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2012.09.30

【閉店】福籠@浦和

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 仲町交差点を西へ。パインズホテルを越えてすぐ。浦和の「羅麺家 匠」が屋号と味を変えて再出発したもの。土曜昼に往訪。先客ゼロ、後客11。

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 店の内外とも、やたら能書きが目立つようになりました。メニューは「中華そば」と「つけ麺」の2本立て。店内の券売機で売り物らしい「石焼ちゃーしゅう麺(800円)」を注文。並(150g)・中(200g)同値段ですが並で。

 店内は「匠」時代と全く変わっておらず、右側の区画はカウンター席のみ、壁に向かって5+6席。左側には小上がりに大きなテーブルが2卓。右側は窓が小さくて薄暗いのも相変わらず。経費節約なのか、大画面でのサッカー放映はやっていませんでした。

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 「匠」時代とは一転してすっきりとしたビジュアル。スープは動物系と魚介系の出汁のバランスが良いなかなかの出来ですが、惜しむらくはややしょっぱめ。無化調とのことですが・・・

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 麺は並太ストレートでもっちりとした食感ですが、スープに対してはやや強すぎる印象で、スープもさっと絡む程度。並だとちょっと量が少ない気がしますが、中だとスープとのバランスが崩れそう。

 売り物の石焼チャーシューは仕事ぶりが丁寧で、手間がかかってることは良く判りますが、脂多めで個人的にはちょっと苦手。他に青菜、刻みネギ。

 浦和の人気店ですが、いろんなところでちょっとずつ惜しい感じ。

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【観戦記】12年第27節:柏 1-2 浦和

・終盤の決定機に柏木のシュートが枠を逸れた時点で、個人的には引き分けやむなしという心境になってしまいましたが、選手たちは全く諦めていませんでした。矢島目掛けて加藤が超ロングスロー → 矢島が大谷に競り勝って、こぼれたところに猛然とつっこんだのがポポ。ボールへの距離は栗澤のほうが遥かに近いようにも見えましたが、栗澤と前に出てきたGK稲田がわずかにお見合いしたためか、ポポの脚が一瞬早く届いてGKを交わし、ボールはコロコロと転がってゴールマウスの中へ。

・前半半ばにして原口に代わって投入されたポポ。原口よりは格段にマシとはいえ、やや空回り気味なのも否めない出来でしたが、その闘志、その諦めない心が劇的なゴールをもたらしました。諦めない奴のところにボールは転がってくる。たとえ10発、20発と外そうが試合を決定付ける1発さえ決めれば英雄になれるFWの世界に欠かせない「諦めない心」がポポに宿っていました。

・またポポに限らず、この試合からは選手達の気魄を感じるプレーが随所で見られました。前節G大阪戦、ホームで屈辱的な大敗を喫したばかり。その悔しさをなんとか次の試合で晴らそうと必死に走り回り、激しく玉際に詰める浦和の選手達。その姿があったからこそ、たとえ引き分けで終わっていてもそれなりに満足が行く試合だったと思います。

・エンディングが劇的で思い出深い試合になりましたが、試合内容はそれほど芳しいものではありませんでした。柏は浦和が前3人に縦パスを入れてきたところを潰してからのカウンター狙いを徹底。浦和はボールを持っている時間こそ長いものの、単に持たされているだけという按配。それでもチャンスを前後半とも2回ずつ作り、うち1回を梅崎の同点ゴールに結び付けていますから、前節G大阪戦よりは格段にマシ。

・ただ、前にボールが収まらないためにチャンスの数と同等、あるいはそれ以上にピンチの数が多かったのも確か。特に原口の出来は眼を覆わんばかりで、ミシャはとうとう前半27分にして原口に見切りをつけてポポを投入。その後原口は大荒れになったようで、試合後の挨拶にも姿を見せませんでしたが、原口は誰がどう見ても下げられて当然の出来。

・ボールを奪った柏は浦和右サイドを中心に攻撃。ただ何度かあったチャンスを工藤が決められず、得点はCKからの1点どまり。序盤の橋本→工藤の決定機はシュートがGK加藤のほぼ正面。後半も橋本が浦和右サイドを深く抉ったものの、工藤のシュートはわずかに枠の外。さらに永田の縦パスをカットしてからのカウンターも工藤はシュートを加藤にぶちあててしまいました。

・柏にとって不幸だったのはレアンドロ ドミンゲスの負傷退場。ネルシーニョは後半の勝負どころでジョルジ ワグネルを投入する算段だったのでしょうが、そのゲームプランが瓦解しただけでなく、レアンドロ ドミンゲスがいなくなったことで柏の攻撃に厚みがなくなってしまいました。浦和の守備は引いてスペースを埋めるのがメインでボールホルダーへがっつり詰めないので、ジョルジ ワグネルなどの一発を喰らいやすい難がありましたが、ミドルシュートは悉く加藤がセーブ。

・一方浦和はレアンドロ ドミンゲス退場により、啓太に代わってボランチに下がった柏木の守備負担がかなり軽くなってその攻撃力が活きる展開に。後半2度あったチャンス(ポポ→柏木、マルシオ→柏木)はいずれも柏木がエリア内に突入したもので、あれは啓太だとありえないでしょうなぁ・・・

・前3人がさっぱりなので、前半の浦和の攻撃は両WBへ大きく振ってからのサイド攻撃頼み。特に平川はどフリーになりがちで、浦和の1点目は平川→マルシオ、GKが弾いたところを梅崎が詰めたもの。さすがにネルシーニョは後半その辺を修正してきました。

・またこの試合で面白かったのは永田や阿部がドルブルでボールを持ち上がる場面が目立ったこと。柏はG大阪ほど前からのプレッシャーがきつくないからこそ出来た芸当でしょうが、それほど効果的とは言えず。ただ相手の研究が進んでくる中で、浦和も相応の変化をつけないと行き詰まってしまうでしょうから、これはこれで評価すべきなんでしょう。

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-----原口-----
--丸塩----梅崎--
宇賀神-柏木-阿部-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:39分 梅崎司、90+3分 ポポ

27分 原口→ポポ
86分 梅崎→矢島
89分 平川→野田

・宇賀神をスタメン起用し、さらにポポを早々と投入してしまうと、点を取りに行きたくてももはや攻め駒がないのが浦和の現状。久しぶりにベンチ入りした矢島が投入されたのが86分だったというのが、ミシャがまだ矢島を信頼しきれていないのを如実に表していると思います。ただその矢島がわずかな出場時間で決勝点に絡むあたりが、矢島のもって生まれた強運なのかどうか。

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-----工藤-----
水野---田中---レドミ
---大谷--栗澤---
橋本-近藤--那須-藤田
-----稲田-----

得点:15分 OWN GOAL

31分 レアンドロ ドミンゲス→ジョルジ ワグネル
HT  田中順→澤
80分 水野→茨田

・不動のレギュラーGK菅野にアクシデントでもあったのか、菅野はベンチにすら入らず。ポポのゴールはGKが菅野だったらなかったかも。レアンドロ ドミンゲスの負傷共々、柏にツキがありませんでした。

・ジョルジ ワグネルをベンチスタートにして、今季あまり起用実績がない水野をスタメンにしたのは後半勝負狙いとしか考えられないのですが、水野はほとんど何もしていなかったような・・・

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2012.09.29

【閉店】鶏頂天 巣鴨店@巣鴨

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 巣鴨駅から巣鴨地蔵通りを進んで「とげぬき地蔵」を越え、セブンイレブンの先。平日夜に往訪。なんか来たことがあるな、と思ったら「やまべ堂」の跡地でした。先客1、後客2。

 店内の小さな券売機にはボタンがぎっしり。とりあえずボタン左上の「軍鶏醤油(690円)」を注文。他に「軍鶏白湯」「軍鶏油そば」「軍鶏つけ麺」とあり、それぞれに醤油と塩を用意。

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 店内は縦長I字型カウンター10席と「やまべ堂」から変化なし。カウンターに鰹魚粉やすり胡麻など。

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 スープは出汁、かえしとも控えめであっさりとか上品とかを通り越して単に薄いだけのような・・・少なくとも軍鶏の味なんて全然判らず。本店のある沼津で仕込んで巣鴨まで運んでいるそうですが、そもそもそれに無理があって、運んでいる最中にスープが変質したりしないのかなぁ?

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 麺は並太ストレート麺。やや堅めで心持ちぼそぼそとした食感で、麺自体は好きなタイプですが、超あっさりスープには強すぎる印象。

 スープがスープなのでメンマの甘さがやたら引き立ちます。他に堅いチャーシューが2枚と刻みネギ。

 「鶏白湯」だとまた印象が違うのかもしれませんが・・・

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2012.09.28

【閉店】つけ麺 久兵衛@水道橋

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 水道橋駅東口から白山通りを下り、三崎町交差点を過ぎてすぐ。平日夕に往訪。先客、後客ともゼロ。「澤」の跡地で、過去何度もラーメン屋が入れ替わっている場所。

 つけ麺専門店で、店内の券売機で「つけ麺(750円)」を注文。大盛(400g)まで同値段ですが、この日は並(200g)で。

 店内は縦長I字型カウンター9席。「澤」の居抜きかな? カウンターに魚粉あり。

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 つけ汁は見た目通り、豚骨・鶏がらなどの動物系中心の魚粉まじり。やや粘度高めなのはともかく、強烈に甘ったるくて閉口。これだけで試合終了です。

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 最初から中盛ないし大盛で頼みことを念頭に置いているのか、並だと非常に割高だし。

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【展望】12年第27節柏戦

・攻守とも全くいいところがなく、降格圏を彷徨うチームにホームで大敗。まぁこれでしばらくは優勝はおろかACLなんかも口にするのもおこがましい感じに。

・あれだけクソミソに負けた後だと、次の試合が大事。ここでまた攻めては手も足も出ず、カウンターを食らいまくってズタボロに敗れ去るようだと事実上今季終了になってしまいます。

・非常に難儀なことに、啓太がイエロー累積で出場停止。ミシャは大敗したチームを立て直すだけでも難儀なのに、不動のスタメンをいじらざるをえないタスクまで抱え込んでしましました。

・啓太が故障で欠場した14節G大阪戦、15節仙台戦では、共に小島をスタメン起用。従って今回も小島が啓太の代わりになると考えるのが自然ですが、問題は24節大宮戦で交代出場ながらも久しぶりに長い時間起用されたにも関わらず全くいいところがなかったこと。

・これはミシャの心証を相当害したのか、天皇杯鹿児島戦では小島は起用されず。また天皇杯でも26節G大阪戦でも、点を取りにゆく際には柏木をボランチに下げる策を打っています。

・従って、次節も柏木をボランチに下げて、以下のような布陣で臨んでくる可能性が非常に高いと思います。

-----原口-----
--丸塩----梅崎--
宇賀神-柏木-阿部-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

・ただ強力な攻撃陣を有する柏相手に、啓太の代わりにそれほど守備に長けていない柏木が入るというのはかなり心配。最も小島が入ってもその心配になんら変わりありませんが・・・・ また柏木は前節途中で試合を投げていしまう愚行を演じてしまいましたが、メンタルが弱いことを暴露してしまった柏木が気持ちを切り替えて柏戦に臨めるのかどうか・・・・

・衝撃的な敗戦を喫した浦和もアレですが、柏もチーム状態はあまり良くない様子。ここ7試合で1勝3分3敗。しかも勝った相手は札幌。リーグ戦序盤は負けが混み、5月になってようやく勝ちだしたかと思えば、8月になって再び失速。

・足元の失速は7月に酒井宏が移籍した影響が甚大なのかも。またシーズン初に補強したロボはとうとうフィットしないまま千葉へ放出。代わりにネット・バイアーノを獲得しましたが、こちらも途中出場どまり。今季になって澤が力をつけてきたようですが、総じて昨年より戦力が低下した印象。

・おまけに不動のスタメンCB増嶋が出場停止。

・どちらもそれなりに不安材料を抱えながらも、なんとか再浮上のきっかけを掴みたい。そんな置かれた状況が似たもの同士の一戦です。

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<前節:鳥栖 3-1 柏>

-----工藤-----
ワグネル--澤-----レドミ
---大谷--栗澤---
橋本-近藤--増嶋-藤田
-----菅野-----

HT:澤→ネット
HT:栗澤→茨田
64分:工藤→水野

<前回:浦和 1-0 柏>

---田中--ロボ---
-ワグネル------レドミ-
---大谷--茨田---
橋本-那須--増嶋-酒井
-----菅野-----

73分:ワグネル→工藤
78分:ロボ→北嶋

・やや優勢だった前半のうちに浦和が先制。後半は柏の猛攻を耐え忍ぶ展開になってしまいましたが、なんとか1点を守りきって浦和今季初勝利。内容が悪くなくても勝ち点が付いてこないと、何だかんだ言っても外野がうるさいクラブなので、2戦目にして前年チャンピオンから勝ち点3が得られたのは大きな意義がありました。

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2012.09.27

麺ダイニング ととこ@神保町

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 駿河台下交差点差点から御茶ノ水駅方面へ坂を登ってすぐ。近隣に「くるり」あり。平日夜に往訪。先客ゼロ、後客1。

 山形の食材を前面に打ち出していますが純然たるラーメン屋ではなく、つまみや酒類も豊富。

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 店先にあるメニューを見て「ととこしょうゆラーメン(700円)」を注文。他に、「すっぱ辛い酸ラーメン」「黒ごまいっぱいの担々麺」、15食限定の「つったいラーメン」など。なお往訪時にはまだ「つったい」は残っていて後客が注文していました。

 店内は縦長のL字型カウンター9席と、店奥に4人掛け、2人掛けテーブルが一つずつ。

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 スープは鶏ベースの清湯ですが表面の脂がかなり多く、また独特の風味をもったかえしがやや強い上に、ほんのりスパイス臭がして鶏出汁を味わうにはもう一つ。

 麺は細麺で、やや柔らかめながら意外にコシがしっかりしていてまずまず。

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 叉焼の炙り鶏はかりっとした仕上がりでなかなか美味。これだけで十分つまみになります。他にメンマ、小松菜、水菜、ナルト、海苔、刻みネギと値段の割りにバリエーション豊富。

 サービスに煮卵を付けてくれましたが、固ゆでなのはともかく、香りがきつくてラーメンには全く合いません。

 個性的な一品ですが微妙に好みからずれているのが残念なのと、そもそも学生街で受け入れられるのかという疑問も。

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2012.09.26

【閉店】煮干しらーめん 玉五郎 東京新宿店@新宿3丁目

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 新宿マルイ本館の真裏。大塚家具との間でひっそりと営業しています。日曜夕方に往訪。先客3、後客1。

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 店内の券売機で「煮干しらーめん(680円)」を注文。

 店内は縦長コの字型カウンター15席ほど。

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 「煮干し」を名乗ってはいますが、それほど煮干しが前面に出ているわけではなく、食べ手を選ばない程度。よくある魚粉交じりの煮干し豚骨といった風で、見た目とは違ってとろみはほとんどなく、脂も控えめ。値段相応に旨味も控えめといった感じ。黒胡椒がパラパラと振りかけられていますが、こういうのは食べ手の好みに任せるべきかと。

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 麺は太目の強い縮れ麺で、つるつるした食感。やや固めの茹で上がりで麺自体は好みのタイプですが、スープに対してはやや強すぎるかな。絡み自体はまずまずですが。

 チャーシューは噛み応え、味わいとも値段を考えればまずまず。他にメンマ、ナルト、海苔。

 ここまでなら平均点くらいの評価を付けられるのですが、メンマに妙な臭みがあって全く食べられず。臭いメンマが全てをぶち壊し。

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2012.09.25

【閉店】博多一風堂COLLECTION.MISO@代々木(2)

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 代々木駅西口から南新宿駅方面へ歩き、「千代通り入口」交差点を過ぎてさらに先へ。日曜昼に2年半ぶり2回目の往訪。先客4、後客5。

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 博多一風堂の味噌専門店ですが、いつの間にかメニューを見直した模様。前回は見かけなかった「味噌・黒(760円)を注文。値段も前回の「赤丸味噌(850円)」から大幅に下がっています。

 店内は全く変わっておらずカウンター席主体で、S字型カウンターや島式カウンターなど合わせて30席弱くらい。一応つけ麺を品揃えしているものの、さすがに夏場に味噌は売れ行きが悪いせいか、店員はわずか2人に減っていました。

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 卓上には普通の「一風堂」と同じく紅しょうが、白ゴマ、辛味もやしなどの品々。

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 濃厚かつ脂どろどろの味噌ラーメンに慣れてしまったせいか、スープはかなりさらっとした風。味噌がそれほど自己主張しておらず、むしろベースの豚骨出汁がはっきりと判る、味噌ラーメンには珍しい味わい。漆黒の香油がとんこつラーメンっぽさに拍車をかけているのかも。

 麺はざらざらした食感の並太ストレート麺でやや堅めの茹で上がり。これまた味噌ラーメンっぽくなく、またスープに対してやや強すぎる印象。

 具にもやしやキャベツ、ぺらぺらのチャーシューが2枚と、肉団子みたいなのが一つ。総じて量は多くはないのでランチタイムならご飯物をつけたほうがよさげ。

 前回「赤丸味噌」を食べたときは背脂が多くてもっとどろっとしていたような気がしますが、価格改定で内容も落としてしまったのかなぁ・・・割高感は解消しましたが、その分無理に一風堂が味噌を手がけなくてもといった感じになってしまいました。

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2012.09.24

みなかみダムカレー

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利根川水系を代表する巨大ダムが集中するみなかみ町で「みなかみダムカレー」を売り出していると聞いて早速試食に出かけてみました。

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もっともちょっと下調べすればすぐ判ることですが、「みなかみダムカレー」を出している店はそう多いわけではなく、しかも出している店は車じゃないといけないような広い範囲に散在しています。

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今回往訪したのは、水上温泉街の南端にある「道の駅 水紀行館」。

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道の駅に併設されたレストランでの提供だと思い込んでいたのですが、うどん、そば他なんでもありの雑然とした軽食コーナーでの提供。早速「ダムカレー(750円)」を注文。他にもこれを注文している人が結構いました。

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ビジュアルは結構しっかりしたアーチ式ダム。矢木沢ダムをイメージ。

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リバースアングルから。なおカレーに添えられたゴボウは流木をイメージしたものとのこと。でも青海苔はなんなんだろう?

ややトロミがついたカレーはあまり辛くなくて、酸味が非常に強いタイプで個人的にはやや苦手。中に転がっているすじ肉はまずまずですが、群馬名物こんにゃくを入れたのはちょっと微妙。

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ダムをちょっとずつ決壊させながら、あっという間に完食。サラダがついて750円なら観光地のカレーとしては良心的なほう。まぁ落ち着かない場所での食事ですから安くて当たり前ですが。

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2012.09.23

春樹 日暮里店@日暮里

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 日暮里駅南口を東側へ出て、線路沿いに南へ。通りの向かいに「ぶらり」あり。平日夜に往訪。先客4、後客ゼロ。

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 麺の量900gまで同値段というボリュームが売り物のつけ麺重視の店ですがラーメンもあり、「濃厚とんこつ醤油(690円)」を注文。こちらは麺の増量のみならず、麺の堅さや味なども選べるようなので「並・麺堅め」で。

 店内は縦長L字型カウンターが10席ちょっとと、4人掛けと2人掛けのテーブルが1卓ずつ。

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 看板やメニューのつくり、そして店員が全員中国人風なところでだいたい想像が付きますが、出来合いのスープにちょちょっと麺を茹でて、作り置きの具材をちゃちゃっと乗せただけの代物。

 スープは一般的な家系ほどとんこつ出汁、カエシとも強くなく、これはそんなに悪くありません。

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 麺は太目の縮れ麺で、つるつるした食感。堅めにしてもらってスープに対してちょうどいいくらい。

 ここまでなら値段を考えればぎりぎり合格ですが、具が駄目過ぎました。一見して茹で過ぎと判るモヤシにはげんなり。チャーシューは堅いばかりで旨味がなく、さらにメンマは妙な臭みが。

 他にゆで卵半個、刻みネギ、海苔。

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【観戦記】12年第26節:浦和 0-5 G大阪

・ガンバと撃ち合いの末に敗れるシナリオは想定していましたが、先に失点した後は撃たれっ放しで全くいいところなし。GK藤ヶ谷にほとんど仕事らしい仕事をさせることなくガンバに大敗するなんて予想だにしませんでした。

・やろうとしていることはいつも通りなので、結果は大敗だけれどもチームがぶっ壊れている感じはしないのが救いといえば救いですが、チームの出来は攻守共に壊滅的。選手を一人、二人入れ替えれば事態が好転するよう風にも窺えず。前節マリノス戦は少ないチャンスをものにして逆転勝ちしましたが内容は良くありませんでしたし、ここまでは固定した面子でなんとか結果を出しては来たけれども、とうとうその無理が全軍疲労困憊となって表れてきたのかも。

・またこの試合で非常に残念だったのは、終盤試合を投げているかのように見える選手が散見されたこと。特に柏木。自分のミスでボールを失ったのに、全くボールを追おうともせずに最前線で散歩ってそりゃないわ・・・

・致命的な3失点目を喫してからミシャは闇雲に選手を代えて攻めに出ては見ましたが、全くサッカーの体をなさず。ガンバの守備陣に簡単に攻撃を寸断されてカウンターを喰らいまくりで、もっと早い時間帯に0-5になっていてもなんら不思議はない惨状。途中投入のパウリーニョに4点目を取られると同時に46000も入った観客がどっと席を立ちました。

・最後まで見ているのが辛い、昨年何度も味わったあの不快感を今年も味わう羽目になろうとは・・・・

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-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

63分 平川→宇賀神
63分 坪井→ポポ
70分 原口→野田

(試合終了時)

-----ポポ-----
--丸塩----梅崎--
野田-柏木-啓太-宇賀神
-槙野--永田--阿部-
-----加藤-----

・この試合、マリノス戦とは違ってゲームの入り自体は良くはないが悪くもないという出来でしたが、非常に不思議なことに19分に失点を喫してから急速にチーム状態がおかしくなってしまいました。

・ガンバは浦和の最終ラインや啓太に対して強烈にプレッシング。これに対して浦和は失点を喫した後、最終ラインからのビルドアップが急激に不安定になってパスミス続出。無理やり縦パスを入れたところで、今後は原口やマルシオはガンバ守備陣にがっちりマークされていて簡単にボールロスト。そしてカウンターを浴びまくり。

・前3人に良い形でボールが入らないので攻撃は次第に梅崎頼みになってしまいましたが、梅崎は加地に封じられてどうにもならず。槙野が加勢にやって来た頃にはガンバの守備ブロックが出来上がってしまってスペースを埋められ、浦和完全に窒息。ガンバにとって加地の復帰は極めてでかかったようで、CBに回った岩下と今野のコンビも磐石に。

・ガンバ攻略には加地ではなく、守備力皆無の藤春を攻めるのが常道だと思いますが、この試合を通じてほとんどそんな形は作れず。ガンバの守備網を浦和左サイドに寄せて一気に右へ展開し、平川に1対1で藤春と勝負させるような展開があればよかったのですが、事態は逆に藤春の攻撃力を引き出してしまう形に。2失点目は藤春がどフリーでクロス。3失点目は二川&藤春のコンビで浦和右サイドを深々と破られてしまいました。そしてその先には絶対的なエースレアンドロが・・・

・またFWと入れ替わって前線に飛び出してくる阿部にも手を焼きました。最初の失点を喫した直後に、遠藤からの縦パス一本で阿部にDFラインの裏に抜け出されて決定機を作られましたし、後半にも際どい一発が。今季それほど出場機会がなかった大卒新人ですが、阿部のスタメン起用は大当たり。

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---レアンドロ-家長---
二川--------阿部
---遠藤--明神---
藤春-今野--岩下-加地
-----藤ヶ谷----

得点:19分 阿部、36分 レアンドロ、60分 レアンドロ、87分 パウリーニョ、90+2分 パウリーニョ

59分 家長→大森
70分 阿部→武井
76分 レアンドロ→パウリーニョ

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2012.09.22

麺屋 藤しろ@目黒

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 目黒駅西口から通りを渡って、権之助坂を下る手前の居酒屋が集まったような古い飲食街ビルの一角。駅から非常に近いものの、一見さんには非常に判りにくいところに立地。要は「ゴリラーメン」の跡地。土曜昼に往訪。先客2、後客4。

 店先の券売機で「濃厚鶏白湯ラーメン(750円)」を注文。メニューは「濃厚鶏白湯つけ麺」との二本立てで、ボタンはラーメンが先。

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 店内は「ゴリラーメン」から全く変わっていないようで、横長のL字型カウンター10席。カウンターに生姜レモン、唐辛子粉、ニンニク、ブラックペッパーなど。

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 海苔が倒れてビジュアルを損ねています。とろみの強いスープは店の能書きによれば鶏、鶏がら、野菜などを長時間煮込んだものに子牛の骨などを加えたものだそうですが、ベースの鶏がかなり正面に出ています。かえしは控えめで、しかも無化調だそうですが、どういうわけかややくどい仕上がりに。

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 麺は「心の味食品」製の細めの縮れ麺。濃厚スープに負けている感じはしませんが、スープの絡みは微妙。

 チャーシューはやや堅めのが2枚。他に薄切りたけのこと九条ネギ、ナルト。

 総じて大好きな方向性なんですが、いろんなところがちょっとずつずれていて、何とも惜しい感じ。

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2012.09.21

玉 赤備@川崎

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 川崎駅東口、京急線を越えてさらに東側に南北に伸びる「銀柳街」内の南端近く。日曜夕方に往訪。先客3、後客6~7。川崎で下車する機会なんて滅多にありませんが、案外大きい街なんですなぁ・・・

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 店先にメニューが出ています。どうもつけめんがメインの店のようですが、「中華そば(680円)」を注文。店内の券売機はタッチパネル式でやや判りにくく、しかもしつこくトッピングを勧めてくるのに閉口。

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 店内はL字型カウンター10席、さらに2Fもある模様。カウンターに「万能薬味」が置いてありましたが正体不明。

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 スープは魚介がかなり強めに出た動物魚介系ですが、やたら味付けが濃くて、しかも脂が多いので強烈にくどくて困りもの。しょっぱいというよりは旨味過多でくどい感。飲むのはちょっとためらわれます。

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 麺は並太の緩い縮れ麺。濃厚スープに負けない仕上がりになってはいます。

 チャーシューはこれまた脂身が多くてげんなり。他にメンマ、ナルト、刻みネギと具も寂しく、これだと何か一品つけたくなるのも道理。

 つけめんの店なんでしょうなぁ、たぶん。

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【展望】12年第26節G大阪戦

・次節は降格圏を彷徨うG大阪との一戦。前節同じく残留争いを演じている新潟に終了間際のPKで追いつかれて、大宮に抜かれて再び降格圏に転落してしまいましたが、驚くべきことに19節以降の7試合で3勝3分1敗と一気に勝ち点を伸ばしています。

・その原動力は何と言ってもレアンドロの復帰。19節から6試合に出場して既に7得点。このクラスのFWがいれば、監督が少々アレであっても何の関係もないんですなぁ・・・まぁかつての浦和も多かれ少なかれそんなチームでしたけど(苦笑)

・他に清水から岩下を獲得して加地不在の右SBを穴埋め。さらに戦線離脱していた加地の復帰が近いとの報も。

・流浪の旅を続けていた家長をもレンタルで呼び戻しましたがこちらは目先ほとんど役にたっておらず、途中出場止まり。

・中澤は依然故障離脱中で、長らくレンタルに出されていたユース出身の丹羽がCBに入っています。また今週になって今季チーム得点王の佐藤が小破して別メニューとの報も。

・一見奇跡的な大復活を遂げているかのように見えるG大阪も、よく見れば勝った相手は大宮、札幌、そして闘莉王不在の名古屋と、ちょっとアレな相手ばかり。同じく残留を争うC大阪と新潟にはホームで引き分け。レアンドロが欠場した鳥栖戦は案の定惨敗と、レアンドロ頼みの○サッカーであることを露呈。そして残る対戦相手は上位チームが目白押し。

・浦和も新潟、大宮、C大阪と今年残留争いしているチームに全く勝てていませんから、G大阪が楽に勝てる相手とは思えません(事実、逆転勝ちした万博でも前半はズタボロでした)が、この状態のG大阪にホームで勝てないようなら優勝なんて夢のまた夢でしょうなぁ・・・

・G大阪は新潟や大宮と違って、「自陣深くでしっかり守ってカウンター狙い」という対浦和戦の常套手段を使いたくても、絶対にしっかり守れないのが辛いところ。どつき合いに持ち込んでくるような気がしてなりませんが・・・ 前節逃げ切りを図ってものの見事に失敗しただけに。

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<前節:G大阪 1-1 新潟>

---佐藤--レアンドロ--
倉田--------二川
---遠藤--明神---
藤春-今野--丹羽-岩下
-----藤ヶ谷----

得点:14分 レアンドロ

65分:二川→横谷
74分:倉田→武井

・そういえば一時「浪速のブッフォン」木村にスタメンを奪われていた藤ヶ谷がいつの間にかスタメンを取り戻していることに気付きましたが、木村は6月末に大怪我ですか・・・運がない選手ってホンマ気の毒。

・前回の浦和戦でもそうですが、松波監督は二川の何が気に入らなくて早々に下げてしまうのか、傍目には皆目判らず。

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<前回:G大阪 1-2 浦和>

---パウリーニョ-佐藤---
倉田--------寺田
---二川--明神---
藤春-金---中澤-内田
-----木村-----

得点:15分 佐藤

HT 二川→遠藤
72分 倉田→横谷
86分 寺田→イ スンヨル

・前半ズタボロの内容ながら加藤の奮戦で1失点で凌いだのみならず、一回こっきりしかなかったチャンスを原口が決めて同点で折り返せたのがこの試合のすべて。

・後半は案の定G大阪が失速し始めたため浦和の攻撃が様になりはじめ、運動量の差が顕著になったロスタイムに梅崎が決めてついに逆転に成功。久しぶりの万博での勝利は実に劇的となりました。

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2012.09.20

【閉店】味噌や@神保町

 神保町駅A5出口から靖国通りを東へ。「極や」を過ぎて、マクドの手前。平日夜に往訪。先客3、後客2。

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 屋号通り、味噌ラーメンが売り物の店で、基本の「味噌らぁ麺(750円)」を注文。他に味噌オロチョン、味噌つけ麺、カレーつけ麺など。

 店内は縦長のL字型カウンター10席強。

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 学生街らしく、やや大きめで深い丼出てきました。麺の上には野菜の炒め物がたっぷり。

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 野菜やひき肉などとスープを炒め合わせる札幌スタイルの味噌ラーメンですが、スープは白味噌ベースのようでやや甘め。やたら脂っぽいわけではなく、やたら味噌が自己主張するわけでもなく、それなりにコクもあって、良い意味で中庸を保っています。近隣のドロドロスープの「くるり」とは対照的で、食べ手を選ばない、誰でも安心して食べられる古典的なタイプ。

 麺は西山製麺の縮れ麺。並太ですが、最近の味噌ラーメンとしては細く感じます。やや堅めでスープとの相性は文句なし。

 炒め物は細めのもやしがほとんどで、あとはキャベツとひき肉が少々。チャーシューが2枚載っていますが、味わいに乏しく少々蛇足。他に刻みネギ、海苔。

 デフォルトでも量が多めな上に、15時までライス無料。特段面白味はありませんが、学生街で人気があるのは十二分に理解できます。

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勝沼ぶどう郷

「甲府の鶏もつ煮」から続く)

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 鳥もつ煮を食い終わったら甲府からとっとと引き返して「勝沼ぶどう郷駅」で下車。

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 車窓からも良く見える「ぶどうの丘」を目指します。施設はすぐ近くに良く見えますが、駅からだとぶどう畑を遠巻きにしながら坂を下って登る格好になるので、歩いて20分くらいかかります。

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 駅から少し下ったところに、スイッチバックだった旧勝沼駅ホームが残っています。

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 ぶどうの収穫期はまだ先なのか、大半は袋を被ったまま。

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 でも「ぶどうの丘」の麓ではぶどう狩りを受け付けていました。

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 試食コーナーでありがたく賞味(・∀・)

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 桃もあるでよ(・∀・)

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 夏の盛りともなると、せっかく勝沼まで来ながらワインを飲む気には全くなれず・・・

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 1100円でワイン飲み放題という夢のようなプラン(苦笑)が用意されていますが、華麗にスルーパス

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 その代わりといってはなんですが、併設の日帰り温泉施設「天空の湯」へ。

 風呂は2F。甲府盆地の南側、南アルプスの眺望が売り物ですが、入浴施設・湯質とも限りなくスーパー銭湯に近いので、好き嫌いは分かれそう。

 また脱衣室も広いとは言いがたいので、観光シーズンはそれなりの覚悟が必要かも。

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 休憩室は割りとゆったりしています。飲食物の持ち込みさえしなかれば、何も頼まずにゴロゴロしていても問題なさげ。

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2012.09.19

麺処 晴@入谷

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 地下鉄日比谷線入谷駅から言問通りを渡ってすぐ。昭和通りとの交差点に掛かる歩道橋の陰のため、案外判りにくいかも。平日夜に往訪。先客1、後客4。

 メニューはつけ麺類が先頭でしたが、「中華そば(700円)」を注文。後払い制。

 店内は無駄なスペースが多い割には席数が少なく、L字型カウンター7席のみ。厨房内には店主一人。水セルフ。

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 広口だが底が急激に窄まった、いかにも容量が少ない丼で登場。

 スープは煮干しを効かせたタイプですが、がっつり効かせているというほどではなく。かえしも控えめで、食べ手を選ばない良い意味で中庸な出来と感じるか、全般に物足りないと感じるか、微妙なところ。

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 麺はややざらつきが残る堅めでぼそぼそ、プツンプツンとしたストレート麺。悪くはありませんが、ちょっとスープに対して強すぎか。量は130gと少なめですが、スープがそれ以上に少なめ。

 チャーシューは柔らかくて、しかも噛み応えがあってまずまず、他に穂先メンマ、刻みネギ。

 好きなタイプですが、鶯谷駅近くの「遊」と方向性が同じで、こちらのほうが鶯谷駅から遠い分不利かと。

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2012.09.18

【閉店】長田本庄軒@北戸田

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 北戸田駅近く、外環沿いの「イオンモール北戸田店」内。日曜昼に往訪。2Fのフードコートにある店なので昼飯時よりやや早めに出かけたのですが、そんな時間でもそこそこ混んでいるんですなぁ・・・

 「丸亀製麺」を全国展開しているトリドールが出している焼きそば専門店で、三宮センタープラザにも出店していますが総店舗数は16と少なく、各地のSC内にぽつぽつとある程度。

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 お勧めの「ぼっかけオムそば(中・680円)」を注文。焼きそば専門店ですが、なぜかメニューには「海鮮ちゃんぽん」も。

 当然といえば当然ですが、注文を受けてから目の前の鉄板でやおら焼き始めるので、少々時間がかかります。

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 麺は焼きそばにしては太めで、もっちりした食感が特徴的。

 何もかけないとビジュアルが寂しいのでソースをかけてみましたが、これは失敗。デフォルトでも十分なくらい、そばの甘めのソースがたっぷり。ソース味が強すぎて、ぼっかけの味わいがすっとんでしまいました。

 ぼっかけ自体を味わうならうどんのほうがよさげですな。

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甲府の鳥もつ煮

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「キング・オブ・盆地」の異名を誇る甲府。

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 売り物が「ほうとう」だけでは夏場はどうしようもない。何が打開策を!と思った末のことかどうかは知りませんが、最近「甲府鳥もつ煮」を盛んに売り出しています。

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 訪れたのは甲府駅前の「奥藤本店」。ちょっと先にほうとうの「小作」があり、共にいかにも観光客や出張族向けの立地&店構え。

 「奥藤本店」は一応蕎麦屋なので、蕎麦と鳥もつ煮のセットものを頼むのが正しいありかたなのかもしれませんが、今ひとつ「甲府で蕎麦」という気にはなれず、「鳥もつ煮丼(1000円)」を注文。

 店内はテーブル席のみで4人掛けテーブルが6卓と、2人掛けが1卓。さらに店奥にも座席がある模様。

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 レタスの緑をバックにキンカンが黄色く光っているせいか、もつ煮にしてはかなり派手なビジュアル。

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 こってりした外見でだいたい想像がつきますが、甲府の鳥もつ煮は強烈に甘ったるいのが特徴で、個人的にはかなり苦手な一品でした。

 ご飯のおかずとしてもきついくらいなので、蕎麦といっしょに食べようものなら、蕎麦の美味さなんで完全に吹き飛んでしまうような・・・ 鳥もつ煮を他のつまみと並べて、一杯やリながらちょっとずつ食べながら、最後に蕎麦で締めて帰るのは十分ありだと思いますが、食のメインに据えるのはかなりきついかと。

 昔お世話になった甲府の鶏卵工場で玉子焼きをいただいたことがあって、その玉子焼きも滅茶苦茶甘かったのを思い出しましたが、甲府は甘いもの好きなのかなぁ・・・

 なおもつ自体はレバー、砂肝、ハツ等々、特段変わったものはありません。

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2012.09.17

一刻魁堂 ララガーデン川口店@川口

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 川口駅西口からオリンピック通りを西へ進んだ「ララガーデン川口店」内。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 「一刻魁堂」は愛知県及び東海各県を中心に店舗展開しているチェーン店で、ご当地らーめんの「台湾らーめん(780円)」を注文。辛さ増量できるらしいので「1辛(20円)」を追加。ただこれが売りものというわけではなさそうで、メニュー先頭は「しょうゆ」。他に「みそ」や「つけ麺」も。

 SC内の店舗で店内はテーブル席のみ、4人掛けボックス席が2セットと2人掛けテーブルが8卓。

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 ひき肉たっぷり、ニラたっぷり、スープは真っ赤でこれぞ台湾らーめん!でもSC内の店のためか、生ニンニクは転がっていません。

 スープは鶏がら&豚骨などの動物系ベース。脂多めですが、それ以上にカエシのきつさが気になりました。辛さ増量にすると「鷹の爪」が増えるようですが、個人的には1辛で十分。

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 スープはともかく麺がしょぼい。並太の縮れ麺ですが柔らかめでコシに乏しく、スープに負けまくり。

 味が濃いため、底に溜まったひき肉を穴あきれんげでサルベージしてご飯を食べたくなりますが、ご飯を付けると千円近くになってしまうのも難。

 内容的には大したことはありませんが、近所で名古屋名物を食べられることをもって良しとすべきかと。

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【観戦記】12年第10節:浦和L 2-1 狭山

・久しぶりのなでしこ観戦。中断期間を挟んだらチームが変わっていたというのは前にも見たような・・・・窪田ボランチとか、北本左SHとか。リーグ戦前半戦といい、カップ戦といい、内容に乏しい上に結果も出ないんでフォーメーションをいじってみたのでしょうが、問題はそんな戦術的なところに潜んでいるのではなく、そもそも長く監督をやっている割にはさっぱり上積みが感じられないところにあるような気がします。

・一応後半に2得点を上げて勝ちはしましたが、狭山との地力の差を考えればややお寒い試合内容。総じてパス回しといい、選手間の連携といい、いかにも急ごしらえ、いかにもただいま修行中といった感は否めず。監督就任初年度のシーズン序盤ならこんな状態でも仕方ないかと思いますがね・・・

・中盤の3人がほとんど機能していない上に、最終ラインでのパス回しに安定感がなく、これではもう少し強い相手には木っ端微塵にされてしまうような・・・・ 失点を喫した狭山が思い切って前からプレスをかけると共にDFラインを上げ、山郷のお粗末なミスを誘って1点を奪った上に、荒川を悉くオフサイドの網に引っ掛けていましたが、あれを強いチームがやってくるとどうしようもないんじゃ?

・4-1-2-3にフォーメーションを変更して生き返ったのが後藤。ただ左SBに入った齋藤がイマイチ(土橋が故障したときに右SBに入っていた記憶がありますが、左できたっけ?)なため、左サイドからの攻撃は手数の割りになかなか決定機には至らず。この試合を通じて最も有効だったのが右の土橋のオーバーラップ&クロスで、その一つをファーにいた後藤が決めて浦和先制。土橋のクロスが浦和の武器というのは昔から同じで、フォーメーション変更とはあまり関係がないだよなぁ、これ。

・フォーメーション変更で最も割りを食ったのが吉良。チーム一の点取り屋をあんなにゴールから遠い位置においてどうすんねん・・・荒川はボールをキープできるけれども、もはやフィニッシュに多くを望めなくなってしまった今となっては荒川の近くに吉良を置くのが良策だと思うんですが・・・・ 吉良に代わって堂園なり、庭田なりが、ガンガンエリア内に突っ込んでくるなら話は別ですが、そんな場面は一回(後藤→庭田)あっただけ。

・U20組は全員スタメンに入れず。今日の堂園や庭田の出来からすれば次戦は猶本なり柴田なりがIHに入ってもなんら不思議はないように思いますが・・・・

後藤---荒川---吉良
---堂園--庭田---
-----岸川-----
齋藤-矢野--高畑-土橋
-----山郷-----

得点:54分後藤、66分庭田

60分:堂園→猶本
70分:齋藤→和田
81分:吉良→柴田

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2012.09.16

【移転】北大塚ラーメン@大塚

 大塚駅北口から北西方向へ伸びる飲食店街へ。「ぼたん」の先。目の前に東横インあり。平日夜に往訪。先客3、後客1。

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 もともと大塚駅北口の東側にありましたが、都電を挟んでほぼ反対側へ移転。

 券売機で「ラーメン(600円)」を注文。並・中が同値段のようですが並で。また小ライスも無料で付くとのこと。

 移転後はぐっと広くなって、縦長の店舗の入口側に4人掛けテーブル2卓、店奥に2人掛け3卓、カウンター9席。内外装とも全くといっていいほど飾り気がないのは相変わらず。節電のためか、店奥がやや薄暗いのが難。

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 スープは動物系出汁がベースの醤油味ですが、かえしはやや抑え目。

 麺は並太の緩い縮れ入りで、スープはさっと絡む程度。

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 値段の割にはチャーシューがふんだんに入っているのが最大の特徴。やや醤油ダレに浸かりすぎた感じなので、チャーシューをおかずに小ライスが合いそう。

 他にメンマ、ねぎ、半熟玉子半個。

 特段奇をてらったところがない、普段着のらーめんがそれなりに美味いというのはなかなかありそうでないもの。

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【観戦記】12年第25節:横浜M 1-2 浦和

・最悪の立ち上がりで早々と失点を喫し、その後も試合内容は芳しくありませんでしたが、数少ないチャンスをものにしてアウェーで逆転勝ち。決して良い試合ではなかったが、強い勝ち方をした試合でした。試合後何人かの選手が優勝を意識したコメントを発しましたが、優勝するチームは得てしてこういう勝ち方をするものです。

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・それにしても立ち上がりは最悪でした。横浜M(以下「鞠」)と比べていかにも動きが悪い浦和はハナから劣勢。そして左サイドでマルシオと梅崎が小野にぶち抜かれ、小野のクロスの先にはマルキーニョスがどフリー。坪井も平川もマルキーニョスを全く見ておらず、まぬけすぎる失点。

・その直後、今後は右サイドから齋藤にエリア付近まで斬り込まれ、際どい一発を浴びてしまいました。

・先制した鞠は引いてカウンター狙い。富澤がマルシオをマークしながらそのまま最終ラインに入って5バック気味になってしまう場面もちらほら。このあたり浦和を研究した成果なのかぁと思っていたのですが、この試合でよく判らなかったのは、鞠が思い出したように時折前からプレッシングをかけてくること。大ベテランのマルキーニョスは相変わらず疲れ知らずで、小野や齋藤共々面倒な存在ではありましたが、相互の連携に難があるのか、対浦和の戦術としてはほとんど意味がありませんでした。

・それどころか、中村が槙野にあっさり交わされてドリブル進出を許し、幾度かのパス交換を経てエリア近くまで進出した槙野のパスを受けた柏木が落ち着いてゴール。浦和は最初のチャンスどころか、最初のシュートで同点に。

・その後の戦況は一進一退。ただ鞠は攻撃時に高い位置にいる浦和の両WBの裏を小野や齋藤、ドゥドラに突かせる狙いがそれなりに嵌っており、齋藤クロス→中村がどフリーでヘッドという場面もあって依然鞠やや優勢。

・従って鞠は特に戦術を変える必要はないと思ったのですが、不思議なことに樋口監督は後半頭から小野を最前列に上げて4-2-2-2に変更。小野は頻繁にサイドに流れてくるので「サイドを抉ってマルキなんとかしてくれ!」という狙い自体に大きな変わりはないのかもしれませんが、この布陣変更で前半活躍していた齋藤が消えてしまいました。

・鞠は後半を通じて浦和を自陣に押し込み続けたのですが、結局流れからの決定機はほとんどなし。小野が梅崎を交わしてサイドを深々と抉った場面が最大のチャンスだったでしょうが、これもシュートまで持ち込めず。クロスを幾度となく上げまくりましたが、全部浦和CB陣に跳ね返されてしまいました。

・ボールを一方的に支配するものの完全に攻め倦みに陥った鞠を尻目に浦和は伝家の宝刀カウンターが炸裂。鞠CKからの流れで中澤→栗原のミスを突いてマルシオがボール奪取。原口のシュートは惜しくもGKに弾かれましたが、こぼれた先に槙野が詰めていて浦和逆転!!!

・平川→柏木→梅崎のビッグチャンスで梅崎のシュートはバーではなくGKを直撃。これを最後に浦和はいつものように意図せざるどん引き状態に。陣形が間延びして中盤がなくなり、ビルドアップもままならず。ボールを奪っても前線にやみくもに蹴り出すだけという惨状。非常にしんどい局面で阿部がなんとかボールを持って守備陣を立て直そうと奮闘していましたが、総員へろへろ状態は如何ともし難し。

・消えている齋藤に代えて大黒が出てくると面倒と思いましたが、樋口監督の放った一手は小林→松本(松本が右SH、兵藤が右SBへ)。松本ってスピードはあるけれどもスピードしかなく、スペースが全然ない局面で投入しても何の意味もないような・・・

・流れの中から点が入る見込みがほとんどない鞠にとって頼みの綱はセットプレー。しかしこの日は最後まで不発。中村のFKがバーを直撃したのが惜しかっただけ。

・ミシャは80分を過ぎてからようやく両WBを交代。ロスタイムには天皇杯で大失態を演じた濱田を起用する親心。樋口監督もロスタイムになって選手交代を繰り出し、時間潰しにお付き合い。終了間際に中澤が負傷してピッチにうずくまってしまったのは気の毒でしたが、浦和が逃げ切りに成功し、ホームでの敗戦をアウェーで取り返した格好に。

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-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:23分 柏木、64分 槙野

81分 梅崎→宇賀神
87分 平川→野田
90+1分 マルシオ→濱田

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-----丸木-----
齋藤---中村---小野
---富澤--兵藤---
ドゥトラ-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

(後半)

---丸木--小野---
齋藤--------中村
---富澤--兵藤---
ドゥトラ-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

得点:5分 マルキーニョス

71分 小林祐→松本
89分 富澤→森谷
90+1分 齋藤→大黒

 

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2012.09.15

【閉店】塩つけ麺 灯花@四谷3丁目

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 丸の内線・四谷3丁目駅から外苑東通りを北へ。杉大門通りとの交差点角。「もぐら」→「なおじ」があったところ。土曜昼に往訪。開店10分前に到着したところ先客1。開店後後客3。北隣に「赤道」「一心」とラーメン屋が続いています。

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 店外に無理やり設置した感のある券売機で「淡麗鶏塩そば(700円)」を注文。屋号の示すとおり、券売機のボタンは「塩つけ麺」が先。

 カウンター5席しかない狭小な店舗は手の加えようが無く、食券を買って一旦外へ出てガラス戸を開けてから着席。

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 見た目は透明度が高いスープですが表面の脂が案外多く、見た目ほどすっきり感はありません。ただ鶏出汁をベースに節や煮干しなどの魚介系出汁を加えた出汁のバランスが非常に良くて気に入りました。塩ダレもまろやかな味わいで、これまたお気に入り。

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 麺は細めのストレート麺。やや柔らかめですが、スープの絡み、相性は文句なし。

 チャーシューは柔らかめですが、これまたやや脂が多くてイマイチ。他に白髪ネギ、糸唐辛子、メンマ、水菜。

 クォリティーは何の問題もありませんが、如何せん店が狭苦しすぎ。よほどのもの好きじゃないと何度も行く気になれないのが前2店が長続きしない原因じゃないかと。

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2012.09.14

あそ路@川口

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 川口駅東口から産業道路を南東へ。ラーメン屋ばかりが短期間に入れ替わる場所にいつの間にかできていました。日曜昼に往訪。先客1、後客1。

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 店内の券売機でボタン先頭の「熊本とんこつらーめん・並(650円)」を注文。他に「つけ麺」や「冷しらーめん」など。ライスが無料とのことなので、ライスもつけてもらいました。

 店内は中央に島式カウンター10席と壁際に4人掛けテーブル2卓、2人掛け1卓。店内は「くまモングッズ」を売っているのが目を惹きます。

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 意外なことにかなり深めの丼で登場。

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 カウンターに貼られたウンチクには「野菜などは一切混ぜていない純豚骨スープ」とありますが、出汁の旨味がしっかり出ているとは言いがたいような・・・かえしも控えめでマー油の香りだけがやたら目立つような按配。ウンチクには熊本ラーメンの「クセ」をやたら強調していますが、「クセ」以前の問題のような。

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 麺は並太ストレート麺で、デフォルトでもやや堅め。スープがなんとも弱いため、この麺では強すぎ。

 値段の割りに具沢山ですが、チャーシューは脂身が多くてイマイチ。他にキクラゲ、メンマ、刻みネギ、海苔。半熟玉子半個。

 食べ終わった頃に杏仁豆腐が出てきました。こんなのも事前にサービスの要不要を聞くべきだと思いますが。

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【展望】12年第25節横浜M戦

・天皇杯2回戦を挟んで、2週間ぶりのリーグ戦。相手は横浜M(以下「鞠」。)

・ひと頃何戦負けなしとかなんとかを自慢していましたが、ここへ来てC大阪&瓦斯相手に連敗。しかも「負けなし」といっても浦和同様やたら引き分けが多いため、負けていない割には大して勝ち点は伸びておらず、勝ち点35の10位。

・伝統的に守備が堅く、FK一発で点を取ってそのまま逃げ切ってしまうという面白くともなんともないのが鞠の芸風。といっても今年の総失点26はリーグで際立って少ないわけではなく、ここ5試合は毎試合複数失点を記録しています。総得点30はリーグではやや少なめといった程度で、スタッツで見れば今年の鞠に際立った特色は見受けられません。

・今年の鞠はリーグ序盤でどつぼに嵌り、リーグ戦初勝利はなんと第8節まで持ち越されました。ところが、第9節浦和戦からマルキーニョスが稼働しはじめたのが効いたのか、第8節から第22節まで負けなし。

・といってもマルキーニョスとかドゥドラとか大ベテランにおんぶにだっこで目先の勝ちを拾いながら、結局中位に終わってしまうことに何の意味があるのか、傍目にはよく判りません。

・スタメンはほぼ固定。谷口が途中から出てくるパターンもほぼ決まっています。ただその谷口が9月になって故障離脱。

・夏場は補強・流出ともになし。福岡への移籍が噂された狩野は情報が事前に漏れたのが鞠幹部の逆鱗に触れたのか、移籍自体がボツに。U23代表でお笑いを一身に担っていた比嘉の出場はまだ1試合14分のみ。

・大宮戦、天皇杯2回戦と控え選手の実力不足が露呈し、鞠以上に戦力が煮詰まってしまった浦和には特筆すべきものは何もありません。

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<前節:FC東京 3-1 横浜M>

---丸木--小野---
齋藤--------兵藤
---中町--富澤---
ドゥトラ-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

HT:中町→中村
75分:小林→大黒
84分:小野→松本

・飯倉&中澤のお粗末な連携ミスで失点。その後はFC東京にカウンターで加点されて完敗。

<前回:浦和 1-2 横浜M>

---大黒--小野---
齋藤--------中村
---兵藤--熊谷---
ドゥトラ-中澤--栗原-小林
-----飯倉-----

得点:12分 齋藤、88分 マルキーニョス
 
72分 大黒→マルキーニョス
79分 熊谷→谷口
90+2分 中村→金井

・セットプレーで1点もぎ取り、あとはしっかり守りきるという横浜Mの典型的な勝ちパターンにずっぽり嵌っての敗戦。槙野の浦和加入後初ゴールでなんとか同点に追いついたものの、CKからマルキーニョスに追加点を許して万事休す。

・朝から大雨だった割には4万4千人と久しぶりに大入りになった埼玉スタジアム。せめて引き分けで終えたかったところですが、よりによって怪我明けでようやくベンチに復帰したばかりのマルキーニョスにやられてしまいました。

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2012.09.13

塩原温泉郷

「釜彦」から続く)

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 塩原温泉は箒川沿いに温泉が点在するだけで、平地が乏しい上に巨大温泉ホテルだらけで温泉「街」と呼べるようなものはあまり発達していません。

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 しかもその巨大温泉ホテルが時流に乗り遅れて衰退の一途。廃業・休業中のホテルがやたら目立つ上、生き残っているホテルも老朽化が進んで、ぱっと見は生きているのか死んでいるのか判らない惨状。

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 さらに塩原温泉が残念なのは、バス&歩きで行ける範囲内にはこれといった外湯、あるいは日帰り温泉施設がないこと。いくつかの旅館でも日帰り入浴を受け付けていますが、14時からとかスタートが遅めのところがほとんど。川沿いの露天風呂が有名ですが、あれは万人向けとは言いがたいですし。・・・

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 巨大な足湯を作ってみたようですが、そんなものを作るスペースがあったら本格的な日帰り温泉施設を作るべきじゃないかなぁ?

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河原に「ゆび湯」があるみたいなので、行ってみたところ・・・

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罠かよ・・・・(つД`)

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七つ岩吊橋を渡って・・・・

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「かんぽの宿 塩原」で日帰り入浴。

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帰りは宇都宮で途中下車。

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いつの間にか駅近くに「みんみん」が出来ていました。いかにも急ごしらえ感といった感じの店舗外観です。

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風呂上りにビールと餃子∩( ・ω・)∩

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博多らーめん みつぼし@市ヶ谷

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 都営新宿線市ヶ谷駅A3出口を出て靖国通りを東へ。東郷公園入口交差点を右へ曲がってすぐ。平日夜に往訪。先客4、後客5。

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 入口脇の券売機で「博多とんこつ(700円)」を麺堅めで注文。他に「黒とんこつ」「赤とんこつ」など。「江戸式中華そば」という全く方向性の違うメニューも。

 店内は意外に奥行きがあって、壁沿いにI字型カウンター8席と4人掛けテーブルが3卓、2人掛けが2卓。接客はこなれた印象。

 卓上には紅生姜、高菜、白ゴマ、にんにくなど一通りのものを用意。

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 「博多らーめん」と称する割には意外なほど大きめの丼で、しかもお盆に載って登場。スープはとんこつ臭は全くなし。とんこつ出汁は濃厚とは言いがたく、そのくせやたら脂っぽくて、しかもかなり甘め。

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 麺はややぼそぼそした極細ストレート麺。堅めにしてもらってスープにちょうど合う感じ。デフォルトだとすぐに飽きてしまったので辛子高菜と白ゴマを投入。

 チャーシューは2枚入っていますが、これまた脂だらけ。他にキクラゲ、刻みネギ。100円で替玉もできるそうですが、量的にも質的にも替玉の必要は全くなし。

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2012.09.12

【閉店】こってりラーメン 剛田@北千住

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 北千住駅西口正面のアーケード商店街を直進。「ザ・プライス」の真向かい。隣に「宗庵」、斜向かいに「蔵味噌屋」あり。祝日昼に往訪。先客1、後客4。

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 背脂をやたら強調しているところに一抹の不安を覚えましたが、店外の券売機でボタン最上段の「味噌らーめん(750円)」を注文。背脂の量はサッパリ・普通・ギタギタの三段階あるそうですが普通で。他に「旨辛味噌」「醤油」「つけ麺」など。

 店内は縦長のL字型カウンター7+7席と店奥に4人掛けテーブル1卓。スタッフは3人。

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 背脂をしきりに強調するだけのことはあって、スープはギタギタのドロドロ。「普通」でこれだったら、「ギタギタ」だとどうなることやら・・・ 味も濃すぎてとても飲めたものではありません。背脂は「秋田県産豚背脂」であることを売り物にしていますが、ブランド価値があるのかどうか皆目判らず。

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 麺はやや太目の緩い縮れ麺。もっちりした食感は悪くありませんが、どろどろスープにはもうちょっと太め、あるいか堅めのほうが良いかも。また店先には「がっつり」の文字が躍っていますが、それほど量が多いわけではありません。ライス付きでもいいくらいですが、ライスは150円と高価。

 ペラペラのばら肉チャーシューは割りと大きめなのが2枚のっていますが、すぐにどろどろスープに埋没してしまい全く存在感なし。他にもやし、ニラ、刻みネギ。もやしは箸休めにするには量が少なく、それゆえ見た目ほどしつこさ、くどさは感じないものの、味わいが単調で終盤はどうしても飽きが来てしまいます。

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 スープを全く飲まずに帰るのもなんなので、好みに応じて出される「割りスープ」を注文。割りスープだけをちょっと飲んでみましたが、随分とあっさり。割りスープを全部投入してみたところ、スープも飲める範囲内になりました。スープの見た目はやや赤みがかっていますが、背脂効果ゆえか、スープは総じてやや甘め。しかもニンニクも効いていて1/3も飲めばお腹にずっしり。

 個性の強い一品なので難儀な面も少なくありませんが、たまに食べたくなるタイプでしょう。

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【TV短感】W杯アジア最終予選:日本 1-0 イラク

・メンバー総入れ替えという、ゲルトもびっくりな奇策中の奇策を繰り出してきたジーコ。さらに遠藤や本田にマンマークをつけてきたところまではジーコなりに頭を使ったのでしょうが、結果は1点差ながらも力の差は歴然でした。

・イラクの奇策に対して立ち上がりこそ日本は様子見に終始しましたが、15分くらいから攻勢に。25分には駒野スローイン→岡崎クロス→前田ヘッドで日本先制。概してイラクは日本のサイド攻撃に弱く、日本は前田の先制点以外にも岡崎→清武、長友→本田、清武→本田と決定機を掴みましたが、イラクGKの好守もあって追加点ならず。

・香川が試合前日に故障してベンチにも入りませんでしたが、特段大きな問題はなかったかと。っちゅーか、今の代表に元来香川は必要不可欠でもなんでもないし。

・イラクも全くノーチャンスだったわけではなく、試合開始直後にCKから、前半終了間際にはカウンターからのチャンスがありました。また前半イラクのCKで長友のマークがずれまくってあわやという一幕もあり、どれか一つが決まっていたらもつれる試合になっただろうとは思います。

・ただ流れの中から日本がやられる気配はなく、スタメンCB伊野波という「孔明の罠?」も不発に終わりました。従ってわずか1点差とはいえ、先制されたイラクにとって遠い遠い1点だったかと。この日の日本は出場停止で今野・内田・栗原を欠いていましたが結局のところ大過なし。

・原口、槙野とも出場なし。後半半ばから清武や岡崎がお疲れっぽかったので、積極的に点を取りにゆく攻めだるま系の監督なら原口の出番があったかもしれませんが、特段守備に不安を抱えているわけでもない状況下でザックがそんなリスキーな手を打つわけがなく、そのまま様子見。試合終了間際になって細貝&マイクを投入してなんなく逃げ切りに成功。

・3人目に用意されていた高橋は何かの手違いで投入失敗というお笑い草も。

・日本は4試合終えて勝ち点10でグループ首位。死神にゴールを許したジーコは次のイラクとの対戦まで首が繋がっているかどうか・・・

-----前田-----
清武---本田---岡崎
---遠藤--長谷部--
長友-伊野波-吉田-駒野
-----川島-----

清武→細貝
前田→ハーフナー

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2012.09.11

麺屋 武一@新橋

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 新橋駅烏森口から新橋3丁目交番前交差点を左折すぐ。平日夜に往訪。先客3、後客ゼロ。

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 表通りからやや引込んだところにあるので、表通りに派手な看板を出しています。

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 メニュー先頭の「濃厚鶏骨醤油そば(780円)」を注文。他に「濃厚鶏白湯そば」「鶏そば」「つけそば」など。後払い制。

 店内はテーブル席中心で4人掛けテーブルが2卓、2人掛けが4卓。厨房に向かってカウンター4席。

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 「濃厚」の名に恥じず、スープはどろどろ、ざらざらしていますが脂っぽさはなく、かえしも控えめ。やや鶏臭さが目立つ分食べ手を選ぶかもしれませんが、個人的には好みのど真ん中。

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 麺はやや細めの緩い縮れ麺。やや柔らかめということもあってスープに対してやや弱い印象。

 具は鶏つくね、鶏チャーシュー、水菜、穂先メンマ、海苔、刻みネギなど。つくねがまずまずだった他は濃厚スープに埋没してほとんど印象に残らず。刻み玉ねぎが入っていたような気がしますが、全く意味なし。

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2012.09.10

娘々の「スタカレー」@北浦和

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浦和生まれでも浦和育ちでもなく、浦和在住でもなければ、通勤通学で浦和へ行くわけでもないせいか、これまでまったくと言っていいほど行く機会のなかった北浦和の「娘々」。

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値段からして麺類に多くを期待できないので、「スタカレー(400円)」を注文。

ピリ辛のあんかけにニラやもやし、ひき肉が少々。この値段でこの内容なら大満足。

まだ店を閉める時間にはほど遠いのに、後客がスタカレー大盛りを注文した時点でこの日の「スタカレー」は終了。危ない、危ない。

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釜彦~那須塩原のスープ入り焼きそば

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 塩原バスターミナル下車。さらに塩原温泉街の奥へ進んで塩原交番のある交差点を左折。坂を登りきってすぐ。車で来やすいように、温泉街から少し外れた幹線道路沿いにぽつんと建っています。

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 もともとは温泉街の一角にあった小さな店でした。旧店舗も営業はしていないものの、一応残っています。

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 メニュー先頭の「スープ入り焼きそば(700円)」を注文。これを食べに行こうと思ったのは「ケンミンショー」がきっかけ(苦笑) 普通の焼きそばもある他、ソースカツ丼が目を惹きます。

 店内は店構えほど広くはなく、カウンター6席と4人掛けテーブル、2人掛けテーブルが一つずつ。さらに小上がりにテーブルが3卓。

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 外見は焼きそばというより限りなくちゃんぽん。鶏がらベースの古典的な醤油ラーメン用スープがベースのようですが、焼きそばのソースとスパイスが渾然一体となって面白い味わい。

 ただ焼きそばにありがちな脂っぽさがほとんどなく、あっさりしているためか、焼きそばというよりは限りなくラーメンに近いような。また麺がなくなるとスープの醤油味が正面に出てきます。

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 麺は細めの縮れ麺で、焼きそばにしてはかなりしょぼい感は否めず。ただあっさりスープとの相性を考えるとこんな麺にせざるを得ないのかも。

 具の中では鶏肉の細切れがなかなかの美味。他にキャベツ、かまぼこ。

 食材が至ってありきたりなので十分自作可能な気もしますが、面白い味なので一度食べる価値はあります。一度で十分でしょうけど。

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 那須塩原には「スープ入り焼きそば」を売り物にする店がもう一軒あります。塩原バスターミナルからはこちら「こばや」のほうが圧倒的に近い反面、店も小さめ。

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2012.09.09

いちや@立川

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 立川駅南口、モノレール立川南駅正面の「ラーメンスクエア」に入居。平日夕方に往訪。先客4、後客1。

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 店外の券売機で「こってり中華そば(700円)」を注文。

 店内はテーブル席主体で4人掛けテーブルが6卓、6人掛けの島式カウンターが1つ。

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 「こってり」とは背脂系だったとは意表を突かれました。スープは鶏がらベースに片口イワシ、ホタテ、ゲソなどの魚介系を加えたものだそうですが、かなりしょっぱい上に安っぽい背脂にかき消されて出汁の味はほとんど判らず。

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 あっという間に出てきたので驚きましたが、なるほど麺はかなり細めの強縮れ麺。やや柔らかめですが、かろうじてスープに負けない範囲内。

 チャーシューはすぐぼろぼろに崩れてしまうタイプで、これも好みに合わず。他に海苔、メンマ、刻みネギ。

 総じて何かに良く似た味だなと考えてみたところ、袋麺の「サッポロラーメン醤油味」でした(苦笑)

 SCに出店するケースが目立つようですが、子供が暴れまくり、泣き騒ぐ喧騒につつまれながら仕方なく食べるのがお似合いなレベルかと・・・

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【観戦記】12年天皇杯2回戦:浦和 2-1 鹿児島

・いやはやカウンターでいきなり先制され、その後も引いて守る鹿児島を攻め倦んだ時間帯には、否がおうにも松本山雅戦の大惨事がフラッシュバックしてしまいましたが、なんとか鹿児島を振り切って2回戦勝利。内容はお話にならない酷いものでしたが、カップ戦は結果が全て。札幌・神戸そして広島と2回戦で早々と格下に足元をすくわれるJ1クラブが続出する中、どんなにズタボロな試合内容であっても90分できっちり勝ち抜けに成功したのはなによりでした。

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・9月に入ってもまだまだ続く猛暑。しかもよりによって13時試合開始。カンカン照りの中で試合を見るだけでも十分苦行なのに、サッカーをやれというのは実に酷な話と、選手にとって気の毒な面は多々ありましたが、それにしても試合内容はお粗末でした。総じて体は動かない、攻守の切り替えは遅い、そしてイージーなパスミス、トラップミスを連発。

・鹿児島は頭から5-4-1でサイドのスペースをきっちり埋めて浦和の攻撃を防ぎながらカウンター一発に賭ける構え。浦和は槙野や濱田が高めの位置をとって阿部が下がる2バックみたいな格好で攻撃を仕掛けましたが、久しぶりに出場機会を得た濱田の出来が酷すぎました。簡単に裏を取られたあげくに早々とイエローをもらったのがケチのつきはじめ。縦パス一本でぽっかり空いた浦和右サイドを深々と破られて失点を喫した後はもうメロメロ。熱中症ではないかと心配になるほど、集中力を欠いたプレーを連発し、案の定前半だけで交代を告げられてしまいました。

・早々に失点を喫した浦和はいつも通り両サイドに振って揺さぶりをかけながら攻めてはいましたが、先制した鹿児島が一層守りを固めてしまったため、しばらくチャンスらしいチャンスも作れず。両サイドを抉るのもままならず、中央を破ろうにもこれまた久々出場の達也が満足にボールキープできず、ドリブルにも切れがないため攻めの糸口を見出せず。とはいえ、30分になって柏木→宇賀神→達也ときれいな崩しでなんとか同点に追いつき、一同安堵。

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・一応点は取ったものの、総じて戦力になっているとは言いがたい達也も前半だけでお役御免。ミシャは後半頭からランコとポポを投入して力ずくで点を取りに行くような采配を見せましたが、これが奏功。永田の縦パスを受けて鹿児島DFラインを抜け出したポポがやや距離のあるところからポポらしい一発を決めて浦和が逆転に成功。

・その後は鹿児島のDFラインが乱れがちになって浦和の飛び出しを簡単に許すようになり、浦和は右サイドのクロスから梅崎、そして宇賀神と決定機を掴んだものの追加点ならず。梅崎はあの距離からバーに当てるほうが難しいんじゃ・・・梅ちゃん先生どころか梅ちゃん誤診、あるいは梅ちゃん腹の中にメスを置き忘れるの巻やな・・・・ 

・後半も残り15分くらいから浦和はいつにもまして大失速。もっとも相手もお疲れで、炎天下の中見ている側も含めてヘロヘロ、ヨレヨレになりながらなんとか試合終了。久しぶりに出場機会を得た選手の中ではポポが比較的マシだったくらいで、またしても浦和の選手層の薄さを痛感させられましたが、この試合はレギュラーの出来も褒められたものではなく・・・

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(前半)

-----達也-----
--梅崎----柏木--
宇賀神-阿部-啓太-平川
-槙野--永田--濱田-
-----山岸-----

(後半)

-----蘭子-----
--梅崎----ポポ--
宇賀神-柏木-啓太-平川
-槙野--永田--阿部-
-----山岸-----

得点:30分 達也、48分 ポポ

HT 水輝→デスポトビッチ
HT 達也→ポポ
82分 柏木→野田

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監督も日傘なし・・・・ パイプ椅子が熱そうや・・・・

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2012.09.08

【閉店】らーめん 香月 恵比寿本店@恵比寿

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 恵比寿駅東口交差点と恵比寿4丁目交差点の中間あたり。土曜日昼に往訪。もともと恵比寿駅西口にあった老舗ですが、いったん三軒茶屋へ移転して、また恵比寿へ戻ってきたとのこと。

 店内はびっくりするほどでかく、手前に4人掛けテーブルが6卓くらい、奥に島式カウンター14席と40人くらいのキャパで、昼飯時とあって先客は半分くらいの入り。さらに後客も7、8人。

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 カウンターに案内されて、看板メニューの「元祖!しょうゆらーめん(800円)」を麺堅めで注文。ライス無料とのことでしたが辞退。味噌、塩、つけ麺といったメニューも。

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 やたら広口の丼で登場。たっぶりと注がれたスープには細かい背脂が浮いていますが、デフォルトだと今となっては背脂薄めといった感。かなりしょっぱめのとんこつ&鶏がらベース醤油味で可もなく不可もなし。

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 麺は細めの縮れ麺で、堅めで注文するとスープに対してやや強すぎのよう。たっぷり注がれたスープの中で麺が面白いように泳ぎます。

 チャーシューは脂が多くてぐずぐずに崩れてしまうタイプ。他にメンマ、刻みネギ。

 昔懐かしいとは思いますが、今時このクォリティーで800円はないわ・・・

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2012.09.07

松屋の「ネギ塩豚カルビ丼」

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吉野家の「ねぎ塩豚丼」との比較対照の意味合いをこめて、松屋の「ネギ塩豚カルビ丼」を食べてみました。値段は吉野家より10円安く、380円。

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個人的な感想は、吉野家の完勝。松屋はどれ一つとっても吉野家に勝ち目はなく、特に塩ダレの出来で圧倒的に差をつけられていました。まぁ後発の吉野家が良く研究した結果ともいえますが。

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【閉店】味噌麺 高樋兄弟@御徒町

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 御徒町駅北口から春日通りを渡って西へ。上野松坂屋の向かい。祝日昼に往訪。先客ゼロ、後客2。

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 屋号通り味噌専門店。店内の券売機で「味噌らー麺(750円)」を注文。中盛(270g)まで無料とのことでしたが普通(180g)で。他につけ麺も。

 店内は縦長L字型カウンター10数席。ラーメン屋だったのを居抜きで使っているようですが、もともと何だったのか思い出せず。

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 意外に小ぶりの丼で出てきました。

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 スープはどろどろ濃厚タイプ。但しどろどろ加減は「くるり」「花田」よりはややマシかも。また味噌が甘めなこともあって、この手のタイプでは食べやすく仕上がっています。底に生姜が隠れていましたが、全体に生姜が効いているようには感じず。また表面に白ゴマが添えられていますが、これもあまり意味を感じず。

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 麺は平打ちの太い縮れ麺。つるつる、もちもちした食感で、しかもそこそこコシがあってスープをしっかり受け止めています。

 上に乗せられた白髪ネギが早々になくなってしまい、その下にもやしやひき肉などの炒め物。チャーシューは角煮っぽいタイプですが、これが脂っぽくて、かろうじてくどくないところで留まっていたスープのバランスを一気に崩壊させる方向に作用。

 チャーシューの選択に疑問を感じますが、それ以外はまずまずの出来。ただ近隣にこれまた濃厚味噌を売りにする「せいべえ」があって、クォリティーはともかく「せいべえ」のほうが安くて、しかもライスが付いているのでコストパフォーマンスでボロ負けしているのが商売的には気になります。

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2012.09.06

麺屋 すみす@青山1丁目

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 青山のホンダ本社の裏。1Fが飲食店街のビルの一角ですが、ビルが大通りに面していないので案外判り難いかも。土曜昼に往訪。先客、後客ともゼロ。

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 券売機ボタン先頭の「醤油らーめん(700円)」を注文。他に「塩らーめん」「鶏つけそば」など。

 店内は厨房に向かってカウンター6席、窓側に2人掛けテーブルが6卓。窓側の座席はソファーで楽チン。

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 底が急激に窄まった丼で登場。

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 スープを一口すすって驚きました。なんとショウガ全開! 鶏白湯でショウガ利かせまくりってあんまりないような・・・しかもショウガを利かせまくっているのに、鶏白湯と合わせるとすっきり感がしないんですなぁ・・・しょっぱくはありませんが、かえしもそれなりに自己主張してくるので、肝心の鶏出汁はあまり目立たずに下支えに徹しているみたいな。

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 麺は細めのストレート麺で、やや堅めの仕上がりのためもあってかプツプツ、ポキポキといった食感。スープの絡み、相性はまずまず。

 やや大きめの鶏つくねはまずまずですが、2枚入っている鶏チャーシューはなんかかまぼこみたいに超淡白な味わいでイマイチ。他に刻みネギとほうれんそうが少々。

 面白いことをやろうとする意欲は買えますが、成功しているとは言いがたいかな。

 一軒挟んだ先にもラーメン屋があって、この店は上品だけど量が少ないだけに、商売的にも少々心配。

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2012.09.05

【閉店】麺や 田なべ@新宿御苑

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 丸の内線新宿御苑駅2番出口から、新宿通りの一本南側(新宿御苑側)へ。平日夜に往訪。先客6、後客4。

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 メニュー先頭は「つけめん」ですが、「濃厚鶏だし醤油らーめん(800円)」を注文。急に涼しくなったためか、後客も皆らーめん類を注文。後払い制。

 店内は厨房に沿ってカウンターが7席。店奥に小上がりがあって4人掛けテーブルが2卓。なおカウンターはI字型ではなく妙に屈曲していて、あまり居心地は良くありません。

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 一応鶏白湯ベースの魚介交じりなんでしょうが、少々とろみはあるものの出汁が濃厚という感じはさほどせず、かえしがきつくてしょっぱいような。出汁が濃厚なのではなく、単に味が濃厚といった風。

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 麺は並太の緩い縮れ麺で、やや堅めに仕上げているせいか、スープとの相性はまずまず。

 メンマは大ぶり、かつ冷え切っていてがっかり。他に小ぶりのチャーシュー、ゆで卵半個、海苔、刻みネギ。

 内容は特に可もなく不可もなくといったところですが、これで800円とはどう考えても割高です。

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2012.09.04

吉野家の「ねぎ塩豚丼」

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吉野家が今年7/10から新発売の「ねぎ塩豚丼」をようやく初試食。

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夏季限定にしてしまうにはもったいないくらいの完成度の高さ!この値段で塩ダレと豚の脂のバランスが絶妙。カレーみたいなお話にならないレベルのものなんてとっとと止めて、これを通年化してもいいんじゃないかと。

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なお、川口駅下の限定販売だった「280円牛丼」は9/10で終了とのこと。

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麺屋 一@水天宮前

 水天宮前駅1a出口(シティエアターミナル)から箱崎交番やファミマを越えた先を左に入る。平日夜に往訪。先客3、後客ゼロ。

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 店内の券売機ボタンは「つけ麺」「油そば」「ラーメン」の順でしたが、「ラーメン(750円)」を注文。

 店内はL字型カウンター8席のみですがかなり狭小で、8人座るとぎゅうぎゅうかも。

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 海苔が倒れていることもあって、ぱっとしないビジュアル。心持ちどろっとしたスープは表の能書きには「10時間以上煮込んだ濃厚特製豚骨醤油」とありますが、確かに豚骨中心に動物系の出汁がかなり強めで、多少魚粉交じりといった風。かえしはさほどでもありませんが、脂の層も相当なもので、終盤はかなりくどく感じてしまいました。

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 麺はやや太目のストレート麺。残念なことにやや柔らかめでスープに対してやや弱い印象。

 他にやや大きめのチャーシューと刻みネギ。

 悪くはありませんが、そうそう足を運ぶようなところでもないし、750円だと割高なような・・・

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2012.09.03

城南島でバーベキュー

特に降格の危機に瀕しているわけでも、誰かがクビになりそうなわけでもありませんが(謎)、城南島で本格的なバーベキューを堪能してきました。

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9月と言うのに全く秋の気配は感じられず、逃げ場のないところで熱中症になりはしないかとばかり心配していたのですが、蓋を開けてみれば時ならぬ集中豪雨・・・・(つД`)

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それでも必死に火元を確保しながらバーベーキューを敢行。そして、出てくる出てくる充実の品々。

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開始後1時間半も経つとようやく晴れ間が射して夏らしい天気に。これはこれで暑くて難儀しましたが、服を乾かすのが目先の命題。

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羽田を発着する飛行機を眺めるには絶好の場所。

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最後はこんな逸品も。

食材。燃料の確保、仕込み、設営、そして調理に携わっていただいた方々、誠にありがとうございました。

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勝浦タンタンメン ~ 三彩亭@勝浦

 夏休みを利用して、千葉県南部の勝浦一帯で売り出し中の「勝浦タンタンメン」を試食してきました。

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209系だらけになってしまった房総半島。

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アクアライン&高速道路との競争に負けて、ばっさり減便された特急が、思い出したようにやってきます。

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ちらちらと海を眺めながら房総半島を半周。

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 真夏の書き入れ時のはずですが、勝浦駅前は閑散としていました。

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 勝浦タンタンメンを出している店はかなり広範囲に散在しており、勝浦駅から歩いてゆけそうなところを見繕って「三彩亭」を往訪。先客ゼロ、後客8。勝浦駅から歩いて2,3分くらい。「勝浦駅入口」バス停近く。

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 店先に「勝浦タンタンメン」の幟が揺れていますが・・・・

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 メニューを見ると「勝浦タンタンメン」は片手間に作っているような扱い。ちょっと躊躇しましたが、クソ暑い中で他の店をあたる意欲もなく、入店して早速「勝浦タンタンメン(850円)」を注文。後客も半分くらいは勝浦タンタンメンを注文していました。

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 店内はL字型カウンター6席と、6人掛けテーブルが1卓。さらに店奥に小部屋を用意。オヤジの仕事を夏休み中の娘2人が手伝っているような、家族経営っぽい店です。卓上のラー油がやたら目立ちます。

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 表面に刻みタマネギやニラが大量に浮いているのがビジュアル面での特徴。スープは鶏がら、豚骨といった動物系がベース。タンタンメンといってもゴマだれは使用せず、その代わり醤油が効いています。炒め物の脂が少々浮いているものの、総じてさらさらあっさりした仕上がり。ややピリ辛風ですが、物足りなさは否めないので件のラー油を少々添加。

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 スープはまだしも麺がどうにもいけません。並太の緩い縮れ麺ですが、柔らかいのを通り越してぶよぶよに。この辺はラーメン専門店どころか中華料理店ですらない悲しさかなぁ・・・炒め物に精を出している間に麺を茹で過ぎてしまったみたいな。

 穴あきれんげを付けてくれるので、ニラや玉ねぎ、そしてあんまり多くはないひき肉をサルベージ。麺の量は少なめなので玉ねぎを食べに来た印象が残りました。

 この内容で850円は超割高。観光地価格といってしまえばそれまでですが。

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2012.09.02

【閉店】中華そばけいすけ 中屋味噌@本郷3丁目

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 本郷3丁目駅から本郷通りを北上。東大赤門の手前。味噌が売り物の「初代けいすけ」を潰して二郎パクリ系の「鬼瓦」に変えてみたものの、何一つ良い噂を聞くことなく短期間で閉店。その後に再び味噌専門店を開店。日曜昼に往訪。先客ゼロ、後客1。

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 店内の券売機で基本の「中屋味噌ラーメン(700円)」を注文。他に「味噌つけ麺」も。

 店内は「初代」の時から特に変わったところはなく、コの字型カウンター10席のみ。店員の接客教育が行き届いているのはけいすけチェーンの良いところ。

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 見た目が赤いため辛味噌っぽい味わいを想像していたのですが、良くも悪くも実態は予想の斜め上。ラー油でわずかに辛味を出している程度でほとんど辛くありませんし、そもそも味噌スープにしては随分とさらっとしています。店内の能書きを読むとベースは魚介系とのことですが、味噌の下支えとしてはちょっと弱いような・・・

 なお中屋味噌は高松の味噌。うどん王国高松には全くと言っていいほど味噌のイメージはありませんが、辛くはないがコクと深みのある面白い味噌だとは思いました。

 不可解なのは中央にでんと載せられたアオサ。ほんのり生臭いだけで、旨味としては何一つプラスに働いていないような・・・生臭さを緩和しようとしたのか、脇にちょこっと生姜を添えてありますが、これはこれで個性が強くてアオサの存在を無にしているだけのような・・・

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 麺は並太ストレート麺。ややざらつきを感じる麺ですが、スープとの相性はまずまず。

 具は薄いチャーシューと穂先メンマ、刻み玉ねぎ、そしてナルト。麺といい、具といい、全般にちょっと量が少なめ。ランチタイムでもこれといったサービスはなく、ライスも有料なので、学生街だと割高感あり。

 動物系出汁&脂コテコテといった、安易かつありがちな方向に走らなかったのは大したものですが、逆に言えば試作的色彩が強いのも確か。割高感とあいまって、この場所では長続きしないかもしれません。

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【観戦記】12年第24節:浦和 1-1 大宮

・早々に原口が先制。さらに早い時間帯にノヴァコヴィッチがイエロー2枚で退場したこともあり、前半は浦和が大宮をタコ殴りに仕掛かりましたが、決定機では悉くゴールマウスに嫌われて追加点ならず。それどころか、前半終了間際に東に一瞬の隙を突かれてまさかまさかの同点で折り返し。

・後半はJ1残留へ向けて是非とも勝ち点1が欲しい大宮にがちがちに守られ、浦和は終盤に宇賀神のクロスバー直撃シュートなど若干見せ場は作ったものの1点が遠くてさいたまダービーは引き分けで終了。

・今年のさいたまダービーは一勝もできず。一人少ない相手にホームで勝てなかったためか、試合終了後は盛大なブーイングが鳴り響きましたが、圧倒的に優勢だった前半に追加点が取れなかったのが全てで、相手の出方がどうあれ後半ぐだぐだになってしまうのはいわば仕様通り。

・そんなに悪い試合内容ではなく、選手に気魄が感じられなかったわけでもありません(唯一小島だけはがっかりしましたが・・・)。ただ今の浦和の選手層&成熟度では、徹底して守ることに専念している相手を崩すのは難しい。一言でいえば「まだまだ修業が足りない」。神戸戦に続いて今の浦和の立ち位置を再確認させられた試合でした。

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-----原口-----
--丸塩----柏木--
梅崎-阿部--啓太-平川
-槙野--永田--坪井-
-----加藤-----

得点:11分 原口

HT 柏木→宇賀神
60分 啓太→小島
83分 平川→ポポ

・繰り返しになりますが、前半の浦和の出来はパーフェクト。引いて守ると思われた大宮はなぜか積極的に前からプレスを掛けてきましたが、浦和はプレスを簡単に掻い潜って高い位置にいる両WG、特に梅崎へ一気に展開して攻めるパターンが頻繁に見られました。このやられっぷりをみる限り、ベルデニック監督は浦和のことをほとんど研究していないどころか、そもそも守備網の構築なんてまるで出来ておらず、そりゃ降格圏に突入するのも当然なような・・・

・先制点は柏木縦パス→エリア内でマルシオ→原口! 原口が落ち着いてボールをコントロールしてきっちり決めてくれました。

・その後ノヴァコヴィッチがイエロー2枚で退場したこともあって、浦和が怒涛の攻勢。大宮は簡単にサイドに基点を作られ、しかも柏木なりマルシオなり原口なりを全く掴まえられず、梅崎、原口、マルシオと立て続けに絶好機を迎えますが、バーやポストに嫌われて追加点ならず。この試合がドローに終わった主因はどう見てもこれ。

・とはいえ、満を持してスタメン起用したノヴァコヴィッチがまさかの退場を喰らってしまった大宮は完全に攻め手を失ってしまいました。従って前半わずか1点であっても問題なかろうと思っていた矢先に飛び出したのが東のゴール。DFもボランチも東への詰めが甘いといえば甘く、油断といえば油断なんでしょうが、あれは東を褒めるしかないでしょう。東のゴールは大宮のファーストシュート。

・ひょんなことから同点に追いついた大宮は一人少ないこともあって後半は勝ち点1を奪取することに専念。前半敢行していた意味のないプレッシングなんてすっかり影を潜め、長谷川を前線に残して8人で自陣深く引いてスペース埋めまくり。相手が一人少ない点では神戸戦と同じなものの、神戸と違って大宮はカウンターに鋭さがない分、まかり間違っての一発を喰らう恐れはほとんどなかったのですが、結果は神戸戦と同じで1点が遠く、そのまま試合終了。

・浦和にとって不運だったのは前節休養をもらった柏木が前半腰を痛めてハーフタイムに交代を余儀なくされたこと。代わって宇賀神が左WBに投入され、梅崎がIHに回りましたが、梅崎はスペースがないところでボールを受ける能力では柏木に遠く及ばず。疲弊も手伝ってマルシオも原口も簡単にボールを失う場面が増え、大宮は浦和が中央に縦パスを入れてきたところできっちり潰して防戦。

・膠着状態に陥った局面を打開すべく啓太に代えて小島を入れてみたものの、結果は大失敗。小島は随分引いた位置でほとんど動かず、単なる「パス出し小僧」と化してしまいました。しかも余り効果がないどころか、味方との意思疎通が感じられない無理なパスを連発。たまに訪れる守備機会では軽さ連発。ミシャは阿部を後ろに残して小島をガンガン前に飛び出させるつもりだったのではないかと妄想を逞しくしてみたところで、結果はこの有様。小島投入で浦和は一人減ったようなもの。これじゃいくらヘロヘロとはいえ啓太を残したほうがまだマシだったわなぁ・・・ 

・ここ数試合見られる後半の大失速と共に、宇賀神以外の控え選手に多くを期待できないあたりは「ミシャのスタメン固定の弊害」としか言いようがありません。これが今の浦和の限界といってしまえばそれまでですが、その施策で監督就任初年度にも関わらず勝ち点を順調に積み上げていることも確か。選手層を厚くする命題の解消は来年へ持ち越しでしょう。

・前後半とも何度かFKのチャンスがありましたが、全て不発。シーズン当初と違ってこのところセットプレーでの得点がないのも気になります。仙台との差はここ。

・最後の最後で平川に代えてポポをなんと右WBに投入。ヘロヘロの平川は残念ながら後半あまり意味のないクロスを入れるくらいしかできませんでしたから、ミシャはポポのカットイン&ミドルシュートに賭けたのかもしれません。ポポ自体は不発でしたが、大宮の脚が止まったことも手伝って宇賀神、梅崎、原口と浦和はそれなりにチャンスメークに成功。

・ドン引きの相手にだらだらとパスを回してそのまま試合終了というフィンケ時代にありがちな展開とはだいぶ違う様相にはなりましたが、やはり1点が取れず。これでもキックオフ直後から閉塞感が漂いまくっていた昨年よりは遥かにマシ。

・試合終了後は盛大なブーイングが鳴り響き、一部では罵声も。まぁホームで一人少ない相手に勝てなかったのですから憤りは判らないでもありませんが、さいたまダービーに漂う殺伐感が観客の足を遠のかせ、4万人にも届かない一因になっているような・・・ 試合開始前のシャーレを掲げる暢久 & オリジナル10かつ優勝経験者であることを示すコレオまでは良かったのですが。

20120901027

---ノヴァ--長谷川--
東---------カルリ
---金澤--青木---
下平-片岡--菊地-河本
-----北野-----

得点:45+1分 東

67分 東→渡邉
72分 長谷川→ズラタン
90+1分 カルリーニョス→上田

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2012.09.01

【閉店】逢縁喜縁@神保町

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 神保町駅A3出口から白山通りを北へすぐ。平日夜に往訪。先客4、後客2。

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 メニューは「らぁめん(700円)」とそのバリエーションが主体ですが、「つけ麺」の他に「冷製らぁめん」といったメニューも。もちろん「らぁめん(700円)」を注文。

 店内は島式カウンターが10席の他、4人掛けテーブルが5卓、2人掛けが1卓と都心のラーメン屋としては広すぎで、しかも白山通りに面しているので家賃が高そう。

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 少々歪みのある、妙に凝った丼で登場。

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 長々と書かれた能書きによれば、スープは「濃厚な出汁の鶏塩鍋をイメージした」とのことで、実際そんな感じはしますが、白菜を添えたのが良くないのか「濃厚」には程遠く、鍋としては悪くないが、ラーメンのスープとしては薄くはないけれども弱い印象。鶏肉・豚肉・骨をやたら強調していますが、塩ダレが控えめなこともあってむしろ白菜の甘みを強く感じました。

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 麺は細くて緩い縮れ麺でやや柔らかめ。少々心もとない麺ですが、スープが弱いのでこんなもんでしょう。

 パンが乗せられていますが、スープが弱いのに全く意味不明。他に海苔、鶏団子、チャーシュー、きざみ青ネギ、白菜。

 試みは面白いけれども、完成度の低さは否めず。

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