勝浦タンタンメン ~ 三彩亭@勝浦
夏休みを利用して、千葉県南部の勝浦一帯で売り出し中の「勝浦タンタンメン」を試食してきました。
209系だらけになってしまった房総半島。
アクアライン&高速道路との競争に負けて、ばっさり減便された特急が、思い出したようにやってきます。
ちらちらと海を眺めながら房総半島を半周。
真夏の書き入れ時のはずですが、勝浦駅前は閑散としていました。
勝浦タンタンメンを出している店はかなり広範囲に散在しており、勝浦駅から歩いてゆけそうなところを見繕って「三彩亭」を往訪。先客ゼロ、後客8。勝浦駅から歩いて2,3分くらい。「勝浦駅入口」バス停近く。
店先に「勝浦タンタンメン」の幟が揺れていますが・・・・
メニューを見ると「勝浦タンタンメン」は片手間に作っているような扱い。ちょっと躊躇しましたが、クソ暑い中で他の店をあたる意欲もなく、入店して早速「勝浦タンタンメン(850円)」を注文。後客も半分くらいは勝浦タンタンメンを注文していました。
店内はL字型カウンター6席と、6人掛けテーブルが1卓。さらに店奥に小部屋を用意。オヤジの仕事を夏休み中の娘2人が手伝っているような、家族経営っぽい店です。卓上のラー油がやたら目立ちます。
表面に刻みタマネギやニラが大量に浮いているのがビジュアル面での特徴。スープは鶏がら、豚骨といった動物系がベース。タンタンメンといってもゴマだれは使用せず、その代わり醤油が効いています。炒め物の脂が少々浮いているものの、総じてさらさらあっさりした仕上がり。ややピリ辛風ですが、物足りなさは否めないので件のラー油を少々添加。
スープはまだしも麺がどうにもいけません。並太の緩い縮れ麺ですが、柔らかいのを通り越してぶよぶよに。この辺はラーメン専門店どころか中華料理店ですらない悲しさかなぁ・・・炒め物に精を出している間に麺を茹で過ぎてしまったみたいな。
穴あきれんげを付けてくれるので、ニラや玉ねぎ、そしてあんまり多くはないひき肉をサルベージ。麺の量は少なめなので玉ねぎを食べに来た印象が残りました。
この内容で850円は超割高。観光地価格といってしまえばそれまでですが。
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