釜彦~那須塩原のスープ入り焼きそば
塩原バスターミナル下車。さらに塩原温泉街の奥へ進んで塩原交番のある交差点を左折。坂を登りきってすぐ。車で来やすいように、温泉街から少し外れた幹線道路沿いにぽつんと建っています。
もともとは温泉街の一角にあった小さな店でした。旧店舗も営業はしていないものの、一応残っています。
メニュー先頭の「スープ入り焼きそば(700円)」を注文。これを食べに行こうと思ったのは「ケンミンショー」がきっかけ(苦笑) 普通の焼きそばもある他、ソースカツ丼が目を惹きます。
店内は店構えほど広くはなく、カウンター6席と4人掛けテーブル、2人掛けテーブルが一つずつ。さらに小上がりにテーブルが3卓。
外見は焼きそばというより限りなくちゃんぽん。鶏がらベースの古典的な醤油ラーメン用スープがベースのようですが、焼きそばのソースとスパイスが渾然一体となって面白い味わい。
ただ焼きそばにありがちな脂っぽさがほとんどなく、あっさりしているためか、焼きそばというよりは限りなくラーメンに近いような。また麺がなくなるとスープの醤油味が正面に出てきます。
麺は細めの縮れ麺で、焼きそばにしてはかなりしょぼい感は否めず。ただあっさりスープとの相性を考えるとこんな麺にせざるを得ないのかも。
具の中では鶏肉の細切れがなかなかの美味。他にキャベツ、かまぼこ。
食材が至ってありきたりなので十分自作可能な気もしますが、面白い味なので一度食べる価値はあります。一度で十分でしょうけど。
那須塩原には「スープ入り焼きそば」を売り物にする店がもう一軒あります。塩原バスターミナルからはこちら「こばや」のほうが圧倒的に近い反面、店も小さめ。
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