【TV短感】ロンドン五輪D組:日本 0-0 ホンジュラス
・日本は引き分けで1位通過、ホンジュラスも引き分けで2位通過が確定する試合。こういう試合は得てして「立ち合いは強くあたってあとは流れでお願いします。」みたいな試合になりがちですが、2位通過だと準々決勝でブラジルと当たってしまうのが確定しているためか、意外にもホンジュラスは1位通過へ向けて色気を出してきました。
・日本はなでしこの南ア戦と同様、超過密日程を考慮して前目を中心に主力選手を休ませ、控え組を大量投入。ところがこの控え組が揃いも揃って不振で、序盤は色気ムンムンのホンジュラスの攻勢の前にタジタジ。特に山村の不出来は目に余るものがあり、危険な位置でしょっちゅうボールを失っていました。
・最前線で全くボールをキープできない杉本しかり、ボールをこねるばかりで結局何の役にも立っていない宇佐美しかり、先々スーパーサブとしての活躍を期待できそうになく・・・後半途中から出てきた清武との差は歴然。
・前半39分にDFラインの裏を突かれた大ピンチがありましたが、ここは権田がかろうじてセーブ。但し、ホンジュラスはかなり飛ばし気味に試合に入ったためか、ホンジュラスの攻勢はここまで。後半の日本に特に危ない場面はなく、清武を投入したあたりから逆にホンジュラスを押し込む時間帯が長くなりましたが、決定機らしい決定機はなく、そのまま両者納得のスコアレスドロー。
・日本は1位通過&主力温存という2大命題を難なく達成。大会前は3戦全敗を覚悟していただけに、驚くべき結果です。スペインのグループリーグ敗退&3試合無得点も驚きですが。
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