ごらんアウェー:C大阪2012(2)~お初天神から四天王寺へ
(ごらんアウェー:C大阪2012(1)から続く)
「金久右衛門 梅田店」を訪れた後は、新御堂筋を渡って通称「お初天神」へ。正式名は「露天(つゆのてん)神社」。
神社の境内で実際にあった心中事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書き、それ以後、そのヒロインの名前「お初」にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになったとのこと。
もっとも「曽根崎心中」って日本史なり文学史なりのタームとして知っているだけで、どういう話なのか全然知らんのですが・・・・(´・ω・`)
「天神さん」で美人祈願っちゅーのはなんだかなぁ・・・・
谷町線で「谷町9丁目」まで下り、上町台地の社寺をぷらぷら。上写真は生国魂(いくくにたま)神社。通称「いくたまさん」。ちなみに神社の周囲はラブホ街(´・ω・`)
大阪最古とも言われる神社ですが、如何せん大阪は太平洋戦争の大空襲で丸焼けになったため、古い建物はほとんど残っていません。
戦後になっていったん木造の本殿を再建したものの、ジェーン台風で倒壊。1956年になって鉄筋コンクリートで生国魂造の本殿が再建されました。
ずらずらと並ぶ境内社。あらゆるニーズにお応えします!
井原西鶴像。西鶴が1日1夜で4000句の矢数俳諧を興行したのが、この神社。
さらに上町台地を南へ下って「愛染まつり」に沸く愛染堂。訪れた時はまだ準備の真っ最中といった感。
境内にある多宝塔。1597年(慶長2年)豊臣秀吉により再建された大阪市最古の木造建造物で、国の重要文化財。
坂を下って四天王寺へ。法隆寺などともに聖徳太子建立七大寺の一つとされていますが、創建以来何度も災害・戦火に見舞われ、現在の中心伽藍は昭和30年代の再建。上写真は石鳥居。
西門
仁王門
金堂と五重塔
六時堂と石舞台
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