« 【閉店】清六家@大山 | トップページ | 【閉店】麺処 直久@水道橋 »

2012.08.09

【展望】12年第21節神戸戦

・女子はともかく男子が想像だにしなかった快進撃を遂げて、ただでさえ影が薄いのにますます影が薄くなってしまったJリーグですが、日程は容赦なく進み、明日は神戸戦です。

・リーグ戦では全く勝てなくなってしまったアウェー神戸。アウェー神戸戦での勝利はなんと2007年8月第23節(神戸 1-2 浦和)が最後で、その舞台はユニバー。ホムスタでは一度も勝ったことがなく、ただいま3連敗中。

・ユニバー時代を含め、どういうわけか神戸戦は8月に開催されることが多く、蒸し暑くてただでさえ不快なのに、腸が煮えくりかえるような敗北を喫しては「こーーーべーーーー、泣いてどうなるのかぁぁーーー」と、頭の中で前川清がしきりに語りかけてきます。

・前回(第6節)はよちよち歩きの浦和に全く良いところなく惨敗。大補強を敢行したにも関わらず、結果がでないどころか残留争いに巻き込まれているようでは監督の責任が問われるのは当然で、第8節横浜M戦での敗戦後に和田監督は解任。2010年神戸を奇跡の残留に導いた功労者も、時が経てば石もて追われる身に。

・で、その後を継いだのが、昨年までG大阪監督だった西野。昨オフに浦和の監督就任要請を固辞したばかりで、しばらくプラプラするのかと思っていたのですが、意外に早い現場復帰。まぁ神戸フロントの体質もちょっとアレだと思いますが、西野にしてみれば浦和よりは遥かにマシなんでしょうなぁ・・・自宅襲撃の心配もないですし(苦笑)

・西野監督就任後の成績は5勝5敗2分と全くの五分。13位とはいえとりあえず残留争いからはちょっと抜けだした位置にいるので、監督交代は成功といえる範囲内。但し、足元2分2敗で前節は「闘莉王大作戦」の前に手も足も出ず惨敗。

・戦力に目立った変動はなく、8/4に「サントスからMFアンデルソン・カルバーリョ(22)を期限付き移籍で獲得する」との報道があったくらい。

・昨オフの補強の目玉の一つだった田代は相変わらず怪我がちな様子。また橋本や大久保も途中戦線離脱。

・浦和は柏木が出場停止から戻ってくるくらいで他にこれといった材料はなく、おそらくスタメンはいつもの面々。変化があるとすれば右WB(平川or宇賀神)くらいでしょうか。

・FC東京戦では後半大失速して2点差を追いつかれてしまいました。毎試合コンスタントに1、2点を取るものの、逃げ切れない試合が多くてなかなか勝ち点が伸びません。ベテラン選手が多い割には試合運びが結構若くて、勝っているのにゲームを急いでしまうような印象が多々。

・消耗の激しい夏場の試合ですから、試合を壊して双方ぐだぐだになって、何の見所もないまま終わってみれば浦和が勝っているみたいな、往年の浦和の得意技みたいなのがあってもいいような気がしますが、それはそれで「勝ってもこんなんでええのか?」もやもや感が残って厭なんでしょうな、きっと。

-------------------------------------------------

<前節:名古屋 5-1 神戸>

---都倉--大久保--
小川--------野沢
---田中英--橋本--
相馬-高木--北本-奥井
-----徳重-----

得点:90分 小川

HT:都倉→田代
HT:橋本→森岡
73分:大久保→吉田

・伊野波が小破し、西野はやむなくG大阪では干しがちだった髙木和を起用(苦笑)。

<前回:浦和 2-0 神戸>

---吉田--都倉---
大久保-------野沢
--伊野波--田中英--
相馬-高木--李--奥井
-----徳重-----

60分 吉田→小川
71分 都倉→茂木
86分 奥井→三原

・結果的にはセットプレーによる2得点(阿部、マルシオ)に留まりましたが、神戸のチャンスらしいチャンスは序盤の大久保のバー直撃くらいしかなかった一方、浦和は後半カウンターからビッグチャンスを何度も作っており、浦和が大差で勝ってもなんらおかしくないくらいの一方的な試合内容でした。

|

« 【閉店】清六家@大山 | トップページ | 【閉店】麺処 直久@水道橋 »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 【展望】12年第21節神戸戦:

« 【閉店】清六家@大山 | トップページ | 【閉店】麺処 直久@水道橋 »