【展望】12年第26節G大阪戦
・次節は降格圏を彷徨うG大阪との一戦。前節同じく残留争いを演じている新潟に終了間際のPKで追いつかれて、大宮に抜かれて再び降格圏に転落してしまいましたが、驚くべきことに19節以降の7試合で3勝3分1敗と一気に勝ち点を伸ばしています。
・その原動力は何と言ってもレアンドロの復帰。19節から6試合に出場して既に7得点。このクラスのFWがいれば、監督が少々アレであっても何の関係もないんですなぁ・・・まぁかつての浦和も多かれ少なかれそんなチームでしたけど(苦笑)
・他に清水から岩下を獲得して加地不在の右SBを穴埋め。さらに戦線離脱していた加地の復帰が近いとの報も。
・流浪の旅を続けていた家長をもレンタルで呼び戻しましたがこちらは目先ほとんど役にたっておらず、途中出場止まり。
・中澤は依然故障離脱中で、長らくレンタルに出されていたユース出身の丹羽がCBに入っています。また今週になって今季チーム得点王の佐藤が小破して別メニューとの報も。
・一見奇跡的な大復活を遂げているかのように見えるG大阪も、よく見れば勝った相手は大宮、札幌、そして闘莉王不在の名古屋と、ちょっとアレな相手ばかり。同じく残留を争うC大阪と新潟にはホームで引き分け。レアンドロが欠場した鳥栖戦は案の定惨敗と、レアンドロ頼みの○サッカーであることを露呈。そして残る対戦相手は上位チームが目白押し。
・浦和も新潟、大宮、C大阪と今年残留争いしているチームに全く勝てていませんから、G大阪が楽に勝てる相手とは思えません(事実、逆転勝ちした万博でも前半はズタボロでした)が、この状態のG大阪にホームで勝てないようなら優勝なんて夢のまた夢でしょうなぁ・・・
・G大阪は新潟や大宮と違って、「自陣深くでしっかり守ってカウンター狙い」という対浦和戦の常套手段を使いたくても、絶対にしっかり守れないのが辛いところ。どつき合いに持ち込んでくるような気がしてなりませんが・・・ 前節逃げ切りを図ってものの見事に失敗しただけに。
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<前節:G大阪 1-1 新潟>
---佐藤--レアンドロ--
倉田--------二川
---遠藤--明神---
藤春-今野--丹羽-岩下
-----藤ヶ谷----
得点:14分 レアンドロ
65分:二川→横谷
74分:倉田→武井
・そういえば一時「浪速のブッフォン」木村にスタメンを奪われていた藤ヶ谷がいつの間にかスタメンを取り戻していることに気付きましたが、木村は6月末に大怪我ですか・・・運がない選手ってホンマ気の毒。
・前回の浦和戦でもそうですが、松波監督は二川の何が気に入らなくて早々に下げてしまうのか、傍目には皆目判らず。
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<前回:G大阪 1-2 浦和>
---パウリーニョ-佐藤---
倉田--------寺田
---二川--明神---
藤春-金---中澤-内田
-----木村-----
得点:15分 佐藤
HT 二川→遠藤
72分 倉田→横谷
86分 寺田→イ スンヨル
・前半ズタボロの内容ながら加藤の奮戦で1失点で凌いだのみならず、一回こっきりしかなかったチャンスを原口が決めて同点で折り返せたのがこの試合のすべて。
・後半は案の定G大阪が失速し始めたため浦和の攻撃が様になりはじめ、運動量の差が顕著になったロスタイムに梅崎が決めてついに逆転に成功。久しぶりの万博での勝利は実に劇的となりました。
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