中には店主が一人だけ。2杯ずつ丁寧に作っています。先客は全員出来上がり待ちで、しかもただでさえ時間がかかりがちなつけ麺主体の店なので、かなり待たされました。

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 大きめの丼にスープがたっぷり入った状態ででてきました。

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 スープは鶏がら主体の動物系がベース。丼の縁に魚粉が付いているところを見ると、魚介系もわずかにあわせているのでしょう。外見は脂でどんよりと濁っていますが、味わいは意外にあっさりしています。やや醤油ダレが立っていて、古典的な醤油ラーメンに近い面も。ほんのわずか黒胡椒が入っているようですが、個人的には蛇足。

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 自家製と思しき麺は太めのストレート。つけ麺と共用なのかも。つるつる、もっちりとした食感が楽しい逸品。最初はスープに対してやや強すぎるかと思ったのですが、最後まで飽きずに食べられました。

 チャーシューは大判でそれなりに厚みもあってまずまず。他にメンマ、ほうれん草、海苔、刻みネギ。

 つけ麺の片手間に作っているわけではなさそうで、予想外にしっかりとした品でした。

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【展望】12年第17節鳥栖戦

・次節鳥栖戦でリーグ戦も半分を消化。

・鳥栖とはナビスコ杯予選でアウェーゲームを闘ったばかり。浦和はグループリーグ勝ち抜けを期して、怪我人と代表選出の槙野を除けばほぼフルメンバーでベアスタに乗り込んだにも関わらず、試合内容的にはまさに得点差以上の完敗を喫してしまいました。

・後半千載一遇のカウンターのチャンスを生かして一時同点に追いつくのが精一杯で、決定機らしい決定機は結局それだけ。逆に鳥栖には前後半とも何度か危ない形を作られ、最後は満を持して投入された水沼が瀕死の浦和をばっさり。

・鳥栖は序盤から自慢の運動量を全面に押し出して序盤から前から強烈なプレッシングをかけ、どうにも動きが悪い浦和はビルドアップがままならず。

・鳥栖が先制した後は一転して自陣に強固なブロックを形成して防戦。浦和はボールを支配する時間こそ長くなりましたが、良質な縦パスを入れられずに、全くと言っていいほどチャンスを作れず。

・鳥栖の先制点は伝家の宝刀=藤田のロングスロー→豊田ヘッドが炸裂したもの。

・今回はホームでの再戦になりますが、鳥栖の手口はそんなに変化はないでしょうから、浦和は全く良いところがなかった前回の試合内容をどう修正してくるかが見もの。前回は槙野不在で左サイドの攻撃が機能しませんでしたが、そこだけは多少上積みが期待できるかも。

・また浦和はこのところ先制しながら終盤に同点弾を浴びて勝ちきれない試合が続いています。昨年は「試合内容でボロ負けなのは明々白々ながらも原口やマゾーラの奇跡的な一発で同点に追いつく」という、「負けるよりはマシだが、明日には全く繋がらない引き分けの連続」だったのに、今年は「試合内容は悪くはないが、追加点が取れないうちに、相手にセットプレーなどのワンチャンスを掴まれてしまう」引き分けが目立ちます。

・リードするとなぜか5バックでべた引きになってしまい、ボコボコにシュートを撃たれながらもそれなりに人材が揃っているボランチ&最終ラインで守り切ってしまうかのように見えてたまに綻びるというのはこれはこれで困ったものですが、より深刻な問題は追加点が取れないこと。

・故障のポポに代わって1トップに起用されている原口はDFの裏へ走りこんだり、ハイボールで競り合ったり、ポストプレーを試みてみたりと彼なりに1トップのタスクをこなそうとしてはいますが、かなり無理があるのは明らか。ランコに至ってはトラップに難があって、周囲が怖くて縦パスをボールを出せないという致命的な問題がある上に、リーグ戦では驚異的に決定力がなく、残念ながらJ1でやってゆくのはもはや難しいような・・・

・鳥栖戦には直接関係ありませんが、浦和が今年ACL圏入りを狙うのであればCFの補強は必須でしょう。逆に財政事情等の理由で補強を見送るのであれば混戦の中で二桁順位に留まる可能性も十分ありえます。

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<前節:鳥栖 1-0 札幌>

-----豊田-----
金民友--池田---早坂
---岡本--藤田---
磯崎-酒井-金根煥-丹羽
-----奥田-----

得点:90+5分 水沼

63分:キム・ミヌ→水沼
68分:池田→トジン
81分:早坂→岡田

・もともとCBヨ・ソンヘが出場停止だったのに加え、直前のナビスコ杯でGK赤星とFW野田が退場処分。ヨと赤星は不動のレギュラーだっただけに苦しい布陣での試合になりましたが、相手が最下位を独走する札幌だったのが不幸中の幸い。

<前回:鳥栖 1-2 浦和>

---池田--豊田---
金民友-------早坂
---藤田--岡本---
磯崎-金根煥--呂-丹羽
-----赤星-----

得点:52分 豊田、80分 水沼

80分 金民友→水沼
90+2分 池田→國吉

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2012.07.05

金椋@九段下

 東西線九段下駅7番出口を出て、目白通りの真向かい。平日夕に往訪。先客3、後客ゼロ。

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 戸外の券売機でボタン左上の「素ラーメン(650円)」を注文。ボタンの数はやたら多いものの、そのほとんどがトッピングで、ラーメンのバリエーションはありません。

 店内は厨房に向かってI字型カウンター6席と、壁沿いに4人掛けテーブルが3卓。

 スタッフが4人もいるのに水セルフで、しかもすっかりぬるくなっているのを放置したまま。また手際が悪いのか、先客がラーメンとご飯を食い終わってからようやく餃子を持ってくる始末。また店内になんか変な臭いが漂っているのが気になりました。

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 やや小ぶりの丼で出てきました。

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 スープは家系といっても差し支えないくらいのとんこつ醤油。もっとも麺の堅さや脂の量など、家系にありがちなオプションは店内には明示されず。一般的な家系よりは粘度が強めな反面、それほどしょっぱくないのが特徴。ただ麺の量に比べるともともとスープが少なめなこともあって、食べているうちにどんどんスープがなくなってしまい、しかも急速にぬるくなるのが難。具が少ない素ラーメンでこれだと、下手に具を多くすると大惨事のような・・・

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 麺は染谷製麺製の太め&緩い縮れ入り。デフォルトだとちょっと頼りないので、堅めが出来るならそれに越したことはないかと。

 チャーシューは厚みこそあれ、堅くて旨みもイマイチ。他にほうれん草、海苔。

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2012.07.04

ごらんアウェー:鳥栖2012(10・完)~だるま@博多

ごらんアウェー:鳥栖2012(9)から続く)

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 博多駅構内「デイトス」2Fにある「博多めん街道」内。平日昼に往訪。先客6、後客2。昼飯時はとっくに過ぎ、店が開いているのが不思議なくらいの時間帯ですが、有名店だけあって出張族でそれなりに賑わっています。

 店外の券売機で「ラーメン(680円)」を注文。駅構内かつ一見さん相手の店らしく、福岡では物凄く強気の価格設定。

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 店内は厨房沿いに横長カウンター席が10席ほどと、通路に沿ってテーブル席が4卓ほど。ラーメンの前に一杯やるのを想定しているのかな?

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 わずかにとろみがついたスープはとんこつ臭はそれなりに漂っているものの、若干抑え目。それでも出汁はしっかり。かえしも辛くもなく薄くもなく、かなり好みの範囲。

 麺は極細ストレートですが、非常に不思議なことにスープの絡みがイマイチ。湯切りが良くないのかなぁ・・・ スープは美味いのに麺を食べるとそうでもないのが非常に残念。

 チャーシューは博多にしてペラペラというには厚いほうですが、語るほどのこともなし。他にきくらげ、ネギ。

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2012.07.03

神楽@川口、突如「宇奈とと」になる!

川口駅東口、ふじの市商店街南端にあった「宮崎とんこつラーメン 神楽」がいつの間にか、「宇奈とと」に変わっていました。

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よく通りかかるところだけに「神楽」が閉店した記憶なんて全くなく、C大阪戦の遠征で留守にしていた先週末にあっという間に「宇奈とと」になったのかもしれません。

「神楽」自体は個人的には全く評価できない店だったのでどうでもいいのですが、稚魚が極端な不漁でウナギが高騰している昨今、「低価格うな丼屋」というものが果たして成り立つのかどうか・・・ 

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ごらんアウェー:鳥栖2012(9)~ 大刀洗平和記念館

ごらんアウェー:鳥栖2012(8) から続く)

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筑前町立大刀洗平和記念館。

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最寄の太刀洗駅前にはなぜかT33練習機が。

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館内で撮影可能なのは零戦(三十二型)のみですが、九七式戦闘機も展示されていました。

太刀洗は陸軍の航空機関係の人材養成所であると同時に工場を併設。終戦間際に「震電」を製作した九州飛行機があったのもここ。

特攻基地で有名な知覧は太刀洗の分校の一つにあたります。

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1945年4月に2度にわたって大空襲を受けて太刀洗はその機能を喪失。その際二式複座戦闘機「屠龍」が体当たりでB29一機を撃墜したそうで、その記録も館内に展示してありました。

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2012.07.02

ロンドン五輪代表、原口&濱田は落選

・誠に残念ながら原口も濱田もロンドン行きならず。

・といっても、選出されないのはそれほど不思議とは思えず。

・濱田は今年もレギュラーの座を掴めず、しかもナビスコ杯で出場機会を得たかと思えば、1対1での脆さを披露して直接失点に絡む始末。

・原口はポポの故障でスタメンでの出場機会は増えましたが、「ペッカー専用機」からの脱皮、リニューアルを図る過程で呻吟し、1トップとしてもIHとしても良さを見せられないまま今日に至っています。

・両人の悔しさはいかばかりか、察して余りあるところです。ただ不合理とも言い難い今回の決定を受けて、是非とも一段と研鑽を積んで浦和で結果を出し、A代表へと駆け上ることで悔しさを晴らしてほしいものです。

・原口と濱田の落選はさほど不思議ではありませんが、それ以外の選考は不可解なところが多々。大して試合に出てない宇佐美を選んで、これまでU23レギュラーとしてそれなりに活躍し、かつクラブでの不動のレギュラーである大迫が落選とか、U23でほとんど実績がない杉本って誰?とか、なぜか選ばれ続ける山村を残して、なぜか選ばれ続けていた比嘉をこの期に及んで落とすとか・・・・

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ごらんアウェー:鳥栖2012(8)~甘木鉄道

ごらんアウェー:鳥栖2012(7)から続く)

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時間的には前後しますが、秋月への行き帰りに久しぶりに甘木鉄道に乗って見ました。

甘木鉄道は第三セクター鉄道には珍しく経営が順調なようで、昼間でも1時間2本、ラッシュ時には4本くらいの本数を確保。当然ながら車両もそれなりに台数を用意。

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この日3度乗った車両はいずれも朱色+クリーム色の旧国鉄風ツートンカラーでしたが

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もともとの塗り分けはこんな感じ。

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やたらと派手な卑弥呼号。

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本社併設の甘木駅。旧国鉄の駅をそのまま利用しているため、第三セクター鉄道の駅としてはそれなりの風格。

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近くに西鉄甘木駅がありますが、こちらはいかにも私鉄っぽい小ぶりでカジュアルな面持ち。でもこれが西鉄では現存最古(1948年建築)の駅だそうで。

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2012.07.01

麺や ひだまり@千駄木(2)

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 谷中銀座を下ってよみせ通りを北側に折れる。最寄り駅は千駄木ですが、日暮里駅からも徒歩圏。平日夕に2度目の往訪。先客1、後客1。

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 券売機で今回も「塩らぁ麺(680円)」を注文。他に「昔ながらの醤油らぁ麺」や「塩つけ麺」も。

 店内はカウンター5席+4席。前回往訪時より椅子の数が減らして椅子の間隔を開けていました。相変わらず店奥のカウンターの背後に不自然なスペースが広がっていて、2人掛けの小テーブルを設置。

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 底が浅い広口の丼。

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 かいわれの緑と糸唐辛子の赤が映える整ったビジュアル。スープは大山地鶏をベースに昆布・煮干し・カツオ節・ソウダ節・本枯れ節などの魚介系を合わせたものだそうですが、相変わらず濃厚と呼ぶにはほど遠くかなりあっさり目。良くも悪くも鶏臭さはあまり感じられず、魚介にいたっては能書きがないと判らないくらい。出汁・塩ダレとも控えめ、抑え目なのでスープに浮かぶ柚子皮や具のネギの刺激に違和感を覚えたりします。

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 麺は三河屋製麺製の並太ストレート麺。やや柔らかめですがコシはそこそこしっかり。麺の出来は前回往訪時よりかなり改善。

 炙りチャーシューだけは相変わらず文句のつけようがありません。他にメンマ。

 個人的にはちょっと上品過ぎたかな? 前回は体調がイマイチだったので味わいもイマイチと思ったのですが、どうも個人的に性に合わないだけみたい・・・

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【観戦記】12年第16節:C大阪 1-1 浦和

・蒸し暑い天気に加え、雨で滑りやすいピッチコンディションも災いしてか、どちらもイージーなミスが非常に目立った低調な試合内容。浦和は比較的マシだった前半に先制点を挙げたものの、後半はほぼ一方的に攻められっぱなし。しかも何度かあったカウンターのチャンスを一つも決められず。セレッソの猛攻を支えきれずにロスタイムに失点し、悔しいドロー。混戦の中5位にまで順位を落としてしまいました。

・追いつかれたのがロスタイムなので、瓦斯戦同様どうしても勝ちきれなかった印象が強く残ってしまいますが、甚だ低調だった試合内容を考えれば勝ち点3に値する試合とも思えず。開幕前からの懸念どおり、夏場のミシャサッカーのパフォーマンスはこんなものなのかもしれません。

・この試合はとにかくパスミス、連携ミスが多すぎました。ただ90分を通じて悪かったわけではなく、前半はセレッソの前からのプレッシングを巧みに交わしてマルシオや柏木に縦パスを入れる場面も何度かありました。セレッソは浦和の両IHを簡単に前を向かせてしまうという対浦和で最もやってはいけない愚を再三犯し、後方から飛び出してくる浦和の選手を捕まえきれずにあわやという場面がしばしば。啓太が柏木とのパス交換でエリア内に飛び出した先制点はまさにそのパターン。

・前半のセレッソは前から懸命にプレスをかけるものの、その割りにDFラインが低くて中盤がスカスカ。これではどうしようもありません。浦和はDFライン裏への飛び出しを狙うだけではなく、マルシオや阿部がDFライン前から際どいミドルシュートを放つ場面も。

・しかし先制した浦和はその後急激に失速し、セレッソのサイド攻撃に悩まされる羽目に。前半のセレッソは完全に平川の裏狙い。前に出てきた左SB丸橋の縦パスを受けて清武などが平川の裏を取る場面が見受けられました。30分前後には清武→柿谷、ケンペス→柿谷と立て続けに決定機を許してしまいましたが、そこはなんとかGK加藤がセーブ。

・後半になると浦和の劣勢はより顕著に。セレッソは前掛りになって前半よりもアーリークロスをバンバン上げるようになり、浦和は自陣深くに釘付けに。なんとか最終ラインでボールを奪っても上手く前線に繋げずに簡単にボールを失い、セレッソの波状攻撃を浴びる始末。

・ただセレッソも攻めている割にはゴールが遠い。アーリークロスを最前線にガンガン上げて、こぼれ玉を優秀な2列目に拾わせる算段なのかもしれませんが、ケンペスがターゲットとして大して役にたっていない上に、こぼれ玉を上手く拾っても浦和のベタ引きDF陣を崩すアイデアがなく、撃てども撃てどもシュートは枠の外。

・故障明けでコンディションが良くないのか、攻守ともさっぱりだった平川に代えて宇賀神を投入したあたりから浦和もようやくカウンターで反撃。しかし何度かあったカウンターのチャンスを一度も決められなかったのが今日の敗因。いや負けてはいないのですが。

・柏木が小破したのか、急遽達也を投入しては見たものの、良くも悪くも何の存在感も見せられず。予期せぬ柏木の交代で疲労がより激しいマルシオをピッチに残さざるを得なかったのも今日の敗因。しつこいようですが負けてはいないんですがね。

・さらにセットプレーの守備強化も兼ねてか、へろへろの原口に代えてランコを投入するも、2度あった絶好機を決められず。一生懸命やっている姿には好感が持てますが、流れるトラップといい、あんまりな決定力といい、ランコはもうお別れせざるを得ないんでしょうなぁ・・・

・渾身の力を振り絞ってのカウンター攻撃が実らない浦和は終盤疲労困憊。セレッソの攻撃に対してボールを蹴りだすだけで精一杯。実に見苦しい有様。

・ただセレッソも相変わらず単調なサイドからの放り込み&バイタルエリアでのもたもたを続けるだけ。なんだかんだといって浦和が逃げ切りに成功するかと思いましたが、ロスタイムに加藤の弾いたこぼれ玉にいち早く反応した柿谷に押し込まれて失点。セレッソの力攻めに屈した形で試合終了。

・この試合はニュルンベルグへ移籍が決まった清武の国内ラストゲームで、36000余の大観衆が詰めかけましたが、セレッソが同点に追いついたのは清武が交代を告げられた後。間が悪いというかなんというか・・・・

20120630029

-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:20分 啓太

58分 平川→宇賀神
70分 柏木→達也
81分 原口→デスポトビッチ

・ポポの故障で1トップはやむなく原口を起用。仙台戦ではDFラインの裏狙いを何度も試みていましたが、この日はポストプレーにチャレンジ。意欲は買えますが、結果はさっぱりでファウルを貰うのが精一杯。フォア・ザ・チームの意識が高まっていたのは良いことですが、シュートなしでは相手も怖くなかろうし・・・

20120630041

---柿谷--ケンペス--
清武-------金甫炅
---扇原--山口---
丸橋-藤本--茂庭-酒本
-----金鎮鉉----

得点:90+1分 柿谷 曜一朗

73分 丸橋→播戸
81分 清武→ブランキーニョ
89分 酒本→永井

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