ごらんアウェー:清水2012(1)~富士宮焼きそば
アウェー清水戦はエコパでのナイトゲーム。何もないエコパ周辺にそそくさと出かけても暑いだけなので、富士宮に寄り道して久しぶりに「富士宮焼きそば」を賞味してきました。
富士宮へ出かけるのは2004年以来。当時の予想に反して「富士宮焼きそば」は大ブレイクを遂げ、町興しにも一定の役割を果たしているようです。
最初に訪れたのは富士宮駅から徒歩10分程度。浅間神社前の「お宮横丁」内にある「すぎ本」へ。
昭和23年創業。富士宮随一の老舗の出張店だそうですが、店内に飲食スペースはなく、実態としては限りなく屋台。メニューも限られているようで「並(450円)」を注文。デフォルトでイカ入り。
水を頼もうとすると、近くに湧いている富士山の湧水から勝手に汲んでくれとのこと。天然の湧水なのにきんきんに冷えていて、これが美味い!
屋台然としているとはいえ、注文を受けてから焼き始めるので出来上がりに結構時間がかかります。出来上がり時好みで紅しょうがといわし粉をふりかけ。
麺は細め。値段が値段なんでいたし方ありませんが総じて具がしょぼく、またソースの味が濃い上に、全般にかなり脂っぽくて個人的にはイマイチ・・・
駅方面へ戻って「中央町」交差点そばの「ちゃん」へ。こちらは「すぎ本」とは対照的に2Fにも座敷のあるご立派な鉄板焼です。
焼きそばは品揃えの一つでしかなく、どこからどう見ても純然たる鉄板焼き屋ですが、焼きそば自体も鉄板焼き屋にありがちなメニュー。「ミックス焼き(630円)」を注文。
こちらは割とあっさり目の味付けで、麺のごわごわ、ぼそぼそ感が際立っています。ところが、キャベツや細モヤシの水分のためにごわごわ、ぼそぼその麺が随分食べやすくなっています。他にイカ、タコ、豚肉など。
値段がだいぶ違うものを比べるのはフェアではありませんが、個人的には「すぎ本」より「ちゃん」のほうが圧倒的に好みの出来でした。
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