【TV短感】ロンドン五輪準々決勝:日本 3-0 エジプト
・瓦斯戦から全速力で帰宅して、エジプト戦を録画観戦。
・早い時間帯に清武→永井で日本先制。さらに前半終了間際にエジプトに退場者が出たことも手伝って、終わって見れば3-0の圧勝。
・日本はいつものように堅守をベースにカウンター狙い。エジプトの攻撃は日本左サイドからのクロス一辺倒。日本の守備ブロックを崩す可能性の多寡という点では、モロッコよりもだいぶ劣っているような気がしました。
・日本は永井のゴールで早々に先制したものの、そのゴールで永井が負傷退場。「戦術は永井」にも関わらず、その永井がいなくなってしまったことでややリズムを崩す格好に。永井に代わって齋藤を左SHへ投入。大津が1トップに上がりましたが、齋藤の守備がやや緩慢で徳永が1対1で対応を迫られる場面がちらほら。
・清武→東→齋藤と繋いだカウンターのビッグチャンス。齋藤がエリア内寸前で倒されてエジプトCBを一発退場に追い込んだ後も今一つ冴えない試合展開。カウンター戦術に慣れすぎたためか、数的優位を生かしたボール回しにはあまり怖さがありません。
・とはいえ、1点リードかつ数的優位で慌てる必要がない日本。小破した東に代えて酒井高を投入し、左SHに配したのが奏功してエジプトの一縷の望みであるクロス攻撃を封殺。直後にセットプレーから吉田がヘディングシュートを決めて決定的な2点目を奪取。最後は扇原→大津でダメ押し。
・負傷退場した永井も東も大事には至らなかった模様。「塞翁が馬」ではありませんが、永井は負傷退場が却って良い休養になったのかも。次戦はメキシコが相手。
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