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2012.08.26

【観戦記】12年第23節:清水 0-2 浦和

・浦和が前半優勢ながら後半ぐだぐだという展開は瓦斯戦、鹿島戦と全く同じでしたが、今回は完封勝ち。まぁそれだけミシャのサッカーがゴトビのサッカー「ゴッカー」と非常に相性が良いということなのでしょう。

・鹿島戦で珍しく途中交代した柏木は軽い肉離れを発症。今期序盤なら柏木抜きでは全く試合にならなかった可能性が多分にありましたが、この日は柏木に代わって2列目に入った梅崎が1得点1PK獲得の大活躍。梅崎の代わりに左WBに入った宇賀神も対面の犬飼をチンチンにして前半だけで交代に追い込む出来で、浦和も少しずつではありますが、主力選手がいない場合でもそれなりの試合が出来るようになってきたようです。

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・清水は怪我人が多い上に最終ラインのレギュラー2名(ヨン・アピンとイ・キジェ)が出場停止で苦しい布陣。ただでさえ選手層が薄いのに今夏にCB岩下を放出したことも相まって、急造DFラインで浦和に臨みましたが、前半はお話になりませんでした。よく2失点で済んだといった差し支えないほどの酷い出来。急造DFラインなのでやむを得ない面もありますが、前回の対戦で事実上ボコボコにされたにも関わらず、全く浦和戦対策を考えたようには見受けられないゴトビ監督の無為無策ぶりが責められるべきでしょう。

・清水はいつものように前から積極的にプレスをかけてきますが、浦和は難なくプレスを交わして淡々とボールを繋ぎ、機を見てがら空きの両サイド、特に右の平川へ一気に展開。先制点はこれが見事に嵌ったもので、梅崎が中盤左寄りから平川へ大きく展開→平川のクロスを後方から飛び出してきた梅崎がゴール! その後も清水は面白いように浦和の攻撃パターンに何度も嵌り続けました。サイドに攻撃の基点を作られ、IHの飛び出しには全く付いてゆけず。

・浦和の2点目は梅崎が高い位置でアレックスからボールを奪取してから。梅崎がそのままエリア内に突入して後方からアレックスに倒されてPK獲得。マルシオは前回の失敗で気後れしたのか、PKキッカーは阿部に代わりましたが、阿部がきっちり決めて2点目。

・もっとも清水の積極的なプレッシングも全く意味がなかったわけではなく、最終ラインからしっかりボールを繋ごうとする浦和、特に坪井のミスを誘発してシュートにまで持ち込んでいました。前半浦和優勢とはいえ、パーフェクトとは言いがたい場面が多々あったのは残念。

・とはいえ、清水の攻撃パターンは「左WG高木がサイドを抉って、折り返しを中でなんとかしてくれー」のパターンしかなく、浦和が慌てて凡ミスさえしなければ問題なかろうというレベル。立ち上がりに高木→大前でシュートに持ってゆかれましたが、あれしかないでしょうなぁ・・・ 右はSB犬飼がズタボロで、右WG石毛一人ではどうにもなりませんでしたし。

・ところが、後半は一転して浦和ぐだぐだ模様。2点ビハインドに陥って、ゴトビ監督は全く使い物にならない犬飼を見切って高原投入。高原は頻繁に中盤に下がってくる上、大前としょっちゅうポジションが変わるので基本フォーメーションがよく判りませんでしたが、高原投入&アレックスを2列目に上げたことで清水の攻撃は一気に活性化。

・前半の清水は全くと言っていいほど中盤なり前目中央なりでボールが持てませんでしたが、そこそこキープ力がある高原の投入で浦和守備陣が混乱を来たしました。具体的には、時々中盤にまで下がってボールを引き出す高原に釣られて浦和守備陣が中央に引き寄せられて両サイドが空きがちになり、元来の清水の狙いであるサイドからの抉りをまともに食らう格好に。

・ただ浦和が危なかったのは後半も20分くらいまで。その後は槙野が高原にマンツーマン気味について中盤まで高原を追いかけてゆく場面が目立ちだしましたが、これが奏功したのか清水の攻勢は次第にフェードアウト。高原共々中盤でそれなりにボールが持てるアレックスが退いた後は、清水の攻撃は単なるサイドからの放り込みに退化してしまい、浦和の最終ライン+阿部がよれよれになりながらもクロスを跳ね返して清水の攻撃をシャットアウト。

・「攻撃的」と監督が豪語する割には非常に得点力が低い「ゴッカー」は「ペッカー」の相似形。超人的なCFでも獲得しないと点は入りません。昨年嫌ほど苦しんだ浦和が言うんですから間違いないって(苦笑)

・清水は石毛を右SBに配するなど極端に攻撃偏重のバランスを崩した格好になっているので、当然浦和にもカウンターのチャンスが巡ってきますが、この日は原口が不振で一つも決められず。原口は組み立てへの参加こそ日に日に良くなっていますが、フィニッシュがどうにもいけませんでした。3点目を取っていれば、その時点で事実上試合終了でしたが・・・

・共にイージーミスが多く、また浦和後半ぐだぐだになってしまってお世辞にも内容のある締まったゲームとは言いがたい、言い換えれば真夏の試合らしい試合になってしまいましたが、それでも鹿島に続いて清水戦でもダブル達成!!! 攻撃的サッカーを標榜する割には2試合続けて完封負けを喫し、守備的と非難する相手にまたしても幾度となくズタボロにされた清水。いやぁビールが美味い∩( ・ω・)∩ 

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-----原口-----
--梅崎----丸塩--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:11分 梅崎、20分 阿部(PK)

69分 平川→野田
76分 マルシオ→デスポトビッチ
89分 啓太→濱田

・前節途中投入されるもさっぱりだったランコですが、今節は守備的FWとしての仕事を全う。イエローをもらってもおかしくないラフプレーで相手をなぎ倒してしまう一幕もありましたが、あれだけ最前線で頑張ってくれれば文句ありません。

・野田は久しぶりに長めの出場機会を得ましたが、攻守ともにイマイチ。カウンターのチャンスで素人SBの石毛を翻弄できないとなぁ・・・

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高木---金----石毛
-----大前-----
---アレ--杉山---
河井-村松--平岡-犬飼
-----山本-----

HT 犬飼→高原
81分 アレックス→白崎
86分 大前→伊藤翔

・右SBに新人犬飼を起用してきましたが、正直J1のレベルに達しているとは言いがたい酷い出来。宇賀神にチンチンに振り回されるわ、梅崎は全く見てないわ。ユース上がりの新人をいきなりリーグ戦のスタメン、しかも急造DFラインの一角で起用するなんて無謀にも程がありました。しかも前半だけでクビ。「もうJ1でやってゆくのは無理・・・」と選手の心がズタズタになってもおかしくないかと。

・執拗な抗議電話をものともせずに(?)獲得したU-23韓国代表の金 賢聖はただ大きいだけで全く何の仕事もできず。終盤の放り込み攻撃ですらターゲット役として機能せず。この出来ならなんで高原がスタメンでないのか摩訶不思議としかいいようがなく・・・・
 

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